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ネット銀行比較

2017年02月10日

ネット銀行 比較 2016年12月末決算

住信SBIネット銀、東京・新宿に実店舗を開業
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC25H07_V20C17A1EE8000/
2017/1/25 21:13 日本経済新聞 電子版
住信SBIネット銀行は26日、東京・新宿に住宅ローンの販売店を開業する。同行はインターネット専業で実際の販売店を設けるのは初めて。対面で相談して住宅ローンを組みたいという顧客の需要は根強い。販路を広げ、顧客の取り込みを目指す。店舗は銀行代理業のグッドモーゲージ(東京・新宿)が運営する。自社の住宅ローン以外の商品も取り扱う方針だ。
0212












楽天銀行 平成29年3月期 第3四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/12/31)
経常収益   523億4900万円(+  9.4%)
経常利益   138億5100万円(+17.0%)
最終利益  99億1200万円(+26.7%)

預かり残高  1兆5,647億円(+0.7%)
累計口座数 568万0,000口座(+2.1%) 
預かり増加金額 +118億円
口座増加数  120,000口座
一口座あたりの預かり残高 27万5,475円
従業員数 608名(+93人)

住信SBIネット銀行 平成29年3月期 第3四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/12/31)
https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/pr/20170131_fs.pdf
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_gyoseki
経常収益 422億7100万円
(−    0.3%)
経常利益 104億0000万円(−    3.2%)
最終利益   69億6700万円(−  10.2%)

預かり残高  4兆0,067億円(+10.5%)
累計口座数 274万5,000口座(+2.0%)
預かり増加金額 +3819億円
口座増加数  +5万6,000口座
一口座あたりの預かり残高 145万9,653円
従業員数 不明

ソニー銀行 平成29年3月期 第3四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/12/31)
経常収益   285億1500万円(+    1.3%)
経常利益   33億0500万円(−  29.1%)
最終利益   21億5800万円(−  29.4%)

預かり残高 2兆1,174億円(+ 6.4%)
累計口座数 不明
預かり増加金額 +1278億円
口座増加数  不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 不明

大和ネクスト銀行 平成29年3月期 第3四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/12/31)
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2016_q3.pdf
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/
経常収益   425億5700万円(−  15.5%)
経常利益   26億2400万円(−  68.4%)
最終利益   17億8900万円(− 66.8%)

預かり残高 3兆2,357億円(+16.1%)
累計口座数 119万4,000口座(+1.7%)
預かり増加金額 +1923億円
口座増加数  +2万0,000口座
一口座あたりの預かり残高 270万9,966円
従業員数 102名(+2人)

ジャパンネット銀行 平成29年3月期 第3四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/12/31)
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2017_quarter3.pdf
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/financial_highlight.html
経常収益   200億1700万円
    4.6%)
経常利益   23億6200万円
(−  21.9%)
最終利益   10億3600万円(−  18.6%)

預かり残高  6,842億円
(+4.8%)
累計口座数 341万0000口座(+2.4%)
預かり増加金額   +314億円
口座増加数
  8万0,000口座
一口座あたりの預かり残高 20万0,645円
従業員数 307名
(+18人)

じぶん銀行 平成29年3月期 第3四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/12/31)
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/pdf/statement_20170131.pdf
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/
経常収益   209億2000万円(+    9.5%)
経常利益   15億1600万円(+ 28.8%)
最終利益   12億8000万円(+ 42.2%)

預かり残高  7,595億円
累計口座数 234万6,000口座(+3.3%)
預かり増加金額 不明
口座増加数  7万5,000口座
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 不明

※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2016月9末の3ヶ月前との比較です。
※従業員数の増減は前年同期との比較です。

どうやらネット銀行の住信SBIネット銀行が新宿にリアル店舗をだすようです
通常の資金決済だけだったらリアル店舗はまったく不要だろうけど
本格的に住宅ローンを組むお客を増やしたいというのであれば
対面で相談する場所を用意するっていうのは非常に正しい気がしますにょ(σ´∀`)σ
そりゃ3000〜6000万円のローンを人生で始めて組もうっていうお客にしたら
それなりにちゃんと説明を受けたいって思うのがむしろ正常でそう 

ようやく第三4半期(2016年4−12月)までの決算を発表してるネット銀行の
決算が出そろったんで並べて比較してみたにょ(σ´∀`)σ
年初は日銀のマイナス金利導入で各行ともかなり業績を落としていたけど
トランプ大統領の当選以降の米国金利の高い伸びを受けて
国内でも徐々に金利事情が改善してるせいなのか各行とも業績回復してるようだお
その中でも預かり資産が多くて住宅ローンやカードローンでもしっかり稼いでる
住信SBIネット銀行は年初より飛びぬけて業績が回復しているようです(*´∀`*)ムフー

ジャパンネット銀行もそれなりに業績回復してるようだけどまだ弱含み
決済実績は伸びてるしそこの業績は伸びてるのかもしれないけど
やっぱり預かり資産が少ないから運用収益が弱いのが弱点なんでそか
じぶん銀行は業績だけみればようやく伸びてきた感じあるけど
過去の莫大な損失計上がいろんな意味で足引っぱってる気がするにょ(σ´∀`)σ
つい最近も数百億単位で増資してたし、まだ何か隠してる気がします(((( ;゚д゚)))

ぶっちぎりで今回も首位だったのが楽天銀行(旧イーバンク銀行)だおね
楽天グループ全体と比べると、全体で大体いつも経常利益が900億円前後あるので
あまり正確じゃないけどグループ全体の経常利益15.3%を楽天銀行が稼いでる
という風に考えることもできるかもしれませんφ(.. )
まあ特別損失とかあるとたぶん正確じゃないけど銀行部門で稼いでるのは間違いない

楽天銀行がなんでこんなに儲かるかというとやっぱり楽天市場楽天カードのおかげ
楽天は意図的に楽天経済圏(楽天市場やトラベルとかも含めて)の決済を楽天銀行に
集中するようにしてるので決済金額が増えるほど楽天銀行に手数料が入ってきます
楽天銀行がないときはすべてグループ外に流出してたコスト(決済手数料)が
全額すべて楽天銀行の収入になるのでとんでもなく儲かるわけです
さらに現金決済だけでなく楽天カードの決済でも寺銭がガンガン入ってくるので美味しい。
グループ内の決済を楽天銀行に集約してるんでとにかく儲かるんだおね(*´∀`*)ムフー

SBIグループもSBIカードという会社があったけど大赤字のままでした
最終的には住信SBIネット銀行に引き取られてそこの傘下に入ったみたいだけど
楽天カードや楽天銀行に比べたら月とスッポンくらいの差があります(´・ω・`)
SBIグループの決定的な弱点は楽天市場や楽天ブックス・楽天トラベルみたいな
同一グループ内でモノのやサービスが活発に売買されて決済される場所がないこと
モノを売買する市場がないんで決済手数料がグループ内に留まりにくいんだおね。


2016年11月25日
ネット銀行 2016年9月末決算 またも楽天銀行がぶっちぎりのトップ

2016年08月13日
ネット銀行 比較 2016年6月末 楽天銀行がぶっちぎりのトップ

2016年07月14日
あおぞら銀行とGMOが2017年度内にもネット銀行を設立へ


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2016年11月25日

ネット銀行 2016年9月末決算 またも楽天銀行がぶっちぎりのトップ

生保8社の4〜9月、運用益が半減 マイナス金利で
2016/11/25 0:11 日本経済新聞 電子版
主な生命保険会社の4〜9月期決算が24日出そろった。マイナス金利政策による運用難を背景に、運用益が低下。開示した主要8グループの合計は1633億円と前年同期の半分になった。「商品販売や運用で総じて厳しい結果となった」。記者会見した日本生命保険の児島一裕常務執行役員は険しい表情だった。日生の運用益は675億円と前年同期から54%減った。第一生命保険(32%減)や住友生命保険(59%減)と軒並み苦戦している。朝日生命保険は逆ざやの額が348億円と前年同期比で17億円拡大した。
生保の多くは利回りの低下を受けて日本国債の投資から撤退を余儀なくされ、外国債券などに資金を振り向けている。ところが4〜9月期は円高・ドル安が進み、利息や配当金が円換算で目減りした。16グループの合計では基礎利益が1兆5104億円と17%減った。売上高に相当する保険料等収入も集計した16グループのうち11グループが減収となった。運用難を背景に貯蓄性の高い「一時払い終身保険」などで契約者に約束する利回りを下げたり、販売を停止したりしたためだ。16グループの合計では16兆9914億円と6%減った。
1125













楽天銀行 平成29年3月期 第2四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/9/30)
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/pdf/situation-161110-1.pdf
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/situation.html

経常収益   344億4600万円(+  9.3%)
経常利益   89億1700万円(+   15.7%)
最終利益   61億3400万円(+   22.2%)

預かり残高  1兆5,529億円4.1%)
累計口座数 556万0,000口座(+1.8%)
預かり増加金額 621億円
口座増加数  100,000口座
一口座あたりの預かり残高 27万9,298円
従業員数 608名(+93人)

住信SBIネット銀行 平成29年3月期 第2四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/9/30)
https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/pr/20161111_fs.pdf
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_gyoseki
経常収益 282億3900万円
(−    1.7%)
経常利益   71億3300万円(−  13.6%)
最終利益   47億6400万円(−  14.1%)

預かり残高  3兆6,247億円(+1.4%)
累計口座数 268万9,000口座(+1.9%)
預かり増加金額 +513億円
口座増加数  +5万0,000口座
一口座あたりの預かり残高 134万7,973円
従業員数 445名(+126人)

大和ネクスト銀行 平成29年3月期 第2四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/9/30)
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2016_q2.pdf
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/
経常収益   282億0100万円(−  29.1%)
経常利益   18億5400万円(−  75.2%)
最終利益   12億7300万円(−  73.7%)

預かり残高 3兆0,434億円(−  0.8%)
累計口座数 117万4,000口座(+1.6%)
預かり増加金額 −256億円
口座増加数  +1万9,000口座
一口座あたりの預かり残高 259万2,333円
従業員数 100名(+1人)

ソニー銀行 平成29年3月期 第2四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/9/30)
http://sonybank.net/pdf/SB_FY2016_1H.pdf
http://sonybank.net/disclosure/report.html
経常収益   186億1000万円(−    2.2%)
経常利益   17億8400万円(−  47.7%)
最終利益   11億4400万円(−  48.9%)

預かり残高 1兆9,896億円(+  4.2%)
累計口座数 不明
預かり増加金額 +815億円
口座増加数  不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 470名(+10人)

ジャパンネット銀行 平成29年3月期 第2四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/9/30)
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2017half.pdf
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/financial_highlight.html
経常収益   130億9600万円
    0.7%)
経常利益   14億6900万円
(−  34.8%)
最終利益   10億3600万円(−  32.2%)

預かり残高  6,528億円
(+3.8%)
累計口座数 333万0000口座(+2.7%)
預かり増加金額   +177億円
口座増加数   6万0,000口座
一口座あたりの預かり残高 19万6,036円
従業員数 311名
(+14人)

じぶん銀行 平成29年3月期 第2四半期(中間期)決算(2016/4/1〜2016/9/30)
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/pdf/statement_20161028.pdf
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/
経常収益   136億5700万円(+    9.5%)
経常利益   10億3300万円(+ 28.8%)
最終利益     8億7600万円(+ 42.2%)

預かり残高  7,595億円
累計口座数 227万1,000口座(+3.3%)
預かり増加金額 不明
口座増加数  7万4,000口座
一口座あたりの預かり残高 33万4,434円
従業員数
 225名(+16人)

※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2016月6末の3ヶ月前との比較です。
※従業員数の増減は前年同期との比較です。


2016年第2Q(7−9月)のネット銀行の決算が出そろったので比較してみたにょ(σ´∀`)σ
前回は日銀のマイナス金利の影響で減収減益がすごいことになってた決算でしたが
今回7−9月はその他事業で巻き返したのか減少幅がおおよそどこも縮小しています

生保損保の決算を見るとわかるとおり、あの手の事業は大きな資金を集めて
国債や社債などで積極的に運用して利益を稼ぐという事業モデルになっています
しかし日銀がマイナス金利を導入したことで利回りが一気に悪化してしまって
そういった資金運用事業が一気に悪化して収益が落ち込んでるんだおね(´・ω・`)
それとほぼ同じようにネット銀行も預金者から預金を集めて資金運用をしています
特に預金残高が多い住信SBIネット銀行大和ネクスト銀行ソニー銀行あたりは
国債や社債などの資金運用で利益を稼いでたのでかなり大きなダメージを受けてる様子。
その中でも特に資金運用ビジネスに特化していた大和ネクスト銀行が大ダメージ受けてるおね

楽天銀行は預金残高が少ないのでそもそも資金運用事業に積極ではありません。
主業務はグループの資金決済の受託や、その中でも楽天カードの決済にかかわる
決済事業で稼ぐというビジネスモデルなのでほとんどノーダメージだったってことでそ
最近だと金融商品の販売や仲介、住宅ローン事業にも力を入れてるみたいφ(.. )

住信SBIネット銀行は個人向けカードローンや住宅ローンや金融商品販売・仲介なんかで
なんとか少し挽回してきてるけどマイナス金利の影響が大きすぎて回復できてない
もし金利が上って市場が回復すれば一気にまたフル回転で業績伸びるかもだけど
このまま低金利が続くようなら楽天銀行を逆転するのはかなりむつかしそう(´;ω;`)
いずれにせよしばらくは楽天銀行の1強5弱の天下がつづくんじゃないでそか


2016年08月13日
ネット銀行 比較 2016年6月末 楽天銀行がぶっちぎりのトップ

2016年07月14日
あおぞら銀行とGMOが2017年度内にもネット銀行を設立へ

2015年07月16日
(ネット銀行の)決済銀行と預金銀行の違いについて その2

2015年07月06日
(ネット銀行の)決済銀行と預金銀行の違いについて その1


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2016年08月13日

ネット銀行 比較 2016年6月末 楽天銀行がぶっちぎりのトップ

銀行5グループ4〜6月期決算 マイナス金利の逆風で貸し出し業務厳しく
http://www.sankei.com/economy/news/160801/ecn1608010015-n1.html
貸出金利から預金金利を差し引いた「利ざや」は軒並み縮小し、資金利益の低下が鮮明となった。このうち、三菱UFJフィナンシャル・グループの預貸の利ざやは1〜3月期に比べ0・05%縮小し、0・92%と過去最低を更新した。本業のもうけを示す実質業務純益は三菱UFJが前年同期比20・7%減の2580億円、三井住友フィナンシャルグループが31・2%減の1648億円となるなど、4グループが減収となった。みずほは3・9%増の1616億円。6月末時点の国債保有残高を3月末から3分の2に圧縮するなど、債券売却益を積み上げたことが支えとなり、唯一増収を確保した。
0814

















楽天銀行
 平成29年3月期 第1四半期決算(2016/4/1〜2016/6/30)
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/pdf/situation-160804-1.pdf
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/situation.html

経常収益   171億8000万円(+  10.3%)
経常利益   45億4800万円(+   18.4%)
最終利益   31億4500万円(+   25.9%)

預かり残高  1兆4,908億円(−0.6%)
累計口座数 546万0,000口座(+2.0%)
預かり増加金額 −103億円
口座増加数  110,000口座
一口座あたりの預かり残高 27万3,040円
従業員数 不明

住信SBIネット銀行 平成29年3月期 第1四半期決算(2016/4/1〜2016/6/30)
https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/pr/20160729_fs.pdf
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_gyoseki
経常収益 138億7300万円
(−    7.5%)
経常利益   32億9100万円(−  36.6%)
最終利益   21億6500万円(−  35.7%)

預かり残高  3兆5,734億円(+3.6%)
累計口座数 263万9,000口座(+2.0%)
預かり増加金額 +1,265億円
口座増加数  +5万4,000口座
一口座あたりの預かり残高 135万4,079円
従業員数 不明

経常収益   174億1500万円(−  10.9%)
経常利益     9億0700万円(−  76.4%)
最終利益     6億3000万円(−  73.2%)

預かり残高 3兆0,690億円(−  1.6%)
累計口座数 115万5,000口座(+1.9%)
預かり増加金額 −525億円
口座増加数  2万2,000口座
一口座あたりの預かり残高 265万7,142円
従業員数 99名(±0人)

ソニー銀行 平成29年3月期 第1四半期決算(2016/4/1〜2016/6/30)
http://sonybank.net/pdf/SB_FY2016_1Q.pdf
http://sonybank.net/disclosure/report.html
経常収益   92億3400万円(−    1.3%)
経常利益   7億7200万円(−  58.6%)
最終利益   5億0100万円(−  59.1%)

預かり残高 1兆9,081億円(−  0.8%)
累計口座数 不明
預かり増加金額 154億円
口座増加数  不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 不明

ジャパンネット銀行 平成29年3月期 第1四半期決算(2016/4/1〜2016/6/30)
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2017_quarter1.pdf
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/financial_highlight.html
経常収益     62億1200万円
(−    7.6%)
経常利益     8億8300万円
(−  54.3%)
最終利益     4億7900万円(−  52.5%)

預かり残高  6,351億円
(+3.8%)
累計口座数 327万0000口座(+2.1%)
預かり増加金額   +233億円
口座増加数   7万0,000口座
一口座あたりの預かり残高 19万4,220円
従業員数 314名
(+11人)

じぶん銀行 平成29年3月期 第1四半期決算(2016/4/1〜2016/6/30)
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/pdf/statement_20160727.pdf
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/
経常収益   65億1000万円(+    4.8%)
経常利益   4億1000万円(+    5.3%)
最終利益   3億4700万円(+    6.4%)

預かり残高  不明
累計口座数 219万7,000口座(+3.3%)
預かり増加金額 不明
口座増加数  7万1,000口座
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 不明

※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2016月3末の3ヶ月前との比較です。
※従業員数の増減は前年度との比較です。


2016年第1Q(4−6月)のネット銀行の決算が出そろったので比較してみたにょ(σ´∀`)σ
内容としては日銀のマイナス金利の影響の爪あとが大きい決算でした
高い金利で預金を増やしてその預金を国債・社債などで積極的に運営して利益を稼ぐという
手法を使っていた預金銀行は猛烈に業績が悪化してることがわかります(((( ;゚д゚)))
特に資金運用に特化したビジネスの一歩足打法やってた大和ネクスト銀行は悲惨すぎ

大和証券はお客からの預かり資産が何十兆円もあるそうです
営業マンがこの資金を大和ネクスト銀行に移すようにと営業をかけて預金を集めて
その資金を国債・社債でガンガン積極的に運用するというビジネスモデルだおね
でもその資金運用がマイナス金利という逆風で完全に大失敗
ニュースリリースで20〜30億円くらい特損計上してたような・・・記憶があります
大和ネクスト銀行はリスクの大きい運用で短期的に業績を伸ばしてきた銀行ですが
今回はそれがすべて裏目に出てしまったっていうことなんでそう(´;ω;`)

じぶん銀行はまだ預金額も少ないし資金運用は本格的にやっていませんでした。
結果的にそれがラッキーになってマイナス金利の影響がなかったってことでそう
業績的にみてぶっちぎり1位になったのが楽天銀行ですにょ(σ´∀`)σ
旧イーバンクの頃に積極的な資金運用をして倒産しかけたという黒歴史があるので
いまでも楽天銀行はリスクのある資金運用はかなり控えめな商売をしています
結果的にマイナス金利の影響がほとんどなにもなかったってことなんでそう。

住信SBIネット銀行は個人向けローンや住宅ローンもかなりしっかり手がけています。
幅広いビジネスを手がけてるので収益の柱が何本かあるってことだおね
資金運用事業が大失敗してこけてもなんとか他の事業で補ったってことですにょ(σ´∀`)σ
楽天銀行は楽天カード関連の事業がおおいに貢献して業績がさらに伸びています
教育ローン、住宅ローン、個人向けローン事業もかなり積極的に投資して伸びてるみたい
今期もこのままいけば過去最高収益を達成する可能性がものすごく高いでそ(*´∀`*)ムフー
これからもネット銀行首位の座を着々と固めていくんじゃないかと予想しています


2016年07月14日
あおぞら銀行とGMOが2017年度内にもネット銀行を設立へ

2015年07月16日
(ネット銀行の)決済銀行と預金銀行の違いについて その2

2015年07月06日
(ネット銀行の)決済銀行と預金銀行の違いについて その1
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2015-07-06.html 

ss2286234570 at 04:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年07月14日

あおぞら銀行とGMOが2017年度内にもネット銀行を設立へ

あおぞら信託銀に14.9%出資 GMO、ネットで中小融資
2016/6/24 21:05 日経電子版
あおぞら銀行とインターネットサービス大手のGMOインターネットは24日、2017年度からネット銀行の共同運営を始めると発表した。資本・業務提携を同日結び、GMOが事業の受け皿となるあおぞら信託銀行に議決権ベースで14.9%出資することで合意した。大手行にネット企業が大型出資するのは初めて。利便性の高い新サービスの提供を目指す。GMOは月内にあおぞら信託銀の第三者割当増資を引き受け、株式を取得する。これとは別にあおぞら信託銀の発行する種類株も引き受け、数年かけて出資比率を50%まで引き上げる。近くインターネット銀行準備室を設け、具体的なサービス内容を詰める。
ネット銀行は、中小企業向けの資金決済や融資を手掛ける。当面の顧客はGMOと取引がある約8万社が中心になる。個人向けには銀行口座と証券口座を連携させるサービスを検討する。銀行口座に必要な残高があれば証券口座にお金を振り込まなくて済んだり、株式売却で得たお金が自動的に銀行口座に入金できたりするようにする。GMOインターネットは、電子商取引(EC)市場で決算代行サービスなどを手掛ける。与信管理などのノウハウを持つあおぞら銀と持ち味を生かし、顧客基盤の拡大を目指す。

GMO、ネットの旗手が進める「インフラ工事」
6月24日にあおぞら銀行との資本・業務提携を発表した。GMOがあおぞら銀の傘下、あおぞら信託銀行に15%を出資し、2017年度をメドにネット銀行の共同運営を始める。具体的には中小企業向けの小口融資や、個人向けに証券口座と銀行口座を連携させ株式投資の際の資金移動を容易にするサービスなどを検討している。
そこで強みと期待するのが、約80万社との付き合いを築いてきたネットインフラだ。特にドメイン登録では圧倒的な国内シェアを持つ。ドメインとは、ネットの住所にあたるもので、「.(ドット)」以下の部分。「.com(ドット・コム)」や「.net(ドット・ネット)」が有名だ。ドメインは米国の非営利団体ICANNが管理しており、GMOなどの業者は小売業者として販売する立場。管理者に「使用料」を支払いながら、低価格で小売り販売をしてシェアを伸ばしてきた。
そこからGMOクリック証券に代表されるネット証券業やネット決済事業へと守備範囲が広がった。FXの取引高は今や世界一。決済事業では、ネットでクレジットカード払いなどをする際のシステムを提供するが、EC(電子商取引)市場は年々拡大し、ネット決済を導入する企業が増えている。「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイなどもGMOのシステムを使う顧客だ。
銀行業では、このネットインフラを最大限活用する。例えば顧客のEC事業者などに対して手数料を安くして銀行の利用を促す。GMOクリック証券と連携して、個人顧客の利用も取り込む。今回の資本提携での出資額は11億円だが、今後数年かけ60億円弱を投じてあおぞら信託銀の持ち株比率を50%まで引き上げる考えを持つ。
49億円の取得費用は20年かけて償却する計画。熊谷社長は「月にすると2000万円程度で今期中には損益分岐点を超え、来期からは数億円の黒字化が見込める」と、そろばんをはじく。だが、不確実性の高いネット事業のこと。「収益性は実際に売り出し始めてみないと分からない」(いちよしの藤田氏)のが実際だろう。
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GMOインターネットとあおぞら銀行がお金を出しあってネット銀行を設立して
2017年度内(つまり2018年3月末)までにサービスを開始すると発表したようです
当初はGMO側は14.9%を出資して残りはあおぞら銀行が増資を引き受けて
GMOが金融庁からの許認可が下りたら(銀行の大株主になるための許認可らしい)
あおぞら銀行から株を買い取って半分の50%を所有する予定のようですにょ(σ´∀`)σ

文章が長いけどがまんして読んでみたらけっこうまともなことが書いてありました
GMOあおぞら銀行は、ソニー銀行や住信SBIネット銀行のような預金メインの銀行ではなく
楽天銀行に近い決済銀行を目指したビジネスモデルを計画してるようです

最近やたら業績のよい楽天銀行は法人収益(楽天市場の出店会社からの手数料)と
カードの決済収益(楽天カードの決済業務の受託)という二本柱をもっています
他のネット銀行とは明らかに独立したまったく別のビジネスモデルを確立してるので
いわゆるATM手数料無料化競争や定期預金金利の引き上げ競争に巻き込まれないから
収益の安定化を図ることができるし、値下げ競争にともなう収益率の悪化とは無縁だおね

しかも国債や社債・CPによる運営収益に依存してる大和ネクスト銀行や住信SBIネット銀行
のようなビジネスもやってないので日銀の政策や金融変動の影響も受けません
(たしか大和ネクストか住信SBIはマイナス金利の影響で30億円近い特損出してたはず)
ニュースを読むかぎりではGMOあおぞら銀行も楽天銀行路線でいくようですφ(.. )
その背景としてはGMOグループが莫大な法人契約(顧客)をもってることにあるでそう

GMOインターネットはレンタルサーバー事業をやってるので
法人顧客や個人顧客をおそらく何十万〜何百万件という単位でかかえてるおね(*´∀`*)ムフー
定期的に契約を更新してその都度顧客(法人だったり個人だったり)からお金をもらうので
もしその入金が銀行決済ならメガバン・地銀・ネット銀行などで決済されてるって事
当然そこでは決済手数料が発生しててコストとして外部の銀行にお金が流れています。
もしその決済をすべてGMOあおぞら銀行の口座に切りかえることができたら
これまでコストとして支払っていた決済(振込み)手数料が全額収益に化けます
法人契約が多ければ多いほど、決済回数(振り込み回数)が多ければ多いほど
その手数料がすべてGMおあおぞら銀行の収益になりうるってことだおね
これとまったく同じ仕組みで儲けてるのが先行者の楽天銀行ですにょ(σ´∀`)σ

GMOグループは法人相手のビジネスが主体なのでそこが有利でそう
レンタルサーバー事業、セキュリティー事業(電子認証サービス)、決済事業、ドメイン事業EC支援事業(ネット通販事業をするためのサービスをワンセットで提供)といった
ネットインフラ事業を法人・個人相手にやってるので全部で737万契約をもって様子。

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反復性のないドメイン事業の契約は銀行業への貢献度がほぼ皆無だろうけど
「定期的に決済(振り込み)をくり返してる」契約はすべて銀行の収益に貢献するおね
最近だとGMOペイメントの決済事業が猛烈に伸びてるので
(そしてこの会社が銀行間との決済を回数をどんどん増やしているので)
決済の委託先を既存の銀行からGMOあおぞら銀行に切りかえていくことができれば
ぶっちゃけGMOあおぞら銀行は何もしなくてもお金が入り続けるってことだおね
ここでもカードの決済業務を楽天カードから受託して儲けてる楽天銀行と全く同じだおね。

投資や運用といった大きなリスクをとる必要がまったくないΣ(・ω・ノ)ノ
既存のビジネスでやってるお金の決済の流れを替えるだけで収益が増える仕組みなので
GMOあおぞら銀行のビジネスモデルは非常に完成度が高いといえるでそ(●´ω`●)
決済銀行の切りかえという手間(時間的なコスト)があるので
1〜2年ですぐに成功するはずもなく、どうしても3〜4年間はかかりそうだけど
ビジネスモデルがしっかりしてるので失敗の確率が非常に低いといえるでそうφ(.. )
時間が経てば経つほど法人口座数が増えて収入が安定してくるモデルなので
ふつーに考えたら楽天銀行ほどではないにしても十分成功すると思いますにょ(σ´∀`)σ

ちなみになつさんは楽天銀行が間違いなく大成功するだろうと予想して
さらに今後1〜2年以内に楽天銀行が間違いなく住信SBIネット銀行を抜くと予想して
そのどちらも的確に当てたので、今回の予想も当たると思いまつφ(.. )


2016年05月20日
ネット銀行 比較 2016年3月末、ついに楽天銀行が住信SBIを逆転!

2015年07月01日
あおぞら・GMO、ネット銀共同設立検討を発表

2015年07月16日
(ネット銀行の)決済銀行と預金銀行の違いについて その2
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2015-07-16.html

2015/6/30 20:10
GMO熊谷社長、悲願の銀行業にようやく参入 あおぞら銀とインターネット銀行を検討
http://www.j-cast.com/2015/06/30239103.html
 


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2016年05月20日

ネット銀行 比較 2016年3月末、ついに楽天銀行が住信SBIを逆転!

楽天銀行 平成28年3月期の通期決算(2015年4月1日〜2016年3月31日)
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/situation.html
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/pdf/situation-160512-1.pdf
経常収益   645億8400万円(+  19.2%)
経常利益 157億1600万円(+   39.2%)
最終利益 101億0500万円(+   18.0%)

預かり残高  1兆5,011億円(+2.5%)
累計口座数 535万0,000口座(+2.2%)
預かり増加金額 +551億円
口座増加数  120,000口座
一口座あたりの預かり残高 28万0,579円
従業員数 545名(+61名)

住信SBIネット銀行 平成28年3月期の通期決算(2015年4月1日〜2016年3月31日)
https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/pr/20160513_fs.pdf
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_gyoseki
経常収益 579億0700万円
(+   1.1%)
経常利益 116億9800万円(−  23.1%)
最終利益   84億1300万円(−  15.8%)

預かり残高  3兆4,468億円(−  4.5%)
累計口座数 258万5,000口座(+2.5%)
預かり増加金額 −1,653億円
口座増加数  6万4,000口座
一口座あたりの預かり残高 133万3,384円
従業員数 405名(+101名)

大和ネクスト銀行 平成28年3月期の通期決算(2015年4月1日〜2016年3月31日)
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2015.pdf
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/
経常収益   670億3200万円(+   7.7%)
経常利益   95億8800万円(−  29.6%)
最終利益   61億9800万円(−  39.8%)

預かり残高 3兆1,215億円(−  5.6%)
累計口座数 113万3,000口座(+1.8%)
預かり増加金額 −1,876億円
口座増加数  2万1,000口座
一口座あたりの預かり残高 275万5,075円
従業員数 99名(±0人)

ソニー銀行 平成28年3月期の通期決算(2015年4月1日〜2016年3月31日)
http://sonybank.net/pdf/SB_FY2015.pdf
http://sonybank.net/disclosure/report.html
経常収益   379億3700万円(−    1.3%)
経常利益   59億8700万円(−  18.3%)
最終利益   39億0,500万円(− 14.8%)

預かり残高 1兆9,235億円(+3.0%)
累計口座数 不明
預かり増加金額 571億円
口座増加数  不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 456名(+1名)

ジャパンネット銀行 平成27年3月期の連結業績(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2016.pdf
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/financial_highlight.html
経常収益   258億7000万円(+  10.9%)
経常利益   34億4200万円
    6.2%)
最終利益   23億1200万円(+  11.1%)

預かり残高  6,118 億円
(−  0.6%)
累計口座数 320万0000口座(+2.8%)
預かり増加金額   43億円
口座増加数   9万0,000口座
一口座あたりの預かり残高 19万9,649円
従業員数 287名
(±0人)

じぶん銀行 平成27年3月期の連結業績(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/pdf/statement_20160427.pdf
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/
経常収益   236億4600万円(+  12.9%)
経常利益    12億9400万円(+    0.8%)
最終利益    12億7500万円(−  82.3%)

預かり残高  7,470億円(+22.8%)  増減率不明
累計口座数 212万6,000口座(+2.6%)
預かり増加金額 897億円  増減額不明
口座増加数  6万5,000口座
一口座あたりの預かり残高 35万1,365円  不明
従業員数 209名+22名)

※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2015月12末の3ヶ月前との比較です。
※従業員数の増減は前年度との比較です。


去年の決算では経常利益の大きさで3位に甘んじていた楽天銀行ですが
先行していた住信SBIネット銀行と大和ネクスト銀行を抜いて首位にたちました
ライバル2社がおもいっきり減収減益に陥ってるのを尻目に
2桁の大幅な増収増益を達成してるので名実ともにネット銀行最強といってもいいでそ

各社の数字を見たところ住信SBIネット銀行と
大和ネクストは開業初の前年度比で大幅業績悪化のようですΣ(゚д゚;)
原因はほぼ間違いなく「日銀によるマイナス金利の導入」でそう(´;ω;`)
この2行のビジネスモデルは、できるだけ多くの預金額をかき集めて
国債や社債などを短期で運用して鞘を抜くというトレーディングで稼ぐビジネスです。
だから必死になって預金残高を増やすことに血道をあげてたわけでそ
しかしこのビジネスモデルがマイナス金利導入でむしろ仇となってしまい
運用に失敗して大穴を開けてしまい大幅な業績の悪化につながったというわけです。
これは推定ですが両行とも数十億円単位特別損失を出してるんじゃないかと思います

資金運用でお金を稼いでる「預金銀行」タイプが住信SBIネット銀行、大和ネクスト銀行で
資金運用はあまりせず決済で稼いでる「決済銀行」が楽天銀行ですにょ(σ´∀`)σ
そのビジネスモデルの違いについては前回も書いてるので
もし興味がある人は少し読んでみてください勿論間違えてる箇所もあるでしょうけど

今回の決算ではっきりしたことは預金型銀行のビジネスモデルの失敗です(´・ω・`)
金利と利ざやに強く依存してる不安定な一本足のビジネスモデルだったので
いつかは必ずこういった事態に直面することは避けがたかったと言えるかもしれません
事実上、ビジネスモデルそのものが破綻したといえるレベルなので
来年以降の業績もかなり厳しく、よういに業績反転することは難しいかもしれません。
最近になって住信SBIネット銀行がカードローンのCMやたらやっています
あれはまさに切羽詰ってビジネスモデルを変えようとしてるってことですにょ(σ´∀`)σ
別に悪いことじゃないですけど、それくらい追い詰められて危機感感じてるってことでそ
 

これからしばらくはおそらく楽天銀行1強の時代になると予想しています
楽天銀行はグループの楽天カードの決済や楽天市場の購入・決済が増えるほど
儲かり続けるというビジネスなので、しばらくは高い成長率が期待できるおね(●´ω`●)
しかも他行とはまったく異なったビジネスモデルなのでマネもされません。
楽天市場や楽天カードが大きな失敗や後退でもしない限りここ2年間は高成長でそう
その間に預かり残高も増やして住宅ローンなどでも稼げるよう成長できるかもしれません。

仮の話ですが、もし楽天銀行が現状維持の年間1.30〜1.35倍で経常利益を伸ばせたら
2年後には260〜300億円近い経常利益を叩きだす可能性がありえますφ(.. )
かなりハードルの高い成長ですが、それくらいの潜在的成長力があるってことでそ
もし住信SBIネット銀行や大和ネクスト銀行がビジネスモデルを再興できなければ
たった2年後に経常利益でダブルスコアの大差で負ける可能性もあるってこと(`・ω・´)
死に物狂いになってビジネスモデルを変えないと完全敗亡するかもってことです
そうなりたくないからこそ多額の先行投資とCM広告費に資金をぶち込んで
カードローン事業を伸ばしてなんとか楽天銀行に追いすがろうとしてるってことだおね。


2016年02月20日
ネット銀行 比較 2015年第3Q(4月〜12月)

http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2016-02-20.html

2015年11月12日
ネット銀行 比較 2015年第2Q(4月〜9月)

http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2015-11-12.html

2015年07月06日
(ネット銀行の)決済銀行と預金銀行の違いについて その1

http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2015-07-06.html

2015年05月24日
ネット銀行 比較 2015年3月末

http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2015-05-24.html


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2016年02月20日

ネット銀行 比較 2015年第3Q(4月〜12月)

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の金融部門GMフィナンシャルは、ドイツでネットバンキング業務を手掛け、現地子会社を通じてオンライン個人預金を扱っている。資金調達コストの低減と自動車金融業務の収益率向上に向けた措置。GMが最近、規制当局に提出した書類によると、GMフィナンシャルは昨年9月にドイツでネットバンキング業務を開始し、これを通じてGMは10-12月期(第4四半期)に13億ドル(約1470億円)の資金を新たに調達した。これにより、GMフィナンシャルはコストの高い無担保の融資枠への依存を減らしている。
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楽天銀行 平成28年3月期 第3四半期業績(平成26年4月1日〜12月31日)
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/pdf/situation-160212-1.pdf
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/situation.html
経常収益   478億2100万円(+  20.8%)
経常利益 118億3500万円(+   50.0%)
最終利益    78億1800万円(+  23.4%)

預かり残高  1兆4,642億円(+3.9%)
累計口座数 523万0000口座(+1.9%)
預かり増加金額 +551億円
口座増加数  100,000口座
一口座あたりの預かり残高 27万4,678円
従業員数 430名 

住信SBIネット銀行 第3四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/pr/20160129_fs.pdf
経常収益 423億9900万円(+   4.2%)
経常利益 107億5200万円(+   2.2%)
最終利益   77億6500万円(+ 10.4%)

預かり残高  3兆6,121億円(+4.1%)
累計口座数 252万1,000口座(+2.7%)
預かり増加金額 +1,448億円
口座増加数  6万3000口座
一口座あたりの預かり残高 143万2,810円 

大和ネクスト銀行 第3四半期の業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2015_q3.pdf
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/
経常収益   503億4800万円(+   7.7%)
経常利益   83億0600万円(−  24.0%)
最終利益   53億9700万円(−  25.1%)

預かり残高 3兆3,091億円(+4.4%)
累計口座数 107万4000口座(+2.6%)
預かり増加金額 1,423億円
口座増加数  3万8000口座
一口座あたりの預かり残高 297万5,885円
従業員数 100名

ソニー銀行 第3四半期の業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
http://sonybank.net/pdf/SB_FY2015_3Q.pdf
http://sonybank.net/pdf/SB_FY2015_3Q_ref.pdf
経常収益   281億3900万円(−    1.0%)
経常利益   46億6600万円(−  12.2%)
最終利益   30億5600万円(−    6.7%)

預かり残高 1兆8,664億円(+3.9%)
累計口座数 不明
預かり増加金額 712億円
口座増加数  不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 297名

ジャパンネット銀行 第3四半期の業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2016_quarter3.pdf
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/financial_highlight.html

経常収益   191億1900万円(+    3.7%)
経常利益    30億2700万円(+  22.5%)
最終利益    20億5300万円(+  26.7%)

預かり残高  6,161億円(± 0.0%)
累計口座数 311万0000口座(+2.6%)
預かり増加金額   364億円
口座増加数   +8万0000口座
一口座あたりの預かり残高 19万8,102円
従業員数 289名

じぶん銀行 
第3四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/pdf/statement_20160129.pdf
経常収益   178億9200万円(+  11.4%)
経常利益    10億7800万円(+    2.4%)
最終利益      8億4600万円(−  88.8%)

預かり残高  7,511億円(+22.8%)  不明
累計口座数 206万1000口座(+2.6%)
預かり増加金額 897億円  不明
口座増加数  53,000口座
一口座あたりの預かり残高 37万4,099円  不明
従業員数 195名 

※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2015月9末の3ヶ月前との比較です。
※今回の従業員数は更新されている会社だけ更新しました。

第3Qまでのネット銀行の業績が出そろってたので並べてみたにょ(σ´∀`)σ
業績面でいうと楽天銀行の勝利に終わったようだおね
楽天銀行は住宅ローンや楽天カードの決済で主に金を稼いでる銀行です
現在のところ楽天カードの発行枚数も決済金額も右肩上がりに伸び続けてるので
楽天カードの調子が悪くならない限りは業績が伸び続けると考えてますφ(.. )
グループ内における決済業務をどんどん楽天銀行に流しているので
楽天銀行はグループのハブ空港みたいになってさらに飛躍的に業績を伸ばすにょ(σ´∀`)σ

ネット上の書き込みやブログを見てると
「楽天銀行は業績ダメだろう」みたいに勘違いしてる人がけっこうなぜか多いんだおね
でもぼくちんはおもいっきり間違った考えだと断言&断定しています。
楽天グループは巨大な商業圏をもっていてその中で莫大なお金が日々流れてるんだお
その中の決済・融資に関する業務を楽天銀行に集約していくだけで
これまで外部に流れていたお金が楽天グループ内にストックされて莫大な富を生みます
これが楽天銀行の富の源泉なのでこれからも圧倒的に伸びる可能性が高いでそ(´∀`*)
ぶっちゃけ楽天銀行の株が買えるなら絶対買いたいなとおもうくらいです。

その一方で業績がものすごく悪化したのが大和ネクスト銀行だおね(´;ω;`)
公社債の運用に絡んでなのか詳細ははっきりと読み取れないけど
50〜60億円の運用評価損失みたいなのを出してるように読み取れますΣ(゚д゚;)
大和ネクスト銀行は短期間に3兆円もの莫大な資金を集めることに成功してて
その資金を運用して鞘を抜くことで利益を稼いでるネット銀行ですにょ(σ´∀`)σ
今回のマイナス金利で公社債の利回りが幅広く低下しつつあるようなので
大和ネクスト銀行の業績も直撃を受けてものすごく悪化する可能性を予感してるお。

大和ネクスト銀行の従業員数を他行と比べるとものすごく少ないことに気がつくおね
人員を押さえて主業務のトレーディング(資金運用)に全力投下してる証拠だおね(´・ω・`)
もちろん人件費は浮くしコストも安くて済むので業績は爆発的に伸びたんだけど
マイナス金利という劇的な環境変化下においては超マイナス材料にしかなりません
他行のようなカードローン、住宅ローンとかの業容に幅がないってこと。
主力業務の公社債によるトレーディング部門が壊滅したらかなり悲惨なことなきがす

ちなみにマイナス金利導入で公社債の利回りが低下すると他行にも影響が出るでそ
住信SBIネット銀行、ソニー銀行あたりはけっこう影響が出る・・・と予想していますφ(.. )
預金残高が大きくて決済業務がそれほど強くないネット銀行はもろでそう
ジャパンネット銀行、じぶん銀行はそもそも預金残高が少ないので影響が少なそう
楽天銀行はそもそも国債や社債運用額がすごく少ない(数字も開示されてます)ので
影響がゼロってことはないだろうけど、それほど影響しないかなと考えられます(`・ω・´)


2015年11月12日
ネット銀行 比較 2015年第2Q(4月〜9月)

2015年08月13日
ネット銀行 比較 2015年第1Q(4月〜6月)

2015年05月24日
ネット銀行 比較 2015年3月末


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2016年01月30日

ネット銀行 比較 2015年第3Q(4月〜12月)

ジャパンネット銀行はこのたび、2016年1月より、取引システムの定期メンテナンスを年1回30分のみとし、実質的な連続稼働を開始すると発表した。
ショッピングやオークションでのネット決済の利用、コンビニエンスストアでのVisaデビット決済やATMの利用など、深夜や早朝に顧客が口座を利用することが当たり前となりつつあり、銀行口座も昼夜を問わず24時間365日、常時使える必要性がますます高まってきているという。
ジャパンネット銀行は、「インターネット専業銀行としてお客さまに『いつでもどこでも』ご利用いただけることが義務であると考え、このたび定期メンテナンス時間を現時点で最短の年間30分のみとする取引システム連続稼働体制を導入した」としている。
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住信SBIネット銀行 
第3四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/pr/20160129_fs.pdf
経常収益 423億9900万円(+   4.2%)
経常利益 107億5200万円(+   2.2%)
最終利益   77億6500万円(+ 10.4%)

預かり残高  3兆6,121億円(+4.1%)
累計口座数 252万1,000口座(+2.7%)
預かり増加金額 +1,448億円
口座増加数  6万3000口座
一口座あたりの預かり残高 143万2,810円 

大和ネクスト銀行 第3四半期の業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2015_q3.pdf
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/
経常収益   503億4800万円(+   7.7%)
経常利益   83億0600万円(−  24.0%)
最終利益   53億9700万円(−  25.1%)

預かり残高 3兆3,091億円(+4.4%)
累計口座数 107万4000口座(+2.6%)
預かり増加金額 +1,423億円
口座増加数  3万8000口座
一口座あたりの預かり残高 297万5,885円
従業員数 100名

ジャパンネット銀行 第3四半期の業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2016_quarter3.pdf
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/financial_highlight.html

経常収益   191億1900万円(+    3.7%)
経常利益    30億2700万円(+  22.5%)
最終利益    20億5300万円(+  26.7%)

預かり残高  6,161億円(± 0.0%)
累計口座数 311万0000口座(+2.6%)
預かり増加金額   364億円
口座増加数   +8万0000口座
一口座あたりの預かり残高 19万8,102円
従業員数 289名

じぶん銀行 
第3四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/pdf/statement_20160129.pdf
経常収益   178億9200万円(+  11.4%)
経常利益    10億7800万円(+    2.4%)
最終利益      8億4600万円(−  88.8%)

預かり残高  7,511億円(+22.8%)  不明
累計口座数 206万1000口座(+2.6%)
預かり増加金額 897億円  不明
口座増加数  53,000口座
一口座あたりの預かり残高 37万4,099円  不明
従業員数 195名 

※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2015月9末の3ヶ月前との比較です。
※今回の従業員数は更新されている会社だけ更新しました。


楽天銀行とソニー銀行を除いたネット銀行が業績を開示したので比較してみましたφ(.. )
楽天銀行がないため住信SBIネット銀行との比較差を図れないので
詳細なコメントを書くのは次回にまわします

注目すべき点は大和ネクスト銀行の決算だおねΣ(・ω・ノ)ノ
ここの銀行は大和証券から資産家(ほとんどは50歳以上の高齢者)を紹介してもらって
株で運用してない資金を大和ネクスト銀行に入れてもらうってことをしてます
決算資料などを見ると口座開設者にやたら50〜70代の高齢者が目立つのが特徴的
今回の大和ネクスト銀行の決算を見るとおもいっきり減収減益になってるようす
ここの銀行は基本的に資金運用でお金を稼いでる銀行です
決算資料を見てると資金運用の利ざやが低下したり、何かの取引で差損を発生させてます。
今年度は、スイスショック、チャイナショック、原油先物の暴落など
世界的にみても金融や商品市場が大きく荒れました(((( ;゚д゚)))
どうも大和ネクスト銀行は資金運用に失敗してなにかの損失を出したようだおね

ネット銀行といっても各社によって収益モデルはかなり異なっています。
住信SBIネット銀行は資金運用と個人への貸し付けをメインにしています
預かってる資産を社債や国債で運用したり、あるいはカードローンや住宅ローンで
個人に融資するという方法でお金を稼いでる銀行ですにょ(σ´∀`)σ
ソニー銀行もだいたいこれと同じタイプのようです

楽天銀行も資金運用や個人への貸し付けもやってるけど
(社債・国債の運用、住宅ローンによる融資業務など)
最近やたら稼いでるのは楽天カードへの貸し付けとか決済処理の業務委託など。
(より細かいことは書いてないので不明ですが、楽天カード関係で稼いでる)
楽天銀行が直接個人に融資してるのではなく、楽天カードが個人に融資をしていて
その収益の一部が楽天銀行にキックバックされてるようなイメージっぽい

住信SBIネット銀行もグループ内のSBIカードを買い取ってカード事業を
拡大しようとしてるみたいだけど、今のところあまりうまくいってない様子(´・ω・`)
一方、楽天カードは楽天市場や楽天トラベルがそれなりに上手くいっていて
そこの決済で楽天カードが利用されることでものすごい勢いで事業拡大しています
当然その決済業務などを請け負ってる楽天銀行も潤ってるという図式だおね(●´ω`●)
楽天カード部門が拡大してる限りこれからも楽天銀行は利益が伸びそうなので
最終的には住信SBIネット銀行の利益を抜く可能性が高いと予想してるおφ(.. )


2015年11月12日
ネット銀行 比較 2015年第2Q(4月〜9月)

2015年08月13日
ネット銀行 比較 2015年第1Q(4月〜6月)

2015年05月24日
ネット銀行 比較 2015年3月末


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2015年11月12日

ネット銀行 比較 2015年第2Q(4月〜9月)

ブログなどで被害を訴えている人々の主張によると、特に思い当たる理由はないようだ。悪事を働いて凍結された人はわざわざ情報を発信しないだろうから、心当たりのない人ばかりなのは当たり前のことかもしれない。しかし、その謎の被害に遭った人々が情報交換をするうち、ネットオークションの利用が引き金になっているのではないかということがわかってきた。ネットオークションなどで不特定多数の相手と個人間取引を行っている人の口座が凍結されたことから、おそらくやりとりした相手の中に不適切な利用履歴のある人物がいたのだろう、と推測されている。公式発表されたものではないため、これはあくまでも推測だ。しかし、確かに不特定多数の相手とやりとりをしていると、なかには偽ブランド品を購入したことがある人や、チケットのやりとりに失敗してチケット詐欺状態になった人なども入っているだろう。犯罪防止のため、疑わしいと思われれば凍結されてしまうこともあるようだ。
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住信SBIネット銀行 第2四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年9月30日)
https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/pr/20151112_fs.pdf
経常収益 287億3900万円(+   5.5%)
経常利益   82億6200万円(+ 10.3%)
最終利益   55億4800万円(+   9.1%)

預かり残高  3兆4,672億円(−5.9%)
累計口座数 245万8,000口座(+2.7%)
預かり増加金額 −2156億円
口座増加数   6万5000口座
一口座あたりの預かり残高 141万0,577円 
従業員数 319名

楽天銀行 平成28年3月期 第2四半期業績(平成26年4月1日〜9月30日)
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/pdf/situation-151105-1.pdf
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/situation.html
経常収益   315億1900万円(+  22.6%)
経常利益    77億0600万円(+  65.4%)
最終利益    50億1800万円(+  56.0%)

預かり残高  1兆4,091億円(−7.9%)
累計口座数 513万0000口座(+1.5%)
預かり増加金額 −1222億円
口座増加数  80,000口座
一口座あたりの預かり残高 27万4,678円
従業員数 430名

大和ネクスト銀行 第2四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年9月30日)
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2015_q2.pdf
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/
経常収益   397億9100万円(+ 77.7%)
経常利益   74億7100万円(+ 47.1%)
最終利益   48億3300万円(+ 45.0%)

預かり残高 3兆1,668億円(+1.8%)
累計口座数 107万4000口座(+2.6%)
預かり増加金額    589億円
口座増加数    2万8000口座
一口座あたりの預かり残高 294万8,603円
従業員数 99名

ソニー銀行 
第2四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年9月30日)
http://sonybank.net/pdf/SB_FY2015_1H.pdf
http://sonybank.net/disclosure/report.html
経常収益 190億2000万円(+    2.0%)
経常利益   34億0900万円(+    4.3%)
最終利益   22億4100万円(+    9.0%)

預かり残高  1兆7,952億円(−  4.1%)
累計口座数 不明
預かり増加金額 −770億円
口座増加数 不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 460名

ジャパンネット銀行 第2四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年9月30日)
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2016half.pdf
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/financial_highlight.html

経常収益   130億0000万円(+    3.7%)
経常利益    22億5500万円(+111.9%)
最終利益    15億2900万円(+118.2%)

預かり残高  5,797億円(± 0.0%)
累計口座数 303万0000口座(+3.0%)
預かり増加金額   ± 0億円
口座増加数   +9万0000口座
一口座あたりの預かり残高 19万1,320円
従業員数 297名

じぶん銀行 第2四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年9月30日)
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/pdf/statement_20151030.pdf
経常収益   124億6400万円(+  14.8%)
経常利益      8億0200万円(−    1.4%)
最終利益      6億1600万円(−  91.6%)

預かり残高  7,511億円(+22.8%)
累計口座数 200万8000口座(+1.8%)
預かり増加金額 897億円
口座増加数  95,000口座
一口座あたりの預かり残高 37万4,099円
従業員数 195名 

※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2015月6末の3ヶ月前との比較です。
※今回の従業員数は更新されている会社だけ更新しました。


今年の夏以降、楽天銀行で例の口座閉鎖事件が発生しました(((( ;゚д゚)))
かなり話題になって検索数が急増してたので覚えてる人も多いでそう。
最終的には楽天銀行も楽天グループもこの件については一切コメントしておらず
公式の場でも口座閉鎖に関するコメントは一切していません。
ということで実際なにがあったのかは未だにですが、やっぱり何かがあったってことでそう

この事件の影響で楽天銀行の預かり残高がどのくらい減少するかな?と思ってましたが
実際の数字をみてみるとそれ頬大きな影響はなかったのかなという程度でした。
楽天銀行は過去1年間で考えると、預かり残高は+26%ほど大きく増えています
たしかに減ってるといえば減ってるんですが、楽天銀行は基調としては増えているので
どちらかというと増えてる途中の揺り戻しの減少ってくらいにしか思えませんφ(.. )

楽天銀行だけが減ってたら口座閉鎖事件の影響だと判別がつくんだけど
実際にはソニー銀行も−4.1%、住信SBIネット銀行も−5.9%と大きく減っています
他行も軒並み大きく減ってしまっているのでなんとも言えないところでそう。
ただしここにきて住信SBIネット銀行の預かり残高増加の勢いが完全に終わってるおね
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_koza_zandaka
過去1年間の預かり残高のデータを見てるとまったく増えなくなっています(´・ω・`)
なにが要因になってるのかは不明だけど、かなり頭打ちの状況になってますにょ(σ´∀`)σ

【悲報】楽天銀行の口座が突然凍結!いきなり利用停止酷すぎw

【悲報】楽天銀行の担当者と生電話。口座が突然凍結!いきなり利用停止酷すぎw

そんな話はさておき、ネット銀行の2Q(2015/4〜2015/9)の決算が出そろったので
あらためて数字実績を調べてみたにょ(σ´∀`)σ
唯一、ジャパンネット銀行だけが半期決算をまだ開示してないのですが
あそこは毎年12/20頃に開示するというものすごく遅い銀行なので今回はスルーします(゚д゚)、ペッ
営業利益が一番よかったのは住信SBIネット銀行ですが足元では急ブレーキだおね
売上高(=経常収益)、営業利益ともに昨年からの伸びがかなり鈍化してるお(´;ω;`)
住宅ローンなどのローン残高は順調に増えてるようですが、利益はモロに鈍化してるお。

ここにきても前年比の業績の伸びが非常に大きいのが楽天銀行と大和ネクスト銀行
例えば、もし来年度の伸び率が今年と同じだと仮定して計算してみると
1年後の営業利益は1位は楽天銀行で2位は大和ネクスト銀行、3位が住信SBIネット銀行だお
まあさすがにこの高い伸び率がさらに1年以上続くのかは未知数ですが、
楽天銀行は楽天カードというとんでもない流通量を誇るカード関連収益があります
これまでは楽天が外部の銀行に委託していた業務をすべて楽天銀行に任せるよう
業務フローの変更をしているようなので、まだまだ伸びてくる余地があるでそう
前から何度か書いてますが、楽天グループはグループ内の規模が巨大なので
その恩恵を最大限に受けることの出来る楽天銀行は非常に有利だってことだおね
最終的に、営業利益という数字においては住信SBIネット銀行は楽天銀行に完敗でそ。

大和ネクスト銀行はその他のネット銀行とはかなり異なったビジネスモデルだおね。
こちらは大和証券が抱えているお客の資産をどんどん大和ネクスト銀行に移して
その資金を債券やCPなんかで運用して稼ぐビジネスをメインにしてるようですφ(.. )
ちなみに大和証券全体では48兆円とかいうとんでもない額です
このほとんどまったく動いてない資産をグループの大和ネクスト銀行に移していくと
運用可能な額がとんでもなく増えてくるので大きな収益を生むという仕組みです
今現座のとこと大和ネクスト銀行の預かり資産はたったの3兆円なので
これが後5年もすれば、5〜10兆円くらいの規模まで増えてくるでそう(●´ω`●)
そなると大和ネクスト銀行は住信SBIネット銀行なんて相手にならないくらい稼ぐはずです

1114










5年くらいの先を予想すると住信SBIネット銀行は3位にしかなれません(`・ω・´)
グループの規模の差と、グループ全体での預かり資産全体の差が大きすぎるからです
はっきりいってしまうとグループでの時価総額の差がそのまま力の差ってことだおね。


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2015年11月03日

ネット銀行 比較 2015年第2Q(4月〜9月) 予習編

大和証券グループのインターネット専業銀行である大和ネクスト銀行が2011年5月13日に開業した。同行は国内で初めて勘定系システムにオープンソースソフト(OSS)のLinuxを採用した銀行だ。5月17日現在、システムは順調に稼働している。中核の勘定系システムにライセンスコストのかからないLinuxと安価なx86サーバーを採用し、提供業務を絞ることでシステムへの投資額を80億円以下(本誌推定)に抑えた。銀行の勘定系システムは一般的に、メインフレームで構築する場合で200億円程度、オープンシステムだと100億円程度かかる。

当社は、株式会社大和証券グループ本社様の100%出資会社であり、5月13日よりサービスを開始した株式会社大和ネクスト銀行様の勘定系システムをLinuxで構築しました。
当システムは基幹IAサーバ「PRIMEQUEST(プライムクエスト)」を採用したLinuxベースの勘定系オープンシステムで、今回、日本に拠点を持つ外国銀行も含め約20行への導入実績がある、銀行勘定系オープンソリューション「W-BANK(ダブルバンク)」をベースに、13ヵ月という短期間で高信頼のシステムを構築することができました。また、本システムは大和証券株式会社(以下、大和証券)様のシステムとシームレスに連携しているため、預金口座と証券口座の自動振替を行うスウィープサービスが可能となり、お客様に預金を含めた資産形成のための金融商品をワンストップで提供することができます。
1107









大和ネクスト銀行 第2四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年9月30日)
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2015_q2.pdf
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/
経常収益   397億9100万円(+ 77.7%)
経常利益   74億7100万円(+ 47.1%)
最終利益   48億3300万円(+ 45.0%)

預かり残高 3兆1,668億円(+1.8%)
累計口座数 107万4000口座(+2.6%)
預かり増加金額    589億円
口座増加数    2万8000口座
一口座あたりの預かり残高 294万8,603円
従業員数 99名

じぶん銀行 
第2四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年9月30日)

http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/pdf/statement_20151030.pdf
経常収益   124億6400万円(+  14.8%)
経常利益      8億0200万円(−    1.4%)
最終利益      6億1600万円(−  91.6%)

預かり残高  7,511億円(+22.8%)
累計口座数 200万8000口座(+1.8%)
預かり増加金額 897億円
口座増加数  95,000口座
一口座あたりの預かり残高 37万4,099円
従業員数 195名 

※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2015月6末の3ヶ月前との比較です。
※今回の従業員数は更新されている会社だけ更新しました。


2015年2Q(4〜9月)のネット銀行の決算をこれから更新していく予定ですにょ(σ´∀`)σ
今週あたりにほぼ全行が出そろってくるはずなので来週には数字が揃うはずです

大和ネクスト銀行の業績は絶好調のようでどの数字も大きく伸びているようす
もし問題があるとしたら来年度営業開始するらしいGMOあおぞら銀行との距離感でそ
親会社の大和証券グループがクリック証券の親会社のGMOクリックホールディングスの
株を9.6%ほど買い取って、さらに20%程度まで買い増しすると発表したからです

でもそもそもの話、その株を売却したのが親会社のGMOインターネット(9449)で
それを買い取ったのが大和証券グループ(8601)なんで
売却代金100億円のお金の流れは大和証券グループ⇒GMOインターネットだおね
さらに大和証券グループが20%買い増ししたら200億円がGMO側に流れるってことでそ。
この金の流れを客観的にみると、GMOインターネットがネット銀行を設立する前の年
200億円の金融支援をしてネット銀行設立を支援したようにも見えるんだおねφ(.. )
ネット銀行の設立時期がたまたまバッティングしたとはちょっと考えにくいわけで
どう考えたって大和証券グループがGMOのネット銀行設立を支援したって見るのが自然でそ。
なんせ大和ネクスト銀行を設立したシステム開発のノウハウを持ってるわけだし(´・ω・`)

今回からようやく決算の数字が正常に戻ったのでじぶん銀行を再追加しました。
というのは、じぶん銀行は前年まで親会社の三菱UFJフィナンシャルグループがズルをして
業績のよいカード子会社をじぶん銀行に買い取らせて決算の嵩上げをしてたからです
しかもその業績のよいカード会社を買い取らせるための金まで親会社が融通するという
インチキの数字を決算に載せてたのでぼくちんの判断でしばらく比較表から消しました(゚д゚)、ペッ

なぜこういう数字の嵩上げをしたのかという理由ははっきりしてるにょ(σ´∀`)σ
新規参入した銀行は「3年以内に黒字化必達」という参入障壁ルールがあるからだおね。
2年目の途中まで大赤字だったじぶん銀行を廃業させないためのウルトラCを決めるため
親会社の三菱UFJフィナンシャルグループが優良カード子会社をじぶん銀行に売却して
むりやり決算を黒字転換させるというかなり強引な荒業をやったんだおね('A`)

じぶん銀行の業績を嵩上げさせてたその優良カード子会社ですが
どうも去年2014年の秋ごろに再びKDDIフィナンシャルサービスに転売されています
その証拠に去年のじぶん銀行の決算資料を見るとまったく前後と脈絡のない
事業分離における移転利益という謎の特別利益76億1200万円発生しています
財務資料の中にもそういう記述がはっきり残ってるのでまあそういう事だおね(´・ω・`)

1102












その直後からじぶん銀行の業績はいきなり悪くなってきていて
2014年2Qから明らかに経常利益がずっと下がりっぱなしになっています
まあそれでもようやく一人立ちできるようになったと親会社が判断したってことでそう
ということで、ようやく単独決算の信憑性を回復できたので今回から比較の対象に入れます
業績は大してよくないけど悪いなりになんとかってくらいのようです(`・ω・´)



銀行の勘定系にLinux採用 パッケージ活用し9カ月の超・高速開発【大和ネクスト銀行】

2015年08月13日
ネット銀行 比較 2015年第1Q(4月〜6月)
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2015-08-13.html

2015年07月01日
あおぞら・GMO、ネット銀共同設立検討を発表Σ(゚д゚;)
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2015-07-01.html

2015年05月24日
ネット銀行 比較 2015年3月末
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2015-05-24.html 


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2015年08月13日

ネット銀行 比較 2015年第1Q(4月〜6月)

GMO インターネットと、あおぞら銀行は共同でインターネット銀行を運営することについて、検討を開始したと2015年6月29日に発表した。あおぞら銀行の 100%子会社である「あおぞら信託銀行」の活用を前提とし、そうすることで銀行免許の取得手続きなどの手間を省き、早ければ2016年度中に営業を開始 する。GMOとあおぞら銀行のネット銀行は、中小事業者向けの小口融資に注力する方向だ。GMOはネットショップの開設支援などを通じて約8万社と取引がある。そういった事業者向けに、ネットを通じて仕入れ資金などを貸し出す。審査や与信管理のノウハウはあおぞら銀行が提供。「商流のタイムラグを埋める資金の発生に対応できる」(あおぞら銀行)とみており、既存のネット銀行との差別化を図る。
0718














大和ネクスト銀行 第1四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年6月30日)
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2015_q1.pdf
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/
経常収益   195億4900万円(+ 73.0%)
経常利益   38億3900万円(+ 42.3%)
最終利益   23億4900万円(+ 28.9%)

預かり残高 3兆1,079億円(+1.9%)
累計口座数 104万6000口座(+2.7%)
預かり増加金額    608億円
口座増加数    2万8000口座
一口座あたりの預かり残高 297万1,223円
従業員数 99名

住信SBIネット銀行 第1四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年6月30日)

https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/pr/20150730_fs.pdf
経常収益 144億9800万円(+  30.9%)
経常利益   51億9400万円(+175.9%)
最終利益   33億6900万円(+232.2%)

預かり残高  3兆6,829億円(+2.9%)
累計口座数 239万3,000口座(+3.6%)
預かり増加金額 1064億円
口座増加数   8万5000口座
一口座あたりの預かり残高 153万9,030円 
従業員数 294名

楽天銀行 平成27年3月期 第1四半期業績(平成27年4月1日〜平成27年6月30日)
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/pdf/situation-150806-1.pdf
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/situation.html
経常収益   155億7000万円(+  23.9%)
経常利益    38億4100万円(+  63.7%)
最終利益    24億9700万円(+  71.3%)

預かり残高  1兆5,313億円(+22.8%)
累計口座数 505万0000口座(+1.8%)
預かり増加金額 2846億円
口座増加数  90,000口座
一口座あたりの預かり残高 25万1,350円
従業員数 430名 
 
ソニー銀行 第1四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年6月30日)
http://sonybank.net/pdf/SB_FY2015_1Q.pdf
http://sonybank.net/disclosure/report.html
経常収益   93億5800万円(+    0.4%)
経常利益   18億6400万円(+    7.3%)
最終利益   12億3900万円(+  12.6%)

預かり残高  1兆8,722億円(−  0.3%)
累計口座数 不明
預かり増加金額 −60億円
口座増加数 不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 455名

ジャパンネット銀行 第1四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年6月30日)
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2016_quarter1.pdf
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/financial_highlight.html
経常収益    67億2800万円(+  33.2%)
経常利益    14億9600万円(+608.0%)
最終利益    10億1000万(+685.9%)

預かり残高  5,797億円(+1.8%)
累計口座数 294万0000口座(+3.1%)
預かり増加金額   107億円
口座増加数    9万0000口座
一口座あたりの預かり残高 19万7,176円
従業員数 303名

※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2015月3末の3ヶ月前との比較です。
※今回の従業員数は更新されている会社だけ更新しました。

2015年1Q(4月〜6月)のネット銀行の決算が開示されていたので並べてみたお。
どの銀行も順調に売上高(=経常収益)、経常利益を伸ばしているようす

業績が悪いときはとにかく情報開示を積極的に行わず閉鎖的なソニー銀行でしたが
業績が上向いた瞬間に手の平を返して積極的な情報公開に姿勢を変えましたにょ(σ´∀`)σ
そうは言っても、口座数や口座開設数は一切非開示にしてる点はそのままだおね。


ソニー銀行は業績は上向いてきてて調子はいい感じですが
預金残高が2Q連続でマイナスというかなり悪い結果になってしまっています
他行と比較していうならいわゆる負け組ってやつでそう(´;ω;`)
業績面ではジャパンネット銀行にそろそろ抜かれそうでオワコン感がすごいです
このところやたら調子がいいのがジャパンネット銀行ですにょ(σ´∀`)σ
以前は外為どっとコムに外部委託してたFXを自前のシステムに切りかえた直後から
ものすごく業績が改善してきて利益が伸びてるように見えます
親会社のYahoo!ジャパンの力を借りつつかなり本気で攻めてきた印象があるお。

楽天銀行はず〜〜っと好調を維持しながら伸びつづけてるおね(●´ω`●)
FXを楽天証券と同じシステムに変更してから業績に寄与したと書いてあります
その他では、楽天カードとカードローン関連事業の圧倒的な伸びでそう
残高もガンガン増えてるし、なによりグループ内の業務効率を図るためなのか
金融寄りの業務を一括して楽天銀行に委託するという流れが加速しているようです
ある意味、「楽天銀行はあまりなにもしてない」のかもしれませんが、
銀行が担った方が利益が出しやすい業務をうまくグループ内から回してもらってるんでそう。

住信SBIネット銀行はたしかに利益が伸びているので好調ですが原因がよくわかりません。
売上高(=経常収益)に対して、経常利益などの伸びが
著しいのはいいのですがちょっと伸び方に異常性を感じますにょ(σ´∀`)σ
具体的な詳細の説明が何もないので分析はできませんが
特別利益に近い利益か、あるいは何かしらの大きなコスト削減があったのかもしれません。
次期移行も伸びが継続するなら後者で、ダウンが認められたら前者でそう

ネット銀行の中で業績が最もよいのはダントツで大和ネクスト銀行だおね(*´∀`*)ムフー
最後発のネット銀行でありながら昨年度の決算では
ついに売上高(=経常収益)でついに住信SBIネット銀行を抜いて首位奪取しました
今期も売上高の伸びが破壊的に高いのでさらに格差がひらいて行くでそう。
大和ネクスト銀行の戦略は預かり残高(預金残高)を最優先に伸ばして
その資産を効率よく運用することで収益を伸ばすことに特化したスタイルのようですφ(.. )
すでに預かり残高は3.1兆円まで増えてるので、あと1〜2年で住信SBIネット銀行を抜くでそ
そしてこの数字が逆転することには売上高だけでなく地益でも完全に抜いてるでそう
2年以内に預かり残高、売上高、経常利益このすべてで首位を奪うと予想だにょ(σ´∀`)σ

SBIの決算動画や資料を見るとあえてこの大和ネクスト銀行には触れないように説明してます。
説明会でも大和ネクスト銀行にもうすぐ負けそうなことについて触れません。
おそらく負けつことを確信しつつ見てみぬフリを決め込んでいるんでそう(´;ω;`)
逆にいえばそれくらい打つ手がなにもないってことの裏返しだおね

来年度以降の話題といえばGMOグループのネット銀行事業への新規参入でそうφ(.. )
資料を読む限りは住信SBIネット銀行のような貯蓄系銀行ではなく
楽天銀行と近いタイプの決済銀行主体を計画しているように見えます


2015年05月24日
ネット銀行 比較 2015年3月末

2015年07月01日
あおぞら・GMO、ネット銀共同設立検討を発表Σ(゚д゚;)

2015年07月16日
(ネット銀行の)決済銀行と預金銀行の違いについて その2


ss2286234570 at 06:18|PermalinkComments(3)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加