yogurting ヨーグルティング

個人投資家の動向

2019年01月07日

cis(しす)さん、出版記念インタビューに応じる

【第1回】230億円稼いだ男の「100万円投資」入門 「勝率3割」でも資産は増やせる
2018.12.29 PRESIDENT Online
300万円で投資をはじめ、資産230億円を達成したカリスマ投資家のcis(しす)さん。何を考え、どう行動し、いかにして勝ってきたのか。初の著書『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』(KADOKAWA)の出版を記念し、本人に「いま100万円で投資するならどうするか」を聞いた――。(第1回)

【第2回】230億円稼いだ男"超シンプル"な投資哲学 未来の相場を"予想"する人は負ける
2018.12.30 PRESIDENT Online

230億円稼いだ男"生活費は年3億"のワケ 人生を賭けるほど消費したくはない
2018.12.30 PRESIDENT Online


個人投資家ではトップクラスに有名なcisさんが本を出版したようです。
あくまで誘われて出版しただけなので印税などは受け取ってない様子φ(.. )
あわせてインタビュー記事もたくさん掲載されていたので並べてみました
それほど目新しいネタはなかったですがそれなりに面白かったです。

本屋にあったので本もサラッと読んでみましたが、まあ買うまでもないかなと。
面白いは面白いけど具体的に自分の投資に役立てれるって感じじゃなかったので。
ただ投資では「損切りが絶対に重要」というところは最高に同意できました

そうなんですよね(´・ω・`)
投資っていくら考えても予想しても絶対に外れる局面はあるものだから
どこかで常にラインを引いて迷わず損切りしなきゃいけないんですよねΣ(゚д゚;)
2018年末に株価が下落してた時も個人投資家の信用維持率が悪化して
松井証券だったかな?新興株の信用維持率が−30%超えたとかなんとかやってたはず
あんな地合いで信用ポジション持ち続けるとかほぼ自殺もんだですから


2015年03月17日
cis2015 日経ヴェリタスに載る男

2014年09月26日
cis(しす)さん、にんじんをかじる男

cis(しす)さん


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2017年09月20日

マイナンバー提出者に税優遇を 日証協が要望

マイナンバー提出者に税優遇を 日証協が要望へ
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDC19H2D_Z10C17A9EE9000/
2017/9/19 23:30 日本経済新聞 電子版
日本証券業協会は2018年末までにマイナンバー(税と社会保障の共通番号)を提出した証券顧客に対して、税制上の優遇措置を講じるよう政府・与党に要望する。証券口座の保有者は18年末までのマイナンバー告知が義務付けられているが、証券各社による収集は遅れている。優遇策を前面に出し、番号提出に慎重な顧客の説得に役立てる狙いがある。
マイナンバー提出者への優遇策は、近く公表する18年度の税制改正要望で求める。例えば、上場株の売買で発生した損失の繰越控除期間について現行の3年から、7年程度に延長するなどの措置を求める。
証券各社はマイナンバーの把握に頭を悩ましている。顧客の間では「番号提出で当局に資産を把握されやすくなる」といった誤解に基づく不安が根強い。証券口座全体の提出率は2割程度とされる。18年末の期限が迫るなか、証券界には「顧客に何らかのメリットがないと提出が進まない」との声があった。

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どうやらマイナンバー提出の状況が悪すぎて困ってるようですφ(.. )
もともとは2018年から銀行口座でもマイナンバー提出を義務化しようって話だったのに
なぜか銀行口座への提出義務化の話がのびのびになって、証券口座だけ先に適用みたいな
話になってしまったんであえて証券口座だけ提出しようって人が少ないのが背景でそう
ルールとしては2018年12月末までにマイナンバーを提出しなかった場合
新規取引(現物、信用、先物)ができなくなるんで個人投資家も最後は提出するでそう。
(さすがにマイナンバー提出しなくても売却と決済だけは可能になるはず)
手持ちの塩漬けの現物株をかかえてるだけの投資家は提出せずに終わる可能性もあるでそ

でももそ2019年1月以降もマイナンバーの提出率が非常に低いままであれば
国内証券会社の口座が壊滅もしくは半壊してしまう可能性もなくはない
現在までの2割程度という提出率もかなり低すぎる水準でそφ(.. )
マイナンバーの手続き方法はそれなりに複雑な部分があるので
(といってもある程度ネットになれた人であればどってことはないけど)
あまりネットに慣れてない高齢者にとってはかなりのハードルになりかねません
対面証券なら営業マンが自宅訪問してマイナンバーの提出を受けることも可能だけど
ネット証券では人数が限られてるので人海戦術って訳にはいかないおね。
特に顧客の年齢層が高いマネックスや松井証券あたりは影響度が高いかもしれません
特に高齢者の場合は「これを機会に投資を止めよう」って人も出てくるはず。
対面証券であっても顧客の離脱や口座壊滅に繋がりかねないでそう(´・ω・`)

その対策として繰越控除期間を3年間から7年間に延ばすってのはまあありでそ。
ただ本当に高齢でマイナンバー提出を機に投資止めようって人には効果ないおね
例えば、銀行口座すべてにマイナンバー提出義務化されたりして
マイナンバーがもっと社会の中で一般的になれば提出率も上がるだろうけど
いまのとこは実質証券口座とFX口座を開設するときくらいしか使われてないので
提出を拒む人も多いだろうし、そう簡単に提出率が上向くとはあまり思えません
2016年1月からのマイナンバー導入で口座開設数が激減したのと同じように
2019年1月からは個人投資家の売買が大きく減ってしまう可能性はあるおね(((( ;゚д゚)))


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2015年03月17日

cis2015 日経ヴェリタスに載る男

15年ぶりに1万9000円台に乗った日経平均株価。まさに同じ期間で金融資産を約170億円に増やした「すご腕」投資家がいる。ネット上で「cis(シス)」と名乗る男性(36)だ。
ほとんどメディアに登場したことのない伝説のツワモノだ。デイトレードなどの短期売買で資産を積み上げてきた。大卒後、仕事の傍ら続けた投資で数千万円を稼ぎ、04年から専業投資家となった。小泉相場やリーマン・ショックという激動の相場を乗り越え、13年に資産は大台の100億円を突破。14年にはさらに60億円を積み上げた。
値動きの軽い中小型株を狙う個人のデイトレーダーが多い中、多額の資金を投じやすい主力銘柄が主戦場。先週は三菱UFJフィナンシャル・グループ(証券コード8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)といった約100億円の持ち株のほとんどを売却。1カ月あまりの投資で得た値上がり益は約8億円に達した。先物・オプション取引も駆使する。もはや戦う相手はプロの機関投資家だ。
※メルアドを登録すると記事が読めるようです。
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日経ヴェリタスに載ってた記事が日経電子版にも載っていました
噂になってたんで急いで読んでみましたが、意外とあっさりした内容でした(´・ω・`)
動画もありますがさらっと触れてるだけであまり詳しく語られてないので残念
ちょっと期待ハズレですが、興味のある人は読んでみてもいいかも。

いつかは忘れましたが、ちょっと前にもcisさんがtwitterに口座の画像をうぷしてましたね。
細かい部分はあんまり記憶ないけど、自動車とかメガバンとかがんがん買い上げて
5億だか10億だかの含み益があったように記憶しています
おそらくその時のトレードのことが今回の記事にしてるんじゃないかなって思いますφ(.. )

その昔、2ちゃんで「将来はみずほ買収する」と高らかに宣言してたので
ぜひ個人投資家の目標として目的を達成してほしいもんです(・∀・)
まあ世間では株やってる専業の個人投資家なんて「引きこもり」とか「無職」「ニート」
くらいにしか認識されてないので、ここらでガツンと見せつけてほしいおね
そんでもってまた摺りガラスに囲まれていいともにでて爆笑させてほしい・・

https://twitter.com/cissan_9984

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2014年09月26日

cis(しす)さん、にんじんをかじる男

その冬の朝、ソフトバンク 株の売り手のオファーに応じた男性はパジャマ姿で漫画本の散らばる寝室に座り、4つのコンピューター画面をのぞき込みながらニンジンをかじっていた。反発に賭けるのは危険だったが、ソフトバンク株は9営業日で20%下げた後、米市場で夜間にさらに下げていた。彼は引き金を引いた。
90分後、男は1億4060万円の利益を上げて売り抜けていた。CIS(シス)の名前で知られる元ビデオゲームの強力プレーヤーでパチンコの名手の男は次の取引へと向かった。35歳のデイトレーダーは昨年、日本株の取引で60億円(税引き後)をもうけたと語った。デイトレーダーとしての10年のキャリアでCISは巨万の富を築き、現在は160億円を超える資産があるという。この間に、CISは日本のデイトレーダーの間でカリスマ的存在となった。
シス(死す)という名前はゲーム時代の名残だ。当時はオンラインのファンタジーゲームの世界で敵をどんどん倒していた。「判断を早くしないといけないとか、ピンチのときこそ、まわりを見て冷静にならないといけない」ことをゲームで学んだと、CISは東京のホテルグランドパレスでお茶を飲みながら語った。ソフトバンク株の取引の数日後のことだ。ガリガリに痩せてもじゃもじゃ頭のCISはグレーのセーターにジーンズ、スニーカーという、億万長者らしくない服装で現れた。
CISは自分が成し遂げたことを知ってもらいたい。しかし自分の正体は知られたくない。数カ月の間に6回のインタビューに応じたが、あくまで匿名を通すことを希望した。妻と3人の子供がいるというCISは強盗や恐喝が心配だと話した。

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※この写真もたぶん別人だと思います

おそらく今日、日本の個人投資家に一番多く読まれた記事はこれでそφ(.. )
株やってる投資家なら誰でも一度は聞いたことのあるあのCISさん
長い沈黙を破ってブルームバーグの記事に登場しましたにょ(σ´∀`)σ

こっちの英字記事にもばっちり載ってるようです
さらっと読んでみましたがなかなか面白い。
よく読むと投資とはあんまり関係のない内容が多いのですが面白いです。
こちらの動画でもCISさんが取り上げられて少し載ってるようだおね

金曜の朝の段階ですでに記事に載ってたので
朝起きてすぐに気付いて読んだ人も多かったはず(。・ω・)ノ゙
投資一般板では軽い祭りになったようで速攻でスレまで立っていました
CISさんといえばフジの笑っていいともに出演してたにので知ってる人も多いはず
こう何度もマスメディアに出るってことはけっこう見られたい主義なんでそか?

ちなみに噂話だけがやたら先行してるCISさんですが実際はすごく良い方です。
背が高くてひょろっとしてる見た目はまあイメージそのままですが
顎が長いとかそういう部分もネタっぽいですね。
非常に丁寧で物腰の柔らかい好青年という印象しかありませんφ(.. )
よくネタになっている「ほいやん」の件ですが、
「ほいやんの死骸をローソンのゴミ箱に捨てたってまじとか冗談で聞いてみたら
そこだけまじめに「そんなことありえるわけないでしょ
かなり真顔できっぱり否定されてました。まあそりゃそうだw


cis4480 にんじんをかじる男

2011年11月11日
cisさんが笑っていいともに! キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2011-11-11.html


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2013年06月09日

株式売買代金が増えた要因

東京電力 株の5月の売買高は、日経平均採用銘柄の取引の約1割を占めた。同社株は2カ月連続で上げた。ブ ルームバーグ・ニュースが集計したデータによると、東電株の5月の売買高合計 は66億株で、発行済み株式数16億1000万株の4倍以上に達した。東電株の月間上昇率は43%で、日経平均 採用銘柄の騰落率ランキングで1位。ことしに入り、株価は2倍以上に上昇している。

よく株価が上がったから東証の売買代金が増えたといわれてますが、
実際の個人が取引してる銘柄見てると、あれ半分だと思いますね。
もちろん株価が上がったことでよりリスクをとりやすくなり、
結果的により大きくポジションを取るようになって取引が増えた面はあると思います。
でも一番の要因はおそらく信用取引の「差金決済」が1月から開始したことでそう。

なぜなら、4月〜5月の個人の売買代金が大きかった銘柄をランキングしていくと
ほとんどが東電やサラ金やバイオ株や新興不動産ばかりだからですΣ(・ω・ノ)ノ
そもそもこれらの銘柄は日経平均に寄与してるわけでもなく、あまりリンクもしてません。
大型銘柄を中心に個人の買いが入っていたわけではなく、
値幅取りのデイトレを中心とした信用差金の短期売買が増えただけっでことでそう

松井証券の信用評価損益率を見てるとすごく特徴的です
日経平均や大型株が急落してる時は下がりにくかった信用評価損益率ですが、
新興市場の銘柄やバイオ、サラ金、東電がガタ下がりし始めた頃から
数値が急激に悪化しはじめてるのがよくわかります(´Д⊂)
特に新興市場とバイオ株が急落したあたりから信用評価損益率が一気に悪化しました


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2012年06月19日

個人投資家の売買が盛り上がってない

       東証一部売買代金 松井証券の売買代金
6月1日 10433 261.72
6月4日 10485 258.31
6月5日 10648 210.33
6月6日 11871 273.57
6月7日 10496 310.89
6月8日 16229 244.07
6月11日 8920 234.64
6月12日 9427 234.53
6月13日 8359 209.99
6月14日 8598 204.76
6月15日 9341 247.29
6月18日 8645 284.71

こんな時期に東証1部の売買代金が連日9000億円を割るなんてちょっと記憶にありません(´Д⊂)
いくらギリシャの再選挙待ち相場だったとはいえ、あんまりです。
このところ海外のネタや材料待ちの外部依存型の傾向がどんどん強くなってる気がします
国内の独自材料で株価が動くってことがほとんど無くなってしまってますね(´・ω・`)

6/18はさすがに売り買いが交錯して売買代金が増えていましたが
今日以降はまたもとの渋い値動きに戻ってしまいそうな気もしています(((( ;゚д゚)))
基本的には底打ちで、日経平均は上昇トレンドに乗ったようですが
ギリシャは月末まではかなり厳しい綱渡りの状態が続いてるのが現状です。
本格的な底打ちで「反騰」となるにはまだ時間がかかるかもしれませんφ(.. )

いまのところ月内に売買代金が回復しそうな気配はあまり感じられません。
マネックスやSBIは為替がよく動いてるのでもう少しましかもしれませんが、
株式部門への依存度が高い松井、カブコムあたりの決算はかなり厳しいかもしれません
なにより米大統領選が終われば来年以降はもっと地合いが低迷する可能性もありえます。
株式部門に過度に依存してるネット証券はいずれ統廃合の対象になると思います

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2012年01月16日

個人投資家の売買代金は回復ならず

年が明けて少し試合が回復してきたような気配があったのですが
金曜日はよかったものの、月曜はまたしても市場売買代金は大きく減少しました
松井証券のメルマガを見ても個人の売買代金が回復した印象はあまり感じられません(´・ω・`)
本日1/16は、日経が下げたことでかなり買い一辺倒の大幅買い越しでしたが
スイング目的の買いばかりでデイトレはほとんどないように感じられます。
投資家のデイトレがおそろしく落ち込み資金の回転が鈍いようです(´Д⊂)

        東証1部売買代金 松井証券売買代金
1月4日 8534 258.72
1月5日 7097 215.27
1月6日 8456 253.70
1月10日 9213 258.42
1月11日 8691 270.08
1月12日 8220 242.21
1月13日 10632 271.87
1月16日 7500 267.80

2011年12月の松井証券の1日あたりの売買代金は253億円でした。
2012年1月はどうかと言うと、1日あたりの売買代金は254億円微増してるようです
原因はおそらく、このところの仕手株の復活と人気化にあると予想されます。
仕手株が動いてない日は個人投資家の売買代金がかなり落ち込んでる半面
複数の仕手株が派手に動いてるときは出来高・売買代金も復調してるからですφ(.. )

こちらが本日1/16の個人投資家の売買代金上位12銘柄です。
その後ろにある「牛熊」比率は「買い/売り」の割合をパーセントで表示したものです
パーセントが高いほど買い越されたことを意味しています(´∀`)
やたらと目立つのが日経225ETF(1321)と三菱UFJFG(8306)ですね
おそらく「今日は押し目買いのチャンスだと判断した個人投資家が多かったものの、
個別銘柄では材料いかんで予想が難しいと判断したのか、
個別銘柄を避けて素直に予想しやすいと判断してETFの大幅買い越しに繋がったんでそう
普段ではまず目にしないかなり異常とも言える売買の偏りだと思われますΣ(´д`;)

現在は、売買代金上位銘柄に仕手系銘柄がやたら目立つのも特徴的ですΣ(・ω・ノ)ノ
ふだんならまず目にすることもないような小型の仕手銘柄が多くランクしています
上位12銘柄のうち仕手銘柄が5銘柄を占めるというのはかなり異常といえるでしょう
まあそれくらい地合いが悪く市場のボラティリティーが低い証拠ですね
通常の銘柄では値動きがほとんどないので短期売買では稼げないということで、
流動性とボラだけで仕手銘柄に個人の資金が極端に集中してる証拠でそう

〓1〓  売買代金
   コード 銘柄名          売買代金(千円)      牛熊(%)     平均単価
------------------------------------------------------------------
1 9501  東京電力              1,028,066         58.5          208
2 9984  ソフトバンク             972,408         67.2        2,113
3 3632  グリー                      846,041         40.1        2,241
4 1321  日経225連動投     707,241         99.6        8,490
5 1871  ピーエス三菱          503,769         55.0          469
6 1884  日本道路                450,656          54.2          306
7 6911  新日本無線             447,511         45.9          269
8 8306  三菱UFJフィナ        443,698         88.2          327
9 5912  日本橋梁                 391,628         47.0          607
10 7999  MUTOHホール    387,336         56.7          283
11 3656  KLab                     366,349         69.9        4,924
12 6301  小松製作所           325,128         49.3        1,959
※牛熊=本日買い代金/本日総売買代金


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2012年01月13日

東証の売買代金は回復したけれど・・・。

2011年12月末に大きく減少した東証売買代金が回復傾向にあるようです
クリスマス以降は5営業日連続で東証1部売買代金が6000億円を割ってましたが、
年が明けてからは機関投資家が徐々に戻ってきているようです
仕手関連銘柄や、東電、SNS銘柄が派手に動いてるのも一因かもしれません。

        東証1部売買代金 松井証券の売買代金
12月1日 12625 411.52
12月2日 9153 268.70
12月5日 8003 263.16
12月6日 9237 300.30
12月7日 10503 276.55
12月8日 9790 286.49
12月9日 17909 290.58
12月12日 8772 294.31
12月13日 9666 292.04
12月14日 9186 259.45
12月15日 9431 294.79
12月16日 9269 238.90
12月19日 8100 230.26
12月20日 6765 198.48
12月21日 7654 255.92
12月22日 7265 207.94
12月26日 5008 209.30
12月27日 4605 197.16
12月28日 5754 187.91
12月29日 5483 181.08
12月30日 4831 165.57

1月4日 8534 258.72
1月5日 7097 215.27
1月6日 8456 253.70
1月10日 9213 258.42
1月11日 8691 270.08
1月12日 8220 242.21

とはいいつつも、個人投資家の売買が必ずしも回復してるとは言いがたいようです
確かにクリスマス以降の最悪期に比べれば回復の足取りは見えますが
回復したというより「横ばい程度」と表現するのが正しいかもしれません。

12月 ネット証券比較
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2012-01.html#20120107
※岡三オンライン証券が12月の数字を公表したので更新しました。

2011年12月の松井証券の1日あたりの売買代金は253億円でした。
2012年1月はどうかと言うと、1日あたりの売買代金は249億円とむしろ減少してます
12月はクリスマス休暇で取引が減少したとは言え営業日が21日と少し多めでした。
1月は祝日が多いせいもあって営業日はたったの19日しかありません。
ということは、月の後半でよっぽど株式市場が大反騰でもしない限り
1月の月間売買代金はほぼ確定的に前月比で大幅減少ということです(´Д⊂)

2011年10月 301億円×20営業日=6022億円
2011年11月 269億円×20営業日=5387億円−10.5%)
2011年12月 253億円×21営業日=5316億円−  1.3%)
2012年01月 249億円×19営業日=4731億円−11.0%)

各月を比べてみると「これでもか」というくらいに数値が悪化してるのがわかります。
さすがに2〜3月は例年ならもう少し振るわうので回復するだろうとは思いますが、
それにしてもボリュームの低下にはかなり厳しいものが感じられます(´・ω・`)

カブドットコム証券の第2四半期業績
http://www.kabu.com/company/pressrelease/2012/20120105.asp
2011年07〜09月委託手数料 456+578+452=14億8600万円
2011年10〜12月委託手数料 441+425+395=12億6100万円−15.1%)

松井証券の株式売買代金の減少幅やカブドットコムの業績値を見るかぎり、
両社ともに第2四半期の決算は売上・利益ともに-15%程度の減収減益でそう
このまま1月以降も回復の目途が見えてこないと、通期業績もかなり厳しそうです(´Д⊂)

メルマガを見てると、松井証券は売買代金だけでなく信用買い残も大きく減少してます
東日本大震災の直前の3/10までは1760億円程度あった信用買い残高は、
地震直後のわずか1週間ほどの期間に1250億円まで500億円近く減りました
その後、夏には一時的に1500億円を上回る程度まで回復を見せていたのですが
夏以降の相場低迷と市場出来高の減少に歩調を合わせて減少の一途をたどっています。
2012年1月12日時点では、信用買い残高は1230億円にまで大きく落ち込んでいます

松井証券は株式手数料と金利だけで収益(=売り上げ)の90%を占めています。
相場が好転して売買代金が増えると増収増益になりやすい仕組みですが、
地合が悪化するとおもいっきり業績に跳ねかえりやすいという悪い面もあります
主産物への依存が高く、投信やFXといった副産物の占める割合が他社よりも低いので、
どうしても収益のバランスが悪く、外部環境の変化の影響を受けやすい構造になってます

一般的に、環境が温暖で豊かな時期は生存競争は起きにくいのですが、
気候が悪化して貧しい寒冷期になると生存競争が激化して殺し合いが始まります
おそらくネット証券各社の凌ぎ合い潰し合いはこれからさらに激しくなるでしょうΣ(´д`;)
2012年は早くも株、先物、FXの手数料値下げ競争が再燃の兆しを見せています。
松井証券とカブドットコムは収益のバランスが悪いという大きな欠点を持ってる会社ですφ(.. )
この点をまずなんとか改善しないと中長期的にも非常に厳しくなると予想されます。

2011年末以降からはじまった各ネット証券の手数料引き下げをきっかけとして
おそらく2012年は「仁義なき戦い」による壮絶な潰し合いになるでそう(((( ;゚д゚)))
リーマンショック直後の混乱期に野村ジョイが消滅したと同じように、
おそらく岡三オンラインもこの1〜2年ほどの間に統廃合されて消滅すると予測してます。

ss2286234570 at 08:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加