yogurting ヨーグルティング

赤字転落

2014年10月25日

マネックスグループ(8698)、ついに赤字に転落

マネックスグループの2014年4〜9月期の連結業績(国際会計基準)は、最終損益が3億円前後の赤字になったもようだ。前年同期は67億円の黒字だった。個人投資家の株式売買が減少したことに加え、米国で外国為替証拠金(FX)取引を手掛けるグループ会社「IBFX」の一部事業を売却し、約15億円の損失を計上したとみられる。半期の最終赤字はリーマン・ショック直後の08年10月〜09年3月期以来、5年半ぶりになる。4〜9月期の国内株式市場で、個人の売買代金は前年同期に比べ35%減っており、マネックスも手数料収入や信用取引で得られる金利収入が落ち込んだようだ。
マネックスは11年に現地の証券会社を買収して米国に進出した。米国事業はこれまで四半期ベースでも最終黒字を達成していない。今回の事業売却によって米国事業の利益が年間3億円程度、改善すると見込んでいる。今後も人件費など収益の重荷となっている固定費の削減を進める方針だ。
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SBI証券 第2四半期の業績(平成26年4月1日〜平成26年9月30日)
http://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/tanshin_141023.pdf
営業収益 350億5500万円(−7.4%)
営業利益 149億9000万円(−11.3%)
経常利益 150億3400万円(−10.9%)
最終利益   87億3700万円(−4.9%)

カブドットコム 第2四半期の業績(平成26年4月1日〜平成26年9月30日)
http://kabu.com/pdf/Gykpdf/accountingline/shihanki2014_09.pdf
営業収益 106億2200万円(−14.5%)
営業利益 42億0700万円(−33.0%)
経常利益 43億2700万円(−31.7%)
最終利益   32億4600万円(−9.6%)

GMOクリックホールディングス 
第2四半期の業績(平成26年4月1日〜平成26年9月30日)
http://www.gmo-click.com/media/2014/10/cd89b064dca12759183972fe89a14b93.pdf
営業収益 104億5000万円(−3.7%)
営業利益 26億7000万円(+  0.4%)
経常利益 26億7800万円(+  2.1%)
最終利益 18億3800万円(+  3.2%)


マネックスグループ 第2四半期の業績(平成26年4月1日〜平成26年9月30日)
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120141023063361.pdf
営業収益 228億0000万円(−21.9%)
営業利益     3億0000万円(−97.2%)
経常利益     3億0000万円(−97.2%)
最終損失     3億0000万円


昨年はアベノミクスのおかげで業績絶好調だったマネックスグループですが
政治の追い風がなくなるとあっさりと赤字に転落してしまったようです
とはいえ、赤字の要因は子会社(IBFX)の売却に伴う特別損失の発生みたいなので
(いわゆる会計上の赤字というやつなので)それほど心配すべきではありませんφ(.. )

個別で見ると国内のマネックス証券自体はしっかり利益を出してるようです。
ぱっと見たところ、営業利益ベースで4〜9月の半年間で33億円ほど稼いでますね
キャッシュが流出したという訳でもなさそうなので、深刻な赤字ではありません(`・ω・´)
しかし340億円もの高値でつかんだ米国事業の惨憺たる結果は深刻というべきでそ

過去を振り返ってみてもマネックスという会社は買収がすごく下手くそな会社だおね。
米トレードステーションを340億円で買収した時も
「規模は小さいけど開発力のある高収益のすばらしい会社だ」なんて散々煽っといて
蓋を開けたら赤字垂れ流しクソ会社ただの不良債券になっています。
買収当初は通期で10億円ほどの営業利益を期待できるなんて書いてたくせに
いまでは完全に黒歴史化していて決算の場でもあまり米国事業には触れたがりません
「米国事業の黒字化」という言葉もずっと先延ばしをくり返すだけ(゚д゚)、ペッ
数年以内にグループの売上高(営業収益)が1000億円だとかバカじゃないのかと
今度から決算の場で投資家に将来のことを語る際は
小保方さんのお面をかぶって説明することをおすすめしますにょ(σ´∀`)σ

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ただしぼくちんが一番深刻視してるのは目先の業績ではありません。
マネックスの未来を左右するのはツールだと睨んでいます

マネックスは複数のトレードツールを抱えてるのでその維持コストが莫大です
(開発元に高い改修費用や維持費用をずっと払い続けているから)
コストが高くて業績のよくないマネックスはツールのリストラを考えてるようです。
複数あるトレードツールの中から「マネックストレーダー」を終了させて、
「マーケットステーション」というツールへの一本化を計画してるようですにょ(σ´∀`)σ
もちろん経営的な判断からいえばコストダウンや維持コストの削減は正しいでそう。
しかし、古くからマネックスを使っていてマネックストレーダーに慣れ親しんでる
お客からすれば、改悪以外の何ものでもないし、縁義理のきっかけになりかねません

マーケットステーション」というツールはシンプレックスが開発したツールです。
ほぼ同じ機能の似たようなツールが松井証券、クリック証券、野村ジョイン等にもあるお。
逆にいえばマネックス以外にもどこにでもある一般的なツールってことだおね
しかしマネックスの古くからいるお客が一番慣れ親しんでるのは
シンプレのツールではなく
「マネックストレーダー」という日経QUICKが開発したツール。
この日経QUICKが開発したツールは最近あちこちでコストダウンの一環で削られてて
他のネット証券ではあまり見られなくなってきた特殊なタイプのトレードツールです

マネックスは手数料や金利が高いですが、このツールに慣れ親しんでる人たちは
他に選択肢がないという理由でずっとマネックスに居残り続けてきて良顧客です
今回マネックスはコストダウンのためにこの良顧客の追い出しを計ろうとしていますΣ(゚д゚;)
よそにいくらでもある一般的なツールであるマーケットステーション」を残して
よそではほとんど見かけなくなった「マネックストレーダー」を終了させてしまうと、
お客側から見れば「もはやマネックスに残ってるメリットがない」となるでそう(´;ω;`)

コストダウンという経営的な観点から考えると正しそうに思える判断でも
ゲーム理論的な観点からいえば非常に正しくない判断だとおもいますにょ(σ´∀`)σ
会社の判断としては正当化される判断でも、お客側からの観点から考えると
「マネックスを見捨ててお客が他社に流出する」ことを容認してしまうだけだからです
慣れ親しんでるツールがなくなって、どこにでもよくある一般的なツールしかなくなって
おまけに手数料と金利は他社の10倍高いなんていわれてしまったら
一体どこのバカがマネックスに居続けようという非合理的な判断をするんでそうか
みんな手数料の安いよその会社に引っ越そうと考えるだけなんじゃないでしょうか
この流れがもし本格化してしまうとマネックスの良顧客の流出が止まらなくなって
手数料をたくさん落としてくれるお客の顧客離れが加速する可能性があります
予見しうる可能性の中でおそらくそれが最も最悪の結果でそう(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

マネックスは会社の判断を正当化するためにお客側の判断を無視しちゃってんだおねΣ(゚д゚;)
経営側から見たら正しい合理的な判断も、反対側から見れば最悪の判断だってことです。

コストや時間短縮のためにメニュー表の廃止を目論んだマクドと同じタイプの失敗でそう
(コスト削減のためにやったことが顧客離れにしかならなかったという典型例だおね)
コストダウンってのはお客側から見えないところでこっそりやるべきであって、
お客の目の前でコストダウンを堂々とやっちゃうのはけっこうマズイとおもいます。
(コストダウンによってサービスが低下したとお客側にはっきりと認識されちゃうから)
吉野家だって収益改善のために肉の質を落として汁の質を落としたのが
1回目の倒産の原因だったってはっきり認めてますよねφ(.. )
なんでこんなアホなことやってんだろなって思いますね


「ナンバーワンになれないことはやらない」 マネックス松本氏が語った、成長し続ける経営力
松本:(笑)。年までにどうこうじゃないんですけど、自分が今考えているビジネスモデルとかビジネスの領域を考えると、今トップライン、営業収益が500億なんですけれども、1000億くらいまでは大体こういうことをやればいけるだろうと。しかもまあ、数年で。
マクロ関係も随分振らされてしまうのですが、数年という単位で、トップラインで1000億まではいけるだろうと思っています。税前のOPマージン(営業利益率)が今30%くらいなのですが、それも50%くらいまであげられるんじゃないかな、と思っています。
佐々木:今アメリカの事業も4半期ベースでいうと黒字?
松 本:EBITDAで黒字化して、今期中にEBITでも黒字化してくると思います。社員が3分の2から7割がアメリカなんですよ。で、アメリカの社員の半分 くらいがディベロッパー、開発者で。グループ全体のシステム開発を。日本にもたくさんいるのですが、主にアメリカを中心に開発をしています。


2011年07月26日
340億円で糞株つかんだマネックス

2011年04月23日
マネックスが米国ネット証券を完全買収へ
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2011-04-23.html
 


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2014年10月16日

地獄逝きの特急券、ジャパンディスプレイ

Jディスプ今期一転赤字に、アップル向け出荷遅れ−株価急落
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2014-10-15/100-i1af7wqn
2014年10月15日 17:32 ブルームバーグ
スマートフォンやタブレット向けに中小型液晶を生産・販売するジャパンディスプレイ は15日、今期(2015年3月期)の純損益予想を100億円の赤字に下方修正した。工場閉鎖による特別損失計上のほか、関係者によると、アップルへの出荷が遅れたことも一因で、16日の株価は値幅制限いっぱいのストップ安で引けた。
この日の同社株価は急落して始まったあと、午後はストップ安水準に張り付き、そのまま前日比18%安の359円で終了した。 下方修正の理由として同社は、大口顧客への出荷の遅れや、タブレット向けディスプレーの販売不振などを挙げた。コスト削減のため生産効率の劣る液晶ラインのある深谷工場(埼玉県深谷市)を16年4月に閉鎖し70億円の特別損失を計上する。 

ジャパンディスプレイ、深谷工場を閉鎖 15年3月期最終赤字に
2014/10/16 日本経済新聞
中小型液晶の世界最大手、ジャパンディスプレイは15日、スマートフォン(スマホ)向けの高精細パネルを生産する深谷工場(埼玉県深谷市)を2016年4月に閉鎖すると発表した。中国のスマホ向け出荷が想定より増えなかったため、主力の茂原工場(千葉県茂原市)などに生産を集約し競争力を高める。伸びるスマホ向けを巡り、関連部材の販売競争が激化してきた。ジャパンディスプレイは同日、15年3月期の最終損益を従来予想の268億円の黒字から、100億円の赤字(前期は339億円の黒字)に下方修正した。工場閉鎖に伴い70億円の特別損失が発生するほか、中国メーカー向けパネルの単価下落などが収益を圧迫した。
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買ってはいけない銘柄筆頭として何度も指摘してきたジャパンディスプレイのお話です
詐欺IPOとして名高いジャパンディスプレイさんですが
上場してまだ7ヶ月しか経ってないといのに黒字見通しから赤字転落へと舵を切りました
ジャパンディスプレイが上場前に株主に説明していた開示資料があったはずですが、
あの資料とは一体なんだったんでそうか?もはや呆れて物もいえないおね( ゚д゚)ポカーン

ジャパンディスプレイ(6740) 359円 −80円 (-18.22%)
http://kabutan.jp/stock/chart?code=6740
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=6740.T&ct=z&t=6m&q=c&l=off&z=n&p=s,m25,m75,b&a=v,ss
ジャパンディスプレイは上場して1ヶ月目に業績を下方修正したいわくつきの会社です。
いくら経理や財務担当者がバカや無能であってもこんなことはありえません。絶対に
実際は中身が悪いのを知っていて間違いなく黙っていたんだと思います
もしかしたら東証の上場審査部もそこに薄々気がついていたのかもしれません(((( ;゚д゚)))
しかし、上場審査に引っかかることもなく、誰も止めないままぬけぬけと上場しました。
なぜならジャパンディスプレイは大株主の「産業革新機構」
持ち株を市場で処分して投資資金を回収するためだけに仕組まれた上場だからです
ただしこの仕組まれた上場はある意味において政府主導で計画されたようなもんなので、
金融庁や証券取引委員会や動く可能性は0.0001%もないとおもいます。

「産業革新機構」は政府が出資してるファンドみたいなもんです
ゆえに損することは許されません(`・ω・´)
政府系ファンドということは曰く付きの案件にも手を出さなきゃいけない責任も伴います。
そのブラック案件こそ今回の主人公のジャパンディスプレイさんです。
元からどこの企業やファンドも手を出すのを渋っていた高リスクの案件だったんだおね
普通の企業やファンドなら出資が焦げ付いて全損して終わるのですが、
「産業革新機構」は政府の力を背景にして無理やり回収する手法をもってます
それが今回のIPOというマジックです
東証なんて軽く圧力かければ大人しくなるのでまさに言いなりだおね。
上場審査部ももしかしたら「ヤバイ」と気付いてたかもしれませんが、
そのあたりは大人の事情ということで軽くスルーされて上場OKの返事が出ます
(パチンコ業界に天下りしまくってる警察がパチンコを賭博で検挙しないのと同じ)

金融庁や証券取引委員会も産業革新機構もグルみたいなもんですが
東証は金融庁に監視・処分される側なので逆らえるわけがありませんΣ(゚д゚;)
産業革新機構がインチキくさいIPO案件を東証に持ち込んだとしても
東証にはそれを拒んだり否定することが立場的にできないってことだおね
だからこういういわく付きの銘柄ってのは触らないに限ります
個人投資家ができることは危険な銘柄には近づかないことだけでそ(´・ω・`)
そのあたりの話は過去に何度も書いてるのでそちらでも読んでみてください。


2014年08月08日
買ってはいけない日本郵政株

2014年06月11日
個人投資家の嵌め込み、郵政株に騙されるな
2014年04月29日
嵌め込み系IPO ジャパンディスプレイ(6740)が下方修正で暴落

2014年05月29日
IPOの断末魔 〜すべての始まりは上場審査の緩和〜


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2014年10月08日

マクドナルドが大赤字に転落

日本マクドナルドホールディングスは7日、2014年12月期の連結最終損益が170億円の赤字(前期は51億円の黒字)になる見通しだと発表した。仕入れ先だった中国の食肉加工会社が期限切れ鶏肉を使っていた問題を受け、売り上げが一段と落ち込んでいるため。鶏肉問題を巡り減損損失62億円、原材料の廃棄費用など31億円を合わせ、93億円の特別損失を計上する。同問題の影響を見極めきれないとして、従来予想は「未定」としていた。通期の最終赤字は03年12月期以来、11年ぶりとなる。
売上高は15%減の2210億円、営業損益は94億円の赤字(前期は115億円の黒字)、経常損益は107億円の赤字(同102億円の黒字)を見込む。
マクドナルドが同日発表した9月の既存店売上高は前年同月比16.6%減と、大幅な落ち込みが続いた。コンビニなど異業種との競争激化もあり、既存店売上高は9月まで8カ月連続で前年割れした。
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マクドナルドが通期で大赤字に転落すると発表したようですにょ(σ´∀`)σ
プロ経営者の原田マジックで業績が大改善していたマクドですが、
(実際には最後の1.5年くらいは悪化して、ずっと既存店売り上げがマイナスでした)
傾いた勢いは戻ることなくあっというまに奈落の底
追い討ちをかけたのは安い中国産の期限切れ鶏肉だったようです。
品質よりも安さを選んでいたことがみごとに地雷に化けたということだおね

はっきりいってマクドの商品はすごくインチキくさいと思います(`・ω・´)
だって商品価格を引き上げて高価格商品を増やすわりに
食品としての安全性の改善、商品価値の向上には興味をもってないからです
モスはやや高めの価格帯商品で売ってますが味や安全性にはけっこう気を使ってます。
(最近業績のよいリンガーハットもモスも品質を上げた後で値上げしました)
マクドは値上げするくせに安全性は最低ランクをずっと維持しつづけました。
中長期的な指標より、短期的な利幅を意識していた証拠ではないでそか?
まあそのへんの甘さというかいい加減さが下地となって火を吹いた印象があります

でも一番問題なのは品質や味じゃなく消費者に無視されてることだおね(´;ω;`)
高くて不味いということでお客はモスは他店に流れ戻ってきません。
もはや消費者の選択肢にすら入っていないってのはけっこう致命的でそ
利益の減少や損失というのはコストダウンや短期対策でも改善可能です。
既存店売上高のこの減りっぷりはかなりヤバイとおもいます
しかし、売上高の減少ってのはそうそう簡単に回復できる問題ではありません。
ものすごい努力忍耐時間が必要だからですφ(.. )


マクドナルド(2702) 2612円 −25円 (−0.95%)
http://kabutan.jp/stock/chart?code=2702
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2702.T&ct=z&t=6m&q=c&l=off&z=n&p=m25,m75,b,m65,m130&a=


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2014年04月23日

くりっく365の人気が凋落→大赤字へ

金融取の前期、2期連続の営業赤字 FX・金先の取引減少で
東京金融取引所が23日発表した2014年3月期決算は、営業損益が12億4700万円の赤字だった。営業赤字は2期連続で、赤字幅は前の期(5億8100万円)から拡大した。外国為替証拠金(FX)取引で「くりっく365」の取引数量が大幅に減少。超低金利が続き、円金利先物の取引数量が減ったことも影響した。株価指数証拠金取引は日経平均株価の上昇で堅調に推移したが、補えなかった。
売上高に当たる営業収益は50億2700万円と8%減り、経常損益は11億1400万円の赤字(前の期は3億7800万円の赤字)だった。最終損益は18億5500万円の赤字(前の期は5500万円の黒字)で、05年3月期以来9期ぶりに最終赤字となった。都内で記者会見した太田省三社長は、FX取引の減少について「昨夏以降の円相場の予想変動率(ボラティリティ)の低下に加え、店頭FX業界で激化した競争の影響で投資家の取引が流れた」と説明した。
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くりっく365を運営している東京金融取引所が大赤字に転落したようです(((( ;゚д゚)))
前年度は辛うじて黒字だったことを考えると、最終損益が18.5憶の赤字ってのはけっこう厳しい
業績の悪化の理由を「ボラティリティの低下による取引高の減少」とか書いてありますが、
明らかにそれは違うだろと、大証FXと同じで取引所FXの人気の低下が最大の要因でそ

そもそも取引所FXは「税制優遇」があったからこそユーザーを惹きつけてたという要因があります。
それが法改正されて、店頭FXも取引所FXも税制が統一されてしまったので、
ユーザーから見ればすでに取引所FXを利用するメリットや理由がまったくありません(´Д⊂)
大証FXも取引の減少に歯止めがかからなくなり今秋(10/23)にも取引を終了させます
税制が統一された時に、こうなることはずっと以前から時間の問題だったと思いますにょ(σ´∀`)σ
このまま取引が低迷して赤字が続くならくりっく365の終了の可能性も考えられなくはないでそ
天下りの官僚を抱えてるので法改正による逆転ホームランの可能性もなくはないですが、
よほど大きな一発逆転ホームランでもないとなかなか厳しそうだおね(´・ω・`)


2014年02月28日
大証FXの終了が今秋10月に決定したようです


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2014年02月09日

パナソニックは黒字、ソニーだけ赤字の背景は「あの法則」の発動?

ソニーのテレビは消えてしまうのか。同社はパソコン事業の売却に続き、赤字が続くテレビ事業の分社化を決めた。電機業界では「韓国のサムスン電子と組んだのが転落の始まりだった」との声も聞かれる。ソニーのテレビ事業はブラウン管時代に「トリニトロン」で世界を席巻した。しかし、成功体験が災いして液晶テレビ進出に出遅れ、2004年にサムスンと大型液晶パネル生産の合弁企業を設立する。当初はソニーのシェア拡大に寄与したが、合弁がサムスン主導で運営され、割高なパネル調達を余儀なくされた。テレビ事業は一度も赤字から脱却できず、12年に合弁を解消した。
一方、この合弁を機に「ソニーの技術がサムスンに流出した」(国内家電業界関係者)とされる。サムスンはウォン安を武器に、日本製よりも低価格な大型液晶テレビを投入、世界の市場でシェアを奪っていった。「あの提携が日本のテレビ事業を破壊するきっかけの一つとなった」(同)との恨み節も聞かれる。

経営再建中のソニー は、今期(2014年3月期)の純損益予想を1100億円の赤字に下方修正した。テレビ、パソコンなど家電事業の再建に取り組む中での想定外の赤字見通しとなった。事業再建の一環として同社は、パソコン(PC)事業を売却することも明らかにした。
平井一夫社長は、主にパソコン事業やテレビ事業などデジタル家電分野で構造改革を進める予定で、14年度末までに5000人の人員削減も行う。これら構造改革費用として今年度200億円を上積みし、来年度は700億円を見込んでいるが、15年度以降の固定費削減効果は年間1000億円以上になるとしている。発表によると、7月をめどにパソコン事業を日本産業パートナーズに売却するほか、テレビ事業については分社化する。 

そんなソニーを尻目に、パナソニックは経営改革のスピードを加速させる。
パナソニックは薄型テレビなどデジタルAV家電を、冷蔵庫や洗濯機などを手掛ける白物家電部門に統合する。配置転換は1000人規模に及ぶが、人員の削減は行わない。労働組合に13年12月に組織改変を申し入れ、協議を進めており、4月に実施する予定だ。津賀一宏社長は昨年秋、「テレビを特別な商品と考えていない。白物家電のひとつとして位置付ける」と体制の変更を示唆していた。テレビに過度の期待をせず、その比重を急激に下げていく。
1月上旬、米ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」の会場で、津賀社長は「タイムリーに投資しなければならない状況が増えてきた。住宅関連や自動車分野でM&A(合併・買収)を検討する」と述べ、巨額赤字が続き大型投資に慎重にならざるを得ない状況から、14年は攻めの経営にギアを切り換え、積極投資に転換する方針を明らかにした。これを好感して同社の株価は12年末の522円から1345円と上昇、約2.6倍になった。4年ぶりの高値である。
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ソニーに「かの国の法則」が見事に発動したと話題になっています
これまでの法則はどちらかといえば「ネタ的」なものも多分に含まれていたわけですが
今回のソニーで炸裂した法則は本物の法則ですにょ(σ´∀`)σ
実はソニーが2004年にサムスンと液晶パネルの合弁会社を作ると発表した時
ソニー経由で他国に技術が流出する危険性を指摘する記事がすでにあったんですおね
下手すると、ソニーの技術流出のせいで他企業にも影響が及ぶかもしれないという
指摘はすでにされていて、そしてそれがすべて現実になったというのが顛末です(゚д゚)、ペッ
そういう意味では、ソニーの失策と汚点はこれからもずっと残り続けるでしょう。
「日本のテレビ産業を破壊し、壊滅に追い込んだのはソニーだ」

最近のソニーとパナソニックとを見比べるとわかるのは、
人事改革にまでメス入れて本腰で変わろうとしてるパナソニックと
外側とか部門整理とか上っ面だけの改革で終わってしまってるソニーとのです
パナソニックは津賀社長の指示の下で大きな人事改革も実行しました。
これまでパナソニックの伏魔殿とも揶揄やされてた本社人事にメス入れたんですおね。
本社にいるだけで大して機能もしてない、グループ間調整という名目だけで
飯を食ってた高給取りの茶坊主社員を一斉に追放するという荒業をやりました(((( ;゚д゚)))
もちろんそのせいで業績が一気に改善したとかそういう意味ではなくて、
それを断行することで「社長の本気度をグループ内外に明示した」という
そういう目に見えない効果ってのはものすごくあったと思いますφ(.. )

ソニーはグループの従業員数が15万人、パナソニックは29万人もいます。
それらすべてを管理して同じ方向に導くのはそれだけで骨が折れるでそう。
大きな企業というのは、ともすればグループ内のベクトルが点でバラバラで混乱しやすく
まず経営者がそのベクトルを一つに絞って明示することが何より大切です。
そしてグループ内の力をしっかり発揮させる条件を整えることですおね(´・ω・`)
パナソニックについてはその点がソニーより少しまともに出来てる気がするんです


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2013年11月12日

ドリコム(3793)が萌えゲーム失敗で赤字転落

ドリコムは10月30日、2014年3月期(2013年度)通期の業績予想を下方修正し、前回予想時に2億5000万円の黒字としていた最終損益が一転、2億円の赤字に転落する見通しだと発表した。修正後の見通しは、売上高は前回予想時から25億円減の75億円(前期は84億9000万円)、5億円の黒字としていた営業損益は3億円の赤字(前期は4億7400万円の黒字)となる。
l_sk_drecom










寒い日々が続きますが、芯から心の温まるニュースが届きましたにょ(σ´∀`)σ
上場してすぐにブログ事業が失敗して、会社が潰れそうになって、
楽天の支援とゲーム事業で大穴を当てたドリコムさんに赤字転落のお知らせです

ゲームなんて当たり外れの大きい産業なんで外しても恥ではありません。
しかし、オタ向けのガールズゲームで外すと恥ずかしいのはなぜだろう(´∀`*)
しかもやたら力を入れて社運を賭けて投資した萌えゲームが大失敗すると
この上なく面白いと感じてしまうのはなぜなんでしょうか?m9(^Д^)プギャー

むしろ「ファンタジスタドール ガールロワイヤル」のマネタイズが失敗して〜
今期は赤字に転落の見込みです〜みたいな決算説明会の動画を見てみたいですおね。
明日にでもさっそくどこかに転がってないか探してみようとおもいます(`・ω・´)
そうはいうものの、なつさんのDeNAも見事に暴落しているようです
週末あたりからえれー気分が悪くてなんだかやる気の出ない日々です(p_q*)シクシク

ただ、為替も株価も明らかに上昇気配を見せてるなと感じます
まずドル円自体がすでに月足チャートで上に抜けかけていますにょ(σ´∀`)σ
http://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
今すぐ円安なのかどうかはさておき、かなり高い確率で円安気配を感じます
年末12月以降は、あまり為替が動かないことが多いですが、
それまでに一気に動いて103〜105円を突破してくるんじゃないかなと予想してます。
そして、TOPIXもまた月足チャートで大きなトレンドの節目に差し掛かっています
http://kabutan.jp/stock/chart?code=0010
これまで抜け切れなかった月足の大きな雲をぶち抜いて上に抜けそうな気配です。
ちなみにTOPIXが月足チャートで雲の上に抜けるのは実に8年振りです(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
その前は1999年の秋なので、かなり長い間ずっと抑えられてたってことですおね

ちなみに、1999年の秋2005年の秋はその後のバブル相場の入り口でした
過去の事例に沿うなら、ここから大きなバブル相場が来るんじゃないかと予測しています。
もちろん消費税の値上げもあるので一概に断言できるかっていわれたら多少微妙です。
しかし、全体の長期トレンドと為替とを見る限りではバブルの気配を感じています

個別で見ると、月足トレンドが良いのは丸三証券やオリックスですおね(*´∀`*)ムフー
http://kabutan.jp/stock/chart?code=8591
ちなみにオリックスも丸三証券も2005年の秋以降に確率変動を起こしています。
バブルに入ってそれ以降に大暴騰してるんですおね(*´∀`*)ムフー
今回もこの流れにのって上がってくれることを期待してますにょ(σ´∀`)σ

いちよし証券、丸三証券、極東証券ってどこもよく似た値動きです。
日経が下がって売買高がないときは大赤字で暴落してますが
日経平均が本格的な上昇に入ると、業績がやたら回復して激しく上昇います
こういうボラティリティの高い銘柄はやはり押さえておきたいですおねφ(.. )


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2013年10月01日

ミクシィ(2121) 終了のお知らせ

ミクシィは10月1日、2014年3月期通期の連結業績予想を下方修正し、営業損益が16億円の赤字に転落する見通しだと発表した(前回予想は10億〜20億円の黒字、前期実績は25億7400万円の黒字)。売上高は前回予想の120億〜135億円から、40億〜55億円減の80億円へと大幅減となる見通し。前期実績(126億3200万円)からも大きく落ち込む。スマートフォン版mixiゲームのリニューアルによる課金売上高の拡大を見込んでいたが、当初計画を下回って推移した。
中国開発拠点の閉鎖などコスト構造の見直しを進めているが、法人化した「ノハナ」やスマートフォン向けネイティブゲームなど新規事業のユーザー拡大に向けた先行投資もあり、営業赤字に転落。経常損益も17億円の赤字(前回予想は10億〜20億円の黒字、前期実績は26億2900万円の黒字)となり、業績見通しの下方修正に伴い繰延税金資産の取り崩しを迫られる結果、最終損益は26億円の赤字(同5億〜11億円の黒字、16億5400万円の黒字)となる見通し。

ミクシィは10月1日、結婚サイト「youbride」などLINEの結婚支援事業を取得すると発表した。LINEは12月2日付けで会社分割を行い、結婚支援事業を承継するDiverseを設立。ミクシィは同日、同社の全株式を約11億円で取得し、100%子会社化する。youbrideは1999年にサービスを開始し、13年10月現在の累計会員数は72万人と「成長を続けている」という。ミクシィは同事業の取得を通じ、より多くの人々に多様なつながりを提供し、事業ポートフォリオの拡大を図るとしている。SNS「mixi」とyoubrideの連携は行わず、単独で事業展開する。
l_yuo_youbride











ミクシィはまさに日本の元祖SNSであり、Facebookになれる可能性があった会社です。
しかし、その後のサービスの進捗が遅れたことと、既存ユーザーの反発を買うような
サービス改悪を繰り返したことで「過疎SNS」というありがたくない名称で呼ばれるようになりました

決算を見るとおそろしくやばいことに気が付きます。
赤字だからではないです。信じられないほどの猛スピードで売上げが減少してるからです
利益ってのは投資コストが膨らんだり、一時的な費用が膨らめば悪化したりもします。
ただし、売上げさえきっちりあれば経営改善次第でけっこう簡単に黒字化はできたりします。
しかし、売上げの減少ってのは短期的な施策や小手先の戦略では改善しません
「売上高」の大幅な悪化というのは赤字転落よりもかなり深刻な問題といえるでしょう(((( ;゚д゚)))

http://blogos.com/article/70939/
最近のミクシィを見てると本業を既に見捨てたかのような動きが多いです。
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アクティブなユーザー数を増やすとか、PV数を増やすといった戦略を諦めてしまったのか?
外部企業と連携した補完サービスの提供とか企業買収とかそんなのばかりです(´・ω・`)
まーそれだって立派な企業戦略といえなくもないですが、本業放棄ってのはどうなのかと。
「mixi」という本業のユーザー数の増加とか広告掲載単価の改善とかは諦めたのでしょうか。
LINEが本業でないからって不要とされた事業をありがたがって買収してるようじゃ・・・。
しかも「mixi」とyoubrideの連携はせずただ買収しただけってなんなんだろか
売上げ高減りすぎて、既存事業の先行きがあまりに見えなくなってきたから
慌てて手当たり次第に買収してるようにしか見えないのはぼくちんだけでしょうか(。・ω・)ノ゙


ミクシィ(2121) 1248円 +48 (+4.00%)
http://kabutan.jp/stock/chart?code=2121
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2121.T&ct=z&t=6m&q=c&l=off&z=n&p=m65,m130,m25,m75,b&a=
株価は一時的に反発しているようです。
でも今日からはかなり激しく株価が下げるんじゃないかなってのが個人的な予測です
特に売上高が当初の予測120−135億円よりショートして80億円へ大幅減少ってのがまずい
過去数年間の決算短信をチラッと見てみましたが、
去年も一昨年も売上高は130億くらいあってそれなりに利益は出てたようですおね。
でも今年は売上高が激減して−30〜40%近くまで減る見込みだそうです。
もし来年以降もこのペースなら売上げ高そのものがなくなるんじゃないでしょうか
とすら心配になってしまうほどのまずい決算内容でした(´;ω;`)
新社長はかなり意欲的でがんばるタイプのようですが、いかんせん
会社自体の衰退のスピードが速すぎていかんせんなんともしがたいような印象です


ss2286234570 at 22:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加