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ISホールディングス

2018年11月17日

2019年にもライブスター証券の手数料大幅値上げはあるか?

ライブスター証券を傘下に置いてるのがISホールディングスです。
簡単に言うとFX大手だった「外為オンライン」の親会社ですねφ(.. )
一時は大島優子のCMがやたら多かったんで誰でも知っているはず
https://www.isgroup.co.jp/corporate/organization.html


外為オンライン決算
営業収益 36億9700万円(−51.4%)
営業利益−18億1800万円
経常利益−17億8300万円
当期利益−17億4100万円

しかしここにきて遂に外為オンラインが大赤字転落してるようです
4〜5年前までは毎年40〜60億円の営業利益をコンスタントに稼いでたはずだし
DMMFXが出てくる前までの2011年頃まではFX取引高もたしかトップだったような
ただしDMMFXやGMOクリック証券が繰り広げてたFXのスプレッド競争に
参加しなかったことでズルズルシェアを失ってついに赤字に転落したようだお
確かに最近は外為オンラインなんて社名すら聞かなくなったしCMもさっぱり見ません。

かつて外為オンラインとスプレッド縮小競争してたGMOクリック証券は
FXの取引高は今でもずっと1位だしグループも大きく成長してます。
第3四半期(2018年1〜9月)までで営業利益92億なので格差がすごいことになってる
https://www.gmofh.com/ir/financials.html
営業収益 262億3600万円(+21.1%)
営業利益 92億6800万円(+24.2%)
経常利益 94億2700万円(+28.2%)
当期利益 62億1600万円(+20.9%)

8年前は両社とも同じくらいの規模だったのに外為オンラインの凋落が酷いお
赤字に転落したのもよくないけどそれ以上に良くないのはその中身ですφ(.. )
売上高が36億しかないのに営業損失が18億円ってことはとんでもない比率でそ
売上高が4000億円で営業損失が2000億円ありますってのと同じ(((( ;゚д゚)))
これコストが高止まりしてるのに死ぬほど収益(=売上高)が落ちてるんで
たとえコストダウンを頑張ってもちょっとやそっとでは黒字転換が難しいパターン
赤字になったことより売上高が去年より半減してるとこが一番ヤバい

問題なのはこの外為オンラインがISホールディングスの稼ぎ頭であること
ISHDは経営が悪化した時にひふみ投信で有名なレオスを買収したことでも有名
ただ最近はひふみ投信も投信事業が悪化してて顧客離れが鮮明です(´・ω・`)
グループの稼ぎ頭であるこの2社業績悪化の傾向ってのはとても痛い。
これまで企業買収の資本を稼ぎ続けた外為オンラインの不調は特に痛いでそ

稼ぎ頭が赤字だと当然グループ各社はそれを支えないといけなくなります。
赤字は許されないし黒字は絶対今年からはノルマも厳しくなるでそう。
ライブスター証券も投資先行で赤字でもいいやってことでは許されないし
とにかく利益を稼いでグループを支える必要が出てくるのは自明の理でそ(´・ω・`)
ライブスター証券を取り巻く環境を考慮すると、ぶっちゃけ
来年あたりから手数料値上げに踏み切る可能性はかなり高いと予想してます


ss2286234570 at 01:44|PermalinkComments(2)このエントリーをはてなブックマークに追加