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インサイダー事件

2013年06月10日

インサイダー事件に見る個人と機関投資家の格差

金融庁は19日、エルピーダメモリELPDF.PKの増資情報について、米系ヘッジファンドのグループ会社ジャパン・アドバイザリー(JA)が証券会社の社員から伝達を受けて開示前に株式を取引し、金融商品取引法違反(インサイダー取引)をしたとして、12万円の課徴金納付命令を出したと発表した。証券取引等監視委員会による昨年11月の処分勧告を踏まえた措置。JA社は、2011年にエルピーダが総額約700億円を調達した公募増資と転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行する計画を進めていた際、証券会社から得た未公表情報に基づいて、計画が公表される前にケイマン籍のファンドを通じエルピーダの現物株式3万2600株を約3000万円で売り付けた。

金融庁は27日、ヤマダ電機(9831)による戸建て住宅メーカー、エス・バイ・エル(1919)の買収を巡りインサイダー取引をしたとして、広島県在住の男性に対し課徴金納付命令を出したと発表した。課徴金額は79万円男性は元同僚のヤマダ電社員から事前に入手したTOB(株式公開買い付け)の情報に基づき、公表前にエスバイエル株を買い付けた。証券取引等監視委員会が4月19日、課徴金を科すよう金融庁に勧告していた。

この二つのインサイダー取引にかかわる処分が発表されました。
1つめは本来投資のプロでもあるヘッジファンドがやったインサイダー事件です。
2つめはただの個人がやったインサイダー事件です。
別にどちらの肩を持つとかそんなつもりはありませんが、
誰がどう考えたって本来投資のプロであり機関投資家でもある
ヘッジファンドのやらかしたインサイダーの方がより深刻で大きな問題であるはずです
しかもわざわざケイマン籍のファンドを通じて隠蔽しようという意図までありあり。
本来ならばより高いプロ意識をもたねばならないヘッジファンドという機関投資家が
こんな露骨で悪質なインサイダー取引をやったのに課徴金はたった12万円!!
個人投資家を馬鹿にしてるのか!としか言いようのない処分結果でした(゚Д゚)ゴルァ!!

以前、野村證券かどこかの証券会社がインサイダー事件んをやらかした時も、
実際にその案件で証券会社が手にしたお金は数十万円だったという理由で、
可罰金が15万円という酷い結果があったのを覚えています
一方、個人投資家が新興銘柄のなにかで見せ板をやったという事件では、
その取引によって得た利益ではなく、「売買代金=罰金」という酷い地裁の判決がありました。
見せ板をやって1億円の取引をして数十万円を得たその個人投資家は、
なんと地裁の判決では罰金1億円というトンデモナイ結果が出ていました。

もちろんどちらも犯罪行為ですが、あまりにも片寄った処分内容でした(゚д゚)、ペッ
本来ならそこまで高い社会的・道義的な責任のない個人ほど重く処分され、
証券会社として、あるいはヘッジファンドとして金融庁にも登録をしていて、
極めて高い社会的責任を負っているはずの機関投資家にはムチャクチャ甘い処分(゚皿゚メ)
こんな馬鹿げた処分がまかり通ってる日本の証券取引ルールってなんなんでしょうかね?

しかも見せ板なんて今の東証では機関投資家がやり放題ですおね(゚Д゚)ゴルァ!!
これに対する東証の見解は「あまりに取引が早すぎるので見せ板であるとは判別し難い」
というとんでもない結論を出していて、完全に見て見ぬふりを決め込んでいます(`ε´)ムカー
しかし、個人が見せ板をやると「取引速度が遅いので見せ板行為として判別できる」という
見解を示していて、速攻で発見されて処分されます。当然高い罰金も取られます
このふざけたダブルスタンダードっぷりが最近あまりにも酷いなと感じます(`・ω・´)


ss2286234570 at 23:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加