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西友

2025年03月06日

ディスカウント店トライアル、時価総額1.7倍の西友を3826億円で買収 

西友、ディスカウント店トライアルが買収 3826億円で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC121X60S5A210C2000000/
2025年3月5日 13:13 日本経済新聞
総合スーパー(GMS)の西友をディスカウント店大手のトライアルホールディングス(HD)が買収する。5日、トライアルHDや西友などが発表した。米投資ファンドのKKRと米ウォルマートから7月1日までに西友の全株式を取得する。買収額は3826億円となる。トライアルは地方や郊外で培ったディスカウント店の知見を生かして西友を再建する。
西友買収にはイオンパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)など小売り大手が名乗りを上げた。2次入札に応札したトライアルHD、PPIHなどを軸にKKRが売却先の検討を進め、このほどトライアルに決めた。4000億円弱の規模に達した買収額に加え、採算性の低い郊外や地方でも大型店で収益を稼ぐトライアルの経営手法を評価したもようだ。西友は米ウォルマート傘下だったが、2021年にKKRと楽天(現・楽天グループ)がウォルマートから85%の西友株を取得した。23年には楽天Gが20%の持ち株をKKRに売却し、現在はKKRが株式の85%を持ち、残る15%をウォルマートが保有する。トライアルは今回、西友の全株式を取得し子会社化する方針で、売却が完了すればウォルマートは日本市場から完全に撤退することになる。
トライアルHDは食品スーパーとホームセンターを融合させた大型の商業施設「スーパーセンター」が主力だ。現在、九州から北海道まで約330店を展開し、その6割を同店が占める。地方や郊外に広い駐車場を備え、ほぼ全店が24時間で営業し、食品から衣料品、日用雑貨、工具まで生活で必要な商品の需要を網羅する。
2024年6月期の連結決算は売上高が前の期比10%増の7179億円に達し、小売業の売上高ランキングで22位(23年度)の規模を持つ。24年3月には東証グロース市場に上場した。
01年から、他社のGMSが撤退した多層階の店舗に大きな改造などを施さない「居抜き」によって出店する取り組みを進める。1階は食品、2階は衣料品や日用雑貨などと売り場を分けることで館全体の収益性を確保する。また08年には北海道の地域スーパー「カウボーイ」を買収し、ディスカウント店に転換した実績もある。
トライアルはシステム開発会社を源流とする小売業の中でも珍しい歴史を持つ。技術者を多く抱え、IT(情報技術)を最も活用する小売企業と目される。専門の子会社を有し、タブレット付きの電子カートは国内で2万台弱が稼働中だ。
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トライアル、西友を買収 再建のカギ握るデジタル化
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC133MZ0T10C25A2000000/
2025年3月5日 21:41 日本経済新聞
ディスカウント店大手のトライアルホールディングス(HD)が5日、スーパー大手の西友を買収すると発表した。2024年3月に東証グロース市場へ新規上場したばかりの新興勢が老舗を傘下に収める形だ。トライアルHDは西友をスーパーとホームセンターの融合店に転換させるといった具体的な再建策の検討に入った。得意のIT(情報技術)が再建のカギを握る。
5日、東京都内で記者会見したトライアルHDの亀田晃一社長は「新規上場して資金を得たにもかかわらず、十分に活用できていなかった。デジタル技術で店舗の高度化を積極的に進め、両社のシナジー効果で利益を創出したい」と語った。
トライアルHDは24年6月期の連結決算で売上高が前の期比10%増の7179億円、営業利益は37%増の191億円に達する。手元資金は1000億円程度ある一方、有利子負債は約140億円にとどまり「無借金経営」に近い。亀田社長は「買収資金は銀行からの借り入れで充当する。両社の利益で返済力は十分出て財務の健全性は維持できる」と語った。
トライアルHDは自社開発のタブレット付き買い物カートを西友に導入し、リテールメディア(小売り広告)を新たな収益源とする構想だ。
リテールメディアはメーカーなどから広告料を得て、商品のクーポンなどをアプリや画面に表示する仕組み。成長市場であり「小売事業よりも粗利率が高い」(業界関係者)とされる。小売り広告の国内市場規模は28年に1兆845億円と、24年の2.3倍になるとの予測もある。トライアルHDの亀田社長は「圧倒的に安く出店し、店舗を低コストで運営することを目指している」と話す。西友の強みであるEDLP(エブリデー・ロー・プライス、毎日安売り)は維持する方向だ。トライアルと西友、両方のシステムを融合し、商品の値付けを適時に上げ下げする仕組みなどを導入することで収益を最大化する。
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https://x.com/aryarya/status/1897150325506842933
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トライアル 沿革
トライアルは関東にあまりないのでまったく知らないスーパーでしたが、ガイアの夜明けで見たのでその時に興味を持って監視対象に登録した銘柄ですねφ(.. )
沿革と読むとおそよスーパーとは思えないような内容が多く、システム開発会社が設立したスーパーだと言われたら「なるほどな」とうなずいてしまいます
カリスマ経営者が起こしたスーパーというより計算ずくで合理的な判断で経営されている、ある種不変性のある会社に見えたので投資対象としては魅力を感じます


2025年1月に上記の記事を読んでもうすぐ3月頃にイトーヨーカ堂と西友が身売りされて買い手が見つかるだろうと書いてあったので気になっていたのですが、
最近になってイトーヨーカ堂や西友のニュースを目にすることが急に増えてきました
西友を買収したのはてっきりイオンあたりかなと思っていたので、上場してまだ1年も経たないトライアルが西友を買収したというのは驚きでした
買収前のトライアルの時価総額が約2,000億円だったので、2,000億円の会社が約3,800億円の西友を買収したということはまさに小が大を飲み込んだということ

一点気になるのは西友の買収資金3,800億円を銀行からの借入資金でまかなうというとこ。
まあ楽天モバイルみたいに西友は赤字ってわけでなく普通に数百億円の利益を出してます
上場で調達した手元資金も十分あって大赤字でもないなら普通に返済はできそうです。
ただ最近は金利が上がってるので銀行への支払金利が増えやすいためそ少し気になります

ちなみに買収した西友はトライアルの店舗に改装するといった計画は内容で、
今の西友にあるブランドや雇用や店舗は基本そのまま引き継いで運営していくようです。
レジにあるクレカ決済やPayPay決済なども廃止せずそのまま残していくんだとか
(これなら都内の西友利用者も安心して今後も継続利用してくれそうですね)
最近までクレカ決済もできなかったトライアルも最近はすでにクレカ対応済みとのこと。

トライアルという会社は元はスーパーのシステム開発を受託していた会社だけあって
普通のスーパーではなくなかなか興味深いシステムや機能が満載のようですねφ(.. )
自社システムで自動化を進めてるので人件費をかけなくても24時間営業しても問題ないようで、周辺のコンビニを軒並み撤退させたりと競争力が強いようです

しかも超ハイテクの無人営業スーパー「トライアルGO」の開発も進めているようなので、
もし完全実装されて都内の西友の近辺や大型ビルの中にコンビニの代わりに設置されたらかなり便利になるし、むしろコンビニを潰してしまう可能性もあるかもです。
「社長のカリスマ」とか意味不明な「従業員の営業力」などで伸びたスーパーならまるで興味を持てませんが、自動化という機能を備えたスーパーなら興味が持てる銘柄です

今すぐトライアルを買う予定はないですが、もし都内や関東全域の西友にトライアルのシステムが導入され自動化がすすめばコストを大幅に改善できる可能性があります
トライアルは販管費が1割台と非常に低く、競業相手のドンキよりかなり低いとあります。
もしそのノウハウを西友全店に導入できればコストを大幅に低減して利益率を伸ばせます
買収によって店舗数を拡大して全国規模で大幅に販管費の抑制がもし成功できるならば
全体の売上高だけでなく営業利益や利益率も改善できる可能性があるともいえますφ(.. )
記事をありったけ読んで色々調べたので今回の記事を書くのにかなり時間がかかってしまいましたが、投資という面においてかなり勉強になりかなり良い記事を多く読めました




トライアル、3つの「あえて」戦略 24時間・自前・地方
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0698O0W4A900C2000000/
2024年9月21日 2:00 日本経済新聞
九州発のディスカウント店、トライアルホールディングス(HD)の存在感が増している。店舗数は300を超え、3月には上場も果たした。レジカートなど独自開発のリテールテックが注目されるが、強さの本質は技術に裏付けられた低コスト運営と、商品の安さにある。各地の店舗や研究拠点を回ると、3つの「あえて」の逆張り戦略が浮かび上がった。
1つ目は「ほぼ全店が24時間営業」だ。福岡市内ですら一部のコンビニが24時間営業を取りやめているなか、幹線沿いの大型店が深夜未明でもこうこうと明るく、駐車場に車が並ぶ。食品はもちろん、乳児用品や翌日必要な学校用品など夜間ニーズをすくい取る。人手不足や光熱費高騰のなか、なぜ実現できるのか。一般的なスーパーでは人件費の3割がレジ要員とされる。トライアルでは、昼は25%の客がレジカートを利用するため、店員数を抑えられる。さらに深夜の人員は「昼間の半分以下」(同社幹部)。レジカート専用レーンの店員も置かず、据え置きのセルフレジなどで会計してもらう。スーパーでは通常、朝の開店前に品出しし、人件費だけがかかる時間帯ができてしまう。トライアルではほとんどの商品の品出しは1日1回に限り、深夜帯に売り上げを立てながら作業する。
2つ目の「あえて」は「自前主義」だ。連結子会社は24社あり、食品開発・製造はもちろん、システム開発、物流、建設まで多岐にわたる。
3つ目は「田舎出店」だ。例えば、人口約7000人で町内にコンビニが1軒しかない過疎地、福岡県小竹町にもスーパーセンターを出店。土地は安価だが、広域から集客して日常消費を総取りする必要がある。同社は独自の商圏分析ソフトを使って将来の採算性を予測し、出店先を決めている。亀田社長は「地方のインフラを維持するのが使命だ。『生活必需店』でありたい」と話す。
効率経営は財務指標にも現れる。売上高に占める販売管理費の割合は17.5%と、驚異の1割台。ディスカウント店「ドン・キホーテ」のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(24.9%)、ホームセンター大手のDCMホールディングス(28.4%)などを軽く下回る。さらにコストを分解すると、水道光熱費比率は1.3%、広告宣伝費比率は0.5%。総合スーパー(GMS)が主力のイオンの約2分の1、約3分の1にとどまる。
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トライアル(141A) 2,000円 −45円 (−2.20%)

パン・パシフィック・インターナショナルHD(7532) 3,925円 −55円 (−1.38%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7532
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7532.T/chart

イオン(8267) 3,845円 −42円 (−1.08%)
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8267.T/chart

上記の3銘柄の中で来週以降狙うとしたら最近は調整してきてるパンパシですかねφ(.. )
イオンもチャートはいいけど押し目って感じじゃないので少し待ちたいところ
トライアルは「ガイアの夜明け」の特集を見てからかなり興味を持った銘柄ですね
今すぐ買おうとかは思わなかったけど非常に面白そうな銘柄に感じました(*´∀`*)ムフー
この先の西友買収の結果やその相乗効果などがよりはっきり目に見えてくるようであれば、買いを検討してもいいかなと可能性を感じる銘柄でしたφ(.. )




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2022年05月29日

【悲報】西友店内で楽天モバイルが圏外のままだった・・・

西友で「楽天ポイント」 食品スーパー首位への野望
2022年3月17日 2:00  日本経済新聞
西友が本格的に「楽天経済圏」に加わる。楽天ポイントを導入し、新たなアプリも投入。楽天グループの会員基盤を生かし、デジタルマーケティングやネットスーパーを強化する方針だ。狙うは「食品スーパー首位」の座。どんな構想を描いているのか。2022年4月、西友が運営するスーパーマーケットの店頭の景色が変わる。楽天ポイントの大攻勢が始まるのだ。「西友」「リヴィン」「サニー」の全店舗で4月1日から「西友デザイン」の楽天カードの発行が始まり、4月5日には電子マネーの「楽天Edy」、4月26日には「楽天ポイントカード」がそれぞれ使えるようになる。「楽天ポイントカードを提示したら通常の5倍ポイントが貯まる」「楽天カードや楽天Edyで支払えば、楽天ポイントの還元率がアップする」。西友はこうしたキャンペーンを4月以降、店頭で次々と展開していく予定だ。
「スーパーマーケットにもDX(デジタルトランスフォーメーション)が求められている。楽天のエコシステムを西友の店舗と融合していくということだ」3月10日、東京都内。楽天グループの三木谷浩史会長兼社長は戦略説明会でこう語った。
キャプチャ











「セゾンカード感謝デー5%OFF」終了へ 春以降、楽天との会員プログラムの開始を予定
2022/01/14 18:05
クレディセゾンは、西友との提携クレジットカード「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード(ウォルマートカード セゾン)」のサービスを2022年3月31日で終了すると発表した。西友の意向を受けての対応としている。西友では今春以降、楽天との会員プログラムを開始する予定。楽天は、今年1月11日には「楽天西友ネットスーパー」を含むネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」を開始している。 

西友への出資、米ファンドと楽天が発表…ネットスーパーやキャッシュレス決済強化
2020/11/16 10:46 読売新聞
米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と楽天は16日、スーパー大手の西友に出資すると発表した。西友の親会社の米小売り大手ウォルマートから西友株をKKRが65%、楽天は新たに設立する子会社を通じて20%を取得する。提携を通じて、西友のデジタル戦略を強化する。西友が強みとする格安路線は続け、新型コロナウイルスの感染拡大で需要が高まっているネットスーパーの強化や、現金を使わないキャッシュレス決済の導入などを進める。
最近スマホ無料廃止のネタでなにかと話題の楽天モバイルにさらなる悲報
楽天といえば2020年に西友に出資するというニュースが出てたので、
てっきり西友の店内くらいは楽天モバイルが問題なく使えるんだろうと思ってたのですが
なんと!西友がセゾンカードとの提携を解除して楽天カードに切り替えずみなのに
いまだに西友店内では楽天モバイルがまともに利用すらできないようですΣ(゚д゚;)

あれだけ楽天Payをアピールしときながら圏外で利用すらできないとかキチガイ沙汰・・・

楽天モバイルはビルの中ではまともに利用できないとか、地下では完全圏外になってまったく利用できないとかいろんな噂があったのでそれなりに知ってはいましたが、
まさか提携先の西友の店内ですら利用不可というのはちょっと衝撃でした
よくこんな品質で通信カバー率が改善だの言えたもんだなとさすがに驚きでした(´・ω・`)
言っちゃあなんですが、安いだけの品質はゴミ以下のカス携帯ってのは本当のようです
無料ならともかく、建物の中でまともに利用もできないとかもはやただのゴミでそ。

楽天って昔からできもしないことを「できる」とかなり大嘘つく企業体質でしたけど
さすがにここまできたら開いた口が塞がらないレベルですよね(゚д゚)、ペッ
正直言って本気でバカなんじゃないかと思うレベルです。

あれだけ派手に楽天Payや楽天ポイントカードのスマホ決済をアピールしときながら
西友の店内ですら楽天モバイルが圏外になるとかもはや酷いとかのレベル超えてる
楽天モバイルなんて金払って利用するレベルじゃねえ〜の画像貼ろうかと思ったけど
めんどくさくなったので止めますけど、さすがにこれはダメですね(´・ω・`)

楽天(4755) 727円 +13円 (+1.82%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=4755
https://finance.yahoo.co.jp/quote/4755.T/chart

2022年02月05日
セゾンカードさん、西友にあっさり切られる

2020年11月17日
KKRと楽天、西友株式の85%を取得


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2022年02月05日

セゾンカードさん、西友にあっさり切られる

「セゾンカード感謝デー5%OFF」終了へ 春以降、楽天との会員プログラムの開始を予定
2022/01/14 18:05
クレディセゾンは、西友との提携クレジットカード「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード(ウォルマートカード セゾン)」のサービスを2022年3月31日で終了すると発表した。西友の意向を受けての対応としている。
西友では今春以降、楽天との会員プログラムを開始する予定。楽天は、今年1月11日には「楽天西友ネットスーパー」を含むネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」を開始している。 

株式会社西友との提携サービス終了について
いつもセゾンカードをご利用いただき、ありがとうございます。
このたび、株式会社西友の意向により、2022年3月31日(木)をもちまして誠に勝手ながら株式会社西友と株式会社クレディセゾンとの提携サービスを終了することとなりました。これに伴い、「ウォルマートカード セゾン・アメリカン・エキスプレスR・カード(以下、ウォルマートカードセゾンと略す)の新規入会終了、並びに株式会社西友及び楽天西友ネットスーパー株式会社と共同で提供してまいりました以下サービスを順次終了いたします。


西友がついにセゾンカードとの提携サービス終了に踏み切ったようですねΣ(゚д゚;)
そうは言っても、1年半前に米ウォルマートが西友の持ち株を85%売り飛ばし
米投資ファンドと楽天の傘下に入ってたので当然といえば当然の結果でしょうφ(.. )

もともと米ウォルマートは売却額を2400億円で提示していたのに
実際には米投資ファンドKKRと楽天はたったの300億円という破格価格で買収してます
おそらく楽天としてはこれから西友の持ち株比率を上げていくと思います
(ファンド側はあまり長く持っていても意味がないので換金したいから)
西友の売り手が楽天だったこともあってセゾンカードとの提携終了は時間の問題でしたが
わりとあっさりとセゾンカードが切り捨てられてしまったようですね

セゾンカードを発行してるクレディセゾンはそもそもセゾングループの中核企業で
西武百貨店や西友とはセゾングループという同じグループに所属していたわけで
いうなればクレディセゾンと西友は兄弟企業みたいな間柄であったわけです(´・ω・`)
しかし西友が売却されてしまったことでこの縁が完全に切れてしまったということですね

カード事業においてはカードを利用してもらえる面(場面や機会)は非常に重要で
さらにいえば西友の利用をきっかけにしてカード発行の獲得も期待できたわけです。
今後は西友でのカード支払いは全面的に楽天カードへの切り替えが進むでしょうし
その結果、楽天カードの発行と利用はさらに促進されていくことになるでしょう

長期的に考えたら西友という面を失ったクレディセゾンにとっては痛恨の痛手でしょう。
ただでさえ西武グループはコロナ過で苦しんでるし、グループ解体が進んでいます
グループ解体というのはボディブローのようにクレディセゾンに効いてきそうです。

クレディセゾン(8253) 1,318円 +7円 (+0.58%)
足元ではアフターコロナ銘柄全般は回復基調なので株価も上げそうな気配ですにょ(σ´∀`)σ
エイチ・アイ・エス近畿日本ツーリストもアフコロ銘柄どこも強いです

2020年11月17日
KKRと楽天、西友株式の85%を取得

西友が300億円でウォルマートから楽天・KKRに「大安売り」される理由
2020.11.16 7:11 ダイヤモンドONLINE
米小売り最大手ウォルマートが、傘下の国内スーパー西友の売却を打診している。米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と、楽天が約300億円で買収する。実は、この売却金額だが、ウォルマートは当初、約2400億円を提示していたことが、事情に詳しいファンド関係者への取材で分かった。金額は、交渉の過程で段階的に引き下げられた。ウォルマートは2008年に西友を完全子会社化したが、その投資総額は約2500億円。ウォルマートの当初の売却希望額(約2400億円)に近い金額である。



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2020年11月17日

KKRと楽天、西友株式の85%を取得

西友への出資、米ファンドと楽天が発表…ネットスーパーやキャッシュレス決済強化
2020/11/16 10:46 読売新聞
米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と楽天は16日、スーパー大手の西友に出資すると発表した。西友の親会社の米小売り大手ウォルマートから西友株をKKRが65%、楽天は新たに設立する子会社を通じて20%を取得する。提携を通じて、西友のデジタル戦略を強化する。
ウォルマートは引き続き、15%を保有する。売却額は明らかにしていないが、株式の売却に当たって西友の企業価値を1725億円と見積もった。

西友が300億円でウォルマートから楽天・KKRに「大安売り」される理由
2020.11.16 7:11 ダイヤモンドONLINE
米小売り最大手ウォルマートが、傘下の国内スーパー西友の売却を打診している。米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と、楽天が約300億円で買収する。実は、この売却金額だが、ウォルマートは当初、約2400億円を提示していたことが、事情に詳しいファンド関係者への取材で分かった。金額は、交渉の過程で段階的に引き下げられた。ウォルマートは2008年に西友を完全子会社化したが、その投資総額は約2500億円。ウォルマートの当初の売却希望額(約2400億円)に近い金額である。
18年7月には、日本経済新聞などが「ウォルマートが複数の流通大手や投資ファンドなどに売却の打診を始めた」と報じていた。当時、売却金額は「3000億〜5000億円規模」と取り沙汰された。今回のウォルマートの売却希望額は、この下限に近い金額だったといえる。






ご存じの通り、楽天はすでに西友と組んでネットスーパー事業で提携してるんで
西友本体に出資してさらに関係を強化するのはむしろ通常の流れじゃないでしょうか
ただこれまでネットスーパー事業では対等の関係だったのかもしれないけど
西友の株を楽天が持つとなれば立場的には楽天の方は強くなりますね株主なんで。

すでに本家の米Amazonはアメリカ国内で百貨店とかスーパーとか
ようは今まで競合していた会社を買収して傘下に置いたるすることが増えています
楽天もAmazonとネット通販事業やってるしビジネスも基本同じタイプなので
これから既存の非ネット事業に出資したり買収したりするケースが増えるでしょうね
コロナの影響度を見るとさすがに飲み屋とかファミレスには手を出さないだろうけど
スーパーとかドラッグストアに出資したり買収したりってのはありそうな話です

すでに楽天は東急と組んでデータを活用した広告会社的なものを設立しています。
東急でも楽天カードや楽天ペイの導入もこれから進めていくようですが
一方、東急カードを廃止するわけではなく楽天カードと両立させていくようです
ただこれだとどこまで行っても楽天側としてはあまり美味しくないので
楽天カードを絶対的に流通させることのできる場所(市場)を獲得すべく
小売り業の会社への出資や買収を増やしていくのはまず間違いないでそφ(.. )

西友は元西武グループなので西武系のセゾンカードが流通していますが、
2〜3年後には西友からセゾンカードが一掃されて楽天カードに変わっているかも
ま、少なくともこの先セゾンカードが残る可能性はかなり低いんじゃないかな
西友のメインカードは楽天カードに変わって楽天ポイントが付与されるようになって
西武ライオンズではなく楽天ゴールデンイーグルスを応援するようになる(´・ω・`)
将来的にはそっちの方向に大きく舵を切ることになりそうな印象です

もし西友という大きな市場を失うようなことになればダメージ受けるのはセゾンカード
今回の情報はクレディセゾンにとってはかなり大きなマイナス材料になりそうです。
なんせ西友失ったらカードの発行数がガクッと減ってしまいそうですから

クレディセゾン(8253) 1,226円 −46円 (−3.62%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8253
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8253.T&ct=z&t=6m&q=c&l=off&z=n&p=m25,m75,b,e25,e75&a=v


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