スエズ運河
2023年12月25日
川崎汽船など海運3社が反落、マースクが運航再開を準備
紅海襲撃、輸送能力2割減
スイス物流会社、コンテナ船動向分析で指摘 迂回で滞留時間大幅増
2023年12月23日 2:00 日本経済新聞
親イラン武装組織フーシによる商船の襲撃が相次ぎ、紅海やスエズ運河の通航を避ける動きが広がっている。既に少なくとも120隻のコンテナ船が迂回路を選択し、世界の海上輸送能力は2割減少するとの見方も浮上している。企業からは配送の遅れによる供給網混乱や、コスト増による物価への影響を懸念する声が上がっている。
S&Pグローバルのクリス・ロジャース氏は「スエズ運河の手数料を差し引いた燃料費を考慮すると、この航路の輸送コストは15%ほど上昇するほか、保険料も追加でかかる」と指摘。CMA CGMは運送料を40フィートコンテナで2000ドルから3倍超の6600ドルに引き上げた。
欧米とアジアを結ぶ船便全体で、玩具の47%、家電製品や衣料品の40%が運賃の上昇や到着の遅れなどの影響を受ける。産業用の原材料では化学品の24%、自動車用の平鋼板は22%、絶縁電線や電池も22%に及ぶとみられ、一部の材料の入手が困難になる可能性もあるという。
川崎汽船など海運3社が反落、マースクが運航再開を準備
2023/12/25 09:55 会社四季報
日本郵船(9101)と商船三井(9104)、川崎汽船(9107)の海運大手3社が下落。そろって7営業日ぶりに反落しており、川崎汽は午前9時44分時点で前週末比326円(4.9%)安の6290円で取引されており、TOPIX(東証株価指数)業種別指数において「海運業」は値下がり率首位となっている。このところイエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海を航行する商船を攻撃し、コンテナ船の運賃市況が上昇傾向となったこと受け、共同出資で同事業を展開する3社には投資資金が流入。22日にかけて6連騰して川崎汽と郵船は上場来高値を更新していた。
しかし、24日にデンマークのコンテナ海運大手APモラー・マースクが紅海での運航再開に向けた準備を進めていると発表し、一段の運賃上昇に対する観測が後退している。米国などがフーシ派による攻撃から船舶を守る新たな多国籍部隊を発足させる準備を進めていたが、マースクはその発足を運航再開準備の理由にあげている。
イエメンを本拠地にしている新イランの武装組織フーシ派が紅海でやたら暴れており
その影響でコンテナ船の運賃が上昇しているというニュースを受けて上がってた海運株。
これに対してフーシ派制圧のためにアメリカが多国籍軍部隊を立ち上げて制圧すると
発表したことやデンマークの大手海運モラーマークスが紅海での運航を開始したという報道を受けて海運株が一斉に急落するというニュースが出てました
実際にこのニュースを受けて売られたというよりは、直近で急に株価が上がったこともあり
利益確定の売りが出て一気に売り叩かれたというような流れかもしれませんφ(.. )
多国籍軍うんぬんでコンテナ船の運賃が下がる可能性もないわけではないですが、
株価が上がってそろそろ離隔しようと考えてたところに材料が新たに出たことにより
ちょうど利益確定しておくきっかけにとらえられたといったところが正解かもしれません
軒並み5〜6%下げてるので思いのほかけっこう激しく売られてるなという印象でした
日本郵船(9101) 4,290円 −300円 (−6.54%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=9101
https://finance.yahoo.co.jp/quote/9101.T/chart
飯野海運(9119) 1,212円 −22円 (−1.78%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=9119
https://finance.yahoo.co.jp/quote/9119.T/chart
大手海運は以前はテクニカルに沿ってわりと上げ下げしてたので売買してましたが
最近はテクニカルに沿って動かなくなったのでまったく手を出していません(´・ω・`)
週足のテクニカルが効いてるといえば効いてるっぽい感じもあるのですが、
決算なんかを見てても以前のように触手を動かす気になれないってのもありますφ(.. )
唯一手を出すのは日足チャートがきれいでテクニカルに沿って動く飯野海運だけです
海運だから売買してるんではなく、株価の値動きがよくてテクニカル的に売買の判断がしやすい監視銘柄の中に入ってるから売買してるってだけの話ですが
飯野海運は配当がいいんでそのへんもスイングで持ってると魅力があるってのもあるでそ