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値下げ

2022年12月02日

GMOクリック証券、SBI証券の機先を制して手数料完全無料やるか?

GMOクリック証券 株式取引 27歳以下現物取引手数料が無料に
2022年12月5日(月)約定分より、27歳以下のお客様の現物取引手数料を無料といたします。既に口座をお持ちのお客様、新たに口座を開設されたお客様も対象となります。エントリー不要で手数料無料が適用になります。
【対象者・条件】
・個人のお客様で「28歳の誕生日前日の約定分」まで現物取引手数料が無料となります。
・既に口座をお持ちのお客様、新たに口座を開設されたお客様も対象です。
※コールセンター取引手数料、不足金および追加保証金期日超過による強制決済手数料、単元未満株の買取・売却手数料は無料とはなりません。

SBIHD、傘下証券で株式手数料の撤廃目指す−23年度上半期から
2022年11月14日 19:35 Bloomberg
SBIホールディングスは14日、傘下のSBI証券で2024年3月期の上半期から、国内株式売買手数料などの無料化を目指すと発表した。SBIHDの北尾吉孝社長は同日の投資家向け決算説明会で、手数料撤廃で口座数の増加が期待でき、株式以外の商品の取引やグループ各社の顧客層拡大が見込めるとの考えを示した。
SBIHDは、これまで22年から国内株式売買手数料などを無料化する方針としていたが、システム増強が必要だとして時期を延期した経緯がある。SBI証では21年4月から25歳以下の顧客の手数料を無料化しており、適用を拡大する。
発表資料によると、SBI証の営業収益に占める同売買手数料比率は22年度上半期で約12%まで低下。北尾氏は同比率が5%程度に下がってからの無料化拡大を考えていたが、口座が増えれば、外国為替や信用取引の取り扱い増加のほか、生命保険や暗号資産交換業務などを含めグループ全体の収益底上げが見込めると判断したと説明した。



以前出ていたニュースではSBI証券は2023年3月にSBIネオモバイル証券とシステム統合して
その合併が終わったあとにSBI証券が株式手数料完全無料を実施するとあります

みずほ銀行を見たらわかる通り、システム統合をやるとなると統合が完全に完了するまでは新サービスのリリースやシステムの改修は出来ません(´・ω・`)
統合が最優先されて万が一統合後のデータにズレがあると大変なことになるからです。
(SBI証券とSBIネオモバイル証券は商品も異なるし手数料体系も大きく異なるので)

SBI証券が手数料完全無料を開始してしまうと他のネット証券は一気に苦しくなります
顧客がどんどんSBI証券に流れて流出してしまうので一気に負けてしまうからです。
SBI証券は2023年上半期(2023年7〜9月あたり?)に手数料完全無料に踏み切りますが
逆にいうと、システム凍結期間である2023年3月までは動けないってことですφ(.. )

どう考えても2023年上半期になってしまえば他のネット証券は必ず完敗です。
おそらくSBI証券のスケジュールを逆手にとって2022年12月〜2023年3月あたりに
SBI証券に先行して株式手数料完全無料化をやるネット証券が出てくると思いますφ(.. )

Wカップ🏆もそうですが、予選で強豪国に負けてるチームが3戦目で引き分け狙っても
勝ち点ですでに負けてるんでいくら善戦して引き分けても予選落ちは確定です。
予選突破するには守りに入っても無駄なんでとにかく攻めて勝つしかありません
大敗覚悟で前線からハイプレスかけて勝機を見出す以外に選択肢はないんだおね。

おそらく楽天証券やクリック証券がSBI証券に先行して手数料完全無料化に踏み切って
2023年3月までに勝負をかけてくる可能性が非常に高いと思いますΣ(・ω・ノ)ノ
今このタイミングで攻めに回らなかったらもはや後がないからです。
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https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/kessanshiryou_221114.pdf
SBI証券の資料の6ページを見ると預かり資産は23兆円もあります
もしSBI証券が手数料無料に踏みきれば他社の顧客は一気に流出して移動してしまうので
一生SBI証券に勝てなくなるし、格差はどんどん広がっていくでしょうφ(.. )

GMOフィナンシャルHDの資料の38ページを見ると証券事業の預かり資産は9700億円
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS93479/e1ec5a63/140120221101554635.pdf
SBI証券の1/23しかないんでこのまま行けば飲みこまれてしまいます。
いくら堅守で守ってもこのままなら予選敗退は確実なんでおそらく攻めに出るでしょう

GMOフィナンシャルHDの決算資料の35ページの商品別の営業収益(売上高)見ると
2022年12月期第3Q(2022/6〜2022/9)日本株の手数料収益は3.3億円しかありません。
全体営業収益が105.2億円なので収益依存度の割合はたった3.1%しかありません。
株式手数料なんてほとんどないんでこれをすべて切り捨てて、SBI証券に先行して手数料無料化に踏み切る可能性は非常に高いと予想してますΣ(・ω・ノ)ノ
一気に手数料無料化を実施するとシステム負荷が激増してトラブルが発生しやすくなるんで
これから段階的に手数料無料化の年齢枠を広げていくんじゃないでしょうかφ(.. )
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/kessanshiryou_221114.pdf
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最新のネット証券各社の収益依存度データがあったので参考にしてみますφ(.. )
SBI証券の委託手数料収入は24%ですが米国株手数料や投信手数料も含んでる数字なんで
実際にはこんなに高くなく日本株手数料はもっとずっと低い数字になるはずですね

Bloombergの記事ではSBI証券の日本株手数料への依存度は12%だと明記してあります
本当は依存度が5%に下がったら無料化をする予定だったけど早めに踏み切るとあります。
楽天証券の委託手数料収入の依存度は30.7%ですが資料がないので詳細は不明なままです
そもそも楽天証券は投信や米国株にはやくから着目して顧客を取り込んできているので
SBI証券ほどではないにしろ日本株手数料への依存度は14〜18%くらいじゃないでしょか
楽天証券はこれまでSBI証券に対抗してずっと手数料を下げてきてるので高いとは思えません。

楽天証券はSBI証券を非常にライバル視してるので非常に好戦的なネット証券です。
2023年7〜9月にSBI証券が手数料無料化に踏み切るまで待っていても意味はありません。
上場準備をしてるので安易に日本株手数料無料化に踏み切るかは微妙なところですが
千載一遇のチャンスを逃さず、2023年3月までに無料化に踏み切る可能性はあるでそう
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一方で松井証券やカブドットコムはSBI証券に先行して動くのは厳しいですおね(´・ω・`)
特にカブコムは専攻して手数料無料化に踏み切って収益悪化した苦い記憶があります
一時的には赤字に転落業績悪化の責任を取ってと創業者の斎藤社長が更迭されました。
例え今がチャンスだとしても先行して仕掛けるには非常に勇気がいるのでやらないでそ・・・。

松井証券は手数料収入への依存度が51%もあるので無料化には踏み切れませんΣ(・ω・ノ)ノ
もし完全無料化に踏み切れば一気に収入が減って、コストが増えるので赤字転落でそ
2023年上半期以降は松井証券とカブドットコムからお客がどんどん流出していくでしょう。
対抗する戦略がないので、ネット証券の予選第二幕で予選落ちしてしまうでしょうね。

楽天グループ(4755) 669円 +7円 (+1.06%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=4755
https://finance.yahoo.co.jp/quote/4755.T/chart

GMOフィナンシャルHD(7177) 539円 +4円 (+0.75%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7177
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7177.T/chart

2022年11月15日
SBI証券が来年度上半期から国内株式手数料を撤廃! 完全無料化へ
2022年09月07日
楽天証券、楽天証券ホールディングスを設立して上場準備に入る


ss2286234570 at 08:25|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年09月10日

くりっく365が取引手数料を廃止に

東京金融取引所は外国為替証拠金(FX)取引の手数料体系を見直す。FX会社が取引所に納める取引参加料を10月からなくし、顧客に対する手数料を無料にするよう促す。すでに無料化が進んでいる店頭FXと取引条件をそろえやすくし、取引量の拡大を狙う。
FXは個人投資家がFX会社に証拠金を預け入れ、その何倍もの外貨を売り買いする取引。投資家と業者が相対で取引する店頭型と、金融取などが仲介する取引所型がある。金融取の運営する「くりっく365」は現在20社弱が加盟し、4万程度の稼働口座を抱える。
くりっくの手数料は会社ごとに異なるが、取引量やサービス内容に応じて80円〜数千円を設定している。金融取は10月1日から、FX会社に課している取引参加料を撤廃する。取引量の多い会社には報奨も払う。個人投資家向けに実際に手数料を無料にするかどうかは各社の判断に委ねる。
取引所FXは外貨の価格や加盟するFX会社の公正さを担保し、悪質業者と差別化する目的で2005年に始まった。しかし金融庁が監視の目を強めてきたことで、店頭FXでも公正性が高まっている。手数料のかからない店頭取引を選ぶ投資家が増え、取引所の売買高が低迷していた。

ついにくりっく365が取引手数料の廃止に動いたようですにょ(σ´∀`)σ
記事を読んでみると「強制」ではないみたいですが 基本的にはなくす方針のようです。
全てというわけではないみたいですが、くりっく365に参加してて取引シェアが多いと思われる
岡三オンライン証券クリック証券などは既に手数料の無料化を発表済みのようです
ただこれってかなり微妙な問題をはらんでるなと思うわけです。

手数料を無料化すればその代わりにどこかから収益を上げなければいけません。
じゃどうなるかというと、恐らくスプレッドを広げてそこから収益を上げる仕組みになるでしょう。
現在のくりっく365のドル円のスプレッドが0.65銭くらいのようなので、
おそらくここに手数料分の100円(=1.0銭)とくりっく365自身の取り分0.3〜0.5銭をのっけて
最終的にはドル円2.0銭ってあたりが妥当なラインじゃないかなと思います。
ここで一番微妙なのはこの収益モデルそのものですおね(´・ω・`)

そもそも取引所FXと店頭FXとの大きな違いは価格の公正性というやつです。
自前でスプレッドを上乗せせず、カバー先から配信されてきたレートをなにも加工せず
そのまま組成されたレートを配信してると保証してるからこそ「公正性」ってのがある訳で、
具体的な内訳を開示せず、自前の取り分や取引手数料分をこっそりインクルードして
自前で勝手に加工したレートを組成して配信したらそれはもう「公正性がある」とは言えないでそ
まして自前で勝手にレート加工できるとなるなら、自分で好きなように好きなタイミングで
上乗せスプレッドをその都度コントロールするって言ってるようなものです
そうなると価格の公正性ってのはどこにもなくなってしまうんじゃないでしょうか??

そもそもの話、取引所ってのはルールを確立して市場参加者を監視したりする審判の役割です。
東証がやってるのがまさに審判の立場で、実際に市場に参加するというのはやってません。
だから東証は場口銭やシステム接続料といった名目で収益を上げていますが
自前で取引に参加してるわけではないのでトレーディング収益というのは存在しません。
一方、今回のくりっく365の収益モデルは明らかにトレーディング収益をあげるモデルです
審判でもあるくりっく365が試合に参加して取引やりますって言ってるようなものです。
それってものすごく根源的な意味で大問題なんじゃないでしょうか

審判ってのは中立な立場で判定するからこそ公正性があると認められるわけで、
審判自身が試合に参加してボールを蹴ったり、バットを振ってヒットを狙ったらそりゃまずいでそ
少なくとも審判が試合に参加してしまったらその試合に公正性があるとは言えなくなります。
そうなるとくりっく365自身は既に取引所でもなんでもないって認めてるようなものですおねΣ(´д`;)


ss2286234570 at 22:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加