FX
2023年03月20日
3/20株式市況 〜クレディ・スイスのAT1債〜

先週末にクレイジースイスはUSB銀行に31億5000万ドル(約4200億円)で買収されることが決定し、週末から月曜朝のダウ先物や日経225先物が急騰しました

取引開始直後は勢いのあった日本市場でしたが、金融不安が払しょくできていないんじゃないかという流れが立てず、引けに向かってズルズルの下げで終了(´・ω・`)
最弱ジャップ相場は−388円というカスみたいな値動きで終了してしまいました。
クレディ・スイスとは明らかにまったく関係ないマザーズ市場だけが地獄を見ました👹
本来なら何の関係もないのによくわからないけど売られてしまうのが新興市場の常ですね。
その晩のアメリカのダウが+309ドル、NASDAQが+117ドル上げたのとはえらい違い

日経平均 26,945円 −388円 (−1.42%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000
東証マザーズ 567 −22.1 (−3.75%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=2516
ダウ 32,539 +294 (+0.91%)
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EDJI/chart
NASDAQ 11,804 +129 (+1.11%)
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
海外市場でなにか変異が起きると一番最初に日経225が売り込まれるわけですが
(世界で一番最初に取引が開始するのでヘッジ市場として機能してるとかなんとか)
そもそも全く関係ないマザーズ市場が一番売られる仕組みは未だに解明されていません

各市場のチャートを見ていくと一番よさそうなチャートはNASDAQのように見えます

NASDAQだけはこの2週間でまったく下げてないしむしろ上げて終わっています

月足チャートでは上な抵抗線を抜けてここからトレンド転換起こしそうな形もGood

恐らくですが、今回の金融不安でFRBがこの先積極的に利上げをしにくくなるので
これが結果的にNASDAQの強さや仮想通貨の上昇につながってるのは間違いないでしょう。
あれだけ弱かったビットコインなんて毎週高値を更新していますもんね(*´∀`*)ムフー
3/23(木)の深夜3時にFRBが金利政策を発表する予定になっていますφ(.. )
本来なら0.5%の利上げが織り込まれていましたが、今回の金融不安と足元の経済指標もややインフレ低下を示してることから利上げ幅はおそらく0.25%に縮小されるでしょう

その後の深夜3時半からパウエルFRB議長の会見が開始される予定になっています。
ここで金利の先行きに対してどのようなことが話されるかが非常に重要になってきます

「利上げを停止する」だとか言質を取られるようなことはおそらく話さないと思いますが
今後の利上げについてのトーンが落ち着いてくれば株価的にはプラス作用でしょう

一部では夏にも利上げが停止され年内にも利下げ開始の報道が増えてきましたφ(.. )
そううまく行くとは楽観してませんが、流れに変化があったのは好感できますね

ビットコイン
https://cc.minkabu.jp/pair/BTC_JPY
2023年03月15日
8/14株式市況 〜FRBの利上げ幅低下と仮想通貨暴騰!〜
直前まではシコリンバレー銀行破綻の記事を書いてる途中だったんですがφ(.. )🇺🇸 株 急反発
— 後藤達也 (@goto_finance) March 14, 2023
・SVB破綻後の金融システムへの警戒がいったん和らぐ
・急落していた地銀株などが上昇
・米国株全体にも買い戻し
・長期金利は前日の急低下からリバウンド
・2月 米CPIは市場予想なみ 総合:6.0%上昇
・3/23FOMCは0.25%利上げ予想優勢 利上げ停止予想も pic.twitter.com/BVaGwtCIeT
その後、仮想通貨が急激に動きはじめたんで記事をアップする順番を入れ替えました📰
さて2023年3月のFOMCではややインフレを示す経済指標が増えてきたこともあり

3月初めまでは0.5%の利上げが妥当だろうという流れでほぼ決まってました(´・ω・`)
ところがそのすぐ後にアメリカでシコリンバレー銀行などが破綻したこともあって

いきなり流れが大きく変わってしまい、現在は混迷の渦中です。
3/13にはGSがいきなり3月の利上げはなしだろうと言い始めましたΣ(・ω・ノ)ノ
アメリカが破綻した銀行の預金を全額保全するといってすぐに一旦は落ち着いたものの
今度はクレイジー・スイスの株価が急落してヨーロッパで混乱が広がったからです

現在のところ3月のFOMCで利上げはおそらく0.25%だろうという予想が1位ですが
一方で、やっぱり利上げ見送りなんじゃないかという予想もしっかりあります。
そもそもFRBやECB(欧州中央銀行)があまりなハイペースで利上げし続けたことが
今の銀行の破綻や混乱につながっているという面も否定できない状況なのでΣ(゚д゚;)
ここからさらに過激に利上げをしていくことは混乱を大きくさせる可能性があります。
ぶっちゃけ足元では米国CPI(消費者物価指数)も米PPI(生産者物価指数)もそれなりに落ちついてるので、あえて状況を無視して利上げをする必要性も低めだおね

ECBのラガルド総裁やパウエルが今どのように考えているかは不明なままですが、
上げたとしても小幅な利上げか、あるいは利上げをいったん見送りもありえそうです。
そうは言ってもヨーロッパはアメリカよりはインフレが激しい状況なので、3月は0.5%の利上げをするとかなり前からはっきり明言してきたという事実があります

とはいえ、クレイジースイスや他の欧州の銀行も株価が急落

まず0.5%の利上げはないだろうと予想されてるし、4月以降も不透明感があります・・・。
個人的には適度に金融ショックが起きて不安定になるのも選択肢としては喜ばしいです

たしかに欧州において金融機関に混乱が広がるのはあまり歓迎すべきではないですが
結果的に、利上げ幅が縮小され、さらに最終的な利上げのターミナルレートが下がるなら

2024年以降と予想されていた利下げ開始が前倒しになる可能性が出てきます(´∀`*)
すぐに利下げ前倒しになるとは正直なところまったく期待してはいませんが、
この数日間に「2023年夏には利下げに追い込まれるだろう」という予想がすでに出てきて
いくつかの為替ニュースや経済ニュースで見かけるようになってきました(*´∀`*)ムフー
今回の金融機関の混乱をきっかけにして利上げ幅の縮小が起きたらいいなと期待します。
個人的に今週一番驚いたのはビットコインがいきなり年種来高値を更新したこと

2月頃から仮想通貨を徐々に買ってたら銀行破綻ショックで週末に暴落

テクニカル的にけっこういいとこまで下げたんで押し目買いしてたらいきなりの急騰

ビットコインにいたっては260万台から一時は350万円を突破して高値付けました

(銀行不安の真っただ中のこのタイミングで年初来高値っていいですね!)
仮想通貨なんて電子クズみたいなものなのに、銀行不安で資金の逃避先となって
電子クズの仮想通貨が買われて上がるってのはさすがに納得できません(´・ω・`)
まあ結論から言えば、平均単価を一気に下げたら急騰

どうせ仮想通貨が上がった理由なんて考えてもわからないんでどうでもいいでしょ。
今回非常にいいなって思ったのは仮想通貨は土日も売買できる点ですφ(.. )
3/10(金)は銀行の破綻ニュースや増資対応が厳しいとかニュースが出ていましたが、
週末に入るとアメリカが破綻した銀行預金を全額保全すると言い始めてたので

下がりっぱなしでまったく上がってなかった仮想通貨を購入しましたヾ(*´∀`*)ノ
ビットコインを270万円前後で、ライトコインを9,200〜9,300円で買い放題でした

今振り返ってもなんで土日にニュースが出てたのに安いままだったのかは謎です。
上記の2つの仮想通貨は値動きが非常にテクニカル的に動くのが好きな理由です。
これまでに仮想通貨を売買したことはあまり多くなないですがすべて全勝です

なぜなら仮想通貨の地合いが悪化しまくって誰にも見向きもされなくなって
仮想通貨が全くニュースの話題にもならなくなったら購入してるからですにょ(σ´∀`)σ
2023年前半は期待してませんが、2024年以降にFRBが利下げするだろうと考えたら
今年の前半にNASDAQ連動型商品と仮想通貨を仕込んでおくのは非常によいでそう

銀行のせいで金融が不安定になればFRBもさらに利上げがしにくくなるわけで
より早く利上げ幅が縮小されて、より早く利上げ到達点に達する事にもつながります

利下げを早めてくれるのならば、短期的な金融の混乱の下げも大歓迎ですにょ(σ´∀`)σ

仮想通貨レート一覧
https://sekai-kabuka.com/bitcoin.html
マネックスグループ(8698) 447円 −9円 (−1.97%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=8698
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8698.T/chart
2023年02月13日
2/14為替市況 〜1月米消費者物価指数(CPI)発表!〜
さて明日2/14は
FRBは足元のインフレのデータを見ながら利上げを検討すると宣言してるので
雇用統計なんかよりはるかに重要経済指標といわれてるのがこのCPIです

まだはっきりとは言えませんが北米で12月末から1月にかけて大寒波がきました⛄
そのせいで鉄道や高速の物流がぶつ切りされたり停滞したりとかなりの騒ぎに

北米ではトラックによる輸送が大寒波で滞れば物資が運ばれないので物不足になります。
何年前かはあまり覚えてないですが、日本でも同じようなことがありましたBIG-TIME SEICHE storm surge flooding at Buffalo Naval Park with winds over 60 mph. Dangerous #blizzard conditions pic.twitter.com/SnZZDQrRHI
— Reed Timmer, PhD (@ReedTimmerAccu) December 23, 2022

関東でも2週間くらいずっと連続で冷え込んで雪が降り続いていた1〜2月において
物流が滞って物資の輸送が遅れれて生鮮食料品がいっ気に跳ね上がってました

今のようなインフレの値上がりではないですが一時的な物価の急騰ですね。
最近はずっとアメリカのCPIはインフレが徐々に落ち着いたという結果ばかりですが

今回のCPIはもしかしたら大寒波の影響をけて少しインフレに振れるかもしれません。
万が一そういう結果が出た場合、FRBがさらに利上げを続けるのでないかと憶測され、利上げが遠のくかもという予測が強まり円安ドル高に振れる可能性が考えられます。
まだ何とも言えませんが、今期は円高ではなく円安に動くかもって話です

今のとこ円安に向かう可能は60%くらいかなと個人的には予測していますがφ(.. )
正直いって今回は気象の影響もあるかもしれないので不透明感が強いです

「どうせインフレ低下で円高でしょ

今回のCPIは外部要因が働いて予想を裏切ることにも十分に警戒しておくべきでしょう。
何もなければインフレ鎮静化に着地でしょうけど、今回のCPIだけはやや注意かなあ

まあ2-3月になれば寒さも収まって物価の上昇が抑えられると思いますけどね

米ドル円 チャート 132円43銭
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY
2023年01月26日
1/26為替市況 カナダ中銀 利上げ幅を0.25%に縮小
アメリカの金利の先行指数といわれるのがカナダ中銀とオーストライクの中銀です。
1/25ついにカナダ中銀が利上げ幅を0.25%に縮小するという発表をしましたφ(.. )
FRBのタカ派のウォーラー理事が0.25%の利上げに言及しておりおそらく0.25%でしょう。
2/1にFRBの政策金利発表とパウエル議長の会見が予定されていますφ(.. )
(正確にいうと日本時間の2/2の朝4時です)
この場でパウエル議長が何をしゃべるかに非常に注目が集まっています(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
まあ実際には2/1の政策金利発表は0.25%の利上げで終わることが強く予想されています。
おそらく利上げ幅については波乱はなく、予想通りに着地するでしょうφ(.. )
経済カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/

ちなみにパウエル議長は2022年12月末の会見では具体的な話をしませんでした

「政策金利についての動向については足元のデータを確認しながら決める」とのみ言っただけで、今後の先行きなどには何も触れずにそのまま終わりました

2/1の会見の場でパウエルがなにを話すかで決定的に大きな分岐点になるでしょう

もしカナダ中銀のマックレム総裁のように「利上げを一旦停止して、利上げ政策の効果を検証する」という利上げ停止を示唆するような発言をするようであれば
即座にドルが売られて円が買われる流れになるし、ハイテク株が急騰するでしょう

利上げの停止はそのまま利下げが近づいていることを予感させてしまうからですφ(.. )
もし利上げ停止なら6〜8月あたりまで利上げを見送って、年内の利上げはせいぜいあと1回あるかないかとなってしまうので米ドルは売られやすくなってしまいます

利下げの予想が強くなればグロース株、NASDAQ、仮想通貨が急騰する流れでそう

しかし一方で、パウエル議長がこれまでの主張を曲げずにデータを見ながら決めるとのみ発言して、今後の利上げ見通しや予定を何も話さないようであったならば
むしろ失望して短期的にドル買い&円安に動く可能性も残っていますΣ(・ω・ノ)ノ
そうなれば短期的に期待で上げてきたNASDAQや仮想通貨が売られる展開になるでそね

このあたりは予想し辛いのでどっちに転ぶこともありえると思われるので注意です

ビットコインチャート
https://cc.minkabu.jp/pair/BTC_JPY
NASDAQチャート
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart

2023年01月12日
1/12為替市況 米消費者物価、12月6.5%上昇 6カ月連続で鈍化

【速報】🇺🇸CPI
— 後藤達也 (@goto_finance) January 12, 2023
市場予想なみでした。発表直後、株価は一進一退です。いつものように下記noteを何度も上書きして、速報・解説します
👇note【上書き解説中】https://t.co/9uWmX0rhEt pic.twitter.com/UxxTzMPMbd
さて注目されていた米消費者物価指数(CPI)は予想通りの結果で終わりました◆ 0.25%利上げか
— 後藤達也 (@goto_finance) January 12, 2023
次回2/1のFOMCは0.25%利上げの織り込みが進みました(確率96%)。12月CPIでインフレ鈍化が確認され、WSJが「0.25%利上げか」と報道。年前半の利上げ打ち止め、年後半の利下げ転換が見込まれています。
👇CPI、FOMC解説はこちら【note】https://t.co/9uWmX0rhEt pic.twitter.com/GtQ9qgoIV8


「当然アメリカの消費者物価指数も下げてるだろう」という予測通りの内容でした。
もし本日1/12(木)夕方のドル円が133円だったらCPIで3円円高になってたでしょうけど
米ドル円は1月1週目に134円77銭つけて以降は米CPIがさらに低下すると予想されて
今日までずっとズルズルと米ドルが売られて

しかも米消費者物価指数が予想通りに着地したのもいまいちでしたね(´・ω・`)
もし予想値よりさらに大きくマイナスだったら127〜128円もありえましたが
予想通りそのままだったらなんのインパクトもないので「ふーん」でお終いです。
もし米消費者物価指数の結果が予想よりも少し高めに出ていたならば
売られすぎいた米ドルが買い戻されて130円台から133〜134円まで反騰したでしょう。
結果的にすべてが予想内の範疇だったので大人しい値動きになってしまいました

ただ、長い目で見れば今回のCPIの結果は大きな変化の第一歩でしょうφ(.. )
かなり明確にインフレが落ち着いてきているのでFRBは利上げに慎重になります。
昨年12月にパウエル議長は「2023年はインフレに関わる直近の指数を確認しながら利上げを決める」と発言してるので、金利政策に変更があるかもしれません。
もしこのままインフレ指数が落ち着いてきたら利上げの根拠は薄くなるからです。
ちなみに自分もFRBの利上げ幅は0.25%に縮小されてその回数も減ると考えてます

2023年の6〜8月あたりに来年を見据えて大きな変化が起きる気がします

米ドル円の為替そのものは長期的にさらに円高121〜125円へと向かっていくでしょう。
ハイテク、グロース株が買われていく地合いが徐々に形成されてきてますね(´∀`*)
経済指標カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/20230117

2023年1月の後半はそれほど大きな経済指標発表は多くないようですが
次回の為替が動きそうな経済指標はおそらく日銀関連でしょうφ(.. )
もちろん2022年12月ほど大きく派手に動いてくるとは今のところ思ってません

ヒロセ通商(7185) 2,483円 −5円 (−0.20%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=7185
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7185.T/chart
GMOフィナンシャルホールディングス(7177) 527円 +2円 (+0.38%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=7177
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7177.T/chart
2023年01月07日
1/7為替市況 〜くたばれ!ラガルド〜

ご存じの通り、2022年は年末に株価が急落してかなりハイテク・グロースが苦戦しました

もちろんFRBが2023年の利上げについて比較的タカ派の発言をしたのもあるんだけど、
それ以上にECBのラガルド婆がやたらインフレで大騒ぎしたってのもあるでしょう(´・ω・`)
ヨーロッパでは2023年の物価上昇率が極めて高くなるのでさらなる利上げを叫んで
一気にふいんきを悪化させて欧州の株価が全面下げ

ところが、12月末からヨーロッパでは暖冬化がすすんでエネルギー消費が伸びず
むしろ暖かすぎて暖房つかわないから天然ガスや石油の利用が伸びませんでした・・・。
1月の1週目は欧州主要国の12月CPI(消費者物価指数)の発表が予定されてました

通常よりもかなり緊張感を高く注視してましたが欧州はどこも物価上昇率が大きく低下

足元では欧州の天然ガス価格がロシアのウクライナ侵攻前まで暴落する始末・・・。
欧州ではラガルド総裁が信用失ったんじゃないのかとすら思いましたφ(.. )
おいおい大騒ぎしたラガルドどうなってんだよと突っこまずにはいられません(´・ω・`)
(個人的にはやたらヒステリーに騒ぐので同志社の紫ババアみたいですごく嫌いです)
経済指標カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/20230101

1/6(金)の雇用統計では物価指数を大きく左右すると警戒されていたが、
平均時給の伸び率が予想より低下したことで、インフレへの警戒感が低下しました

2023年1月以降のインフレを示す指数が下がればFRBの利上げ幅も縮小されるからです

ご存じの通りFRBのパウエル議長は事前に利上げ幅の予測などは立てないとしており
2023年は各月のインフレを示す指数を確認しながら利上げを決めていくとしています

つまり直近において毎月発表されるインフレに関わる指数の影響が大きいということ。
本来ならアメリカよりインフレが激しいと予測されていたヨーロッパ各国において
ドイツでもフランスでも12月のCPI(消費者物価指数)が予想より大きく低かったので
1/12(木)に発表される米CPI(消費者物価指数)も予想より低下すると見込んでいます

https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/20230108

ただし、要注意なのは北米では大寒波が来てエネルギー消費が大きく増えていること

通常の物価はおそらく下がってるだろうけど、寒波で暖房を使いまくっていたら
エネルギ消費が増えてエネルギー価格も高騰してインフレに影響するかもしれません

来週の1/12(木)の米CPI(消費者物価指数)は非常に大きく相場に影響するでそね。
個人的な予想としては、警戒されていた欧州ですら非常に低い伸び率になっていたので
ましてや米CPIは予想値よりも下回る値に着地するんじゃないかと考えてますφ(.. )
もし米CPIが12月に続いて低下すれば米ドル円は129円を割り込む可能性が高いでそう

とはいえ、大寒波で欧州とは真反対の結果が出る可能性があることも事実ですけど

ドル円チャート 132.084
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY
2023年01月03日
1/3為替市況 円上昇、一時7カ月ぶり129円台 日銀の緩和修正観測で
◆ 円高 129円台
— 後藤達也 (@goto_finance) January 3, 2023
1/3ですが、海外ではマーケットが動いています。昨年末の日銀の金融緩和修正を起点に円高が続き、さきほど1ドル=129円台に。10月には151円台をつけましたが、反動の円高もかなりの勢いです。大詰めの日銀総裁人事やその後の金融緩和修正の思惑を巡り、円買いが優勢となっています pic.twitter.com/BzdrKDsFHG
ただしその後は、円安に戻して131円台を回復したりと方向性のない動きをしています

毎年1月1日は為替市場は休場ですが1/2〜1/3は土日でなければ取引が行われます。
ただし市場参加者が少なく流動性が低いのでおかしな動きを示すことがあります(´・ω・`)
材料も見当たらないのに2〜3円一気に動いてまた戻したりといった値動きですね

今回も材料もなくふらふらと方向性のない動きなので流動性の低さが故の動きでしょう。
2022年末は一時的にな133〜134円を回復したもののドルが売られてお終いでした

瞬間的にはリバったものの円高トレンドの流れはこれからも続くと予想されます。
また2022年12月にFRBは「インフレの進度を見ながら金利政策を検討していく」という
身も蓋もない、その場その場で決めるので予測や方向性は示さないとゆっていました。
結果的に2023年の為替はFRBの示す方向ではなくインフレが多くを決定するってことです
経済カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/20230103
1月5日(木)4時にはFOMC議事録公開がありまずここで大きく動く可能性があります
1月6日(金)22時半には純本命格の米雇用統計の発表が控えていますφ(.. )
さらに1月12日(木)22時半には12月の米国消費者物価指数つまり米CPIが待ちかまえます。
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/20230110
1月はこの日が最も重要でド本命の経済指標になるものと予想されますΣ(・ω・ノ)ノ

その後は1月18日(水)19時には12月の欧州の消費者物価指数まであるようです

https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/20230117
特に欧州では今でも足元でインフレが強いままだと年末にも警告されていたので

欧州の消費者物価指数が予想を上振れるような指数が発表される事態になった場合は、
急遽、反転してユーロや米ドルが買われて円が売られる可能性もありえるでそう

1月の為替は非常にピーキー(神経質)で荒れやすい値動きになるかもしれません。
ヒロセ通商(7185) 2,475円 +24円 (+0.98%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7185
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7185.T/chart
GMOフィナンシャルホールディングス(7177) 511円 +3円 (+0.59%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=7177
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7177.T/chart
2022年12月13日
米消費者物価指数(CPI)改善でダウ続伸、ドル円は134円台に急落⤵
米ドル円
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY

前回12/9(金)に中途半端にインフレの再加速をにおわせるような材料が出てしまって
米ドル円が135円から137円台まで2.5円近く円安に戻した


もし12/9に大きく円安にリバウンドしてなかったら素直に円高継続だったのに

137円50〜80銭近くまで円安に戻してしまったので、むしろハードルが低くなってしまい
今回12/13(火)の22:30の米消費者物価指数(CPI)がほんのちょっと鈍化すれば
ドル売り&円高と株高が確定してしまう流れがほぼ見えてきてしまいましたφ(.. )
現在のところは10日前にblogで書いた通りの展開になってきています(*´∀`*)ムフー
https://ss2286234570.livedoor.blog/archives/2022-12-04.html
ウクライナではすでに厳冬期に入ってロシアとの戦線が膠着状態になっています⛄
もちろん完全に凍結してしまえば泥濘したウクライナの沼地や川も凍結するので
もう少し戦車も動かしやすくなって戦闘も散発的に再開する可能性はありますが
もうすでにお互いに戦線が伸びて物資も補給も十分ではなくなってきてるので
春までは戦闘は沈静化して大きな軍の衝突はおさまると米情報部もいっていました

戦闘がおさまれば資源や小麦などの食料品などの輸出も再開しやすくなるわけで
2022年12月〜2022年3月までは穀物や資源価格のインフレは落ち行きやすくなります

むろんアメリカではまだ賃金の高騰が続いているのでインフレを刺激をするのですが
一方で住宅などの家賃の高騰は11月時点ですでに鈍化してるといっていました

今のところ、物事すべてがインフレ鈍化を示しているわけではないことは事実ですが
全体的にはおおよそすでにインフレの峠を越したような指数になってきています。
今後よほどのことがない限りは、インフレ低下で金利引き上げ幅も縮小してくでそう

NYダウ
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EDJI/chart
NASDAQ
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
今後これから利上げ幅が縮小されて落ち着いていけば株高につながりますが
ただNYダウはすでに底値から+19%上げてるので色んな意味でやや織り込み済みです。
一方、利上げに弱いグロース株が多いナスダックはまだ安値をウロウロしてる最中なので
インフレの鈍化によって利上げ幅縮小の流れが強くなるほど上げやすいでそ(。・ω・)ノ゙
当然そうなることを予想してここまでNASDAQ連動型投信を買ってたわけです

3週間ほど前からず〜〜〜〜〜っとNASDAQ連動型投信を買い増ししてきたので
昨晩時点では少し含み損でしたが、これからは主力ポジションとして活躍しそうです

その他のグロース株系やハイテク株系の日本株もそろそろ本気だしてほしいですね。
今回の12月についていえば米消費者物価指数(CPI)の結果はあくまで前哨戦です

重要なのはあくまで12/15(木)04:00からの米FOMCになりますφ(.. )

12月の金利発表自体は0.5%の上げで着陸するんでそう騒ぐほどではないですが、
その後から始まるパウエルFRB議長が記者会見でなにを語るか

おそらくその場で2023年以降のFRBの姿勢や利上げへの取り組みが明らかになり
場合によっては大きくドル円が動く可能性が考えられます(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
通常の場合は12月後半のクリスマス休暇に為替は動かないのが常識ですが
今回だけは、会見の内容によっては大きく為替が荒れる可能性が考えられます(´・ω・`)
ことと内容によっては新たなる数値や目標が示されて市場があらためて動揺し、
年末〜年始に130円割れまで動く可能性も捨てきれなくなると思いますφ(.. )
2022年12月01日
12/1為替市況 靴磨きの少年登場からわずか1ヶ月ちょいで15円の円高

まあ今回は「たぶん」じゃなく、絶対に天井フラグで円高に行くと思ってましたけどね。
もし10月下旬にドル円150円の時に300万円で米ドルを買っていたとしたら

150円がすでに135円まで10%も円高に動いてるので見事に10%の30万損してる計算です。
しかも為替手数料を片道で2万円盗られて往復なら4万円抜かれるんでバカみたいですね。
米ドル円
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY
10月26日には11月までに140〜142円まで円高に行くと予想していたわけですがφ(.. )
実際にはFRBの動向やインフレ率の低下もあってそれよりはるかに円高にすすみました

少し前まで「経済を阻害しようが株価が下がろうが鉄の意思で大幅利上げ!」と叫んでた
パウエルFRB議長がインフレ率の低下を見てあっさりとハト派に寝返りましたΣ(・ω・ノ)ノ
よほど予想外の事態でもない限り、どう考えても利上げ幅縮小と円高は確定でそう

2023年は122〜129円まで円高に動くと少し前に個人的に予想を書きましたがφ(.. )
こちらの予想についてもさらに下方修正して120〜124円かなと考えてます

12月は12/13(火)に米国消費者物価指数(CPI)の発表が予想されていますが
これがおそらくはさらにインフレ率低下の値に着地するふいんきが強いですよね

さらに翌12/14(水)FOMCの政策金利発表と定例記者会見が予定されています。
12月の利上げはおそらく見込み通りに0.5%でしょうけど問題はその後の会見ですね。
おそらくこの場もしくはその前後に2023年以降の利上げの予想が語られて🎤
利上げ回数をより少なく、かつ利上げ幅を0.25%に落とすような発言があるのでは

と予想してるのでさらに円高が加速するだろうというのがぼくちんの見込みです。
もしそうなれば、早ければ2022年内に129円台も見えてくるでしょうね(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
まあこのへんは事前に予想してポジるより事後にポジればいいんじゃないでしょうかね。
12/13のCPIで再度インフレ率がもし高めに出たらドル高円安に動く可能性もあるんで。
経済カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/
2022年11月18日
11/18為替市況 〜12月の利上げは0.5%に縮小か?〜

さて、前回のCPIで一気に売り込まれたドル円が140円を割り込んで回復しませんφ(.. )しかし介入より値幅が出るCPIはすごいわね。結局ドル円上昇は米国のインフレとFRBの政策が原因だったって事かしらね。インフレの国が通貨高になるのは最後までよく分からなかったけどまあいいか。☺️
— ぷろっぷ (@PropTrader88) November 11, 2022
つい2週間前までは市況1(株式)や市況2(為替)の板でも誰も予想してませんでした。
かくいう自分も、CPI悪化でドル売り円高が一気に加速するとは予想してましたが、
CPI低下で利上げ幅縮小観測であそこまでドルが売られるとは思ってませんでした

それはつまり、今までの過度の円安ドル高がそれほど利上げ期待で上げていたことの証拠でもあるわけで、利上げ期待が薄れたとたんにドルが売られたのはまさにそういうことでそ。
FRBのタカ派が過激な発言をしてもほとんど米ドルには影響してませんね(´・ω・`)
以前だったら蜂の巣をつついたようにドル高が起きてたのに、今では起きません

それくらい市場がすでに冷めていて、長期のドル安観測を感じてるってことでしょう。
口先介入みたいなタカ派の発言もあって「ときどきだけ」思い出したようにドルが買われ
ごくたまに140円を回復する場面もありましたが、勢いは弱いままです

米ドル円
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY
チャートだけで見ると142円あたりまではリバウンドしておかしくない形ですが
テクニカルで見たらわかる通り日足チャートで雲を下抜けっぽくも見えます

MAXでも142円台で、141円を回復する可能性すらけっこう怪しい印象ですね。
11月はほぼ確実にアメリカは0.75%の利上げで確定してるのでそれは織り込み済み。
おそらくその際に、12月の利上げ幅についてなにか触れるだろうと思いますφ(.. )
めちゃくちゃ強気で「12月は0.75%利上げで行くぜ!」と宣言でもするならば
もう一度ドルが買われて145円を回復する可能性は当然残されているものの、
おそらくそんな発言はなく「データを見ながら慎重に見極める」くらいの発言でしょう

今の米ドル円は基本的に今後の利上げ幅期待の強弱で動いていきそうな流れなので
あまりチャートのテクニカルを信じての売買は控えた方がいいだろうと思います。
例年12月は2週目以降は海外市場がクリスマス休暇に入るので為替は動かなくなります

しかし今年は、12/13の22:30に消費者物価指数(CPI)発表が予定されているし
クリスマス前にアメリカの12月の利上げを発表することになるでしょうから
かなり為替が例年よりもはるかに大きくブレながら動く可能性が高いでしょうφ(.. )
経済カレンダー 岡三オンライン
https://www.okasan-online.co.jp/tradeinfo/indicator/event/economic/indicators/nextmonth.html
経済カレンダー マネックス
https://mst.monex.co.jp/pc/servlet/ITS/report/EconomyIndexCalendar
ヒロセ通商(7185) 2,421円 +24円 (+1.00%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=7185
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7185.T/chart
GMOフィナンシャルホールディングス(7177) 538円 −4円 (−0.74%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=7177
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7177.T/chart