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追徴課税

2022年02月23日

暗号資産で申告漏れ、追徴2億円超も…年収900万円の会社員

暗号資産で申告漏れ、追徴2億円超も…年収900万円の会社員「納められる金額でない」
2022/02/20 14:28 読売新聞
急拡大する暗号資産(仮想通貨)の取引で、所得の申告漏れや無申告が相次いでいる。国税庁は5年前に取引の利益を「雑所得」として確定申告の対象とし、取り締まりを強化。SNS上では「暗号資産同士の交換は非課税」といった誤った情報も出回り、認識不足から巨額の追徴課税を求められるケースもある。
課税ルールは定まっていなかったが、取引の活発化を受け、国税庁は17年に取引の利益は雑所得にあたるとの見解を示した。暗号資産から円への換金だけではなく、別の暗号資産への交換や、商品・サービスの購入も課税の対象とされた。1年間の取引の収支で一定以上の所得が生じた場合には納税する必要がある。
20年3月には金沢国税局が、取引で得た所得を隠し、約7700万円を脱税したとして石川県の会社役員(57)を所得税法違反容疑で告発。金沢地裁で懲役1年、執行猶予3年、罰金1800万円の有罪判決が言い渡された。
2億円以上の追徴課税を受けた東京都内の40歳代の男性会社員が取材に応じた。男性は自宅を手放さないといけない可能性もあるといい、「正しい知識を持っておかないといけなかった」と悔やんだ。男性は2016年、ビットコインを購入し、他の暗号資産にも取引を広げた。17年末には1か月弱で保有するリップルの価値が約10倍に高騰し、資産価値は4億円以上に膨れあがった。一部は現金にしたが、大半は別の暗号資産に交換した。
交換分の申告が必要とは思わず、現金化した分を除いて確定申告しなかったが、昨年9月、税務署から申告漏れの指摘を受け、過少申告加算税を含む追徴税額は2億円以上になった。
キャプチャ










これ意外と知られてないけど仮想通貨の申告漏れに対して
国税庁が取り締まりを強化したのはわりと最近の話なんでさらに拡大するはずΣ(゚д゚;)

かつてFXでも同じようなことがあって、大量の申告漏れが指摘される事件があって
日本国内でも何百人という単位で億単位の追徴課税を迫られることがありました
最近になって仮想通貨の投資をやり始めた投資家層は20〜30代の人が多いので
「今のところバレてないから大丈夫」と思っている人がいると思いますが
実際にはまったく大丈夫ではないのでちゃんと心配した方がいいでしょう(´・ω・`)

FX取引はかつて金融取引としての分類があいまいだったので課税が甘かったんですが
明確に法令で規制されて金融先物業者として登録されてからは厳しくなりました
FX業者に対して取引してた顧客の前年の全損益データを毎年税務署が受け取って
そのデータをもとに申告漏れをすべてチェックするようになったからですΣ(゚д゚;)

ちなみに仮想通貨業者はかつてまでは客の損益データを税務署に提出してなかったけど
明確に関東財務局に登録する登録制になってからは厳しく強化されてます
過去に遡って過去年度の全ての損益データを税務署に提出しているので逃げ場ないです。
「バレてない」といったことはまずないことを知っておくべきでそう

もちろん税務署だって人手には制限があるんですべての追徴課税を求めるわけでなく
申告してない脱税額が多い人から順に税務署がやってきます(((( ;゚д゚)))
さすがに5〜10万とかのレベルまですべてやることはないでしょうが、億単位や千万単位の無申告は必ず後で税務署がやってくることを知っておいた方がいいでそ
ちなみに申告しないままにしておくと法外な額の追徴課税を請求されます
原則として納税できなかったことを理由に、自己破産することは認められていません
ようは脱税して払えなかったからといってチャラにはしてもらえないってこと。


個人的に仮想通貨取引を本気でやる気が起きないのは税制面の不利が理由です。
遊びでやる程度ならいいけど、さすがに本気で取引する気にはなれません
税率をせめて上限20%くらいに制限してくれないと厳しすぎでそ

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ss2286234570 at 07:09|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加