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TDアメリトレード・ホールディング

2019年11月27日

米チャールズ・シュワブ、TDアメリを2兆8000億円で買収

米チャールズ・シュワブ、TDアメリ買収で合意 ネット証券再編
2019年11月26日 00:58 ロイター
米ネット証券最大手のチャールズ・シュワブ(SCHW.N)は25日、同業のTDアメリトレード・ホールディング(AMTD.O)を260億ドルで買収することで合意した。全額株式で取得するという。実現すれば、顧客の運用資産が5兆ドルに上る巨大証券会社が誕生し、より小規模な競合企業には連携模索の圧力がかかることになる。 
買収が実現すれば、チャールズ・シュワブは価格競争で優位に立つが、規制当局の承認がなお必要。ただ、ある関係者は合併が承認されないとは思えないと述べた。買収価格は1株当たり52.23ドル。これはCNBCが買収案件を報じた20日終値に26%のプレミアムを乗せた水準。買収完了は2020年後半の見通し。 

米ネット証券シュワブ、TDアメリ買収 2.8兆円
2019/11/26 1:01 日本経済電子版
米国のインターネット証券チャールズ・シュワブは25日、米同業大手TDアメリトレード・ホールディングを260億ドル(約2兆8千億円)で買収すると発表した。米国では10月以降、株式売買手数料を無料にする動きが広がり、コスト削減を迫られていた。大手同士の経営統合が、さらなる再編の引き金になる可能性もある。
今回の買収は株式交換方式で行われる。統合は2020年後半までに終えたい考えだ。両社の証券口座を単純合算すると2400万に達し、預かり資産総額は5兆ドル以上になる。シュワブのウォルト・ベッティンガー最高経営責任者(CEO)は声明で「低コストと優れたサービス、技術を組み合わせる」と述べ、さらなるシェア拡大に意欲を示した。
収益環境の悪化が大型再編につながった。10月上旬にシュワブが株式やオプション取引料の無料化を発表すると、TDアメリやEトレード・フィナンシャルなど大手が追随し、「手数料ゼロ」の流れができた。TDアメリのスティーブ・ボイル最高財務責任者(CFO)は手数料無料化で「純営業収入で約15〜16%の減収要因」と明らかにしていた。統合でコスト競争力を高める。
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アメリカの大手ネット証券チャールズ・シュワブTDアメリトレードを買収したようです。
なんとその買収額は2兆8000憶円という途方もない金額Σ(・ω・ノ)ノ
日本国内のネット証券なんて数千億円あったら余裕で買収できちゃうのに比べて
本場アメリカのネット証券の時価総額はものすごくデカいようですね
(実質的に26%のプレミアをのせて買収したとしてもとてつもない金額です)

米チャールズ・シュワブがTDアメリトレードを買収すると預かり資産は5兆ドル
1ドル=109円で計算したら5兆ドルは日本円で545兆円という途方もない額
ていうかこの5兆ドルって本当に正しい値なのか疑ってしまうくらいでかい金額。
日本だと最大手の野村證券ですら預かり資産は113兆円しかないのに
アメリカではネット証券が545兆円のもの預かりを持ってるということになります
まあそう考えてみるとアメリカの経済規模って途方もないくらいデカいですおね。

日本の証券会社の時価総額ランキングTOP10

アメリカのネット証券では手数料の値下げ競争無料化競争が同時に発生して
あっという間にどのネット証券でも取引手数料無料が標準になってしまい
なんとか利益を確保するために規模の拡大化と買収合戦がおきたようですΣ(・ω・ノ)ノ
日本でもSBI証券は3年以内に株式手数料の完全無料化をやると宣言してるので、
おそらく後3年もすれば同じようなことが日本でもおきるでしょう

日本でも株式手数料無料化の競争がはじまればどこも追随するしかありません。
たとえそれがかなり無茶な競争だとわかっていても参加しないわけにはいきません。
もし、手数料無料化競争に加わらないなら客が残らず逃げて廃業するだけでそ
ネットだけでなく対面型の証券会社にも大きく影響を与えることになり
おそらく特に中小以下の対面型証券はさらに加速度的に廃業まっしぐらだろうし
体力のないネット証券や中小のネット証券・スマホ証券も没落するでしょう(´・ω・`)

松井証券の社長は「屏風と事業は広げるほど倒れやすい」とSBI証券を煽ってたけど
もはやこうなってはむしろ自分とこの会社倒れるのを心配する番だおねΣ(´д`;)
松井証券は株式手数料への依存度が50%と飛び抜けて高いのが分かります
これまでしっかり先行投資をして証券事業以外を育ててこなかっで
ここからの3年間で非常に高いツケを払わされることになりそうですね
また高値でカブドットコムを掴まされたKDDIも高い買い物になりそうです
株式手数料だけでなく信用金利の値下げ競争もすすみそうなので
証券事業単体への依存度が高いカブコムも厳しい局面になるでそ(´・ω・`)
両社とも収益(=売上高)と営業利益が半減するくらいの可能性はありそう

アメリカと違って日本のネット証券は大手資本が株を持ってることが多いので
実際にはそう簡単に大手の買収合戦が起こるとは考えにくいです。
楽天が楽天証券を売るわけもなく、KDDIも三菱UFJもカブコム売らないだろうし。
ただ独立系で証券事業以外で稼ぐ術がない松井証券はかなり苦境に立たされるおね
もはや3年以上先に明るい未来がないことは誰の目にも明らかですから
創業一族が株価の低迷を招く前に売りたい意向を持つことがあれば
アメリカのように買収のターゲットになる可能性は十分ありうるでしょうφ(.. )

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ss2286234570 at 22:04|PermalinkComments(1)このエントリーをはてなブックマークに追加