yogurting ヨーグルティング

ディーエヌエー

2015年03月21日

DeNAとグリーの生死の差を分けたもの 〜その2〜

ホテル当日予約アプリ「Tonight」を展開するグリーは8月11日、ラブホテルの当日予約に特化した「Tonight for Two」(iPhone/Android)をリリースしました。スマートフォンから最短10秒で予約・決済が可能という手軽さが売りです。
高級ホテルを中心に扱っている「Tonight」の仕組みを使い、ラブホテルに特化したアプリを開発しました。アプリを起動すると、現在地から近い当日泊まれるホテルを表示します。気に入ったホテルがあればそのままクレジットカード決済し、予約が完了する仕組み。アプリ自体は18歳以上向けで18禁のホテルに関しては予約時に年齢認証画面を表示します。
グリーはホテル側から初期手続料3万円と予約成立時の手数料を徴収します。
開始時は関東(1都6県)のホテル情報(約30件)を掲載。今後エリアを広げていく計画です。
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任天堂という会社は「子どもにとって有害なゲームは絶対開発しない」という
かなりお堅い姿勢を貫いてる会社で有名ですにょ(σ´∀`)σ
ちょっと言い方は悪いですが頭の固いお役所みたいなイメージです(´・ω・`)
おそらく任天堂はDeNAとグリーのどちらと組むかという判断したわけで、
最終的にその判断の根拠になったのはDeNAのイメージとお行儀の良さでしょう

DeNAはスマホゲームの課金トラブルで少しだけまともな対応をしました。
その背景にあったのはやはり、当時はプロ野球界に参入した直後でもあったので
企業としてのイメージをこれ以上悪化させたくないという事情もあったんでしょう。
(またナベツネに叩かれてトラブルになるのを避けたかったなど)
DeNAはプロ野球参入前後にかなり派手に叩かれてお行儀がよくなりました
望んでやったのかどうかはさて置き、企業イメージとお行儀はかなり改善していました
課金トラブルの対応もやや大人びてすばやい対応をしていた印象が強いおね。
一方のグリーは、課金トラブルでもマズイ対応を連発させイメージを悪化させました
子どもにも課金させてその返金トラブルでもかなりこっぴどく叩かれたました
叩かれるのは仕方がないにしても、謝罪した後にまたトラブルが何度も発覚させて、
何度も何度も謝罪に追い込まれたり、その対応に引っぱりまわされました
(ちょうど今のマクドナルドのように延々と叩かれ続けました)
経営側がきちんとした対応や指示を出せなかったのが一番の原因でしょう。
なにより危機意識や企業イメージに対する切迫感に欠けていたこともあったと思います

ちょうど1年ほど前にグリーはラブホアプリというものをリリースしたおね
(リリースしてすぐにネットでもかなり話題になって叩かれました)
ところがリリースが話題になって色々な批判を浴びてすぐ廃止を決定しました
一説では暴力団に脅されたんじゃないかって書かれてましたがそれもでしょう。
予想した以上に話題になって企業イメージの悪化を嫌ってやめただけだと思います
でも逆にいえばグリーの判断基準の甘さいい加減さも透けて見えるわけだおね
おそらくそのニュースを見た人はグリーって馬鹿な会社だなと感じたはずです(`・ω・´)
(叩かれるのはわかってんだから最初からそんな馬鹿なことすんなよって意味で)
あれだけ散々叩かれたくせに反省がないというか、危機意識がまったく足りてない
そういう判断の甘さや危機意識の欠如がグリーにはいまなお感じられます。
グリーには若さと同時にライブドア的要素が強くて危なっかしいんだおねφ(.. )
グリーは、いわゆる「やらかし」の可能性が高い会社ってことです

任天堂にしたら「グリーはちょっと避けた方がいいよね・・・」って思われたはずでそ

そういうグリーの甘さや危機意識の欠如が積み重なってこういう結果になったんでそう。
公務員要素の強い任天堂がグリーを避けたがったのは当然の結果といえます
単純に開発力があるとか/ないとかっていう基準だけでなく
任天堂は「開発力」「お行儀の良さ」「会社イメージ」などで総合的に判断したはずだおね。
ラブホといえばグリーってイメージがまだ残ってる今の状況において
任天堂がグリーと組んでしまうと「任天堂=ラブホ」ってイメージに繋がりかねませんΣ(゚д゚;)
今まで散々努力して企業イメージを向上させた任天堂にとっては絶対に容認できない訳です。

グリーとしては任天堂という巨魚(金のなる木)を取り逃がしてしまったわけです
色々な判断の甘さやいい加減差が決定的な失敗の要因になったってことだおね。
おそらくこれから両者の格差はどんどん広がって時価総額の差もひらくはずです
今回の顛末でグリーは世紀の大失敗をしてしまったといっても過言ではないでそ(´・ω・`)


圧力?グリー「ラブホ予約アプリ」の爆速終了に憶測広まる
グリーがラブホテルの予約ができるアプリ「Tonight for Two」のサービスを終了したことを発表した。サービス終了についてグリーは「社内外からいろいろなご意見があり、それらの議論を踏まえて総合的に判断した」と説明している。開始から1カ月足らずでサービス終了となり、堀江貴文氏も「何か裏を感じる」とTwitterでコメント。終了した理由についてネット上では様々な憶測が広まっている。


ss2286234570 at 00:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年03月20日

DeNAとグリーの生死の差を分けたもの 〜その1〜

これまで任天堂は、スマートデバイス向けの参入については慎重な姿勢を崩さなかった。岩田氏はその理由として、スマートデバイスでゲームを作ることそのものについて否定的ではなかったものの、コンテンツの新陳代謝が激しく、コンテンツ価値の維持が容易ではないとし、どうすれば価値を維持、発展させながらビジネスを展開できるのかを考えていたという。また、スマートデバイスのゲームビジネスは“楽にもうかる”というイメージもあることに触れつつ、実際には競争も激しくほんの一握りしか成功していないとし「その一握りに任天堂も入らなければ、参入する意味がない。やる以上は絶対の勝算を持って臨む」とした。
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スマートフォン向けのゲーム配信を発表した任天堂 の株価は急伸し、時価総額は19日までの2日間で7000億円超増加した。同社の方針転換を市場が評価した形だが、スマホへの過大な期待には懸念の声もある。
ブルームバーグ・データによると、時価総額は発表前の17日終値時点で1兆9947億円(株価1万4080円)だった。株価は発表後の18日には値幅制限いっぱいのストップ高となり、19日終値時点の時価総額は2兆7059億円(同1万9100円)となった。株価が下落したため、20日終値時点の時価総額は2兆5281億円。
任天堂は17日、ディー・エヌ・エー(DeNA)と資本・業務提携し、スマホ向けゲームを開始すると発表。人気キャラクター「スーパーマリオ」などを生かし、スマートフォンやタブレットにも収益機会を拡大する。発表は好意的に評価され、目標株価やレーティングの引き上げが相次いだ。 任天堂にとっては、収益拡大の機会となるスマホだが、競争は厳しい。国内では、長期的なヒットタイトルを持つのは「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)のガンホー・オンライン・エンターテイメントと「モンスターストライク」のミクシィの2社程度。海外でもソフトバンク子会社のスーパーセルなど少数だ。 

任天堂がDeNAと組んでスマホゲームを手がけると発表して以降
両者の株価は窓をあけて一気にストップ高を連発してます
現在国内では、スマホゲーム市場は6,000億円の売上げを叩きだす市場なのに
一方のハードゲーム市場は半分の3,000億円しか売上げがないそうです
いくら海外のハードゲームで稼いだとしてもこれでは立ち行かないのは仕方がないでそう。
これまでスマホゲームを一切手がけずハードゲーム一本に絞っていた任天堂は
業績の落ち込みが特に激しく、去年まで3年連続で営業赤字を続けていたとかφ(.. )
今回のDeNAとの提携がいかに任天堂にとって重要だったのかよくわかりますにょ(σ´∀`)σ

今期の任天堂の営業利益が200億円の見通しなのだそうですが、
市場ではスマホゲーム市場への参入により数年以内に営業利益1000億円を期待だそうです
まあ実際にどういう数字に落ち着くかは不明としても、営業利益が5倍に増えるという
吹込みなら任天堂の株価が7,000億円増えたとしても、まあそんなもんかなという気もします

任天堂はコレまでスマホゲームをまったく手がけてこなかったのでノウハウが皆無でそ
そういう意味では、DeNAに開発を丸投げしたのもなんとなく頷けます。そして今回の勝者
任天堂でも任天堂の株主でもなくDeNAの株主であるのは間違いないでそう(´∀`*)
もし任天堂にスマホゲーム開発力があるならもっと違った結果になる可能性もあったでしょうが、
今の任天堂には開発するノウハウがないのでDeNAに全依存ってことになります。
ってことはDeNAは売上げの40〜50%くらいいただける可能性があるってこと
(さすがに50%は言い過ぎですが、かなり高い手取りを見込めるわけでそ)
これまでずっと右肩下がりで業績が傾いているDeNAにしたら干天の慈雨だおね(*´∀`*)ムフー


任天堂(7974) 17,845円 −1,255円 (−6.57%)
http://kabutan.jp/stock/chart?code=7974
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=7974.T&ct=z&t=6m&q=c&l=off&z=n&p=s,m25,m75,b&a=v,ss

ディー・エヌ・エー(2432) 2,099円 −8円 (−0.38%)
http://kabutan.jp/stock/chart?code=2432
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2432.T&ct=z&t=6m&q=c&l=off&z=n&p=s,m25,m75,b&a=v,ss

グリー(3632) 754円 +2円 (+0.27%)
http://kabutan.jp/stock/chart?code=3632
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3632.T&ct=z&t=6m&q=c&l=off&z=n&p=s,m25,m75,b&a=v,ss

ss2286234570 at 19:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加