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企業分析

2010年01月09日

12月　ネット証券各社比較

１２月　株式口座増加数

ＳＢＩ証券　        １万４０８９口座（−１０７６）
楽天証券　　     １万０５４７口座（＋５４３）
マネックス　　　　     ３４２８口座（＋５８３）
松井証券　　 　　     ２９９１口座（＋１１９）
カブコム　　　　        ２５４６口座（−２８）

※岡三オンライン証券は口座数が不明

１２月　月間株式売買代金(増減率)

ＳＢＩ証券　        4兆0552億円（前月比＋　 6269億円）＋18.2％
楽天証券　    　 1兆6317億円（前月比＋   2732億円）＋20.1％
松井証券　　         　 8739億円（前月比＋  1540億円）＋21.3％
カブコム　　　       　  7098億円（前月比＋   1493億円）＋26.6％
岡三オンライン　　　6460億円（前月比−     306億円） ＋ 4.9％
マネックス　     　  　  6132億円（前月比＋   1249億円）＋25.5％


一日あたり株式売買代金(増減率)
　
ＳＢＩ証券　           1931億円（前月比＋  127億円）＋7.3％
楽天証券　　     　  777億円（前月比＋    62億円）＋8.6％
松井証券　　          416億円（前月比＋ 　38億円）＋10.5％
カブコム　　        　  338億円（前月比＋   43億円）＋14.5％
岡三オンライン　 　307億円（前月比−　  16億円） − 5.2％
マネックス　        　 292億円（前月比＋   35億円）＋13.6％


信用残高

松井証券　  　  1745億円（前月比−　 32億円）−1.8％　
楽天証券　　    1423億円（前月比−   45億円）− 3.0％
カブコム　　      991億円（前月比−    65億円）−  6.1％　
マネックス　        834億円（前月比−   31億円）−  3.5％


12月の各社の実績が出ていたので並べてみましたにょ（σ´∀`）σ
全体的には一日あたりの売買代金が回復したことと12月の営業日が増えたことで
11月に比べて月間売買代金が大きく回復したようです
データを作ってる人にはわかりますが11月の減少率と12月の増加率はほぼ同じでした(｡･ω･)ﾉﾞ
ってことは12月の平均的な売買代金は10月の水準にまでは回復したってことです

今回少し特徴的だったのは岡三オンライン証券の売買が減ったこと
確かに月間で比べると増えたように見えますがそれは営業日数が多かったからで
一日あたりの売買代金で見ると唯一減少だったのが見て取れます
これはやはり信用定額手数料の変更が影響したのかなという印象です。
他のネット証券は概ね二桁の高い伸びを見せています
カブドットコム証券が少し復活して売買代金を大きく伸ばしていますね
先月の11月に落ち込みすぎたのが反動でかなり大きく回復したのかもしれません。

全体の規模とシェアでいうとSBI証券が圧倒的過ぎて比べものになっていませんが
ここに来て楽天証券の口座数の伸びが著しいように思われます
楽天ポイントを前面に出して集客したことがよい効果に繋がったようです
https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/rakuten_g/?l-id=vtoprbnr_rakuten_g
キャンペーン単独で見るとちょっと払いすぎで赤字かもしれませんが
長期的な観点から考えると楽天ポイントの訴求性は成功かもしれません

SBI証券もポイントで集客を頑張っていますがこちらは既にへばり気味です
楽天に比べてポイントとしての交換性が低くて使い辛い点がマイナス評価でそ交換価値が低いしポイントを貯めても使い場所も限定されてしまいうのが痛いです
楽天ポイントのようにグループ全体で共有されてていろんなとこで使えるという
利便性を備えていないのはポイントサービスとして完敗ですにょ（σ´∀`）σ


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2009年12月31日

ネット銀行比較　〜その２〜

ネット銀行を比較してみました
住信SBI銀行がものすごい勢いでソニー銀行を猛追しています
SBI証券の預かり資産が4兆5000億円であることを考えると追いつくのは時間の問題でそ
イーバンクはサブプライム関連の残った損失化何かを一括処分したみたいです
むしろ楽天による買収でカード事業の収益が急激に伸びています
最近はじめたばかりのローン事業の収益も好調です
収益バランスもよいのでここから一気に収益が伸びてくるかもしれませんにょ（σ´∀`）σ
イオン銀行とじぶん銀行は時間の問題で終了でそ
ビジネスモデルが破綻してるし増資が止まっただけですぐに営業停止になってしまう脆さ
1年で資本金をすべて消滅させるほどの損失計上があまりに酷すぎです
親会社のためにも今すぐ廃業する方が親切というものです(｡･ω･)ﾉﾞ

ソニー銀行（11月末）
預金残高　１兆３，２４２億円
口座数　　 ７５万口座
経常利益　１７億２，５００万円（9月末の半期決算）
口座あたりの預金残高　１７６万円

住信SBIネット銀行（12月末）
預金残高　９，０００億円
口座数　　 ６３万口座
経常利益　１２億９，３００万円（9月末の半期決算）
口座あたりの預金残高　１４２万円
従業員数　１６５名

ジャパンネット銀行（9月末）
預金残高　４，３５７億円
口座数　　 ２０５万口座
経常利益　１２億４，８００万円（9月末の半期決算）
口座あたりの預金残高　２１万円
従業員数　２１２名

イーバンク銀行（11月末）
預金残高　６，８５３億円
口座数　　 ３３７万口座
経常損失　　５億３，９００万円（9月末の半期決算）
口座あたりの預金残高　２０万円
従業員数　２１２名

-------------さよならライン------------------

じぶん銀行（9月末）
預金残高　１，２５０億円
口座数　　 ７５万口座
経常損失　３８億３，５００万円（9月末の半期決算）
口座あたりの預金残高　１６万円
従業員数　９１名

イオン銀行（9月末）
預金残高　５，２３５億円
口座数　　 １０７万口座
経常損失　７７億０，０００万円（9月末の半期決算）
口座あたりの預金残高　４９万円


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ネット銀行比較　〜その１〜

住信ＳＢＩネット銀、預金残高9000億円超す　２年３カ月で
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091229ATFK2900B29122009.html
インターネット専業銀行の住信ＳＢＩネット銀行は29日、12月28日時点で預金残高（外貨預金の円換算なども含む）が9000億円を突破したと発表した。2007年９月24日の営業開始から約２年３カ月で達成した。特に今年に入っての伸びが急で、08年末時点の約5520億円から大幅に上積みした。ネット専業行で預金残高のトップはソニー銀行の１兆3242億円（11月末時点）。住信ＳＢＩは、これに次ぐ水準だ。
大手行より低めの住宅ローン金利を設定したり、ＡＴＭの出金手数料を一部無料にしたりするなどして預金を集めた。口座数は28日時点で約63万に上るという。


これは素直にすごいですね.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ
最初の頃は少しもたついて業績も横ばいで赤字も出ていましたが
ここにきて住信SBIネット銀行が一気に大ブレイクしているようです
このペースならば時間の問題で預かり資産も口座数もソニー銀行を抜いて
1年後までにはほぼ間違いなく日本最大のネット銀行になるでしょう
SBI証券などのグループ総力を挙げて支援したのが非常に効果的だったようですにょ（σ´∀`）σ
おそらくSBIという会社はこれとまったく同じようなスタイルで
ネット証券やネット銀行を組みあわせた金融コングロマリットをアジアでも展開するでしょう
もしアジア展開が上手く軌道にのれば飛躍的に会社が大きく伸びるかもしれません

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2009年12月28日

川下から川上へ　〜新興市場〜

世界的な大手鉱山会社が鉄鋼会社や自動車会社に触手を伸ばしてるように。
資源開発に投資してる大手商社が大手鉄鋼会社や石油会社に近づいてるように。
世界の中では川上から川下までの一貫したビジネスを模索する動きが目立っています
その経営の真髄はやはり「川上から川下まで」のエリア支配です

今日本のネット業界ではこれと同じかたちの合従連衡が進んでいるようで
川下の会社が川上の会社の支配権をめぐって争っています(｡･ω･)ﾉﾞ

例えば、楽天グループは楽天銀行や楽天カードや楽天証券を傘下に抱える一方で
インフォシークという広告媒体も買収してグループ内に抱えています
その他にも各種のネット広告代理店やアフィリエイト会社を参加に入れています。
有名なとこではアフィリエイト会社のトラフィックゲートは楽天の100％子会社ですね
http://www.trafficgate.net/company/index.html
最近ではネット広告に特化したサービスを提供してるドリコムも買収しています
こういった代理店や広告媒体はまさに「川上」として顧客の集客に機能しているのです

その他では日本で一番大きい金融比較サイトをSBIホールディングスが運営しています。
http://www.allshokenhikaku.jp/
ALL証券比較
http://www.allgaitamehikaku.jp/
ALL外為比較
これらも同じようにSBI証券やSBI損保やSBI銀行へのお客を流し込む経路そのものです
まさしくSBIグループは「川上の支配権強化」を行っているのです

どうして松井証券やマネックス証券が大手証券２社に勝てないのかも理由は簡単で、
こういった「川上の支配」という戦略を持っていないからでそ
こういった多面的な企業戦略ができているかいないかも勝敗を決定してしまいます
ただ手数料が安いとか高機能のツールがあるとかそんな単純な話ではなく
川下＝消費者との商売とは別に、川上＝広告代理店or比較サイトとの商売をやってるので
SBIグループや楽天グループは圧倒的な集客力とシェアを維持しているのです
いまのとこ、点と点の支配ではなく、面の支配をしてるネット企業は日本でも数社しかありません。

そして次に予想されるのは面の奪い合いです（´∀｀*)
川上にある広告代理店や比較サイトの支配権をめぐって
ネット銀行やネット証券が何らかの競争が起きるのではないかと考えています(｡･ω･)ﾉﾞ

上場してる会社を調べてみましたがけっこう色々ありますね
玉石混交なのでなんともいい難いのですが
さすがに時価総額が大きすぎるカカクコムやアドウェイズは厳しい気がします
イーバンクの買収金額が２００億円だったと考えると
収益力の低いネット企業の価値は必ずしも額面ほど高いわけではないので
割安感のある銘柄くらいしか誰も買いたがらないでしょう・・・
新興株の高値掴みなんて誰もやりたくないですからね・・・

http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/3793.t/schart/
ドリコム（広告代理店）　１２７億円
今年の春ころに楽天と資本提携をして収益力が回復した銘柄です。
（過去にも何度かドリコムは優良銘柄に生まれ変わったとコメントしてます）
株価７万円割れ（時価総額１８億円）の頃に楽天に買収されて株価が暴騰を続けてます

ぼくちんが言ってるのは「ドリコムみたいなシンデレラストーリー銘柄」を探そうって事です
あまり難しく考えなくてもドリコムの株価を見ればわかりますが
先に銘柄選定をして仕込む必要はむしろありません
むしろ勝手な思い込みや先入観だけで判断するほうが誤りでしょう
つまり「買収や資本提携が発表されてから買っても間に合う」ってことですにょ（σ´∀`）σ
むしろ重要なのは「どういった理由で、どういった目的で買収されたか」が重要でそ
元々この手の新興銘柄は安値で放置されてるので急ぐ意味はありません。
材料が出た後でゆっくり考えてじっくり調べてから動いても間にあいます。
大切なのは情報をちゃんとチェックして調べることですにょ（σ´∀`）σ

個人的な経験則としては
「楽天に買収された銘柄は上がりやすく、SBIに買収された銘柄は波乱」というのがあります

ものすごく感覚的なものですが、今年に入ってから企業の姿勢が微妙に変化してきています
IPO市場が厳しくて子会社の上場への道が閉ざされてしまっているので
業績に対して割安感のある銘柄を物色して上場子会社化するという動きです
市場流動性があって資金調達が可能で割安感のある銘柄は貴重です
リーマンショックが去って新興市場も安定期に移行してきているので
この流れはこれからも続くかもしれません
こういう流れをきっちり調べて情報を集めてみるのもよいかもしれません(*´∀｀*)ﾑﾌｰ 


http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/2461.j/schart/
ファンコミュニケーション（アフィリエイト）　時価総額１３億円

http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/2477.t/schart/
比較コム（比較サイト）　時価総額１４億円

http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/2122.t/schart/
インタースペース（アフィリエイト会社）　時価総額１６億円

http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/2491.t/schart/
バリューコマース（アフィリエイト）　３２億円

http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/2159.t/schart/
フルスピード（アフィリエイト）　６７億円

http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/2489.t/sresult/
アドウェイズ（アフィリエイト）　１２４億円

http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/2371.t/schart.html?search=1
カカクコム（比較サイト）　９７４億円


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2009年12月27日

牛丼の話

牛丼ウォーズ勃発、なか卯、牛丼の並を40円値下げ断行で350円
http://www.zaikei.co.jp/article/biznews/091220/41966.html
ゼンショーグループが傘下企業の大手牛丼チェーン2社が値下げすることで、牛丼ウォーズが勃発した。「なか卯（う）」は牛丼の大盛490円を470円に、ミニ290円を270円とそれぞれ20円値を下げた
松屋が12月3日から「牛めし」並盛りを60円値下げして320円にしている。「豚めし」並盛りは30円引き下げ290円にした
すき家は、値下げしても品質を維持することを最大の目標とし、低価格競争激化が予測される中、品質の差別化が最大の勝負になる。


年末ということでネタも少ないので牛丼戦争について取り上げてみます
このところ値下げ競争が起きている外食業界の波紋が牛丼にも点火しました。
ぼくちんは駅前の牛丼屋を帰りが遅いときによく利用しています(*´∀｀*)ﾑﾌｰ  
だからこそ、どこの店舗が利益率がよく、どこの店舗が悪いのかよくわかります。
牛丼業界で一番利益率がよくて、販管費のコスト競争力があるのは松屋です
一番ダメっぽいのはすき屋でしょう。吉野家もダメ。なか卯（う）はよくわかりません。

松屋が他店舗に比べてコスト競争力が高い理由
�ヽ禿絞淨發縫船吋奪箸亮�販機がおいてあり無駄な人件費やコストがかからない
��店内の作りが画一的、店員の通路を客席が囲うという簡素な作りになっている
��商品数の管理が上手く、不必要に品数拡大路線に走ってない
�っ猷爾欧�始まって客数が増えてもきちんとお客をさばける管理体制が完成してる

難しくいうとこんな感じでしょう。
��については非常に明快です
吉野家やすき屋はいまだに支払いを現金レジで店員がやっていますが
松屋はずっと前から自販機のチケット制に替わってて非常に便利です(｡･ω･)ﾉﾞ
そもそもお金というのはばい菌だらけでものすごく汚いものなので（特に小銭）
食品の衛生管理上からも自販機でチケットを売るという手法は非常に正しいのです。
（小銭をさわった手できれいに洗わず調理するのなんてマジで勘弁です）
特に混み合っているときや商品数が増えて単価が複雑になった時ほど効果があります
また、お金の扱いや支払い行為はトラブルを招きやすいこともあってチケット制が有利です
さらにお金の扱いに慣れた店員教育には時間とコストがかかります
値下げをすると客数が増えるので、その客をいかに上手くさばくかで収益が変わります
臨時のバイト店員でも簡単に店舗を廻すためにもチケット自販機は非常に有利です(*´∀｀*)ﾑﾌｰ  

ぼくちんはこないだ終電前のすき屋に行ってみました(´∀｀)
店内は混んでて2人の店員が必死になって走り回っていましたが、既に手遅れでした
少ない人数で店舗運用できる体制が整ってないのに値下げをしてしまったことで
増えた客の注文を上手くさばけなくなっていたのです(ノ｀Д´)ノ
汚れたお皿やコップが机の上に置きっぱなしになって放置されていました
店の前で並んで待ってた客も諦めてさっさと店を立ち去っていました
はたから見ても可哀相なくらい店員さんは必死になって走り回っていましたが
2人で注文を受けて、調理して、品を並べて、清算して、皿を洗うのは無理のようでした

�△砲弔い討�すき屋に悪弊が目立ってました。
外食産業では少ない人数で店舗を廻すためにシンプルな店舗の作りが不可欠です
（特に安売りでより多くの客数をさばくにはシンプルさが不可欠です）
通常の座席やテーブル席が複雑に入り混じってる店舗では店員の往復も一苦労です
すき屋では店員さんがものすごい必死になって店舗内を走り回ってて悲惨でした
店員2人で10人を同時に相手にするにはあまりにも過酷な店舗のつくりです。
一方、松屋はいつもどおり2人の店員で10人の客を相手にしてました
何のトラブルもなく、注文の遅れもなく、清算に遅延も生じません。
机の上に皿やコップが汚れたまま放置されるということもなく整然としてました

�Ｉ平瑤隆浜�も大切です。
すき屋は品数やトッピングの種類が多すぎて複雑すぎです(´；ω；`)
確かに顧客単価を上げるためにチーズとかキムチとか大切かもしれませんが
あれでは熟練したバイトと店員がそろってないと絶対に運用できないでしょう
吉野家は牛丼しか出さないとこれまでずっと頑なに牛丼一筋でしたが
途中からけっこう適当に品数を増やしたことで皿数が増えすぎて管理が大変でそ
方針がころころ変わったりしてて働いてる人も迷惑でしょ
顧客単価を上げるための品数の増やし方として失敗してると思います。
吉野家は時間と手間のかかる複雑な調理法の商品を増やす傾向にあるので
コスト管理や店員管理上において正しいとはいえません(´Д⊂)

��店舗管理体制の歴然とした格差。これはもう結果は明白です
すき屋の店舗はどこの店舗も悲惨な状態になっています
値下げで下がった顧客単価を補うためには、とにかく客数をこなして数で稼ぐしかありません。
ところが、少ない人数で店舗を廻す仕組みができてない段階で値下げを断行してしまったことで
店員やバイトの補給が間にあわず店舗内がむちゃくちゃに荒れていました
支払いのためにレジ前でずっと待たされたままの客が立ちっぱなしになってたり
汚れたお皿やコップが放置されたまま、机が拭かれることもなく汚れていたり
客商売でこれはないでしょう。
これでは店のイメージを悪化させてしまいかねません(´Д⊂)
片付かない机の前で座ってた客が待ちきれなくなってどんどん帰っていました


たしかに客数は増えてますが上手く取り込めず運用上で失敗しています
あれじゃあイメージは悪化するし、お客さんも定着しないでそ。
すき屋の敗北は確定ですにょ（σ´∀`）σ

松屋は店舗も営業スタイルも非常に簡素でシンプルです
品数も季節に合わせて変動させてますが多すぎず少なすぎず。
なにより自販機のチケットを導入したことでコスト管理がよくできています
経験の浅いバイトでも店舗運営がしやすい仕組みになってるので
突発的に業務量が増えてパンクしたり人手不足になりにくい仕組みになってます
店員の一連の作業と動きまで徹底的に研究しているのでしょう。
「運営しやすい仕組み」を最初につくってしまっているので
バイトや店員の個人能力に左右されない安定した店舗管理が可能になっています。
非常に優秀な人間が仕組みを作ったのがよくわかります
経営者がメチャメチャ優秀なのか、優秀なンサルタントでも付いてるのかと思ってしまいます

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2009年12月15日

新興時代がやってくる

エンザパン（4849）
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/4849.q/schart/
ようやく真価を発揮してきたようですにょ（σ´∀`）σ
年初2-3月に景気が悪化しそうな気配が濃厚なので楽観はしてません(`･ω･´) ｼｬｷｰﾝ
しかし、その先で徐々に景気が自然回復してくると期待しているので
株価にも良い影響が出てくるのではないかと期待しています(*´∀｀*)ﾑﾌｰ 
（バカの民主党が邪魔しない限り）
バカの民主党は自民が作った法案をひたすらハンコ押して成立だけやっとけ


マネーパートナーズ（8732）
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/8732.q/schart.html?search=1
ぼくちんが新興株を物色してた時に個人投資家に人気があった銘柄です。
一ついえることは「規制セクターの銘柄は買うな」ってことだけです
まして今回は非常に厳しい規制なので影響は甚大です
業績が将来的に超悪化する可能性が高いと考えてから検討するべきでそ

ミクシィ（2121）
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/2121.t/schart/
チャートからみてもここで買うようなタイミングには見えませんΣ(･ω･ﾉ)ﾉ
せいぜい70万円あたりまで一度押したときに考えるのが普通でしょう。
業績はそれなりに堅調で推移というのがコンセンサスのようです

ドリコム（3793）
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/3793.t/schart.html?search=1
悪評の高かったドリコムですが楽天傘下に入ってからは堅調です
やはり「ad4u」という広告サービスを楽天に売ってもらう提携効果があるようです。
赤字のブログ事業から撤退して携帯コンテンツに資金と人を集中させたのも好結果でそ
意外かもしれませんが個人的には企業業績として好評価をしています(ﾟ∀ﾟ)ｱﾋｬﾋｬ
出来高が薄いのでどうでもいいですが、業績そのものは回復基調です
楽天グループに入ったことで今後も収益への期待があるからです
リスクがあるとすれば楽天から切られる可能性が常にいくらかあることでそ


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2009年12月13日

国内の大手メディア企業の凋落と終焉

たまに懐かしくなって「就職板」を見ることがあります。
学生の頃の自分と同じように、今の学生もやっぱりいろんな意味で企業のランキングを間違えてる。

未だにテレビ局とか電通とか大手新聞を高評価してるようですが
誰かに忠告されて今のうちに止めてもらえるといいんだろうなと強く感じます
ちゃんと決算書くらい読まないといけませんね

ちなみに自分の知ってる限りで圧倒的に優良企業は「財閥系」これで決定
あるいは現金商売をやってる企業は圧倒的に各が違う。
毎月決まった時期に現金を獲得できる企業の優位性はレベルが違います
ドコモと東京海上なんて働かなくても全営業費用を上回るほどの現金が入ってきます
このビジネスモデルはちょっと桁が違うと思う。働く意味すらない
・三菱商事
・三菱地所
・NTTドコモ
・三井物産
・東京ガス
・東京電力
・東京海上
・ＮＨＫ
・ＮＴＴ

広告大手とテレビ局（ＮＨＫ除く）と全国新聞（日経新聞と読売除く）
このあたりの業種はまじでヤバイ、ヤバすぎる
とてもじゃないけどこんな株なんて買いたくない｡･ﾟ･(ﾉД`)
一番ヤバイのは「広告の売上げ」に利益を依存してるセクターです
マスコミだからやばいんじゃなくて「企業の広告費に依存してる」のがヤバイ

今日本の国内消費はかつてないほどのスピードで落ち込み始めてる上に
頼みの北米市場はサブプライムショックでほぼ丸焦げ状態
大手製造業が生き残るにはアジアやインドや中国に進出して稼ぐしかない。
ありとあらゆる国内の無駄なコストを削って海外進出をやっているようです
そしてこの「無駄なコスト」こそが「国内の広告宣伝費」なのです。
もはや日本国内では製造費や人件費を吸収できなくなってる製造業があまりに多く
国内市場なんて魅力のかけらもない、三流市場になってるのです
そんな市場のシェアを奪うために企業が広告宣伝費を落とすわけがありません。

これからも国内で宣伝広告費を落としてくれるのは医療・化粧品・食品と金融と通信くらいで
その他の大口顧客はコスト削減と新興国のシェア獲得に血道をあげています
つまり国内の法人広告宣伝費に依存してる企業には死亡宣告が出てるってことです

朝○新聞では12月の全国版の広告大枠が未だに売れ残っているようです（ＴДＴ）
本来なら入稿期限がとっくの昔に来てて売れていなければならない重要な枠で
各メディアにとって言わば「銀座の一等地」みたいな看板の枠です
これが12月分も売れ残ってるってことは媒体にとって地獄ってことです
毎○新聞も前年比で二桁レベル（押し紙除くと）で売上げが落ち込んでるようで
完全に営業赤字コースまっしぐらのようですにょ（σ´∀`）σ
こんな経営状態で「ボーナスよこせ」と騒いでる毎○新聞の記者はアホかと。
人件費すら稼げなくなってる現状を未だに理解できていないようです

ＴＶ広告枠もメインを除くとほとんどは売れ残って値下げしまくってます
悲惨なスポット枠なんて7割引きで投げられても買い手が見つからない状態
こんな状況では広告代理店に入ってくる金なんてもう残ってないでしょ。
（広告代理店は売上げの〜％で手数料を稼いでるので）
売上げの単価が下がれば下がるほど収益が桁違いに減少してゆく構造です

売上げが厳しくなると業界の下位から切り捨てられて消滅するのが世の常。
業界３位のＡＤＫなんてまったくどうしようもない本物の地獄でそ
広告会社のコストって人件費の構成比率（50％くらい）がすごく大きいから
売上げが落ちたからって簡単にコスト圧縮とか経費削減はできません
それでも最後は人件費を徹底的に削って労務管理費を減らすしかないのです。
売上げの減少は営業利益の減少に直結なのでひたすら人件費を減らすしかないのです
しかも今後まともに国内の広告宣伝費が回復に向かう保障はありません
（どこの企業も海外で広告宣伝費を落とすようになってるからです）
はっきり言ってしまえば
従来型の国内法人広告に依存している企業は完全に終わってるということです(((( ;ﾟдﾟ)))

仮に海外展開して海外の法人向け広告の展開をやってみたところで
成功する見込みは極めて不透明で実現性も低いといわざるをえませんΣ(´д｀;)
まして現地のコストの安い広告媒体と同じ土俵で戦えるわけがないのです
法人広告の依存度の高い企業の未来は恐ろしく暗い未来が待っています。
こんなとこに就職したがる学生はちょっと現実認識が甘いですね
サラ金業界か新興不動産に就職したいと言ってるのと大差ない未来でしょう

http://www.adk.jp/index_ja.html
アサツー・ディ・ケイ　平成21年12月期 第3四半期決算短信
http://www.adk.jp/ir/pdf/091111.pdf
１１月度単体売上高
http://www.adk.jp/ir/sold/091209.html

電通
１１月度単体売上高
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120091204071110.pdf

ss2286234570 at 20:59｜Permalink│Comments(0)│TrackBack(0)│ このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年12月12日

ＦＸ業者の選び方

退場してゆくＦＸ業者にはだいたい法則があります。
�ー�己資本規制比率が凡そ２００％以下である
�◆峺把蟆修気譴覆ぜ�己資本の額」が３億円未満
�１超叛峪�が続いている

おおよそこの３条件を満たしていればかなり可能性は高いといえるでしょう
一般的に「自己資本規制比率」が重要だと勘違いされがちですが
これはあくまで比率なのでこの数字だけを見ても意味がありません
あくまで「資本金が少なく」かつ「自己資本規制比率が低い」ことを重視すべきです。
野村ＨＤみたいに規模がでかくてリスク性資産も多い金融機関は
計算上では自己資本規制比率が低いように見えてしまうこともあるからです

ぱっと見で調べてみたところ、次に退場しそうな厳しい業者はこのへんでそ。


ＦＸ ＺＥＲＯ
http://www.fx-zero.co.jp/pdf/20091101capital_%20adequacy%20_requirements.pdf
どうやらひまわり証券が作ったＦＸ専用の子会社のようです。
財務資料を読んでみると
一昨年は2400万円の経常損失、昨年は2億8000万円の経常損失を出してます
http://www.fx-zero.co.jp/company/index.html
↑ここだけを読むと資本総額が６億円（資本金4億＋準備金2億円）あるように見えますが
実際には資本に欠損が出ていて残りは2億5000万円しか残ってません
http://www.fx-zero.co.jp/pdf/20091101capital_%20adequacy%20_requirements.pdf
固定化されてない自己資本　2億3400万円
自己資本規制比率　　　　　　194.3％
（2009年9月末現在）
赤字額が大きいので増資をしなければ何もしなくて勝手にこのまま数字は悪化します
早く増資して回復させるか親会社と合併しないといかんでそ
�　椨◆椨�すべての条件を満たしているので退場度は高そうです。


ＭＹ外貨
http://mygaika.com/doc2/company_data.html
ＦＸリアルという会社がかざか証券のＦＸ部門と合併してできたようです。
固定化されてない自己資本　7800万円
自己資本規制比率　　　　　　229.4％
（2009年10月末現在）
自己資本規制比率は少し高いように見えるけど実質的な数字があまりにも少なすぎ
こんな僅少な資本金で金融業を営んでること自体どうかしてますにょ（σ´∀`）σ
1億円もないとかどうかしてるとしか思えません。
�　椨◆椨�すべての条件を満たしているので退場度は高そうです。

Ｈ＆Ｌ
http://www.ht-l.jp/finance.php
固定化されてない自己資本　1億5600万円
自己資本規制比率　　　　　　221.0％
（2009年11月末現在）
ここも基本的な資本総額の数字があまりにも少なすぎでそ
この水準の数字で金融業をやるっていう発想そのものが逝かれてます
�　椨◆椨�すべての条件を満たしているので退場度は高そうです。

ＡＦＴ-ＦＸダイレクトトレード
http://www.aft-fx.com/corporate/capital_requirement.html
固定化されてない自己資本　1億円
自己資本規制比率　　　　　　205.4％
（2009年9月末現在）
自己資本規制比率は高そうに見えるけど実質の資本総額が少なすぎでそ
こんな僅少だったらほんのちょっと穴が開いただけで危険になりかねません。
�　椨◆椨�すべての条件を満たしているので退場度は高そうです。

ss2286234570 at 10:41｜Permalink│Comments(0)│TrackBack(0)│ このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年12月10日

年末に向けて買いたくない銘柄

年末というのは事業資金の逼迫しやすい時期です
信用力が低く銀行から融資を受けにくい企業ならなおさらです(´Д⊂)

これはちょっと怖くて手が出せねーなと感じるのはそんな企業です。

アルデプロ（8925）
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/8925.t/schart.html?search=1
発表されてる事業報告書の類いはろくなものがありません(*ﾟдﾟ) ､ﾍﾟｯ
資金需要が高いくせに資金調達や信用度には不安ありすぎでそ
出てくる材料といえば有価証券報告書の虚偽記載とか課徴金とかそんなのばっか


武富士（8564）
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/8564.t/schart.html?search=1
来年からの貸し金規制（総量規制）を控えて厳しい地合いです。
メガバンクの傘下に入ったアコムやプロミスは資金調達に余裕があるようですが
独立系の武富士やアイフルには死相が見えてる気がします

武富士、貸し付けほとんど停止　手元資金の確保ねらう
http://www.asahi.com/business/update/1204/TKY200912030489.html

消費者金融、剣が峰　武富士も「債務不履行」に
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY200912090501.html


あとは公共事業への依存度が高い地方の建設会社とか中堅不動産会社でしょうか


ss2286234570 at 06:27｜Permalink│Comments(0)│TrackBack(0)│ このエントリーをはてなブックマークに追加

ぼくちんが期待している新興企業！　その2

前回の続きです。
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2009-12.html#20091209

サイバーエージェント（4751）
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/4751.t/schart/
決算発表資料を読むとわかりますが業績が劇的に改善しているようです
これまで足を引っ張っていた「Ameba」事業が黒字転換して営業利益を出すことで
ネット広告事業とFX事業との収益バランスが非常によくなってきていています
今期の年間営業利益は２６億円をFX事業が稼ぎ、２４億円をネット広告事業が稼ぎ
本業以外のFX事業の収益依存度が高すぎるという弱点を持っています
ところが来期からは「Ameba」事業で１４億円程度稼ぎ出すと業績見込みを出していて
かなり高い確立で上ぶれするだろうと非常に強気な決算内容でした。
（それくらいAmeba事業に手ごたえがあり足もとの数字が堅調ということでしょう）

サイバーエージェント（4751）
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/4751.t/schart.html?search=1
今期の営業利益見込みは４４億円　時価総額１０１０億円
来期の営業利益見込みは６０億円　時価総額？？？億円

ある程度似たような事業内容の新興企業大手と比較すると
サイバーエージェントに割安感があったのではないかということです
ぼくちんがかなり強気で上昇を予想していたのは当然のことで
株価１０万円（時価総額６００億円）ではちょっと安すぎるだろうと考えたわけです
一概に言えるものではありませんが
サイバーの時価総額は１０００〜１２００億円程度が一つの目安ではないかと考えます
またサイバーエージェントは他の新興企業大手と比較しても事業バランスに優れており
複数の事業に分散して安定収益を上げる構造になりつつあります.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ
新興企業からの脱皮が順調に進んでるようなのでこれもぼくちんは好評価します


ディー・エヌ・エー（2432）
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/2432.t/schart/
年間営利益１２６億円（見込み）　時価総額２４００億円

ミクシィ（2121）
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/2121.t/schart/
年間営業利益３７億円（見込み）　時価総額１３００億円

GREE（3632）
http://money.www.infoseek.co.jp/MnStock/3632.t/schart/
年間営業利益１６０億円（見込み）　時価総額２０００億円

まあ今更どれかを買う気はぜんぜんないですにょ（σ´∀`）σ
それよりみずぽ銀行を１００円で買う方が儲かる気がするでそ

ss2286234570 at 06:08｜Permalink│Comments(0)│TrackBack(0)│ このエントリーをはてなブックマークに追加
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