クレディ・スイス
2023年03月20日
3/20株式市況 〜クレディ・スイスのAT1債〜
金融安全網にきしみ クレディ・スイスのAT1債、全損に
2023年3月20日 14:46 日本経済新聞
「値段の確認だけでなく実際に売る動きがある」――。20日の東京市場では社債トレーダーに緊張が走った。国内の金融機関が、早くも国内外のAT1債の売却に動いた。商品性への不安が強まっているという。
AT1債は銀行財務が悪化した際に保有者が損失を引き受ける債券だ。自己資本として算入できるため、多くの銀行が発行し、高い利回りを得られるため資産運用会社などの投資家がこぞって購入してきた。
米金融大手ラザードによると20年9月末時点で世界で100程度の金融機関が発行し、全体の8割を欧州勢が占める。日本のメガバンクもAT1債を発行しており、3グループで3.6兆円弱の残高がある。ディールロジックによると12年以降の発行額は累計9000億ドル(約120兆円)、残高は市場推計で30兆円程度とみられている。
ところが、クレディ・スイスが19日、同社の160億スイスフラン(約2.2兆円)分のAT1債の価値がゼロになると発表したことで、市場の空気は変わった。他の金融機関が発行するAT1債にも厳しい目を向けつつある。
クレディ・スイスの救済では株式は一定の価値を保つのにAT1債が全損となった。通常、銀行が破綻した場合、まず株主責任が問われ、次にAT1債、劣後債、普通債と損失が発生する順序がある。だが、今回は違う形になった。
なぜか。クレディ・スイスは破綻ではなく買収されたため、株主には一定の対価は支払われる。一方で「AT1債には『国からの支援策があった場合、元本割れとなる』という趣旨の契約条項が入っている」(日本の金融庁)ため、株式より先に債券であるAT1債の保有者が損失を受けることになった。
資本や流動性の比率がいくら高くても、銀行が信用を失えば、預金流出が止まらなくなり、経営はすぐに危機的な状況になる。クレディ・スイスが示すのは、財務指標などの数値だけで銀行を規制することの難しさだ。
流動性不安を生み出したのは、厳格な金融規制の対象外だった中堅銀行、シリコンバレーバンクの破綻だった。規制の穴を突くかたちで金融の安全網にほころびが生まれ、それが安全であるはずの大手銀行に波及したかたちともいえる。


先週末にクレイジースイスはUSB銀行に31億5000万ドル(約4200億円)で買収されることが決定し、週末から月曜朝のダウ先物や日経225先物が急騰しました

取引開始直後は勢いのあった日本市場でしたが、金融不安が払しょくできていないんじゃないかという流れが立てず、引けに向かってズルズルの下げで終了(´・ω・`)
最弱ジャップ相場は−388円というカスみたいな値動きで終了してしまいました。
クレディ・スイスとは明らかにまったく関係ないマザーズ市場だけが地獄を見ました👹
本来なら何の関係もないのによくわからないけど売られてしまうのが新興市場の常ですね。
その晩のアメリカのダウが+309ドル、NASDAQが+117ドル上げたのとはえらい違い

日経平均 26,945円 −388円 (−1.42%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=0000
東証マザーズ 567 −22.1 (−3.75%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=2516
ダウ 32,539 +294 (+0.91%)
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EDJI/chart
NASDAQ 11,804 +129 (+1.11%)
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
海外市場でなにか変異が起きると一番最初に日経225が売り込まれるわけですが
(世界で一番最初に取引が開始するのでヘッジ市場として機能してるとかなんとか)
そもそも全く関係ないマザーズ市場が一番売られる仕組みは未だに解明されていません

各市場のチャートを見ていくと一番よさそうなチャートはNASDAQのように見えます

NASDAQだけはこの2週間でまったく下げてないしむしろ上げて終わっています

月足チャートでは上な抵抗線を抜けてここからトレンド転換起こしそうな形もGood

恐らくですが、今回の金融不安でFRBがこの先積極的に利上げをしにくくなるので
これが結果的にNASDAQの強さや仮想通貨の上昇につながってるのは間違いないでしょう。
あれだけ弱かったビットコインなんて毎週高値を更新していますもんね(*´∀`*)ムフー
3/23(木)の深夜3時にFRBが金利政策を発表する予定になっていますφ(.. )
本来なら0.5%の利上げが織り込まれていましたが、今回の金融不安と足元の経済指標もややインフレ低下を示してることから利上げ幅はおそらく0.25%に縮小されるでしょう

その後の深夜3時半からパウエルFRB議長の会見が開始される予定になっています。
ここで金利の先行きに対してどのようなことが話されるかが非常に重要になってきます

「利上げを停止する」だとか言質を取られるようなことはおそらく話さないと思いますが
今後の利上げについてのトーンが落ち着いてくれば株価的にはプラス作用でしょう

一部では夏にも利上げが停止され年内にも利下げ開始の報道が増えてきましたφ(.. )
そううまく行くとは楽観してませんが、流れに変化があったのは好感できますね

ビットコイン
https://cc.minkabu.jp/pair/BTC_JPY
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クレディ・スイス、UBSが買収交渉 FT報道
2023年3月18日 6:29 日本経済新聞
スイスの金融大手UBSが、経営不振が続く同業のクレディ・スイス・グループに対する買収交渉を進めていることがわかった。17日に英フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。クレディ・スイスの事業全体あるいは一部を対象として交渉しているという。
FTは関係者の話として、UBSとクレディ・スイスの取締役会が今週末にそれぞれ、買収について検討する予定だと報じた。スイス国立銀行(中央銀行)とスイス金融市場監督機構(FINMA)が買収交渉を後押ししており、米英の当局にも2行の統合がクレディの信用力の崩壊を防ぐための「最善策」であると伝えたという。スイス中銀は2行に対し、週明けに金融市場の取引が始まる前に明快でわかりやすい合意に至るよう求めているもようだ。
クレディS救済の買収案取りまとめ急ぐ−UBSとスイス当局
2023年3月19日 9:40 ブルームバーグ
スイスの銀行UBSグループと同国の銀行規制監督当局は、苦境に陥ったクレディ・スイス・グループ買収案を早急に取りまとめるため週末も作業を進めている。政府による一部負担の肩代わりやクレディ・スイスの投資銀行部門の扱いといった難題をクリアする必要がある。
UBSはクレディ・スイス救済のための買収の可能性に当初難色を示していたものの、当局の催促を受けてクレディ・スイスの深刻な信用喪失の危機に歯止めをかけるため、迅速に執行可能な仕組みを模索している。協議について説明を受けた複数の関係者が明らかにした。
関係者によれば、UBSはスイス政府に対し、何らかの買収で合意した場合、法的費用の一部や将来的に発生するかもしれない損失の肩代わりを求めており、ロイター通信はその金額を約60億ドル(約7900億円)と報じた。

クレイジースイスグループはもう何年も前から不祥事続きでとっくに終わってた銀行
とっくの昔に信用失ってたんで「個人的にはまだ潰れてなかった?」のかという程度です。
クレイジースイスグループはもう何年も前から不祥事続きでとっくに終わってた銀行

言っちゃ悪いけど、こんなカスみたいな金融機関に未だに金ア付けてる方が悪いでそ

こんなキチガイ金融機関に未だに資産預けてる方がむしろおかしいってだけφ(.. )
本来なら「自己責任ですね」の一言で終わる話ですが、スイスも悩んでるんでそね

クレイジースイスってかなり前から不祥事だらけで顧客から訴えられたりしてたし
なにやってもダメで経営陣がコロコロ短期で入れ替わりしてました。
例えていうなら、飛ばしや簿外債務をやってた山一証券とか北海道拓殖銀行みたいなもん。
あの当時はそれで済んでた話かもしれないけど、現代でまだやってるような銀行です

数年前とかそんな話じゃなく、6〜8年前から脱税補助や違法な取引繰り返しては
欧米の金融庁や監視機関から目をつけられて処分と罰金喰らってたクソ会社ですよね

野グソ以下💩のもはや金融機関と呼ぶ方がおかしいレベルになり下がってたんで
そんな事態になっても金預けてたバカを救済するのもちょっとどうかと思います(´・ω・`)
そもそもまともじゃないってことで国内外で取引先から切られまくってましたよね

日本国内でも2〜3年前から従業員を半分首切って、その後さらに半分に首切ってたんで
とっくに日本国内から撤退したか身売りしてるという印象しかありません(´・ω・`)
ってかむしろまだ存在してたんだ!ってことに今回驚きましたΣ(゚д゚;)
超カスだったんで、てっきり消滅したか身売りしてどっかに吸収されたと思ってたので

今週末に一番驚いたのはクレディ・スイス がUSB銀行に買収されるってニュースは
3/17(金)の夜にバンバン情報が流れてたのにダウ先物はー384ドル下げて引けたのに
土曜に入って一般ニュースで同じ情報が流れるようになったとたんに急反発してます

土曜の明け方に384ドル下げてたのが


金曜日の取引時間中に反発せず、取引直後から即リバウンドしたのか謎ですね(´・ω・`)
一方で仮想通貨はUSB銀行買収のニュースの双方でとっくにリバってたんですけどね

なんでこんなおかしなタイムラグというか時差みたいなものが生まれるのか不思議。
本来なら3/17(金)の夜中にダウも日経225先物もとっくにリバってなきゃおかしい話でそ

今回明らかにおかしかったんで225先物を金曜(というか土曜の朝)に買ってみました
https://cc.minkabu.jp/pair/BTC_JPY

今回とまったく同じようなタイムラグみたいなものが先週3/11〜3/12にも起きてました

シコリンバレーバンク(SVB)が破綻したのが週末に入る直前の3/10(金)でした。
その直後からアメリカの金融当局関係者やその機関、あるいはアメリカ政府の関係者が
一斉にシコリンバレーバンクの預金の全額を保全する旨の発言をしてましたφ(.. )
てっきりダウ先物も日経225先物も仮想通貨も即リバすると思っていたんですが
ダウ先物はサンデーダウがけっこうリバってたのに仮想通貨は鈍い戻りでしたΣ(・ω・ノ)ノ
ビットコインを270万円前後で、ライトコインを9,200〜9,300円で揉み合い。
本来なら預金の全額保全ニュースで土日にリバウンドしておかしくなかったんですけどね。
なぜかあの時も、土日ではなく何のニュースも出てない3/10(月)深夜に急に動意づいて
あれよあれよという間に3/13〜3/14の2日間でビットコインは280万➡353万まで急騰

土日あれだけ安値で放置されてたのになんで月曜の早朝に動いたのか謎でした。
これってなぜか動かなかったビットコイン買うだけで28%儲かったんですよねΣ(゚д゚;)
(おかげで土日のニュースをしっかり読んだ上で安値で仕込めましたけど

先週はダウ先物が先に動いてて仮想通貨がなぜか動かないパターンでしたが
今週末はUSB銀行によるクレディ・スイス 買収ニュースを受けて、仮想通貨がとっくに動いてたのになぜかダウ先物と日経225先物が動かないパターンでしたΣ(゚д゚;)
(3/20(月)寄り付きの日経225先物は300〜350円くらいギャップアップで上げるんでは?)
情報自体がそれほど変わったわけでもないのに、なんでこうも動きに差が出ていたのか

USB銀行による買収ニュースがなぜ金曜日の取引時間中には完全に無視されていて
なぜ土曜の朝になったとたんにいきなり先物が反応し始めたのか非常に不思議でした

むしろ操作されてたんじゃないか?って疑ってしまうくらいのおかしな値動きでした。
この2〜3週間くらい異様にギャップダウン、ギャップアップが頻繁に発生してますよね。
もちろんそれを狙って反応してない方を買っとけば儲かるわけなんでしょうけど
