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手数楼値下げ

2020年10月25日

マネックス、株式手数料を無料化ではなく値下げ

マネックス 株式手数料の引下げ(一日定額・信用取引手数料)
2020年10月22日
2020年11月2日(月)(予定)約定分より国内株式の取引手数料を一部引下げます。一日定額手数料で1日の約定金額が100万円以下の場合、取引手数料500円(税抜)でお取引いただけるようになります。また信用取引の取引ごと手数料において約定金額100万円以下の価格帯の取引手数料も引下げます。さらに、一日定額手数料で1日の約定金額合計が50万円以下の場合、取引手数料(税抜)を全額キャッシュバックするキャンペーンをあわせて実施する予定です。

一日定額手数料の引下げ
一日定額手数料とは、1日の現物取引と信用取引の約定金額の合計額に対して手数料を計算する手数料コースです。この度、1日の約定金額が100万円以下の価格帯を新設し、取引手数料500円といたします。
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SBI証券や楽天証券が約定代金100万円以下の定額手数料を無料化しましたが
マネックスは無料化ではなく、手数料の値下げにとどまるようですφ(.. )
SBIや楽天ほどの規模もないし企業としての総合的な力もないんで
やはり同じような規模で手数料無料化に踏み切ることはできなかったってことでそ

以前のインタビュー記事でもあまり乗り気でないことを表明しています
「手数料競争には追随はするが、率先して値下げするつもりはない」
「様子見もしないが、積極的に値下げ競争をするつもりもない」とあるので、
今回の無料化ではなく値下げするというのがマネックスの結論なんでしょう(´・ω・`)
正直なところ、マネックスの戦略は上手くいかないと思います

なぜならマネックスの戦略はあくまで顧客流出を防ぐための防衛策でしかないからです
激しく争う戦争において防衛策だけ専念してもぶっちゃけなんの意味もないんですおね。
重要なのは、そこで時間を稼ぎつつ株式部門以外で稼ぐ戦略を立てれるかですから
穴に籠っていくら徹底抗戦したとこで、食料や弾の補給が尽きたら死ぬだけです。
そう硫黄島で洞窟に籠って部隊がほぼ全滅した日本軍の守備隊みたいに(´・ω・`)

中でも最もマネックスの戦略でよくないのは先が見えないことでそφ(.. )
一時的にかつ一部的にSBI証券が手数料の無料化をしただけならば
マネックスがこれに対抗して無料化ではなく値下げで応じても正しいと思うんですおね。
でも今回は、SBI証券は数年かけて完全に手数料無料化をやると宣言してるわけで
今だけ一時的な手数料の値下げで対抗したとしてもほとんど意味がないでしょう。

3年後に本当にSBI証券が手数料無料化を完全に達成してしまったら
新規口座開設者はSBI証券に奪われてマネックスは口座を増やせなくなるだろうし、
なによりその先ずっと永久にお客がSBI証券に流出し続けるだけでしかないからです
一時的に流出するのを防ぐためなら無料化ではなく値下げで対抗するのは理屈に合うけど
一生流出し続けるのを手数料値下げで防げるのかと言われたらそれは無理でそ

1回殴られるだけならガマンして耐えるという対抗手段はあると思うけど
この先10〜20年間ずっとバットで殴り続けられるのはガマンでは防げないからです
というかどこかの時点で許容点を超えてしまって死んでしまうだけだからです。
硫黄島の戦いって日本軍が奮闘して活躍したとか変に持ち上げられてますけどね
でもあれって時間稼いだだけで最終的には守備隊ほぼ全滅してるんですよね
軍隊なら本体を守るために支援部隊が全滅覚悟で戦うのは意味があるけど
マネックスは本体しかないんで全滅覚悟で時間稼ぎする意味なんてあるんですかね

この先において、SBI証券は手数料無料化から撤退しそうな見込みがあるなら
マネックスが値下げ対抗して時間稼ぎして凌ぐという戦略には意味があるけど、
ぶっちゃけSBI証券が手数料無料化を中止して撤退するっていう可能性はほぼないでそ
根本的に戦略の選択肢を間違ってる気がするんだおねΣ(゚д゚;)





ss2286234570 at 07:25|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加