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ドル円

2023年09月25日

9/20為替市況 円、一時148円台に下落 10カ月ぶり円安水準

外為12時 円、下落 148円台前半 日米金融政策の方向性の違いで
2023年9月25日 12:20 日本経済新聞
25日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は1ドル=148円34〜35銭と前週末17時時点に比べ8銭の円安・ドル高だった。9時すぎには一時148円49銭近辺と、2022年11月はじめ以来の円安・ドル高水準をつけた。日米の金融政策の方向性の違いを意識した円売り・ドル買いが出た。
前週末22日に日銀は現状の金融緩和政策を維持すると決めた。一方、22日に複数の米連邦準備理事会(FRB)高官が講演で、追加利上げや金融引き締めの必要性を示唆。日銀による早期の政策修正観測が後退するなか、FRBが高い政策金利を長い期間にわたって続けるとの見方が改めて意識され、円を売ってドルを買う動きが続いた。

円、一時148円台に下落 10カ月ぶり円安水準
2023年9月20日 16:04 日本経済新聞
20日の外国為替市場で円が下落し、一時1ドル=148円台と2022年11月以来およそ10カ月ぶりの安値をつけた。19〜20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測が根強く、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが進んでいる。

行き過ぎた為替変動に適切対応、あらゆる手段排除せず-神田財務官
2023年9月20日 8:15 ブルームバーグ
神田真人財務官は20日、イエレン米財務長官の為替介入を巡る発言を受け、米国をはじめ海外当局とは「過度な変動は望ましくないとの認識を共有している」とした上で、「行き過ぎた変動に対しては適切な対応をあらゆる手段を排除せずに取っていきたい」との考えを示した。財務省内で記者団に語った。
神田財務官は、「海外当局、とりわけ米国とは日ごろから極めて緊密に意思疎通を図っている」と説明。「引き続き高い緊張感を持って市場を監視、注視する」とも述べた。
少し前のニュースを読んでると9/20頃には神田財務官がアメリカとの意思疎通ができていて、いつでも介入の準備が整ってるといってますねφ(.. )
ただし今年はチャートの動き売を見てもわかる通り、為替の円安速度はゆっくりです
円安で過度な変動が起きてるのかと言われたら昨年に比べたら微妙なところです(´・ω・`)

去年も2022年10月17日週に一時的にドル円は151円突破して152円90銭台つけてますね。
もちろんドル円が147円超えてたら目先でちょろっと介入はあるかもしれませんが、実際に本気で介入してくるのはやっぱ152円近くになってからじゃないでしょか

去年を参考にすると、9月22日に急激な円安が起きた直後に即介入してきてるわけで
逆にいうと今みたいなダラダラした円安で介入するってのはありえるとはあまり思えません。どこかで大きく円安に動いてからではないでしょうか(´・ω・`)

ドル円 チャート
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY
キャプチャ












神田砲の準備はすでに済んでるんで、あとはどのタイミングかって話でしょうφ(.. )
ちなみに神田暴威は普段から「過度な変動」というキーワードをずっと繰り返してます。
下に貼ってある動画を再生するとやっぱり「過度な変動」という言葉を使ってますね

これはおそらく円安だから介入するというわけではなく、短期間に急激に円安に大きく振れた場合には介入するよって言ってるわけでしょう(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
「過度な変動」がいつ起きるのかそれは何らかの材料や金利の発表、もしくは誰かの発言などによって引き起こされやすいだろうと予想しています




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2023年09月23日

9/22株式市況 〜FRB、年内1回の追加利上げを匂わす〜

日経平均続落、終値168円安の3万2402円
2023年9月22日 9:09 日本経済新聞
22日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前日比168円62銭(0.52%)安の3万2402円41銭で終えた。前日の米株式相場の下落を受け、投資家心理が悪化。東京市場では値がさ株を中心に売りが優勢だった。ただ日銀が22日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決定したことで金融政策への不透明感が和らぎ、日経平均は下げ幅を縮める展開だった。
21日の米株式市場では米金融引き締めが長期化するとの見方が引き続き強く、主要3指数が軒並み下落した。米長期金利が約16年ぶりの高水準まで上昇したこともハイテク株の重荷として意識され、寄り付き直後に日経平均は下げ幅を400円強まで広げる場面があった。
午後に入り、日経平均は下げ幅を縮小した。日銀は22日に開いた金融政策決定会合で金融緩和策の現状維持を決めた。想定外のサプライズへの警戒感が後退し、短期筋を中心に日本株を買い戻す動きが優勢となった。もっとも22日の取引終了後に植田和男総裁の記者会見を控え、様子見ムードは強かった。

FRB当局者、追加利上げの可能性を警告 「インフレ高すぎる」
2023年9月23日午前 6:23 ロイター
米連邦準備理事会(FRB)当局者は22日、FRBが今週の会合で金利据え置きを決定した後も、一段の利上げの可能性について警告した。当局者らの発言は「忍耐」などといった言葉で和らげられていたものの、金利がなお引き上げられる可能性のほか、これまでの予想よりも長期にわたり金融政策が引き締まった状態にとどまる可能性が高いとの考えを強調するものだった。
0920




 ※動画あり



FRBは9月の利上げを想定通りに見送りましたが年内もう1回の利上げ可能性を示唆
微妙なのが「年内にもう1回利上げする」とも言ってないし、しないとも言ってません。
ある程度のバッファを持ちつつとりあえずもう1回するかもと示唆はした様子φ(.. )

足元で原油価格が上がってるんでFRBはこれを警戒してるんだろうとも言われてます。
たしかに原油先物のチャート見てると週足だと1バレル100ドル行きそうな感じはします
日足だとそこまで感じませんが、週足チャートだとかなりの強さを感じさせます。

WTI原油先物チャート
https://fu.minkabu.jp/chart/wti
0910













NASDAQチャート
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
0910











足元ではFRBの金利政策がタカ派であることを警戒してかNASDAQもダウも下げてます
NASDAQの月足チャートを見てると、13,000あたりまで押しそうに感じますねφ(.. )
来週もしばらくは底値探しみたいな弱気の展開になりそうなチャートです

東証では「日銀が22日の会合でいきなり金融緩和を終了するんでは」「マイナス金利終了するかもなどと警戒感が強かったようで一時はマイナス400円の下げ
しかし日銀の政策になんの変更もなく金融緩和継続と発表されたことで買い直しが入り、大引けではマイナス168円と下げ幅を縮めての終了となったようですね(´・ω・`)
何か悪い材料が出るんじゃないかとあまりにも身構えすぎたことで下げたのでしょうか

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) 1,331円 +13円 (+0.99%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8306
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8306.T/chart
9月22日の相場で個人的にはメガバンや地銀の株価が強かった点が驚きでしたΣ(・ω・ノ)ノ
てっきりマイナス金利終了を期待してずっと上げてきてるのかと思っていたので。
その材料が見送りでむしろ出そうな気配すらなかったんで期待外れで下げるのかなと思っていたら、後場からも盛り返して株価は強いままで引けたからです

みずほフィナンシャルグループ(8411) 2,710.5円 +36円 (+1.35%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8411
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8411.T/chart
PER11.3倍、PBR0.72倍とメガバンの中では一番割安感あります。いままでずっと叩かれやすいポジションでしたたが、マイナス金利が終了したらまだ上がるんでしょうか
年足チャート見てると4,000円くらい行くのかなって思ったりもしますけど(´・ω・`)

楽天銀行(5838) 2,458円 +61円 (+2.54%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=5838
https://finance.yahoo.co.jp/quote/5838.T/chart
マイナス金利終了ネタでもほとんど上がらなかった楽天銀行が前触れもなく上げました
さすがに今回9月22日にマイナス金利終了はないだろうと思っていたので、少し加速しすぎだった楽天銀行の持ち株を一部売って一旦換金しました
1,800円あたりで購入してる分はホールドですが、もう少し高めで保有してる分は売却
それでも保有分の70%はそのまま残してるので、押し目でまた買い直しときます(´・ω・`)




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2023年09月11日

9/11株式市況 〜YCC撤廃&マイナス金利終了で高級ヒー〜

マイナス金利解除「物価上昇に確信持てれば選択肢」…植田日銀総裁インタビュー 
2023/09/09 05:00 読売新聞
日本銀行の植田和男総裁は、読売新聞の単独インタビューに応じた。賃金上昇を伴う持続的な物価上昇に確信が持てた段階になれば、大規模な金融緩和策の柱である「マイナス金利政策」の解除を含め「いろいろなオプション(選択肢)がある」と語った。現状は緩和的な金融環境を維持しつつも、年内にも判断できる材料が出そろう可能性があることも示唆した。
植田氏は、短期金利をマイナス0・1%とするマイナス金利政策の解除のタイミングについて、「経済・物価情勢が上振れした場合、いろいろな手段について選択肢はある」と回答。さらに、「マイナス金利の解除後も物価目標の達成が可能と判断すれば、(解除を)やる」と述べた。
具体的な時期は、現状では「到底決め打ちできる段階ではない」とした。来春の賃上げ動向を含め、「年末までに十分な情報やデータがそろう可能性はゼロではない」とした。
日銀は7月の金融政策決定会合で、長期金利を0%程度に操作する金融緩和策「イールドカーブ・コントロール(YCC)」の上限を事実上1・0%にした。植田氏は長期金利が当面は届かないだろう水準に設定したことを「リスクマネジメント(危機管理)」と表現。「経済・物価見通しが上振れした時に、日銀がYCCを意図しない形で放棄するようなことに追い込まれるリスクもゼロではなかった」と説明した。

金融緩和「静かな出口」探る、賃上げ見極めは「年末」…日銀・植田総裁インタビュー 
2023/09/10 02:39 読売新聞
日本銀行は、金融緩和を縮小する段階に入った。植田和男総裁はインタビューで、7月の金融政策修正を金融緩和策の「効果と副作用のバランスを変える仕組み」と表現した。今後の焦点は、日銀が模索する、市場に大きな影響を与えない静かな「出口」だ。
「(来春の賃上げが)十分だと思える情報やデータが年末までにそろうことも可能性としてはゼロでない」
物価上昇の定着においてカギを握る賃上げの動きを見極める時期として、年末の可能性を挙げた。植田氏は、海外経済も含め「見えない部分がある」とも語り、慎重に考える姿勢を示した。
日銀は13年以来、世界でも前例のない大規模な金融緩和を続けてきた。市場に出回るお金の量(マネタリーベース)は約5倍に膨らみ、日銀の総資産も当時から約5倍に達した。金利を抑えるため、流通国債の約半分を日銀が抱える。
日経平均株価は今夏、3万3700円台と、バブル後の最高値を更新し、不動産価格なども上昇している。植田氏は「バブルのような不均衡はいまのところない」とする一方、緩和を続けつつも「(金融政策が後れをとる)ビハインド・ザ・カーブは、積極的に許容するというわけではない」とも語った。
0910


週末にいきなり出てきた読売新聞での植田日銀総裁の謎のインタビュー記事Σ(・ω・ノ)ノ
ふつうは日経新聞が日銀関係者にインタビューして記事書くのが圧倒的に多いのですが
今回はなぜか読売新聞の突発的なインタビュー記事で相場が大きく動きましたΣ(゚д゚;)

記事の内容としては必ずしもYCCの撤退といった表現やそれに触れたヵ所は見当たらないように思われえますが、マイナス金利の解消というか終了については触れています。
年内にも判断材料がそろえば2024年にもマイナス金利を終了させるというふいんきです。
ドイツ証券の予想では年内にもYCC撤廃2024年1月にマイナス金利終了だそうです。

現状において世界各国はインフレ対策として金融引き締めと利上げを実施している一方で、
日本だけは金融緩和とマイナス金利を実施してるので物価が上がりやすく円は売られやすい状況なので、あまり悠長に待ってからYCC解除やマイナス金利終了はしないでそ
あまり先延ばしにしてダラダラやれば円安に歯止めが効かなくなる懸念もあるからです。
ドイツ証券の予測が正しいかどうかはさておき、マイナス金利の解消については年内に材料を揃えて来年2024年の前半にも判断てのが妥当ではないでしょうか

マイナス金利を導入したのは前日銀総裁の黒田総裁時代に遡る話ですがφ(.. )
たしかマイナス金利導入時はメガバンや地銀の株価が下落したのをうっすら覚えてます。
このブログでもネット銀行の業績を四半期ごとに比較しているので、マイナス金利導入時には特に大和ネクスト銀行や住信SBIネット銀行の業績が落ち込んでたのも覚えています
たしか大和ネクスト銀行は営業利益が40〜50%減少し、住信SBIネット銀行は15〜20%くらい営業利益がいきなり減少していたはずですΣ(・ω・ノ)ノ
一方で楽天銀行は資金運用による収益依存が低かったのでダメージはあんまり無しでした。
(逆にいえばマイナス金利解消による業績回復は銀行によって差異が大きいってこと)

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) 1,317円 +40円 (+3.13%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8306
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8306.T/chart
時価総額:16兆7,097億円

三井住友フィナンシャル・グループ(8316) 7,419円 +50円 (+0.68%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8316
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8316.T/chart
時価総額:9,231億円

みずほフィナンシャル・グループ(8411) 2,624円 +24.5円 (+0.94%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8411
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8411.T/chart
6兆6,643億円

楽天銀行(5838) 2,024円 +63円 (+3.21%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=5838
https://finance.yahoo.co.jp/quote/5838.T/chart

住信SBIネット銀行(7163) 1,549円 −6円 (−0.39%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7163
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7163.T/chart

あらためてメガバンクのPERとかPBR見てると少し前の商社みたいに非常に割安ですよね
実際そうなるかどうかはわからないけど、わりと1年後くらいに2倍くらいに上がってる可能性も実は結構あるんじゃないかなって感じる部分があります(´・ω・`)
割安割安って言われてた大手商社とかもあっという間に上がっちゃいましたからねΣ(゚д゚;)
※記事書き始めたのは9/11ですが株価についてはわかりやすいよう最新の値にしてます。

資金運用を大きく手掛けているメガバンクや大手地銀にとっては、マイナス金利の終了は利ザヤ回復に貢献するので業績には大きく寄与しそうです
ただ資金運用なんてあまりやってなそうな小さめの地銀なんかについてはそれほど業績が大きく回復するかって言われたら疑問も残るところです(´・ω・`)


ss2286234570 at 20:21|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年09月04日

9/3為替市況 〜逆張り!岐阜暴威〜

為替見通し、「円安進行」へ修正相次ぐ 半年後155円も
2023年9月4日 17:11 日本経済新聞
国内外の金融機関による為替相場の見通しが、一段と円安方向に傾いてきた。米ゴールドマン・サックスが半年後に1ドル=155円まで円安が進むとするなど、予想の修正が相次ぐ。物価上昇を考慮した金利(実質金利)で米欧との差が縮まらず、通貨としての投資妙味が薄らいでいるためだ。政府による円買い介入で、円高方向に反転するリスクはなおくすぶる。
円相場は4日、1日の米雇用統計(8月分)の発表を受けた下落の流れを引き継ぎ、1ドル=146円台での推移が続く。
通貨の総合的な実力を示す「日経通貨インデックス」で円の騰落率は8月が2.1%の下落と、ユーロを含む主要7カ国(G7)の通貨で最大の落ち込みとなった。
ゴールドマン・サックスは8月25日付のリポートで、円の対ドル相場の予想を円安・ドル高方向に見直した。3カ月後を150円(従来は140円)、6カ月後を155円(同135円)とした。米バンク・オブ・アメリカも23日付のリポートで、23年末に150円と従来想定から5円、円安に振れると修正した。
背景には、実質金利(10年物)が2%前後と14年ぶりの高水準にある米国に比べ、日本は低いままの状態が続くとの観測が強まったことがある。

ラガルド総裁、インフレ抑制へ金利を必要な限り高水準に維持
2023年8月26日 4:58 ブルームバーグ
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は25日、インフレ率を目標値へ引き下げるため必要に応じて金利を高水準に設定し、必要な限りその水準に維持すると述べた。
ラガルド氏はジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)で講演し、「不確実な時代」において中央銀行が経済の頼みの綱として、それぞれの責務に従い確実に物価を安定させることが重要だと述べた。
同氏は「現在の環境に照らし合わせれば、これは、インフレ率を中期目標の2%へと適時に戻すため、ECBが必要な限り金利を十分景気抑制的な水準に設定することを意味する」と述べた。
データからは、これまで辛うじて免れてきたリセッション(景気後退)に陥りかねないことが示唆され、当局者は最後の利上げを実施すべきかどうかを検討している。

欧米でも利上げそのものは徐々に停止しているものの金利水準は据え置きの意向φ(.. )
FRBは当初から年内は9月あたりに1回利上げを検討するものの意向は年内据え置き、
ECBも利上げそのものは休止の意向をちょいちょい示すようになったものの、9月に利上げをしてもそれ以降は年内ずっと金利据え置きという趣旨の発言

まあ、そもそもFRBもECBも2023年内に利下げ開始するなんて過去1回も発言してないのに
市場側が勝手に妄想して2023年内利下げ開始の可能性ありと騒いでただけですが・・・。

ただその期待が破れた時に市場がどのように動くかは今のところ不明ですおね(´・ω・`)
年内利下げを期待してた機関投資家が売りポジ決済して買い転換して円安になるのか
それとも、そもそもすでに年内利下げ開始なんてないの分かってたから変動なしか
9月下旬は利上げの判断の時期なのでそこに向かって為替は荒れそうな気配です。

ここから上値の円安に向かうとまた去年の夏〜秋みたいに海乳の可能性が増してきます
介入するかかどうかはさておき、レートチェックや何らかの警告の発言が出るかもですし
150円にさらに近づいていくようであれば実際に介入実施の可能性が増すでしょう

とはいえ、欧米は利上げは年末に向けて抑制するものの金利水準は守る発言をしてます。
年が明けて2024年に入れば利下げの話や期待が為替を動かし始める可能性があるものの
2023年内は利下げの可能性は「ない」とFRBもECBも念を押して強く発言してるので、よっぽどコロナ過の再来でもない限りは利上げはたぶんないんでしょう

そう考えると年末に向けてドル円やその他の欧米通貨を売るのは面白くないおね
仮に介入で円高に振り戻される可能性があるとはいえ、現状ではやや可能性低めです。
なにより日々のスワップポイントが凶悪過ぎて売りポジは丸焦げに焼かれそうです

ドル円 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950

ユーロ円 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0951

必要保証金一覧
https://www.central-tanshifx.com/fxdirectplus/outline/marginlist.html


米ドル円で1万通貨建てるにはリアルタイムでいえば最低保証金が約59,000円です。
もし100万通貨建てるなら590万円で、200万通貨建てるなら1,180万円必要になります。
ちなみにドル円の売りスワップは大手FX会社なら1日あたり130〜140円くらいです

もし米ドル円を100万通貨売るなら、1日で130円✖100枚=13,000円スワップ抜かれます。
もし9月〜12月末まで100万通貨米ドル円売ってスイングで持ち続けるなんてやったら
4カ月で122日あるんで、13,000円✖122日=158万6,000円もスワップ払わされます

もし米ドル円を200万通貨売ったら、1日で130円✖200枚=26,000円スワップ抜かれます。
4カ月間では122日あるんで、26,000円✖122日=317万2,000円もスワップ抜かれます

為替差の損益はもし米ドル円売って大きなマイナスになったとしても、年末までに為替介入があってどこかのタイミングで円高に振れたらマイナス金額はチャラだけど
スワップのマイナスは確定額なんで為替が円高に動いたからといって減ったりしません

為替介入が実際起きて大きく円高に振れたらスワップのマイナス分とり戻せるかもですが
もし少し円高に動いたとか、円高に動いたけどあとはヨコヨコに動いただけでした、
とかの結果になったら、スワップ金額が重くのしかかって純粋に損失金額になるだけでそ

そもそも590万円の証拠金でドル円100万通貨での売りポジションを張って勝負して、たった4ヶ月で590万円のうち158.6万円が金利の支払いで抜かれたら超バカだおね
これって冷静に考えたら、4カ月で158.6万円なら1年でスワップ金利計算したら、
100万通貨売りなら13,000円✖365日=474万5,000円とキチガイみたいな金利になるおね
200万売りなら26,000円✖365日=949万円とかトチ狂ったようなマイナス金利払わされます。

短期金利が下がればスワップポイントも下がるんで絶対この値になるわけではないですが
冷静に考えて、ドル円ショートしたら資金の80%が金利の支払いで溶けちゃう計算なんで
年利80%でお金借りてきてレバレッジ掛けて取引するというキチガイ沙汰でそφ(.. )
こんなんソフト闇金ウシジマくんで金借りてFXやってるんだと気が付くべきでしょう。

為替介入の直後、短期期間限定で売りで参加するってのならショートもいいですが
逆張りしてショートポジションをズルズル持ちつづけるのはさすがに悪手でそ(´・ω・`)




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2023年07月29日

7/28株式・為替市況 〜日銀リークで高級ヒー〜

日銀、金利操作を柔軟運用 上限0.5%超え容認案
2023/7/28 2:00 日本経済新聞
日銀は28日に開く金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の修正案を議論する。長期金利の操作の上限は0.5%のまま据え置くものの、市場動向に応じて0.5%を一定程度超えることも容認する案が浮上している。国債の大量購入で金利を抑え込む政策運営を柔軟化し、市場のゆがみを和らげる狙いがある。
日銀は2022年12月に市場機能の改善を目的に、長期金利の上限を従来の0.25%程度から0.5%程度に拡大した。現在は上限の0.5%を超える前に国債を大量に買い入れて金利を抑え込んでいる。新たな案は0.5%の上限を維持した上で、市場動向によっては0.5%を超えることを認め、国債購入が過度に膨らまないようにする。
複数の関係者によると日銀は7月上旬、YCCを修正したり撤廃したりした場合、長期金利がどの程度上昇するか、大手行に聞き取り調査した。大手行は日銀がYCCを撤廃すれば長期金利は上限の0.5%を突破する可能性が高いとみており、金利の抑制手段を完全になくせば金利の急騰リスクがある。
日銀内で浮上する運用を柔軟にする案は、長期金利が上限の0.5%を緩やかに突破するケースは容認しつつも、急激な金利上昇は抑える手法だ。投機筋の攻撃といった市場の急変動を抑える狙いもある。
円安に起因する物価高への警戒感も高まっている。外国為替市場では1ドル=140円台の円安が続く。金利操作は低金利環境を続ける利点がある一方、利上げを進める欧米との金利差拡大などを通じて円安につながりやすい。金利操作の対応を弾力化すれば、結果として金利差縮小につながり、円安傾向に歯止めがかかる可能性がある。

日銀修正、長期金利一時9年ぶり高水準 米市場にも波及
2023/7/28 19:31 日本経済新聞
日銀の政策修正を受けて市場は動揺した。長期金利は一時9年ぶり高水準を付けたほか、円相場は乱高下した。植田和男総裁の直近の発言で政策修正への警戒感が後退するなか、市場参加者は不意を突かれた。米国の株式市場にも影響が広がるなど、世界の金融市場が日銀の動向を巡り神経質になっている。
日銀は28日午後、金利操作を部分修正し、0.5%の長期金利の上限のめどは残したまま、一定程度超えることを容認するほか、新たに1%を事実上の上限とする方針を示した。
発表をうけ、国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは一時0.575%と、2014年9月以来の高水準を付けた。
外国為替市場も動いた。日銀が決定内容を公表した直後、大規模緩和の維持に着目したアルゴリズム取引が円売り・ドル買いに動き、一時1ドル=141円台前半に下落した。ただ、政策修正の内容が市場に広がり始めると、円買いが膨らみ138円台に急反騰。発表直後の1分間で3円近くも動く乱高下となった。円高が重荷となり、東京株式市場で日経平均株価が一時、前日比で800円超下げる場面もあった。
0730




7月27日(金)の深夜2時すぎに突如として日銀がYCC修正に踏み切るという速報
日経だけでなくブルームバーグなどでもほぼ同時タイミングでニュースが流れました。
日本時間は深夜で気が付かなかった人も多い時間帯ですが、アメリカでは流動性の厚いコアな時間帯だったので、おそらくこのタイミングを狙って流したんでしょうφ(.. )
もちろん自分もすでに寝てたんで朝に為替見てビックリした派だったんですけど

日経の飛ばし記事だとか言ってる人もいますがその可能性は0.01%もないでしょう。
そもそも日銀の会合なんてせいぜい10〜15人が集まって行ってるんで、そう簡単に会議の重要な内容がまして事前に外部に漏れるなんてことはまず0.01%もないでしょう
もしあるとすれば、それは意図的に日銀内部の人間が意図的にリークしたってこと。
まあなんでわざわざリークしたのかはその後の会見見てたら何となくわかります。

日銀としてはタイミングとしてどうしても今回YCC修正をしたかったようです(´・ω・`)
しかし事前リークなしに抜き打ちでYCC修正いきなりやれば市場がパニックになります。
まして、流動性のあまりない日本時間の金曜9時〜10時にいきなり突然発表したらなら、いきなり為替が円高か円安に4〜5円動いてシャレにならん事態になります

例えばですが、リークなしだと7/28(金)に日銀がYCC修正やると予想してる派が10%で
YCC修正しないだろう派が90%だとしたら死ぬほど相場が荒れます(((( ;゚д゚)))
参加者の予想が大きく片方に偏ったままでは非常に危険で予見可能性が低いからです
(走行中の新幹線の中でいきなり火炎瓶投げたような大パニックが発生します)

それを未然に防ぐには、市場の流動性が厚くて極端な値動きが発生しにくいであろう
深夜のアメリカ時間(アメリカの為替市場がメインになってる時間帯)にYCC修正を匂わす情報を小出しにしてショックを小さく抑え込んでいくのがベストな手法です
事前にリークして情報を流しとけばYCC修正するだろう派としないだろう派の割合は
10%対90%という極端な割合から、40%対60%とか50%対50%に修正することが可能で、
売り派と買い派のバランスがとれていれば異常な値動きやボラは抑制できます(´・ω・`)

7/28(金)の午前中に日経がいきなり2,000〜2,500円下がるとか為替が6円円高になるとか
そんな異常な事態を防ぎたいという強い意図が日銀にあったんだと思いますφ(.. )

三菱UFJグループ(8306) 1,136円 +57円 (+5.2%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8306
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8306.T/chart

三井住友FG(8316) 6,629円 +273円 (+4.2%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8316
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8316.T/chart

日銀がYCC修正を容認したことでメガバンクは軒並み株価が急騰しています(´∀`*)
一方で不動産系は大きな売りが出て前場の寄りからかなり激しく下げていましたが
引けに向かっては日経も下が幅を縮めたことで不動産株も下げ幅を縮めたようです。

三菱地所(8802) 1,721円 −35.5円 (−2.0%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8802
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8802.T/chart

住友不動産(8830) 3,724円 −55円 (−1.4%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8830
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8830.T/chart

楽天銀行(5838) 2,135円 +143円 (+7.1%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=5838
https://finance.yahoo.co.jp/quote/5838.T/chart
時価総額:3,582億円
普段は銀行株のように動いていない楽天銀行も大きな陽線を引いて引けました
しかし前回のYCC報道のあった日と同じように翌日がガタっと売られてお終い(´・ω・`)
銀行株のくせに翌日の株価はなんかいまいちピリッとしない値動きでした

住信SBIネット銀行(7163) 1,671円 +51円 (+3.1%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7163
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7163.T/chart
時価総額・2,426億円
住信SBIネット銀行も株価はこのところずっとヨコヨコでしたが久しぶりに上げました
ただ7/28(金)の引け後の第1Q決算の結果が地味だったからなのか翌日は急落でした
このblogで毎四半期ごとにネット銀行の業績を比較してるから何となく知ってますが
基本的に住信SBIネット銀行は第1Q決算はほとんど毎回地味な結果だと思います(´・ω・`)
どちらかというと後半に向かって業績を伸ばしてくるタイプですよねφ(.. )

セブン銀行(8410) 301.5円 +3.2円 (+1.0%)
https://kabutan.jp/stock/finance?code=8410
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8410.T/chart
時価総額:3,642億円
今期の業績は増収減益を見込んでいて通期予測では住信SBIネット銀行より劣るくせに
時価総額だけは未だに楽天銀行より大きいとかふざけんなよと言いたくなります
今期の業績予測では楽天銀行はセブン銀行の1.5倍の利益を見込んでいるわけですから
時価総額的にも楽天銀行はセブン銀行の1.5倍の時価総額が妥当なんですけどね(゚Д゚)ゴルァ!!




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2023年07月26日

2/27為替市況 〜FOMCとパウエル議長発言〜

日経平均、FOMCの結果控え様子見か
2023年7月26日 8:06 日本経済新聞
26日の東京株式市場で日経平均株価は一進一退か。日本時間27日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見の展開となりそうだ。前日の終値(3万2682円)を挟んで、25日移動平均(3万2810円)と節目の3万2500円の範囲での値動きが見込まれる。
25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比26ドル(0.1%)高の3万5438ドルで終えた。小幅ながら12日続伸し、昨年2月以来およそ1年5カ月ぶりの高値を更新した。決算を発表した工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や化学のダウが買われた。

FOMCメンバー、タカ派とハト派の衝突深まる−金利見通し不透明に
2023年7月26日 5:45 ロイター
米連邦準備制度はインフレとの闘いにおいて極めて重要な局面を迎えた。当局者らは1年余りの間、利上げが必要であるとの認識で一致団結していたが、利上げをいつ止めるか、ピーク金利をいつまで維持するかについて、意見の相違が深まり始めている。
連邦公開市場委員会(FOMC)の参加者は大きく3つのグループに分かれている。タカ派は政策を引き締める用意があり、インフレを強く警戒している。ハト派は雇用創出を優先する緩和政策を志向する。中道派はその中間の立場だ。
経済カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/
0708





金利がたいして変動しない時期にはFOMCやCPIなんてまったく無視されがちですが
現在のように激しい利上げや、利上げ停止、あるいは利下げへの切り替えタイミングなどの大きな政策金利が市場に最も大きな影響を与える時期においては
FRBやECB(欧州中央銀行)の判断や発言は極めて大きな影響を与えますφ(.. )
今回は7/27(木)にFRBtoECBが同日に政策金利を発表する予定となっているため、その金利政策と今後の金利変動についての発言が非常に注目されてるわけですΣ(・ω・ノ)ノ

前回、パウエルFRB議長は2023年内に2回の利上げ(7月と9月)を予定してると発言しており、当初はその通りに利上げするものと予測されてきたわけですが(´・ω・`)
その後の米CPI(消費者物価指数)や米PPI(生産者物価指数)などの経済指標が軒並み低下してインフレの低下を示したことで2回目9月の利上げが怪しくなってます

今回の7月の利上げは0.25%でほぼ確定だろうと言われてますが、2枚目の利上げは不明
もしパウエル議長が「9月の利上げは今後の経済指標を見てあらためて判断する」という軟化した姿勢を示すならば、「9月の利上げは無しかもと期待されやすくなります。
当然ながら利上げ期待が後退し、ドル売り円買いの円高になりアメ株は上げやすいでそう

FRBについては利上げそのものは0.25%で間違いなかろうと事前に予測されているので
その後のパウエル議長の発言の内容が非常に重要視されるでそうφ(.. )
7/27(木)03:30からの議長発言の内容は投資家であれば注意しておくべきとなります。

また7/27(木)21:15にECBの利上げが発表される予定になってます。
こちらも基本的には0.25%の利上げだろうと事前予測されている通りになりそうです。
ただECBタカ派メンバーがここにきて「9月の利上げは確約されていない」「9月利上げは見送りもありえる」というハト派みたいな発言をして寝返りました
もし実際にECBが9月の利上げを見送る姿勢に転じるならばユーロ売り円買いとなり、欧州の株価が上昇することとなり日本の株式市場にもプラス作用しそうです




2023年07月21日
まさかのYCC修正否決で2円近い円安 岐阜暴威さんイキリまくる!

2023年07月19日
ECB(欧州中央銀行)が利上げに消極姿勢 かつ米CPI・PPIも低下


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2023年07月21日

まさかのYCC修正否決で2円近い円安 岐阜暴威さんイキリまくる!

日銀は現時点でYCC副作用に対応の緊急性乏しいと認識−関係者
2023年7月21日 16:35 ブルームバーグ
日本銀行は現時点でイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の副作用に緊急に対応する必要性は乏しいとみている。今月に開く金融政決定会合では見直しの是非が議論の対象になるとみられるという。事情に詳しい複数の関係者への取材で分かった。
関係者によると、イールドカーブ(利回り曲線)の形状に目立ったゆがみは見られず、債券市場の機能に大きな問題は生じていないとの見方は変わっていない。高水準の賃上げ実現など日本経済に前向きな動きが見られる中、YCC修正で金融緩和の持続性を一段と高める必要性も薄く、政策正常化の第一歩と誤解されるリスクを懸念する声もある。
27、28の両日に開く金融政策決定会合に向けて、経済・物価・金融情勢や市場動向を直前まで点検した上で最終判断を下す。YCCの早期修正・撤廃を求める政策委員もいる中で、見直しは議論の対象になるとの見方が出ている。
0707


この2〜3週間ほどドル円の動きが大荒れの様相を見せています(((( ;゚д゚)))
当初は米ドル円145円ふきんで揉み合ってたのが、いきなり7月下旬の、つまり7/28(金)に日銀がYCC修正を図るとかいう情報をブルームバーグあたりがやたら流しのがきっかけ。
いきなり6営業日で137円まで8円もの激しい円高を引き起こしたからですΣ(゚д゚;)

そもそも7月に日銀がYCC緩和するというネタ自体、何を根拠に書かれた記事が不明で
なぜ根拠があいまいな情報に合わせて突如大きく為替が動いたのかも極めて不明でした
どこかの外資が仕掛け売りにあわせてブルームバーグを利用して噂を流しただとか
まるで為替操作の片棒担ぎにブルームバーグが利用されたなんて事まで指摘されました

そしてそれからたった2週間後にブルームバーグは真反対の記事を書きましたφ(.. )
日銀の当局者はいますぐにYCC修正を行う緊急性も喫緊性もないという内容で
ブルームバーグはたった2週間で180度真反対の記事を発表する事態になりました
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-21/RY49W3DWX2PS01

この記事が流れたのが7/21(金)の夕方で、その直後から突如として激しいドル買いが始まり、わずか数時間で2円近く円安に動くというちょっと異常な動きになりました。
それと同時に、ブルームバーグにこの記事を日銀の関係者が意図的に書かせたんじゃないかという噂がやたら流れて、実際に日銀の意図するような動きになりました。

7/21(金)夕方に書かれたこの記事は極めて異例で、おかしな内容に終始しています。
なぜならブルームバーグがその以前に書いてた内容と180度真反対の内容であるとともに、極めて日銀の現在の姿勢や考えをそのまま反映した内容だったからです
断言はできませんが、あまりに日銀の現在の姿勢とかけ離れた記事を書いて為替の変動を引き起こしたブルームバーグに対して、それこそ日銀関係者が呼び出しをかけて
わざわざ過去の記事を訂正するような記事を書かせたって噂も本当かもしれません(´・ω・`)

まずそもそも、なぜこのタイミングでブルームバーグが日銀忖度記事を書いたのが謎です。
「事情にくわしい複数の関係者」=日銀関係者が呼びつけて書かせたんじゃないのかなと

今回の円安のおかげで岐阜暴威さんも大いに助けられて含み益に転じたようですね
一時は200万円近い含み損抱えてたはずなのにいきなり含み益に大転換です。
ブルームバーグの記事を信じてドル円ショートしてた投資家は痛い一撃となりました
まるで一連の為替操作に嵌めこまれたかのようなおかしな2週間でした(´・ω・`)



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2023年07月19日

ECB(欧州中央銀行)が利上げに消極姿勢 かつ米CPI・PPIも低下

ECBクノット氏、9月利上げの見通しに反論−確約されていない
2023年7月18日 18:03 ブルームバーグ
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は18日、来週の会合より後の引き締めは何も確約されていないと述べ、前例のないペースで進めてきた利上げを近く休止する可能性があると示唆した。
クノット氏の発言は、ECBが0.25ポイントの利上げをあと2回行い、中銀預金金利を4%にするという市場やアナリストの期待は行き過ぎである可能性を示唆する。発言を受けてトレーダーはECBの利上げ見通しを後退させ、国債は上げを拡大、ユーロはドルに対してほぼ1年半ぶりの高値から反落した。

CPI鈍化で株続伸、金利は急低下−ドル一時138円16銭
2023年7月13日 5:52 ブルームバーグ
12日の米株式相場は3営業日続伸。米消費者物価指数(CPI)が鈍化し、利上げの終了が近いとの観測が高まった。6月のCPIは前年同月比3%上昇。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前年同月比4.8%上昇と、2021年終盤以来の低い伸びとなった。ただ、米金融当局の目標はまだ大きく上回っている。
年内の追加利上げの織り込みが低下する中、短期債を中心に利回りが低下。今月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で0.25ポイントの利上げが決定される可能性はまだ非常に高いとみられているが、さらにもう1回実施されるとの見方は後退した。


7月に入ってから欧米の経済指標がどれもインフレ鈍化を示し始めました(´・ω・`)
本来ならFRBは7月と9月にそれぞれ0.25%の利上げを2回行うと予想されていましたが、ここにきてインフレ鈍化が目立ってきたので利上げ予想も下振れの様子
現在のところ市場側の予測では9月の利上げはないだろうという予測が強まってます
まああくまで市場側での予想なので実際に利上げ回数が2回から1回に減るかは不明ですが、インフレの鈍化傾向が強まってるのでもうすぐ利上げが停止だろうってわけですね

足元でFRBの利上げ回数が1回に減るんじゃないかって予測が強まってる影響で、さらに言えば利上げがもうすぐ停止されて、2024年から利下げ開始期待もあって
S&P500やNASDAQ指数が先週あたりからやたら強く上げているようですφ(.. )
いずれにせよ、年内のどこかで米国の利上げが停止され、2024年以降から利下げが始まるという流れが強くなればアメリカのグロース株がより一層上がりそうです

ちなみに、なつさんが2022年11〜12月に泣きながら買い下がって購入してたNASDAQ連動型投信はその後いい感じに上がっていて、すでに+30%以上の上昇です
ちょうどあの頃FRB議長のパウエルが毎月0.75%の利上げしてたのを徐々に縮小させるという発言してたんで、ここらで反発開始かなと予想したからです(*´∀`*)ムフー

NASDAQ
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
0808












S&P500
https://us.kabutan.jp/indexes/%5ESPX/chart

ドル円チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
0707












直近では急にドルが売られて円が買われていきなり137円まで円高になりました
これは日銀が7月末にもYCC修正するんじゃないかという予測が強まったからです。
ただ実際には否定されてしまったので7月のYCC修正はなさそうだって事になりました。

直近で大きなニュースとしてはECB(欧州中央銀行)の幹部が利上げを休止する可能性があるとかなり踏み込んだ表現で地ならし発言をしたことですφ(.. )
もちろんあの発言は「勝手にしゃべった」わけではなく、ECB全体としての総論を匂わせながら地ならしのためにあえて触れてるんだろうと思われますΣ(゚д゚;)
おそらく今後よほどの大きな変化や材料がなければ、あの厳しいラガルド総裁も利上げ停止という判断する日が近づいているものと予想できます

岐阜暴威さんは現在ドル円をLポジ建ててるみたいです。直近はYCC修正騒動で急激に円高に振れて137円まで突っ込むというかなり激しい動きでしたが、
YCC修正の懸念が引っ込んだことで現在はリバウンドしながら円安に振れています

しかし、来週は7/27(木)深夜3時以降からFOMCと政策金利発表がありパウエルFRB議長の発言という非常に大きなイベントが控えていますΣ(・ω・ノ)ノ
もしここで9月の利上げ見送りを匂わすような発言や利上げ停止に触れる発言があったら、またドルが売られて円が買われる流れに一転するかもしれません
しかも7/27(木)21時半からECB(欧州中央銀行)の政策金利発表もあるので、ここで8月以降の利上げ見送りや停止について触れるような発言があったならば
ユーロとかポンドが売られて円が買われる流れが加速する可能性があるでそう(´・ω・`)

アメリカ・欧州での利上げ停止や見送りはアメリカ株の特にグロース株の上昇に直結する非常に大きなシグナルなので、日本のグロース株やハイテク株にもプラス効果です
一方で為替が円高になればそれはそれで日本株が売られるのでマイナス面もはらんでます
来週の7/27(木)以降は政策金利や発言によって大きく荒れる可能性があり要注意です。

経済指標カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/
0708








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2023年06月22日

6/23為替市況 〜英中央銀行が0.50%の利上げ〜

欧州外為市場=ドル上昇、英中銀会合控えポンド14カ月ぶり高値
2023年6月20日1:08 午前 ロイター
欧州外為市場では、一連の主要中央銀行の政策決定会合が消化される中、ドルが上昇した。英ポンドはイングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会を22日に控え、一時約14カ月ぶり高値を付けた。
主要6通貨に対するドル指数は0.2%高の102.480。上昇したものの、先週16日に付けた1カ月ぶり安値(102.00)に近い水準にとどまっている。
英中銀が22日に開く金融政策委員会について、市場では少なくとも0.25%ポイントの利上げを決定すると予想されている。英中銀の利上げペースは他の主要中銀を上回るとの観測を背景に、英ポンドは一時約14カ月ぶり高値を付けた。
先週は欧州中央銀行(ECB)が15日の理事会で0.25%ポイントの利上げを決定。ECBの政策についてこの日、シュナーベル専務理事が、ユーロ圏のインフレ率はこのほど上方修正された予測も上回るリスクがあるとし、ECBは利上げを控えすぎるよりは、過度な利上げを実施する方向に政策を誤る方が望ましいとの考えを表明。

ポンド激しく上下動、英中銀の利上げ幅は50bp=ロンドン為替
2023/06/22(木) 20:24 みんかぶ
英中銀は政策金利を50bp引き上げて5.00%とした。市場では25bp利上げ観測が優勢だったことで、ポンド買いの初動反応が強まった。ポンドドルは一時1.2837レベル、ポンド円は182.45レベルまで急伸した。しかし、足元では急速に反落しており、先日の英CPI発表時に似た値動きとなっている。足元でポンドドルは1.2750付近、ポンド円は181円台割れ水準まで反落している。
0623
Twitterにもあるけど、FXの個人投資家はユーロ円やポンド円を売りまくりだそうです
岐阜暴威もよく負けるけど、同じように毎回ユーロ円やポンド円売って負けてますよね。

恐らくこれらの投資家は「為替と金利の関係」をあまり理解してないんだと思います。
金利とか利上げとかファンダメンタルを完全に無視して、テクニカルだけで判断するから
「なんだこれ高い、せや売ったろ精神でショートして爆死してるんでそう(´・ω・`)

前も書きましたら欧州ではラガルドECB総裁がまだ非常に強気で利上げをしそうです。
アメリカでは徐々に利上げ回数を減らしたり、利上げを休止したりとゆっくりペースですが
欧州や英国では今でもなお利上げをしばらく継続すると強気発言を繰り返してますし
実際に7月以降もさらに利上げを複数回以上行う可能性が高いでしょうΣ(・ω・ノ)ノ
よほどインフレ低下を示す強い材料が出てこない限り利上げは止まりそうにありません

それはつまり、ユーロもポンドもこれからさらに買われやすいという意味です
ただでさえ利上げで売り方のマイナススワップがどんどん増えているという状況で、
さらに欧州と英国が利上げを続けるなら対円ではもっと買われる可能性が高いでしょう。

ユーロ円やポンド円は金利というファンダメンタルで80%動いてる状況なので
残りの20%のテクニカルにかけてショートなんてやっても勝率は低く勝ちにくいです👹
地獄の炎で焼かれるように為替損失とスワップ損失のダブル攻めで苦しむだけ。

正直いって仮に為替がヨコヨコになってもこれほどスワップが高いと売り方は厳しい。
ユーロ円は売りのマイナススワップが少し前まで140円だったのがすでに150円台です
ポンド円なんて売りのマイナススワップが220円だったのが240〜250円台突入です。
仮に為替レートが動かなかったとしてもスワップだけで丸焦げにされて死ぬでしょう🔥

ポンド円 チャート
https://fx.minkabu.jp/pair/GBPJPY
0620











ポンド円って年内に195〜200円あるんじゃないかとも予想出てるの見かけたし
ユーロ円も165〜170円もあるんじゃないかって予想まで出てきてますからねΣ(・ω・ノ)ノ
ECB(欧州中央銀行)やBOE(英国中央銀行)が利下げ始めてからショートするならわかりますが、まだまだ積極的に利上げしてるときにショートするのはただの自殺です
為替はレバレッジが効いてるんで方向待ちあげてポジるのは非常に危険がアブナイでそ
特にポンド円は殺人通貨って言われてるんであれ売るのだけは止めた方がいいにょ(σ´∀`)σ

ECB、8会合連続で利上げ決定 物価安定へ「7月も継続」
2023年6月15日 21:17 日本経済新聞
欧州中央銀行(ECB)は15日の理事会で、前回5月と同じく0.25%の利上げを決めた。8会合連続の利上げは初となる。欧州経済は景気後退に転落しても、インフレ基調の高止まりが続く。物価の安定を優先し、次回7月の会合でも利上げを続ける姿勢を示した。
ECBは主要政策金利を4.00%、銀行が中央銀行に預ける際の金利(中銀預金金利)を3.50%に引き上げる。中銀預金金利は2001年5〜8月以来とおよそ22年ぶりの高水準になる。量的緩和策(APP)で膨らんだ保有資産の圧縮に向け、7月に再投資を終える方針を確認した。
8会合で計4%分を引き上げるのは過去最速となる。2000年代半ばといった過去の利上げ局面では政策金利を一時据え置くなど断続的な引き締めに動いた。
米連邦準備理事会(FRB)が14日に利上げを見送ったのに対し、ECBは当面、連続利上げを検討する。ラガルド総裁は記者会見で「まだやるべきことがある」と指摘。利上げ停止は「考えていない」と述べ、次回7月会合も「利上げを続ける可能性が高い」と強調した。

2023年06月16日
【悲報】岐阜暴威さん、金利と為替の関係性まったく理解できてない!

2023年06月13日
6/13為替市況 〜5月の米CPIは、前年比+4.0%に鈍化〜


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2023年06月16日

【悲報】岐阜暴威さん、金利と為替の関係性まったく理解できてない!

ECB、8会合連続で利上げ決定 物価安定へ「7月も継続」
2023年6月15日 21:17 日本経済新聞
欧州中央銀行(ECB)は15日の理事会で、前回5月と同じく0.25%の利上げを決めた。8会合連続の利上げは初となる。欧州経済は景気後退に転落しても、インフレ基調の高止まりが続く。物価の安定を優先し、次回7月の会合でも利上げを続ける姿勢を示した。
ECBは主要政策金利を4.00%、銀行が中央銀行に預ける際の金利(中銀預金金利)を3.50%に引き上げる。中銀預金金利は2001年5〜8月以来とおよそ22年ぶりの高水準になる。量的緩和策(APP)で膨らんだ保有資産の圧縮に向け、7月に再投資を終える方針を確認した。
8会合で計4%分を引き上げるのは過去最速となる。2000年代半ばといった過去の利上げ局面では政策金利を一時据え置くなど断続的な引き締めに動いた。
米連邦準備理事会(FRB)が14日に利上げを見送ったのに対し、ECBは当面、連続利上げを検討する。ラガルド総裁は記者会見で「まだやるべきことがある」と指摘。利上げ停止は「考えていない」と述べ、次回7月会合も「利上げを続ける可能性が高い」と強調した。
公表した声明文では「一部で緩和の兆しもあるものの、基調的な物価圧力を示す指標は依然として強い」と明記した。一方、銀行が急激な利上げで融資基準の引き締めに動くなか「インフレ率はさらに低下すると予想される」とも説明。今後の利上げペースは「データ次第」で判断する方針を維持する。
今回の理事会では最新の経済・物価見通しもまとめた。インフレ率は23年が5.4%、24年は3.0%と想定した。25年は2.2%と従来から小幅な上振れを見込む。経済成長率は23年が0.9%、24年は1.5%とした。
ユーロ圏は1〜3月期まで2四半期連続のマイナス成長と、機械的に景気後退とみなすテクニカルリセッションに転落した。かねてECBの理事会内部では、景気後退が深刻なレベルに至らなければ、金融引き締めの継続を求める意見がある。物価上昇率が中期的に2%に戻るまで利上げを続ける構えで、景気より物価の安定を優先課題とする。

ECB理事会後のラガルド総裁発言要旨
2023年5月5日12:09 午前 ロイター
今後の決定は、インフレ率2%という中期目標回帰を適時に達成するために政策金利を十分に制約的な水準まで引き上げ、必要な限りその水準を維持することを確実にするものになるだろう。


0617



一時は退場を宣言した岐阜暴威さんが、まさかの出金依頼をキャンセル
出金キャンセルした資金をスイス円やユーロ円にぶち込んで再びFXを再開したようです。

しかも6/15(木)に欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表、6/16(金)に日銀の金利政策発表および植田総裁の記者会見が予定されてたのにユーロ円売るという愚挙を敢行
一瞬にしてユーロ円のポジションが丸焦げになって170万円の損失が確定しました

まあ実際のところこれすべて演技で他のFX会社で両建てしてる可能性は残ってるので
この動画配信だけでは何とも言えない部分がありますが、事実ならあまりに下手すぎでそ
基本的にFXで売買する時にチャートしか見てないし、金利を一切見てないですよね
前も書いたけど為替は金利で動くので、まずは金利を念頭に置かないと絶対に勝てません。

《為替の仕組み》
・為替は金利が高い通貨が買われて、金利が低い通貨が売られる
・中央銀行が利上げをすると通貨が買われ、利下げをすると通貨が売られる
・金利の先行きが利下げを見込むと通貨が売られ、先行きが利下げを見込むなら買われる


短期のデイトレやスキャルはチャート見ながらやるんでしょうけど、FXのスイング取引をするなら上記の3項目をしっかりと押さえておけばまずそうそう負けることはありません
なぜなら金利という先出し情報を見ながら判断しても間に合うからです(。・ω・)ノ゙

ちなみに6月ECBの政策金利は最初から強い利上げ予測だったので売ったらアホです。
今回の岐阜暴威さんはECBの二日前くらいからユーロ円をショートしてたようなので
ガソリンを被って焚火に飛び込むくらいの救いようないアホな行為でそう
まさかここまで為替と金利の関係を理解してないアホだとは思わなかったので驚きました。
もう10年近くFXをやってる経験があるはずなのにここまで為替の知識がないのはヤバい。
今すぐにFXを中止して、為替とFXの仕組みを一から学び直した方がいいでそ(´・ω・`)
(ただ今回の動画見て、ここまでアホなことするとやらせクサいなと強く感じました)

ちなみに岐阜さんはTwitterで「ユーロ安がヤバすぎるから月曜に介入すべき」みたいな的外れな頓珍漢なことを呟いてますが、もし本気で書いているな真剣に頭がヤバいです
今すぐ小学生くらいからやり直して勉強し直すことを真剣におすすめしますφ(.. )
過去においてユーロ安やユーロ高で為替介入があった事実は一切なく、今後もありません。
もし本気で介入で円安が抑制されると信じているならの頭が病気という他ありません。
今すぐにパソコンの回線切って、口座から全額出金して投資即止めた方がいいでしょう

《今後のユーロ円、ポンド円の予測》
・ECBはインフレなどの経済指標を確認しながら利上げを行うようやや方針転換。
・6月までは問答無用で結果ありきの利上げだったので、軌道修正を図っています。
・軌道修正もありながらも、あらためて7月以降の利上げの実施可能性を強く宣言。


ユーロもポンド円も基本的には同じ傾向にあるのでユーロ高、ポンド高が続きそう。
なによりこのあたりの通貨ペアはスワップが鬼のように高いので売ったら危険でそ👹

ユーロ円 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0951
0606










テクニカル的に見て短期ではやや非常に速い上げですが、156円までの上値はありそう。
もし買うのならば一旦落ち着いて150〜152円で調整してから買うのでもよい。
なお買いならスワップが着くので為替差損が出てもスワップ益で穴埋めが可能φ(.. )
正直なとこ、FXでなくても外貨預金で買うだけでも利益を狙えそうな通貨ペアですね。

ユーロ円のスワップは1日145円付くので100万通貨を買いポジなら1日14,500円です。
1ヶ月保有したら43万5,000円もらえて、3ヶ月保有したら130万5,000円です
12ヶ月の1年間保有したら為替が一切変動しなかったとしても522万円になります
(もしユーロの利上げが加速するとスワップはもっと増えて、減速したら減ります)

欧州中央銀行ECBが利上げ停止、または利下げを実施するならショートしてもいいですが
今のように強い利上げを示している状態でショートをするのはかなりの自殺行為です
「なにこれ高いでにショートしても2円担がれて泣くだけでしょう(´;ω;`)

ちなみに岐阜暴威さんは売りポジション抱えて泣き言いってた時は152円50銭ですが、
その後でECBが0.25%利上げを実施したことで現在は154円40〜50銭ですね。
もしユーロ円で100万通貨の売りポジションを残してたらさらに200万の損が追加され
もし切ってなかったら170万円で損切りが、370万円の含み損になっていたってこと
(動画では200枚ユーロ円ショートとあるので+400万円の損失追加のようですが)

岐阜さんの動画を見てて思ったのですが常にチャートしか見てないし金利見てませんね。
おそらく岐阜さんのようにチャートで「なにこれ高いでユーロ円やポンド円を
ショートで建ててる人はまったく金利動向を見てもないし、確認してないんでしょう

売買タイミングをチャートで図ることまでを否定はしませんが、
ユーロ円やポンド円は非常にスワップが高いのでショーターには極めて不利な博打です。
もし為替が全く動かなかったとしても、3ヶ月で100万通貨ポジで130万負けるからです。
しかもこの130万円は含み損ではないスワップの確定損なので減ることはありません

現在のように激しく政策金利が動く時期にはチャートのテクニカルなど役に立ちません。
中央銀行が利上げをするなら買えばいいし、利下げをするなら売ればいいだけです。
岐阜暴威さんのように金利を見ずにテクニカルで売買してもまず勝てはしないでしょう


ss2286234570 at 16:48|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加