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夜間取引

2014年11月26日

義務か?義務じゃないか?

日本取引所グループ(JPX )は、現物株の取引時間拡大を見送る。国際金融センターとしての機能を強化するため、海外に比べ短い日本の取引時間を拡大しようと議論、検討を重ねてきたが、実務負担の増加につながる証券界の一部とのギャップを埋め切れなかった。 
東証が示していた夜間取引案では、午後9時から午後11時をコアタイムとして設定。午後3時の終値を基準値段として、昼間の取引以上に投資家保護を重視、急激な価格変動を抑制する売買精度を導入することなどが示されていた。夜間市場は昼間の延長ではなく、金融商品取引法上の別市場として位置付けた。
会見した東証の清田瞭社長は夜間案について、「対面証券を中心とした根強い反対があった」と言う。「コスト、人員含めいろいろな負担を強いられるが、今の段階でスタートしてもコストに見合うだけのマーケット規模が見込めない、反対であると多数寄せられた」とし、「公正な価格形成を担保するだけの多様な投資家が参加した取引が見込めない」と判断したとしている。 東証では夜間案の検討を断念した後、夕方案や単純な時間延長案についても再検討を行った。しかし、夜間に比べ「夕方の方が優れているという意見はなかった」と清田氏。単純な時間延長についても、「終値が後ずれし、開示情報が遅れる可能性が高い。投資信託など機関投資家の資産評価について支障が生じると極めて消極的な意見が強い」状況だったと同氏は説明した。 
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全国銀行協会は、お金の振り込みを24時間・365日できるようにする新たな決済システムを導入する方針を固めた。2018年中の稼働を目指す。仮想通貨のビットコインなど銀行を通さない決済サービスが広がるなか、銀行は利用者の利便性の向上を求められていた。
大手行の担当幹部によると、新システムは振り込み専用。基本的に、参加する銀行に預金口座を持つ人は、いつでも参加行に口座を開いている人にお金を送ることができるようになる。おもに現金自動出入機(ATM)やインターネットでの利用を想定している。


前からある程度予想してたことですが、年末を待たずに「夜間取引」が終了したようです
議論は続けたいみたいなことが少し書いてありますが
再開のめどは「株取引のIT技術開発がすすんだら」みたいな曖昧なことしか書いてないので
事実上、完全に夜間取引開始の目はなくなったといってよいでそう(´・ω・`)

夜間取引の議論についていえば、まず東証の手際が非常に悪かったと思います
いきなり「21:00〜23:00の2時間だけ夜間取引をやりたい」みたいな無茶を言いはじめて
しかも事前にまったく意見調整や現実的な問題点を直視していませんでした

例えていえばすごくわかりやすいと思いますが、国や企業が
「就業時間は17時だけど、全員21時〜23時まで会社に出社してね
なんていうムチャクチャなことを言い出したら大反対のブーイングだらけでそうΣ(・ω・ノ)ノ
いくら「需要がある」とか「お客様のためだ」なんて言っても誰も納得はしないはずです
ワタミの社長がある日突然
「明日から職場まで歩いて出勤しろ。交通費は払わない。住宅補助もなしだ
なんて言い出したらほぼ全社員が退職して辞めてしまうでしょう。
「辞めたいやつは辞めてしまえ」なんていったら本当に全員辞めるだけです
いくら「健康によい」とか「エネルギー消費がないので自然に優しい」と説得しても無駄で

なぜ無理なのか理由は簡単。何のメリットもないのに義務化されるからです。

「銀行の振込み時間の24時間化」というニュースが最近話題ですが、
あれって別にすべての銀行が参加を義務化されてるわけじゃないんですおねφ(.. )
参加したい銀行間同士で相互振込みが可能になればいいっていう程度です
(とはいえ、最終的には全銀行が横並びに参加すると思いますけどね)
しかも、ATMとインターネットで振り込みできれば良いだけなんで楽です。
店舗を開けろとか、コールセンターで受電しろとも書いてありません。
システムの開発コストは掛かりますが、ランニングコストは安く済みます。
しかも24時間化によって相互の振込み件数が増えれば銀行にとってもメリットです

もちろん24時間振込み化については地方の小規模銀行は反対意見です。
でも彼らには参加しないでもいいという逃げ道は用意してあります。
なにより地銀、大手銀行、ネット銀行は全面的に賛成の意見を持ってるおね
これくらいの賛否バランスなら意見集約は十分できるでそうφ(.. )

一方で、東証が正式な取引時間を延長または拡大してしまうと
「投資家の取引機会の均等」という観点から証券会社は全員参加が義務になります
人数が少ない地方の中小証券会社も全員参加が義務になってしまうわけです。
対面証券で主に債券や投信をメインに売ってるような証券会社も
ほとんど何の関係も需要もないのに無理やり強制参加させられてしまうわけです
しかも何のメリットもない機関投資家は無駄な労力を強いられてしまうし、
投信の運用会社なんて1円のメリットもないのにコスト時間だけかかってしまいます
しかも夜間取引をしたいと明確に手を上げてる証券会社なんて
国内で松井証券カブドットコムのたった2社しかいないのが実情でそう( ・Д・)
こんな状況で意見を集約して夜間取引をしようっていたって絶対に無理だおね。

あまりにも利害調整ができてないし、あまりにもメリットのない参加者が多すぎでしょう
というより証券会社、機関投資家、投資信託運用会社などすべて合計して
国内に500社くらいはいるわけで、そのうち497社反対意見なんだおねΣ(゚д゚;)
明確に賛成意見を持ってるのは東証と松井証券とカブドットコムの3社しかいないわけです。
これじゃいくらなんでも議論したところでどうしようもないなっておもいますにょ(σ´∀`)σ

意見を募って正式な参加希望者が2社しかいなかった時点で終了だったと思うんです
後はもういくら議論したところで時間の無駄でしかないでそΣ(´д`;)
どうしても東証が夜間取引をしたいなら義務化をやめるしかないと思います。
自由参加型にして、機関投資家も参加しなくてよい方式でやるしかないおね(`・ω・´)
こうすれば投資信託運用会社も影響がないので反対意見なんて述べずに済むでそ。
参加したいネット証券と東証だけが勝手にやればいいので誰の文句も出ません
結局のところ、これしか解決方法はないと思いますにょ(σ´∀`)σ


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2014年12月08日

東証無能すぎワロタ

海外投資家を呼び込むために、午前と午後で合計5時間と、海外に比べて短い取引時間を延ばすのは東証の長年の懸案だった。水面下で動き出した昨年秋、「うちが決めれば野村や大和も従わざるを得ない」と首脳の1人は自信満々だった。だが時間とともに東証の自信は懐疑へ、そして諦めへと変わる。
専門家を集めて今年1月に立ち上げた研究会は、本市場と別の午後9時〜11時の夜間、午後3時半〜5時の夕方、本市場の単純延長の3案を議論した。誤算は、清田社長が「(夜間を)やるべしという結論を出すと期待していた」議論が序盤から迷走したことだ。野村は時間拡大そのものには反対ではなく、当初は香港やシンガポールと取引時間が重なる夕方案を推していたという。企業の決算発表の時間帯が、夕方取引が始まる前の3時〜3時半に集約されれば、投資家は結果を見てから売買できる利点もあると考えたのだ。
「野村がそう言うなら証券界は夕方案でまとまるに違いない」。こう東証が期待したのもつかの間、野村は8月に夕方案から降りてしまった。検討の結果、投資信託の基準価格算出に与える影響など夕方案が抱える問題が浮上したからだった。
大手証券や金融庁に突き放されて孤立無援に陥り、被害者に見えるが、東証自身の責任も大きい。時間拡大でどのくらい売買が増えるのか、説得力のある予想値を最後まで参加者に示さなかったのだ。「東証も結果責任を恐れた。株式市場をこう変えたいという明確なビジョンを強く示せば結論は違ったはず」。大手証券の首脳は言う。
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日経新聞で東証の夜間取引が失敗した理由の記事がすべて開示されてました。
もう一回読み直してみたけどやっぱり一番悪い(無能)なのは東証自身だおね(゚д゚)、ペッ
事前調整とか問題解決する能力がどうみても小学生以下
正直いってここまでバカだったというのに驚きですにょ(σ´∀`)σ

現実的な話として考えると東証の夜間取引は99%無理のような気がします(´・ω・`)
なぜなら対面証券には夜間取引に参加する経済合理性が皆無だから
今のところ個人投資家の株の売買の92〜95%はネット証券経由で占められてます
ちょっと前まで85〜90%といわれてたので明らかにさらに寡占化がすすんでんだおね。
国内には大小全部合わせて200社近くの証券会社があるというのに
たった10社に満たないネット証券がシェアを独占しているってことですにょ(σ´∀`)σ
大手ネット証券5社だけでも80〜90%を占めてるように見えます
逆にいえば残りの190社すべてのお客の株式売買を合わせても5%もあるか怪しいってこと。
つまりネット証券以外の証券会社は夜間取引に参加する意味もメリットもないんだおね

ありとあらゆる意味で経済合理性が欠けてるんだし議論をするだけムダでそ(゚д゚)、ペッ
こんな議論やるだけムダなんで、東証が音頭をとってネット証券を10社ほど集めて
正式な取引所取引ではない形式でもいいのでさっさと開始すればいいと思うんですφ(.. )
対面証券にとっては1円の利益も生まない、むしろコストと人的負担が重くなるだけ
ここまで矛盾が生じてる問題を「強制参加」で解決しようたって無意味だおね

会社が従業員に対していう言葉に例えるなら
「残業代は1円も出ないし会社の業績にも貢献しないけど17時〜23時まで強制残業な
ただしいくら頑張っても給与もボーナスにも反映されなしやるだけ無駄な残業だけど
もし残業サボったら毎日罰金1万円ほど給料から差し引くらから、っていうのと同じ。

東証が対面の大手証券や中小証券に言ってるのはまさにこれでそ(`・ω・´)
お金にはならないけど、準備や対応には高いコストがかかります。
でも1円の利益も生まないし、むしろ赤字をたれ流すしかないクソ事業だおね
こんなムチャクチャな提案してるんだから相手が納得するわけがないですにょ(σ´∀`)σ
正直いって、東証は問題解決能力が皆無です。一言でいえばバカってことです


ss2286234570 at 19:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年12月09日

東証に問題解決の能力がないことが「問題」

東京証券取引所は25日、検討してきた取引時間の拡大を当面見送る、と発表した。個人投資家らが参加しやすいように夜間の市場開設もめざしたが、コスト増などを懸念する証券会社の協力が得られないと判断した。
会社員が帰宅後に売買できるように午後9〜11時に夜間専門の新市場をつくる案が有力で、一部のインターネット証券会社は個人投資家の利便性が上がるとして賛成していた。これに対し、大手や中堅の大半の証券会社は、夜間取引の需要は小さいと主張。システム開発や人員の確保に費用がかさむこともあって反対していた。
取引時間が短い問題点は証券会社と共有できたとして、内部では引き続き検討する。東証の清田瞭(あきら)社長は「取引の機会を広げることは重要で、あきらめたわけではない。証券会社に必要性を訴え続けていきたい」と話す。
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【夜間取引】
参加意欲のある証券会社があまりに少なすぎるのが最大の難関だおね
少なくとも現状において全証券参加型の夜間取引というものは99%ムリだと思います
唯一の方法は「自由参加型」の夜間取引を開設することでそ
おそらく90%以上の証券会社は参加しないだろうけどそれは別にいいんだおね。
だってたった10社のネット証券が個人投資家の売買シェア93〜95%占めてるんだもん
その他の200社近い対面証券を説得することにどれだけの意味があるんでそうか?
取引の増加にもまったく貢献しないならスルーすりゃいいだけですにょ(σ´∀`)σ
むしろ自前で夜間取引のシステムを抱えてるSBI証券1社を説得する方が100倍意味あるおね。

【夕場取引】
こちらは上手く調整すれば開始できる可能性は十分ありえると思いますφ(.. )
ただし投信が引け後にやってる基準価格算出(いわゆる投信の値洗い)の問題を
解決して投信運用会社の賛成を取り付けることが絶対条件になるでそう
もし夕場取引が長引いて終値が確定しないままだと投信は資産の価格算出できませんΣ(゚д゚;)
もしそれがずれ込んで翌朝に間に合わないと、投資家は投信の価格を知ることができません。
夕場取引を開始したら投信の資産評価を計算できなくなりましたでは済まない話になるおね
機関投資家や個人投資家からも大ブーイングでシャレにならない事態になります(((( ;゚д゚)))
でも逆にいえば、この投信の価格算出問題さえクリアできれば夕場取引の道はひらけるでそう
日本では投信を運用してる会社の親会社は大手証券だったりします。
子会社が泣きついてきてるのに親の証券会社が夕場取引にOKなんていう訳がありません
まずは東証が自分が手を汚して汚れ仕事をこなすことが大切でそう。
投信運用会社と会合をもってなんとか解決策を探るしか方法はないですにょ(σ´∀`)σ
もしこの部分の調整さえクリアできれば大手証券も首を縦に振るはずで
夕場取引の開始の可能性が一気に実現性を帯びてくると思います(^_^)ニコニコ

東証が今やるべきことは夜間取引の必要性を訴えることではないでおね。
経済合理性がないという結論が出たのにしつこく訴えたって誰も納得はしないでそ(`・ω・´)
そうじゃなくて、東証が今やるべきことは問題を解決する議論に参加することだおね。
上から目線でなんで夜間取引やらないんだよって100万回叫んだってまったくの無意味。
知恵遅れのガキがスーパーの床に寝転がって泣き叫んでるのと大差ないおね(゚д゚)、ペッ
むしろ東証には問題解決能力のないバカしかいないんだってばれて恥じかくだけでそ


ss2286234570 at 16:59|PermalinkComments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年04月09日

東証の社長が交代、次期社長は夜間取引に興味なし

日本取引所グループは7日、斉藤惇グループ最高経営責任者(CEO、75)が退任し、東京証券取引所の清田瞭社長(69)が次期CEOに昇格する人事を同日開いた指名委員会で内定したと発表した。清田氏は出遅れたデリバティブ(金融派生商品)分野の強化を急ぐなど、世界の投資マネーが集まるアジアの中核的な市場の構築を進める。取引所にとって、デリバティブは現物株に比べ利益率が格段に高い。世界の大手取引所はここで稼いだ利益を使って処理速度の高速化などシステムを拡充し、世界のマネーを引き寄せようとしている。日本取引所は現在は扱っていない金や原油関連などの商品分野へ参入し、株式関連に偏ったデリバティブの品ぞろえを広げることが不可欠になっている。
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東証の社長がこの度交代したようです。
(日本取引所と書くと文字数を食ってかなりめんどくさいので今後も東証と書きます。)
その中で非常に興味深い内容があったようですにょ(σ´∀`)σ 
どうも次期CEOはデリバティブ取引の強化に興味はあるものの
例の「夜間取引」にはまったく興味がない人のようです。そりゃまあ、そうでそう

夜間取引なんてやったところで実際に東証が儲かるかはかなり怪しい話でそ。
まだ上場してないころなら「社会の公器」として夜間取引をやるべしなんていう
理論がまかり通ったかもしれませんが、上場した今となってはまったく関係ない話だおね
東証は株主のためにも利益を稼がなきゃいけない責任がはるかに増してきたわけで、
儲からない話より、儲かる話を優先的に行う責任があります
当然ながら夜間取引の話はお蔵入りってことになるでそう(´・ω・`)

前任者の東証CEOは夜間取引に非常に熱心な経営者でした。
別にそれがいいとか悪いとかいうつもりはありませんが、実現はなしえませんでした
熱心な人間があれだけ努力しても夜間取引を実現できなかったということは、
熱心でない次期CEOがやってみても実現性はほぼ0%ってことでそφ(.. )
よっぽどの何か具体的な事態が起きない限りは夜間取引はしばらくないでそう。
もしあるとしたら、また次のCEOに後退した以降の話じゃないかなと思うわけです

東証の社長はあまりお短気で交代しません。
最近でもだいたい5〜6年間くらいはずっと同じ経営者がつづけてる気がします。
逆にいえばこれから5〜6年間は夜間取引の進捗は非常に困難ってことだおね

ss2286234570 at 18:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年06月17日

夜間取引終了のお知らせ

東京証券取引所などを傘下に持つ日本取引所グループ(JPX)は16日の株主総会で、グループ最高経営責任者(CEO)に東証社長の清田瞭氏(70)が就く人事案を決議、新体制が発足した。総会後に記者会見した清田氏は「デリバティブ(金融派生商品)や海外ビジネスの拡大に取り組む」と強調。14年の株式売買代金は前年から減少。東証・大証統合の影響で、同時上場していた銘柄の取引が減ったためで、中国の上海や深センに抜かれて世界6位に転落した。
デリバティブの取引高は世界15位にとどまる。JPXは、金など商品先物を取り扱う東京商品取引所と統合してデリバティブ商品の品ぞろえを増やしたい考えだが、JPX所管の金融庁と、商品取引所所管の経済産業省との調整が難航。清田氏は同日の記者会見で難しさを認めた。
株式の取引時間を延長して個人投資家を引き寄せる計画も頓挫した。清田氏は昨年、延長の議論のとりまとめ役を務めたが、前向きなネット証券と、人件費などのコスト増を懸念する大手証券との溝が埋まらず、実施を見送った。清田氏の出身の大和証券グループ本社が反対派の筆頭であることも、同氏の立場を苦しくしている。
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日本証券業協会の稲野和利会長は17日の定例記者会見で、16日に日本取引所グループ(8697)の最高経営責任者(CEO)に清田瞭氏が就任したことをめぐり「清田さんと宮原さん(東京証券取引所の宮原幸一郎社長)の手腕に、証券業界としてもおおいに期待している」と述べ、日証協としても取引所のプレゼンス拡大に協力する姿勢を示した。一方で東証の夜間取引については「昨年決着を見たというのが認識」として、「同様の枠組みで早期に議論することの意義はない」と話した。

ごく最近、東証の社長が交代したようですにょ(σ´∀`)σ
元は大和証券グループの会長をしてた70歳のよぼよぼの爺さんみたいですね。
記事の通り、大和証券は夜間取引に大反対の姿勢をとっていた大手証券だおね
つまりそこの元会長が東証のCEOに就任したってことは
東証が夜間取引をするという可能性は、少なくとも目先の5年間は1%もないってこと

夜間取引の失敗の最大の要因は「東証の調整不足」ここに尽きるおね(゚д゚)、ペッ
結局のところ、利害がまったく一致しない人間をいきなり集めてきて
損しようが負担が大きかろうが文句いわずにすべて強制的に従えって言うようなもん。
こんなムチャクチャな調整をやれば感情論も巻き込んで100%破談します。
その要因になったのが東証の前CEOの斎藤って人だおね(´・ω・`)
今回東証はCEOが交代してるけど、結局は引責辞任じゃないかなって思うわけです

たぶん同窓会みたいなのに例えたらわかりやすいでそ。
10年以上会ったことがない学級で突然学級長やってたやつがクラス会やるって主張する。
場所はいきなり北海道か沖縄で、2泊3日の絶対参加の強制イベント
家族の都合や仕事の都合もすべて無視して一人残らず全員が絶対参加
しかも旅費も宿泊費もすべて自腹で補填は一切なし、不参加は認められない。

もしこんな同窓会が強行されたらほぼ全員が反旗を翻して大反対するおね(`・ω・´)
そして無謀な計画立てて強行実施をもくろんだ学級長は100%叩かれまくるでそ
「脳なし」「バカ」「マヌケ野郎」「人間のクズ」「首吊って師ね」etc
ありとあらゆる罵詈雑言を浴びせられて詰め腹を切らされるはずですにょ(σ´∀`)σ
そしてそれをやったのが東証の元CEOの斉藤社長その人だおね。

今回の夜間取引もまったくこれと同じことでそ(´・ω・`)
最初から参加したいネット証券だけが集まって自由参加方式でやればよかっただけ
コストの見合わない対面型の地場証券や大手証券はほぼ誰も参加せず、
投資コストが見合うと判断した参加希望者だけを集める方式ならなんの問題もなかった。
むしろまったく無関係の機関投資家や投信運用会社まで巻き込んでしまったのは最悪
そして最後まで原則論(全員強制参加)を曲げようとしなかったのが決定的な敗因(゚д゚)、ペッ
最終的には感情論の罵りあいみたいになって意見集約にすら失敗してんだおね。
どう考えても企画者の東証がバカで無能だったとしか言えない事案でした。

おそらく今後は議論することすら反対される風潮になるはずでそう
(記事の中に、もう結果が出た過去のことなので議論する価値もないと明言されてる)
新しいCEOが5年くらいたって引退するまでは議論すら生まれないだろうってことだおね。
ようは夜間取引への取り組みは完全に終了したってことでそφ(.. )


ss2286234570 at 19:41|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年01月25日

松井証券、SBIのPTSに3月から参加

松井証券、私設取引システムの取り扱い開始
2018/1/25 20:00 日本経済新聞 電子版
松井証券は3月から、証券会社などが独自で運営する私設取引システム(PTS)の取り扱いを開始する。SBIジャパンネクスト証券が運営するPTSが対象。これに伴い、夜間を含む東京証券取引所の取引時間外での株取引が可能となる。取引機会を増やすことで、個人投資家の裾野拡大につなげたい考え。
私設取引所は独自に営業時間を設定し、東証が閉まっている夜間や早朝も取引できるのが特徴だ。東証は2014年に、議論してきた現物株の取引時間の拡大を見送る方針を決めている。そうした中でも個人の夜間取引ニーズを取り込むため、PTSの取り扱い開始を決めた。個人による夜間取引が可能な国内証券会社はSBI証券に続いて2社目となる。
松井は12年まで独自のPTSを運営していたが、今回は流動性も確保されるSBIジャパンネクスト証券のPTSを取り扱う。
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かなり驚きのニュースが出ていました
なんと松井証券がここにきてSBIのPTSに参加を表明したようですΣ(・ω・ノ)ノ

かつてはSBI証券と松井証券はPTSのサービス設立でシノギを削っていた間柄だおね
でもいまは国内でPTSがあるのはSBI系と野村系のチャイエックスだけです。
松井証券はすでにPTSを廃棄して除去損まで計上してるので自前で再開はできません
同様に自社でPTSシステムを開発してたけどすでに止めちゃってるカブコムも同じ。

松井とSBIはものすごく仲悪くてお互いに罵り合ってる間柄だったので
そう簡単には松井証券がSBIのPTSに参加することはないとおもってましたが
楽天証券がすでにSBIのPTSに参加することを決定して準備してることもあってか
ケツに火がついた松井証券がSBI証券との仲を改善に動いたのかもしれませんね
SBIとしても参加者が増えれば増えるほどチャイエックスに対して有利なので
あえて喧嘩し続ける意味もないので融和方向に動いて手打ちしたのかもφ(.. )

個人投資家にとってはPTSに参加するネット証券が増えたことは朗報でそう(´∀`)
すでに大手ネット証券のうちSBI、楽天、松井が参加決定となれば
まだ参加してないマネックスやカブコムもケツに火がついて判断を迫られます
「参加しない」なんて言っちゃうとお客が他社に離れていくのは必然なので
もう参加するしか選択肢がなくなったとおもわれますφ(.. )
国内の中堅・大手を組めてほぼすべてがこれから2〜3年以内に次々と
SBIまたはチャイエックスの片方または両方に参加していく流れになると予想されます
個人投資家にとってはこれから選択肢がどんどん増えてくれそうなので大朗報だおね



チャイエックスとは
https://www.chi-x.co.jp/
https://www.chi-x.co.jp/about-chi-x/
以前は野村系だったけど現在はどこかのファンドに買収されて独立系みたいです


ss2286234570 at 22:42|PermalinkComments(3)このエントリーをはてなブックマークに追加