保険会社
2014年03月14日
国内大手生保による買収がさらにすすむ
三井住友銀行は14日、インドネシアの年金貯蓄銀行(BTPN)の発行済み株式15.74%を追加取得したと発表した。昨年5月に発行済み株式の40%を約1500億円で取得する方針を発表しており、既に取得済みの24.26%と合わせ出資が完了した。今後筆頭株主として、インドネシアでの事業拡大を進める。

オリックス、900億円で米系生保買収 再編加速
オリックスは米保険大手ハートフォードの日本法人、ハートフォード生命保険を約900億円で買収する方針を固めた。傘下生保との統合などを検討する。ハートフォードは日本から撤退する。2008年のリーマン・ショック後、日本事業を売却・縮小する外資系生保が相次いでおり、国内市場の再編に勢いがついている。
ハートフォード生命は00年に日本で営業を開始。支払った保険料を元本保証する変額年金の販売で成長し、リーマン危機前の変額年金のシェアは国内首位だった。だが、危機後は運用成績の悪化で元本保証の負担が増え、09年に新規販売の停止に追い込まれた。足元では運用環境が改善して13年4〜12月期の最終利益は251億円まで回復したものの、日本事業を非中核事業と位置づけ、売却先を探していた。
外資系生保は日本事業を相次いで見直しており、英保険大手のプルーデンシャルは昨年、日本の生保子会社をSBIホールディングスに売却することを決めた。独アリアンツも12年から日本での新規販売を停止している。保険会社には厳格な資本規制を導入する方向で世界的に議論が進んでおり、収益性の低い事業の縮小が急務になっている。
オリックスが傘下に持つオリックス生命保険は割安な医療保険や死亡保険を中心に200万件の個人契約を持つ。ハートフォード生命は37万件の個人年金契約を持ち、総資産も2兆7000億円に達する。買収後はオリックス生命の子会社としたり、合併したりする組織再編も視野に入れる。買収後のオリックスの生保事業は、異業種として参入した国内生保ではソニー生命保険に次ぐ規模となる。
最近になって日本に進出してた外資系保険の身売りが相次いでいます(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
身売りが相次いでる一番の要因は本国の事情でそう。
現在、欧米では銀行・証券・生損保・リースとか金融業全体に規制強化がすすんでます。
外資系の金融は、規制強化によって予期しない資本リスクに晒される可能性を恐れて

国外資産の圧縮や事業規模の縮小化をものすごいハイペースでやってます

そのチャンスを逃さず、安値で優良資産や事業を買収してるのが国内の企業だおね(´∀`*)
倒産しそうな赤字事業を買収するのはなかなかのリスクを伴いますが、
SBIやオリックスが買収してるのは本国事情で売られただけの黒字事業です

50年に一度あるかないかという大バーゲンセールでそう(*´∀`*)ムフー
生保・損保では異業種参入がかなり激しくなってきてる分野です。
最近ではSBI、楽天、オリックスが大金はたいて激しい鍔迫り合いを演じています

ライフネット生命(7157) 493円 −4 (−0.80%)
http://kabutan.jp/stock/chart?code=7157
SBI、楽天、オリックスの参入強化の煽りを喰らってるのがライフネット生命です

「インターネット経由で保険を売る」という着眼点は非常によかったのですが、
大手資本が本気で参入してくると勝ち残れる・・・とはあまり思えません(´・ω・`)
iPhoneやiPadもその原型となるものを世界で最初に開発したのはソニーや東芝であっても、
実際にそれをユーザーに見せて世界中に布教させたのはアップルですおね。
それと同じで、最初に「ネット生保」を手掛けたのはライフネット生命であっても
世の中一般に広げて最大のユーザー数を獲得するのはSBIや楽天のような気がします

中〜長期的に考えてライフネット生命がそれらに勝てる要素ってあるんでそうか

2012年03月07日
海外展開できない企業は滅ぶ?
東京海上、インドネシア生保市場に参入 現地中堅に出資
東京海上ホールディングスはインドネシアの生命保険市場に参入する。インドネシアの中堅生保のMAA生命保険の株式のうち、外資が出資できる上限である80%を取得する。MAA生保が第三者割当増資を実施して東京海上に同社株式の36.7%を譲渡。東京海上は同時にMAAグループからMAA生保株式の43.3%を買い取る。取得額は924億ルピア(約8億円)。MAAグループが資産整理の一環でインドネシアの生保事業の売却先を探していた。成長が続く同国での生保事業参入を狙う東京海上との思惑が一致し、実現した。MAA生保の保険料収入は09年時点で約10億円。40社以上ある同国の生保では30番目前後。
インドネシアでは三井住友海上火災保険が昨年、シナールマス生命の株式の50%を取得。明治安田生命保険も10年に同国生保のアブリストの株式5%を取得するなど、日本の生損保の進出が活発になっている。
明治安田、ポーランド大手保険会社を共同買収
明治安田生命保険は15日、ドイツの保険大手、タランクスと共同で、ポーランド保険大手のオイロパ・グループを買収すると発表した。両社は14日にオイロパが上場するワルシャワ証券取引所で、TOB(株式公開買い付け)を開始、買収額は最大で約350億円を見込む。明治安田生命とタランクスの両社は13日、オイロパの親会社ゲティンと買収で合意。買収後はタランクスが発行済み株式の過半数を保有、ゲティンも16%程度を継続保有する見通しだ。オイロパは主にゲティン傘下の銀行窓口で保険商品を販売し、2010年の保険料収入は約157億円。ポーランドの保険市場のうち生命保険で13%、損害保険で2%のシェアを持つ。
最近はやたら海外進出をやたら煽る記事やニュースが目立ちます。
もちろんそれが嘘だとは思いませんが、
実際には、海外だろうが国内だろうが稼いだ企業だけが生き残るだけでそ
ただし、国内の人口が減少に転じて経済成長がマイナスになるのは必定なので、
良くも悪くも海外でも稼げないと先行きが厳しいのは間違いないでそう(´・ω・`)
とくに海外展開に力を入れてるのが保険業界です
生保でも損保でも保険会社は加入者を増やさないと商売になりません。
いわば、国内の人口がマイナスに転じれば衰退するのが100%確定してるセクターです。
保険会社にとって海外進出とは目標ではなく生きるための唯一の手段ってことでそ。
最近はインドやインドネシアのような人口が増えてる国にとにかく進出してるようです
(中国は外資規制が厳しいのか、なぜか買収話を聞きません)
ニュースを見てるとほぼ毎月のようにどこかの保険会社が海外でM&Aしてるようです。
生保や損保は蓄えがあるので買収金額もでかいですΣ(´д`;)
数百億円や数千億円の企業買収もざら
さすが機関投資家だけあって一度決まった方針にはブレがないですね。
海外依存度を上げている保険業
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/65615913.html
生き残りをかけたアジア戦略 〜保険業界〜
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2011-05.html?p=3#20110511
東京海上ホールディングスはインドネシアの生命保険市場に参入する。インドネシアの中堅生保のMAA生命保険の株式のうち、外資が出資できる上限である80%を取得する。MAA生保が第三者割当増資を実施して東京海上に同社株式の36.7%を譲渡。東京海上は同時にMAAグループからMAA生保株式の43.3%を買い取る。取得額は924億ルピア(約8億円)。MAAグループが資産整理の一環でインドネシアの生保事業の売却先を探していた。成長が続く同国での生保事業参入を狙う東京海上との思惑が一致し、実現した。MAA生保の保険料収入は09年時点で約10億円。40社以上ある同国の生保では30番目前後。
インドネシアでは三井住友海上火災保険が昨年、シナールマス生命の株式の50%を取得。明治安田生命保険も10年に同国生保のアブリストの株式5%を取得するなど、日本の生損保の進出が活発になっている。
明治安田、ポーランド大手保険会社を共同買収
明治安田生命保険は15日、ドイツの保険大手、タランクスと共同で、ポーランド保険大手のオイロパ・グループを買収すると発表した。両社は14日にオイロパが上場するワルシャワ証券取引所で、TOB(株式公開買い付け)を開始、買収額は最大で約350億円を見込む。明治安田生命とタランクスの両社は13日、オイロパの親会社ゲティンと買収で合意。買収後はタランクスが発行済み株式の過半数を保有、ゲティンも16%程度を継続保有する見通しだ。オイロパは主にゲティン傘下の銀行窓口で保険商品を販売し、2010年の保険料収入は約157億円。ポーランドの保険市場のうち生命保険で13%、損害保険で2%のシェアを持つ。
最近はやたら海外進出をやたら煽る記事やニュースが目立ちます。
もちろんそれが嘘だとは思いませんが、
実際には、海外だろうが国内だろうが稼いだ企業だけが生き残るだけでそ

ただし、国内の人口が減少に転じて経済成長がマイナスになるのは必定なので、
良くも悪くも海外でも稼げないと先行きが厳しいのは間違いないでそう(´・ω・`)
とくに海外展開に力を入れてるのが保険業界です

生保でも損保でも保険会社は加入者を増やさないと商売になりません。
いわば、国内の人口がマイナスに転じれば衰退するのが100%確定してるセクターです。
保険会社にとって海外進出とは目標ではなく生きるための唯一の手段ってことでそ。
最近はインドやインドネシアのような人口が増えてる国にとにかく進出してるようです

(中国は外資規制が厳しいのか、なぜか買収話を聞きません)
ニュースを見てるとほぼ毎月のようにどこかの保険会社が海外でM&Aしてるようです。
生保や損保は蓄えがあるので買収金額もでかいですΣ(´д`;)
数百億円や数千億円の企業買収もざら

さすが機関投資家だけあって一度決まった方針にはブレがないですね。
海外依存度を上げている保険業
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/65615913.html
生き残りをかけたアジア戦略 〜保険業界〜
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2011-05.html?p=3#20110511
2011年12月22日
海外依存度を上げている保険業
東京海上が米デルファイを2000億円で買収、海外事業強化
東京海上ホールディングス(8766)は21日、米保険グループ、デルファイ・ファイナンシャル・グループを約2000億円で買収すると発表した。世界最大の保険市場の米国でのM&A(合併・買収)を通じ、海外事業の基盤を固める。東京海上はこれまでも海外買収を積極的に行っており、2008年に英キルン、米フィラデルフィアを相次いで買収した。今回のデルファイ買収により、東京海上グループの利益における海外利益の比率は現行の37%から46%に引き上げられる。
東京海上HD:米中堅保険を買収 2050億円で
国内損害保険大手の東京海上ホールディングスは21日、米中堅保険デルファイ・ファイナンシャル・グループを26億6400万ドル(約2050億円)で買収し、完全子会社化すると発表した。主力の自動車保険の低迷など日本市場が縮小する中、世界最大の保険市場である米国で事業強化し、グループ全体の収益拡大を目指す。
東京海上はデルファイの発行済みの全株式を市場価格に59%上乗せした価格で取得し、12年4〜6月中に買収を完了させる。デルファイは生保と損保の両事業を展開。企業向け労働災害保険などの特定分野に事業を特化しており自然災害の影響を受けにくく、過去5年は毎年30億〜130億円の最終黒字を確保している。東京海上のグループ全体の利益に占める海外事業の割合は、今回の買収で従来の37%から46%と半分近くに拡大する見通し。
損保・生保にかかわわらず保険業というのは人口の増減に大きく左右されます
人口が増えてて経済が成長してる国なら国内でだけでドンドン成長できるセクターですが
人口が増えず経済が右肩下がりの国ではどんな努力をしても会社は衰退します
このセクターはまさしく今の日本を象徴してるように感じます(´Д⊂)
高齢化と社会福祉コストの増加で経済成長と人口増加率が鈍化してる日本ほど
保険業に向いてない国はないとも言えるかもしれません
本来なら資金の出し手で機関投資家でもある生命保険・損害保険会社が
これほどまでにものすごい勢いで海外進出を進めているということは、
翻って考えると「機関投資家はもはや日本を見捨ててる」とも言えるでしょう
少なくともここ20-30年間は日本の経済は衰退し続けるでしょう
いずれすべてのセクターの企業が日本から海外に逃げ出す時代が来るはずです
10年後、20年後に生き残っている企業はそれを実践した企業だけだと思います。
海外事業における成否はすべての国内企業の存続の分岐点になるはずです
生き残りをかけたアジア戦略 〜保険業界〜
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2011-05.html?p=3#20110511
東京海上ホールディングス(8766)は21日、米保険グループ、デルファイ・ファイナンシャル・グループを約2000億円で買収すると発表した。世界最大の保険市場の米国でのM&A(合併・買収)を通じ、海外事業の基盤を固める。東京海上はこれまでも海外買収を積極的に行っており、2008年に英キルン、米フィラデルフィアを相次いで買収した。今回のデルファイ買収により、東京海上グループの利益における海外利益の比率は現行の37%から46%に引き上げられる。
東京海上HD:米中堅保険を買収 2050億円で
国内損害保険大手の東京海上ホールディングスは21日、米中堅保険デルファイ・ファイナンシャル・グループを26億6400万ドル(約2050億円)で買収し、完全子会社化すると発表した。主力の自動車保険の低迷など日本市場が縮小する中、世界最大の保険市場である米国で事業強化し、グループ全体の収益拡大を目指す。
東京海上はデルファイの発行済みの全株式を市場価格に59%上乗せした価格で取得し、12年4〜6月中に買収を完了させる。デルファイは生保と損保の両事業を展開。企業向け労働災害保険などの特定分野に事業を特化しており自然災害の影響を受けにくく、過去5年は毎年30億〜130億円の最終黒字を確保している。東京海上のグループ全体の利益に占める海外事業の割合は、今回の買収で従来の37%から46%と半分近くに拡大する見通し。
損保・生保にかかわわらず保険業というのは人口の増減に大きく左右されます

人口が増えてて経済が成長してる国なら国内でだけでドンドン成長できるセクターですが

人口が増えず経済が右肩下がりの国ではどんな努力をしても会社は衰退します

このセクターはまさしく今の日本を象徴してるように感じます(´Д⊂)
高齢化と社会福祉コストの増加で経済成長と人口増加率が鈍化してる日本ほど
保険業に向いてない国はないとも言えるかもしれません

本来なら資金の出し手で機関投資家でもある生命保険・損害保険会社が
これほどまでにものすごい勢いで海外進出を進めているということは、
翻って考えると「機関投資家はもはや日本を見捨ててる」とも言えるでしょう

少なくともここ20-30年間は日本の経済は衰退し続けるでしょう

いずれすべてのセクターの企業が日本から海外に逃げ出す時代が来るはずです

10年後、20年後に生き残っている企業はそれを実践した企業だけだと思います。
海外事業における成否はすべての国内企業の存続の分岐点になるはずです

生き残りをかけたアジア戦略 〜保険業界〜
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2011-05.html?p=3#20110511
2011年05月11日
生き残りをかけたアジア戦略 〜保険業界〜
おそらく日本人の大半が肌感覚で理解していると思いますが
これからの日本は人口が純減少に転じ
いずれ経済規模や国民購買力も激減すると思います。
少なくとも強い企業として生き残るためには国内だけでビジネスをやっていては死滅するでそ
極めて特殊なビジネスである、電気・ガス・水道・電話のような基幹インフラ業を除いて
いずれ海外展開とアジア戦略の成否が企業の運命を決定すると確信していますにょ(σ´∀`)σ
今この日本で、最も危機感を持ってアジア戦略を徹底してるのが保険業界だと思います
一見すると「なんで保険会社なんだ?」と疑問に感じてしまうかもしれません。
保険というとかなり奥手で積極性に欠けるのではないかというイメージを持ってしまいがちですが
基本的に彼らは「機関投資家」であり「資金の出し手」という立場にあるので
リスクを負って行う「投資」という行為に慣れていて非常に積極的な戦略をとっています。
例えば日本国内では、個人金融資産の大半の80%近くを高齢者と老人が所有しています。
銀行とか証券というビジネスは基本的に金融資産を持っている個人を相手とした商売なので
日本の経済成長や人口増加率が低下しても、今しばらくは国内でやっていけるでしょう。
しかし、保険というのは加入期間の長さが収益性と密接にかかわってくるビジネスなので
高齢者をターゲットにして商売をやるというのは根本的に無理があるわけです
なかには老人を食い物にして成長した「アフラック」のような特殊な保険会社もありますが
一般的な生命保険や損害保険会社にとって日本は既に魅力的な市場ではありません
保険会社は人口が増加していて経済が成長している国でなければ成長できない企業です。
だからこそ他社に先駆けてアジア戦略を徹底して行っているのではないでしょうか
そして保険会社こそ日本国内の企業すべての未来そのものの姿だと思います。
2011/05/10 損保ジャパン、マレーシア損保を子会社化=出資比率70%に引き上げ
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011051000412
2011/05/10 損保ジャパン、マレーシアの損害保険関連会社BSI社を子会社化
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=280052&lindID=3
2011/04/29 インドネシア生保に出資 三井住友海上、700億円
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110429/biz11042912260050-n1.htm
2011/04/29 三井住友海上、インドネシア3位の大手生保シナールマス生命に700億円出資へ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20889620110429
2011/05/03 三井住友海上、インドネシアで生保参入へ:地場3位に5割出資、首位狙う
http://news.nna.jp/free/news/20110503idr002A.html
2011/03/19 日本生命保険がインドで事業展開〜リライアンス・ライフの株式数26%を580億で取得
http://www.hokende.com/news/news_JyDl3wRlf.html
2011/03/14 日本生命、リライアンス・ライフに出資:インドで本格事業展開
http://indonews.jp/2011/03/post-4399.html
2011/03/11 日本生命、インド市場参入へ 現地財閥系大手「リライアンスライフ」に600億円出資
http://www.asahi.com/health/seiho/TKY201103100533.html
2011/03/01 三井住友海上、イスラム保険に進出 マレーシア企業に出資
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110301/fnc11030118250018-n1.htm
2010/11/10 明治安田生命、インドネシアの生命保険会社へ出資
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1110&f=business_1110_137.shtml
2010/11/15 明治安田生命保険がインドネシアに事業進出
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20101115/Itnetworks_market_news_EVPJP7VRI.html
繰り返しになりますが、保険会社というのは資金の出し手にあたる機関投資家です。
その日本の機関投資家が「日本に見切りをつけて海外への出資を加速している」ということが
日本の将来において何を意味しているのか?我われ日本人はもっと理解すべきだと思います
それはおそらく、たぶん日本経済の終焉とかそういったものになると考えています
その時が10年後なのか20年後なのかはまだ誰にもわかりませんが
少なくともその時のために積極的なアジア展開をしておくことが企業の生存を決定するはずです
なぜぼくちんが、長期投資で成功したいならインドネシアやインドの投信を買うのが
正しいと何度も繰り返しいてるのか少しはわかってもらえるでそう
なぜぼくちんが短期的には失敗するかもしれないけれど長期的な戦略としては正しいと
マネックスに一定の評価を与えてるのかなんとなく理解できると思いますにょ(σ´∀`)σ
明治時代の日本には「脱亜入欧」というフレーズがあったようですが
まさにこれからは「脱日入亜」の時代が確実にやってくるということです(*・ω・)ノ
その時のために戦略を打っている企業をぼくちんは高く評価していますし
逆にその対応を怠っている企業を非常に低く評価するのは当然といえば当然でしょう
なぜインドネシアやベトナムやカンボジアで銀行や証券会社にたくさん出資している
SBIをぼくちんが高く評価してるのはなんて、よくよく考えたら極めて当たり前のことですφ(.. )
世界が日本を捨ててるのではなく「日本の企業が日本を捨てている」という現実を
もっと日本人自身が深く理解して、じゃあ日本になにが必要なのか考えるべき時期でしょう。
これからの日本は人口が純減少に転じ

少なくとも強い企業として生き残るためには国内だけでビジネスをやっていては死滅するでそ

極めて特殊なビジネスである、電気・ガス・水道・電話のような基幹インフラ業を除いて
いずれ海外展開とアジア戦略の成否が企業の運命を決定すると確信していますにょ(σ´∀`)σ
今この日本で、最も危機感を持ってアジア戦略を徹底してるのが保険業界だと思います

一見すると「なんで保険会社なんだ?」と疑問に感じてしまうかもしれません。
保険というとかなり奥手で積極性に欠けるのではないかというイメージを持ってしまいがちですが
基本的に彼らは「機関投資家」であり「資金の出し手」という立場にあるので
リスクを負って行う「投資」という行為に慣れていて非常に積極的な戦略をとっています。
例えば日本国内では、個人金融資産の大半の80%近くを高齢者と老人が所有しています。
銀行とか証券というビジネスは基本的に金融資産を持っている個人を相手とした商売なので
日本の経済成長や人口増加率が低下しても、今しばらくは国内でやっていけるでしょう。
しかし、保険というのは加入期間の長さが収益性と密接にかかわってくるビジネスなので
高齢者をターゲットにして商売をやるというのは根本的に無理があるわけです

なかには老人を食い物にして成長した「アフラック」のような特殊な保険会社もありますが
一般的な生命保険や損害保険会社にとって日本は既に魅力的な市場ではありません

保険会社は人口が増加していて経済が成長している国でなければ成長できない企業です。
だからこそ他社に先駆けてアジア戦略を徹底して行っているのではないでしょうか

そして保険会社こそ日本国内の企業すべての未来そのものの姿だと思います。
2011/05/10 損保ジャパン、マレーシア損保を子会社化=出資比率70%に引き上げ
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011051000412
2011/05/10 損保ジャパン、マレーシアの損害保険関連会社BSI社を子会社化
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=280052&lindID=3
2011/04/29 インドネシア生保に出資 三井住友海上、700億円
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110429/biz11042912260050-n1.htm
2011/04/29 三井住友海上、インドネシア3位の大手生保シナールマス生命に700億円出資へ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20889620110429
2011/05/03 三井住友海上、インドネシアで生保参入へ:地場3位に5割出資、首位狙う
http://news.nna.jp/free/news/20110503idr002A.html
2011/03/19 日本生命保険がインドで事業展開〜リライアンス・ライフの株式数26%を580億で取得
http://www.hokende.com/news/news_JyDl3wRlf.html
2011/03/14 日本生命、リライアンス・ライフに出資:インドで本格事業展開
http://indonews.jp/2011/03/post-4399.html
2011/03/11 日本生命、インド市場参入へ 現地財閥系大手「リライアンスライフ」に600億円出資
http://www.asahi.com/health/seiho/TKY201103100533.html
2011/03/01 三井住友海上、イスラム保険に進出 マレーシア企業に出資
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110301/fnc11030118250018-n1.htm
2010/11/10 明治安田生命、インドネシアの生命保険会社へ出資
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1110&f=business_1110_137.shtml
2010/11/15 明治安田生命保険がインドネシアに事業進出
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20101115/Itnetworks_market_news_EVPJP7VRI.html
繰り返しになりますが、保険会社というのは資金の出し手にあたる機関投資家です。
その日本の機関投資家が「日本に見切りをつけて海外への出資を加速している」ということが
日本の将来において何を意味しているのか?我われ日本人はもっと理解すべきだと思います

それはおそらく、たぶん日本経済の終焉とかそういったものになると考えています

その時が10年後なのか20年後なのかはまだ誰にもわかりませんが
少なくともその時のために積極的なアジア展開をしておくことが企業の生存を決定するはずです

なぜぼくちんが、長期投資で成功したいならインドネシアやインドの投信を買うのが
正しいと何度も繰り返しいてるのか少しはわかってもらえるでそう

なぜぼくちんが短期的には失敗するかもしれないけれど長期的な戦略としては正しいと
マネックスに一定の評価を与えてるのかなんとなく理解できると思いますにょ(σ´∀`)σ
明治時代の日本には「脱亜入欧」というフレーズがあったようですが
まさにこれからは「脱日入亜」の時代が確実にやってくるということです(*・ω・)ノ
その時のために戦略を打っている企業をぼくちんは高く評価していますし
逆にその対応を怠っている企業を非常に低く評価するのは当然といえば当然でしょう

なぜインドネシアやベトナムやカンボジアで銀行や証券会社にたくさん出資している
SBIをぼくちんが高く評価してるのはなんて、よくよく考えたら極めて当たり前のことですφ(.. )
世界が日本を捨ててるのではなく「日本の企業が日本を捨てている」という現実を
もっと日本人自身が深く理解して、じゃあ日本になにが必要なのか考えるべき時期でしょう。