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パウエル

2023年05月05日

GWの為替大荒れ! 植田発言で4円円安&パウエル発言で行ってこいの4円円高

ドル円は一時133円台に下落 米地銀への懸念再燃でリスク回避の円高も
2023/05/05(金) 00:34  みんかぶ
きょうのNY為替市場でドル円は133円台に下落。米地銀への懸念が再燃しており、本日の市場はリスク回避の雰囲気が広がっている。それに伴って為替市場では円高の動きが出ている格好。米地銀については、ウエスタン・アライアンスが身売りの可能性など選択肢を検討との報道が流れた。協議はまだ初期段階にあるものの、アドバイザーを採用し選択肢を検討しているという。本日は米地銀のパックウェストも同様の発表が行われ、市場では米地銀への不信感が再燃している。ただ、ウエスタン・アライアンスは報道を否定。
ドル円は前日のFOMCを受けて上値の重い展開が見られている。200日線を下放れしているほか、本日の21日線が134円台前半に来ており、その水準を下回る展開。前日のFOMCでFRBは、予想通りに0.25%ポイントの利上げを実施したが、声明からは追加利上げを示唆する文言が削除されていた。6月以降のヒントを探っていた市場には、FRBは今回で利上げを停止したがっていると写ったようだ。
植田新総裁は先日の決定会合で緩和解除に慎重姿勢を滲ませていたが、ペースはともあれ、日銀の次の行動は緩和解除との見方が海外勢中心に根強い。その場合、他国の中銀とは行動が真逆になる。それに加えて米欧では、これまでの急速な利上げの副作用として銀行問題が浮上している。米国では3行の地銀がすでに破綻しているが、さらに増えそうな気配だ。その点、日本の金融機関はその懸念が小さい。別の意味で日本の地銀は問題ありなのかもしれないが、今回の問題とは質が違う。
それらの点から、海外勢中心に円高シナリオを描く向きも少ないようだ。ドル円で125円といった声や120円の可能性まで指摘されている。本日のオプション市場では、年末までに125円にタッチする確率を60%近くで見ているようだ。

NY円、続伸 1ドル=134円65〜75銭 米景気の先行き不安で
2023年5月4日 6:50 日本経済新聞
3日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比1円85銭の円高・ドル安の1ドル=134円65〜75銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が3日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場の想定通り0.25%の利上げが決まった。ただ、パウエルFRB議長は記者会見で根強いインフレに警戒感を示した。利下げ転換が遠のき、米景気が冷え込むとの見方から低リスク通貨とされる円に買いが入った。
パウエルFRB議長は会見で、労働市場の引き締まりなどに触れた上で「インフレ率はそれほど早く下がらないという見解を持っている」と述べ「そうした予想が正しければ利下げは適切ではないだろう」との認識を示した。FRBが金融引き締めをためらう要因とみられていた銀行業界の混乱については「改善してきた」と話した。利下げが米景気を支えるとの見方が後退し、米長期金利は低下。日米金利差が縮小したのも円買い・ドル売りを促した。


GWの為替相場が荒れに荒れまくって投資家を混乱させているようです(((( ;゚д゚)))
恐らくですが国内・海外ともに休日が多くて流動性が極端に低下している市場だったからこそ、今回のようなおかしな値動きになったんだろうと思われます(´・ω・`)

すでに流動性が低下していた4/28〜5/1にかけて安値133円20銭から高値137円54銭まで2日で4円もの円安にすすんで、5/2〜5/4にかけては安値137円76銭から安値133円49銭まで
まさかの行って来いで3日で4円もの円高に振り戻される結果となりましたΣ(・ω・ノ)ノ

例年のことですが、年末・年始やGWのように国内や海外の為替市場が多く休みになると
流動性が低下した影響で極端な値動きや異常な為替変動が起きるケースが多々あります
そもそも植田日銀総裁は当初から黒田路線を継承すると事前に周知されていたにもかかわらず、黒田路線継承を発言した後から異様なハイペースで円安に動きました
そして、今回のFOMCではパウエルFRB議長が0.25%の利上げと利上げ休止を発言するだろうと当初から予想されていたのに、いきなり驚愕したように円高に動きました

パウエル議長の発言はそもそも過去の発言の延長でありなんの驚きもない内容なのに
なんで今さら利上げ休止に触れただけでここまで極端に円高になったのかは未だ不明です
(いやそれって、前回のFOMC後の会見でさんざん同じ内容しゃべてっただろと・・・)

普段の流動性が高い相場では今回のようなおかしな為替の値動きは起きにくいのですが
流動性が低い相場では、極端な一方方向に為替が走ることは過去にもあります
今回も海外・国内の為替市場に休日が非常に多く、例年のGWより流動性が低かったため
おかしな値動きが起きてしまったんではないかと個人的に予想していますφ(.. )

ちなみに岐阜暴威さんも逆張りポジションを大きく建てていたことが災いして👹
GW前半戦は1000万損切りした後に400万の含み損をかかえる苦しい事態だったようですが
その後のGW後半戦は、一転して円高に振れたことで含み損が100万まで減少した様子

為替だけでなく先物もアメリカの地銀リスクがどうのこうので一時大きく下げましたし
その後は、NASDAQが上がって2023年の年初来高値を更新する動きになったり、
ダウが猛反発して日経225先物もただの行って来いの値動きに終始したようですφ(.. )

米ドル円チャート
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY

NYダウチャート
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EDJI/chart

NASDAQチャート
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart

とは言え、GW明けの5/8(月)の先物の値動きには注意しておく必要があるでしょう
日本の株式相場は円安に振れると先物が上がりやすく円高になると売られて下がります
5/2に比べたらわりとガッツリ円高になっているという事実は間違いないわけですから
寄り付きはよくても、輸出関連株が売られて寄り天から下げに向かう可能性は十分あるでそ。





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2023年05月01日

岐阜暴威「分け入っても、分け入っても、含み損」

外為12時 円、下落 136円台後半 対ユーロは08年9月以来の安値
2023年5月1日 12:25 日本経済新聞
1日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は1ドル=136円88〜89銭と前週末17時時点に比べ1円17銭の円安・ドル高だった。日銀が4月27〜28日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決めた。粘り強く緩和を続ける姿勢の日銀と、金融引き締め姿勢の米連邦準備理事会(FRB)の方向性の違いから円を売ってドルを買う動きが優勢だった。12時前には一時136円92銭近辺と、3月上旬以来の円安・ドル高水準を付けた。
28日発表の米経済統計が根強いインフレ圧力を示し、FRBが利上げを続けるとの見方が強まったのも円売り・ドル買いにつながった。10時前の中値決済に向けて「ややドル不足」(邦銀の為替担当者)との声もあり、国内輸入企業による円売り・ドル買い観測も円相場を下押しした。
円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=150円70〜72銭と、前週末17時時点に比べ1円31銭の円安・ユーロ高だった。欧州中央銀行(ECB)が4日に開く理事会で利上げを継続すると見込まれており、日欧の金利差が拡大するとの見方から円売り・ユーロ買いが続いた。

円続落、金融政策格差でドル137円付近−ユーロは08年来の150円後半
2023年5月1日 7:51 ブルームバーグ
東京外国為替市場では円が続落。日本銀行による早期緩和修正観測の後退を背景に円売りの流れが続いた。今週は米国やユーロ圏で追加利上げが見込まれており、内外金利差が拡大するとの見方からドル・円は1ドル=137円ちょうど付近まで上昇、ユーロ・円は2008年以来となる1ドル=150円台後半までユーロ高・円安が進んだ。
大和証券金融市場調査部の多田出健太チーフ為替ストラテジストは、日銀は「想定よりハト的だったという印象」で、日銀会合後の円安が続いていると説明。「米金利も大きなレンジの中でまだ上がる余地が残っている」とし、ドル・円は137円を抜けて3月に付けた「年初来高値(137円91銭)ぐらいまでいけば、少し走る可能性がある」と話した。
キャプチャ



経済指標カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/

さて、先週ユーロ円を一部損切りしたらしい岐阜暴威さんですが、ファースト・リパブリック・バンク(FRC)ショックも空振りに終わってさらに円安に動いたようです
今週岐阜暴威さんの動画見てたら含み損がまた800万くらいあるように見えました
先物売ったのか?再度ユーロ円売り乗せたのかは不明ですが含み損が回復傾向の様子。

ちなみに週末に2ちゃんの市況2(為替板)の書き込みをいろいろ読んでいましたが
ファースト・リパブリック・バンク(FRC)ショックで日経225先物が暴落して
ドルが2〜3円円高に崩れて月曜スタートするという書き込みばかりでした(´・ω・`)
もっと正確にいうと担がれて大損抱えたショーターが売り煽りまくってただけですが。

しかし、ショーターの売り煽りも虚しくファースト・リパブリック・バンクの買収がさっさと決まって、ほぼ無風のまま先物は上げてドル高円安とユーロ高円安がさらに進みました。
どのあたりからショートポジションが積み上がりはじめたのかははっきりしませんが
岐阜暴威さんは「157円まで行ったら全ポジションロスカットされる」とポジション一部損切り前に言っていたので、そのあたりが他の個人投資家の限界値なのかもしれません

世間では5/3〜5/5は楽しいゴールデンウイークということで観光地が賑わいそうですが、
為替市場では日本時間の5/4(木)に米FOMC後に政策金利発表とパウ公の記者会見があり
さらに同日にECB(欧州中央銀行)の政策金利発表とラガルド総裁の記者会見があります

今回の5月FOMCでは0.25%の利上げが決定される可能性が80%以上と高く予想されます。
そこまでは織り込み済みですが、記者会見でパウ公がなにをしゃべるかが分岐点でそ
そもそも前回までは5月で利上げを中止すると説明していたので恐らくそうなるでしょう。
その後で2023年後半の金利政策をどうしていくのかあるいは2024年からの利下げについてどこまで踏み込んだ内容を話すかによって為替が大きく変動しそうです

タイミングが悪いことに今週は各国の為替市場が休場が多く流動性が超低いです
5/3〜5/5は日本の為替市場も休場なので日本時間は恐ろしく流動性が細るわけです。
こんな時期に金利政策をブッコんできたら大荒れの値動きになる可能性が高いでそ
有名個人投資家の横死報告が増えそうな週なので十分注意すべきタイミングですね・・・

ドル円チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950

ユーロ円チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0951





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2023年03月25日

3/24株式市況 〜引け前に日経225先物売り手法〜

ドイツ銀の株価急落、一時15%安−欧州銀行業界への不安再燃
2023年3月24日 18:58 ブルームバーグ
24日の株式市場で金融株が再び売りを浴びている。その中心はドイツ銀行で、株価は3年ぶりの大幅安を記録。デフォルト(債務不履行)に対する保証料も上昇した。
ドイツ銀はこの日、Tier2劣後債を早期償還すると発表。こうした動きは通常、バランスシートの強さに対する投資家の信頼強化を意図しているが、株価の反応はこのメッセージが伝わっていないことを示唆する。ドイツのショルツ首相は公にドイツ銀への信頼を表明した。
フローバンクの市場シニアストラテジスト、ポール・デラバウム氏は「市場はまず売り、質問は後だという姿勢を鮮明にしている」と指摘。「銀行リスクや先週にクレディ・スイス・グループと規制当局に起きたことを踏まえ、トレーダーには週末にポジションを持ち越すリスク意欲はない」と述べた。

米国株、ダウ続伸し132ドル高 FRB高官「金融ストレスを抑制できる確率8割」
2023年3月25日 5:47 日本経済新聞
24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比132ドル28セント(0.4%)高の3万2237ドル53セントで終えた。同日の欧州株式市場で大手銀行株が下落したことを受け、米株式相場も下げて始まった。一方、24日にセントルイス地区連銀のブラード総裁が金融ストレス抑制に前向きな見方を示した。金融システム不安による景気悪化への過度な警戒が和らぎ、ディフェンシブ株を中心に買いが広がった。24日の欧州市場では信用不安の拡大や景気悪化による収益の落ち込みへの懸念から、ドイツ銀行など主要銀行株が売られた。朝方の米株市場でもリスク回避を目的とした売りが金融株を中心に出ていた。ダウ平均は一時300ドルほど下げたが、売り一巡後はディフェンシブ株を中心に買い直され、上昇に転じた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。前日比36.562ポイント(0.3%)高の1万1823.960で終えた。ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルなどが上げた。
キャプチャ



3月24日(金)はドイツ銀行株の急落など欧州の主要銀行株が大きく下げたこともあって
日経225先物もダウ先物も夕方から一気に下げて始まる展開になりました

欧州時間は先物はボロ下げでしたが、アメリカ市場は堅調で徐々に上昇に転じたようです。
2〜3週間前から欧州市場は軟調で、アメリカ市場は堅調という動きが繰り返されるので
このタイミングを狙うと先物でほぼ勝てるというパターンが発生しています

欧州の市場は日本時間16時に始まるので大体いつもこの時間帯から先物が急落します
日中の日経平均が堅調でも、夕方になるといきなり急落するというパターンですね。
直筋のデータを見てるとほぼ7〜8割方というか8割方このパターンが発生してます
15時前に先物売って18〜19時くらいに先物買い戻すか、深夜に先物買い戻すかって感じ。
おおよそ8勝2分けぐらいの高い勝率なので来週以降も検証しようと思っています
(日経が下げて引けるより、引けに向かって高い方がより発生してる気がします)

アメリカ市場は2024年からの利下げが発表されているのでこれがNASDAQを支えており、
またサマーズ元米財務長官が繰り返し、イエレン財務長官と米金融当局者に対して
「全米の預金者に対して、向こう1年間に破綻した銀行の預金は全額保護するよう宣言しろ!」と何度も助言的なメッセージを与えているのが非常に目立ちますね
預金の引き出しによって銀行が破綻してるなら、逆にいえば、預金全額を政府が保護すると宣言してしまえば引き出しが止まり、結果的に銀行の連鎖破綻を防げるからです

実際には保護する結果にならなくとも、宣言だけで預金者に良いメッセージを与えていれば
預金者は安心感を得て銀行からの引き出しを止めるので銀行の破綻を防げるからです
どうやらサマーズは預金者の人間心理をよく理解しており、極めて適切な助言をしてます。
(これほど優秀なら一時的にイエレンを更迭してサマーズの現役復帰もすべきでは?)

イエレン財務長官もボケてんのか、無能なのかちょっと頼りないですよね
サマーズ元米財務長官にここまで具体的な行動を指示されてようやく対応するとか
てめーは教師に言われてようやく動いてる小学生かよって言いたくなります(゚д゚)、ペッ
ともあれ、イエレンは今のところサマーズの助言に従順にしたがって発言をしたようです。
今後もサマーズの助言にイエレンや米金融当局者が素直に従えば落ち着いてくるでそう

欧州でもドイツ銀行の株価の下落に対してマスコミもちょっと騒ぎすぎですかね
まあ確かに1日で15%下げたら騒ぐのもわからないでもないけど、日本のマスコミも急にドイツ銀行についてだけ騒ぐのはおかしくないかとφ(.. )
こないだ国内のみずほ銀行の株価が5日22%下げた時なんも騒がなかったじゃん・・・。

みずほFG(8411) 1843.5円 −14円 (−0.75%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8411
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8411.T/chart

三菱UFGフィナンシャルグループ(8306) 830円 −9.2円 (−1.1%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8306
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8306.T/chart

三井住友フィナンシャルグループ(8316)5,189円 −28円 (−0.54%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8316
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8316.T/chart
あれだけ無敵を誇っていたはずのメガバン株が欧米の影響で一気に下げてしまいました
10月中旬から5カ月かけて上がっていた株価がわずか5日間で半分以上吹っ飛ぶ事態に。
みずほなんて1,537円から2,238円まで45%上げてたのに、瞬間風速で1,744円まで急落してますからね。多くの投資家は疑心暗鬼で売りたい気持ちでいっぱいかもしれません。
配当日に株価の下げで利回りが回復してるという点では悪くはないですけどφ(.. )
当初期待されていた国内の金利の上昇も不透明になってきたのでそこが懸念点でしょう




米規制当局は預金保護の宣言を、向こう1年の銀行破綻で−サマーズ氏
2023年3月25日 6:55 ブルームバーグ
サマーズ元米財務長官は、イエレン財務長官と米金融規制当局のトップに対し、向こう1年間に破綻する銀行における保険対象外の預金を保護すると宣言するよう訴えた。
サマーズ氏はブル−ムバーグテレビジョンの「ウォールストリート・ウィーク」で、「預金に関する状況を明確にする必要がある」と指摘。規制当局には全面的な保証を与える法的権限はないものの、「銀行が破綻した際には、預金者へ全額返金を保証するために『システマティックリスク免除』を活用すると宣言する実質的に同等の権限はある」との認識を示した。
米国では、シリコンバレー銀行(SVB)に対して行われたように規制当局が預金者に全額返済することを明確にし、「今後1年間はその方針を維持するつもりだ」と表明するべきだとサマーズ氏は述べた。
「それが銀行システムに対して非常に大きな信頼を与えることになる」と指摘。「銀行破綻を防ぐには、過剰な保証をして誤る方が過小で誤るよりも良い」と語った。
サマーズ氏は預金者をしばらくの間支援するという適切なメッセージがあれば、規制当局は「われわれが直面している圧力のかなりの部分を抑制することができる」と述べた。

米司法省、クレディとUBS調査か ロシア制裁逃れ巡り
2023年3月24日 6:36 日本経済新聞
米ブルームバーグ通信は23日、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)による制裁逃れを手助けしていないかどうか、米司法省がスイスの金融大手UBSとクレディ・スイス・グループを調査していると報じた。クレディ・スイスはロシアの富裕層を多く顧客に抱えることで知られる。調査の行方次第では米当局から巨額の罰金を科される可能性がある。
米国は制裁違反に厳しい姿勢で対応しており、過去には巨額の罰金を科した例もある。スイス政府はUBSに対し、クレディ・スイス買収に伴い今後発生し得る損失に関して90億スイスフラン(約1兆2800億円)の政府保証を与えた。


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2023年03月24日

FRB当局者、年内あと1回利上げ想定 24年は利下げへ

米FRBが0.25%利上げ、近く停止も示唆 金融不安の影響注視
2023年3月23日4:41 ロイター
米連邦準備理事会(FRB)は21─22日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ4.75─5.00%とした。決定は全会一致。ただ、米銀2行の経営破綻を受け金融市場が混乱する中、利上げが近く一時停止される可能性があることを示唆した。FRBが公表した最新の金利・経済見通しによると、政策当局者はインフレを抑制するために今年あと1回の利上げが必要と想定。2023年末の政策金利の予想中央値は5.1%と昨年12月時から変わらなかった。
ただ、シリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー・バンクの突然の破綻を受け、FRBはFOMC声明から「継続的な」利上げが適切との文言を削除。FRBはこの文言を今回の利上げサイクルを開始した22年3月16日から声明に含めていた。代わりに「幾分の追加的な金融政策引き締めが適切になるかもしれない」との文言を採用。あと1回の0.25%ポイントの利上げ後は、利上げがいったん停止される可能性があることが示唆された。

FRB当局者、年内あと1回利上げ想定 24年は利下げへ=金利・経済見通し
2023年3月23日4:41 ロイター
米連邦準備理事会(FRB)が22日に公表した最新の金利・経済見通しによると、政策当局者はインフレを抑制するために今年あと1回の利上げが必要との見解を示していることが分かった。来年は利下げが想定されているが、その幅に関しては12月時見通しよりも小幅に修正された。
予想中央値では政策金利は24年末に4.3%に低下する見込み。ただ4人が5.1%を超える水準を想定する一方、4人は4%未満になると指摘するなど見解は再び大きく分かれた。FRB当局者の2023年末の政策金利の予想中央値は5.1%と12月時から変わらず。ただ見通しは様々で18人のうち7人が追加利上げが適切と考えている一方、1人が据え置きを予想した。インフレについては、個人消費支出(PCE)価格指数の伸びが23年第4・四半期に3.3%に鈍化すると予想。FRBの2%目標への進展は12月時の見通しより鈍化すると見込んだ。

米国株、ダウ反落し530ドル安 FRBの金融引き締め継続を警戒 ナスダック反落
2023年3月23日 5:21 日本経済新聞
22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比530ドル49セント(1.6%)安の3万2030ドル11セントで終えた。22日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決めた。利上げが金融システム不安につながるリスクがくすぶる中、従来の引き締め姿勢を維持した。景気悪化のリスクが高まったとの見方から、売りが優勢となった。パウエル議長は量的引き締め(QT)についても「変更すべき兆候はない」と指摘。金融システム不安が高まる中で、引き締め姿勢を和らげるとの観測が一部にあっただけに投資家の手じまい売りを誘った面がある。株式相場はパウエル議長の記者会見が終了した後に下げ幅を広げた。
キャプチャ




 ※動画あり





3月23日(木)の日本時間3時にFRBが0.25%利上げを粛々と実施しましたφ(.. )
アメリカでのシコリンバレー銀行などの連鎖破綻や欧州でのクレディスイスへの不安売りを受けて、当初は利上げそのものを見送りするんじゃないかとか、
しばらく利上げを凍結するんじゃないかとか様々な憶測が事前に市場で出ていましたが、
ECBのラガルド総裁が短期的な変動や憶測では金利政策を変動させないという方針で0.5%の利上げを実施したことに習って、パウエル議長も利上げを判断したようです。

実は今回のECBとFRBについて繰り返し利上げを判断するようサマーズ元財務長官が発言をして警告をしていました。ECBやFRBはこれに従ったのかもしれません。
銀行や金融市場が一時的に混乱しているからといって、中央銀行が慌てて政策を変更すれば
「銀行で大問題が起きている」という誤ったメッセージを市場や国民に与えてしまい、結果的に銀行からの預金引き出しや混乱に拍車をかけてしまうことを懸念したようです。
まあ結果的にはECBもFRBも利上げを判断したことでサマーズは大きく評価してました

一方で良くなかったのが、3月22日にイエレン財務長官のババアが「すべての米銀の預金全額を保護するものではない」という余計な一言をいってしまったことですね
イエレンは22日の上院証言で「預金保護上限の引き上げを否定」する発言をしてしまい
この失言のせいで誤ったメッセージを市場に送ってしまいさらに金融が混乱しました。
慌ててイエレン財務長官ババアは3月23日に「米銀に対する預金保護について、必要ならさらなる処置を講じる用意がある」と前日の発言を訂正する説明をしています。

金融市場でこんな混乱が起きてるのにイエレンは緊張感が欠けてるように感じます(´・ω・`)
このタイミングで言わなくていい一言を言うし、失言が多くて訂正発言も多い。
イエレンは年取ってボケてきてるのか資質に問題あるので更迭すべきじゃないですかね

最近はサマーズ元米財務長官が非常によい発言をしてイエレンを助けようとしてます。
ECBやFRBの今回の利上げ判断についても適切な指摘や発言をしているようですし、
なにより米政府やイエレン財務長官に対しても具体的な助言を繰り返し発言しています。
FRBや政府関係者も素直に意見を受け入れてるようなのでその点は評価できますね

3月23日(木)は引けに向かってダウもNASDAQも大きく下げて引けましたが
利上げは年内は後1回であることがあらためて確認されたのはよかったです(*´∀`*)ムフー
2023年内の利下げは改めて否定しましたが、2024年からの利下げは改めて確認されたので、2023年後半からアメリカの株価は利下げを織り込む形で動きそうです

欧州の市場はまだ荒れ気味ですが、アメリカと日本市場は落ち着きをとり戻しています
利上げ停止が近づいて、2024年から利下げとなるならこれが為替に織り込まれるので
今後はずっと円高になり、いずれ120〜125円となり、2024年は110〜115円となるでそう。
円高がすすむと日経は売られやすくなるのでその点は要注意ですが、円高になれば輸入コストも下がってこれから物価も下がってくるので国内も落ち着いてくるでしょう

基本的に日本の株式市場は欧州市場の影響はほとんど受けない市場なので、とにかくアメリカ市場のみをしっかり監視しておけば足りると考えていますφ(.. )
アメリカ市場と為替が日本市場のすべてなので、この2点をしっかり見ておくべきですね
欧州は不安定でもNASDAQは非常に堅調で、NASDAQの大手テック企業の株価も堅調です。
むしろ上がている銘柄が多いので、その点では日本市場にも安心を与えそうです(´∀`*)
一方で円高になると売られやすい自動車株あたりは向かい風になりそうですおね

日経平均 27,385円 −34円 (−0.13%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000

ダウ 32,237 +132.28 (+0.41%)
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EDJI/chart

NASDAQ 11,823 +36.56 (+0.31%)
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart

Amazon
https://finance.yahoo.co.jp/quote/AMZN/chart

Apple
https://finance.yahoo.co.jp/quote/AAPL/chart

アルファベット
https://finance.yahoo.co.jp/quote/GOOG/chart

Microsoft
https://finance.yahoo.co.jp/quote/MSFT/chart





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