yogurting ヨーグルティング

赤字

2009年07月07日

イオン

イオン、最終赤字20億円 3〜5月期、衣料品など苦戦
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090706AT2D0500205072009.html
イオンの2009年3〜5月期の連結最終損益は約20億円の赤字(前年同期は92億円の赤字)になったもようだ。主力の総合スーパーで衣料品や生活用品が落ち込み、傘下の米衣料品専門店のリストラ費用も響いた。消費者の節約志向が強まる中で総合スーパーは苦戦が続いている。
売上高は前年同期に比べ3%減の1兆2400億円程度、営業利益は62%減の85億円前後になったようだ。商業施設の開発などは堅調だったが、総合スーパーや衣料品専門店、金融関連の不振を吸収できなかった。


ずさんな計画で日本各地に建てた郊外型店舗の不振が目立ってきています(´・ω・`)ショボーン
不動産価格が上がることを前提にしてむりやり出店したケースも多く
テナントが埋まらなかったり、違約金を払ってでも撤退する店舗が増えてるそうです
本業が粘って稼いだ金をイオン銀行がとんでもなく浪費してしまっています。
親会社の営業利益は85億しかないのに子会社が200億の赤字なんて最低でそ・・・

じつはイオン銀行はイオングループにとって鬼っこなのです。
経営者が先頭に立って巨額増資を行って好立地条件を提供して人も金もとことん注ぎこみました。
グループ関係者が総出で応援してイオン銀行に口座を開設して給与振込先に指定しました
ところが大赤字を垂れ流し続けてもはやにっちもさっちも行かなくなっています
おそらく銀行自身は店舗を閉鎖してリストラしたいのは山々なのでしょうが
銀行設立後に預金残高を増やすために尽力してもらった関係者全員の厚意を踏みにじってしまうので
いまとなっては下手に閉鎖も縮小もできないのです

まさかというくらい馬鹿げた話に聞こえますが
大手企業が子会社を作る時によくこんな現象が起きるのです。
一体何のために設立したんだか、支援したんだか・・・もう誰にもわかりません
グループに迷惑をかけるからリストラも規模縮小もできない。
でも何もしなければ業績悪化でもっと迷惑をかける結果になる。
誰も責任をとらないし取りたくないのでいつまでたっても放置されてしまうのです

ss2286234570 at 02:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月29日

イオン銀行

イオン銀行、最終赤字201億円 09年3月期
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090528AT2C2801428052009.html
イオン銀行が28日発表した2009年3月期決算は、最終損益が201億円の赤字(前の期は122億円の赤字)だった。新規出店やATMなどの設備投資費用が増えたほか、金融市場の低迷で投資信託などの販売も伸び悩んだ。
開業2年目にあたる前期は38店を新設し、期末の店舗数は59店に増えた。これに伴い出店費用などがかさみ、経常収益43億円に対して経常費用が244億円に膨らんだ。

イオン銀行決算

平成21 年3月期の業績(平成20年4月1日〜平成21年3月31日)
http://www.aeonbank.co.jp/about/news/news_pdf/n2009052801.pdf
経常損失200億円  当期純損失201億円 

 

これはもう詰んでるでそ・・・
来年も再来年も200億円増資をねだられるイオンは無限財布状態ですね
イオン銀行は構想者が岡田家なので誰もブレーキをかけないのが欠点です。
ブレーキがかかるのはイオン本体の経営者が代わった時なのかもしれませんにょ(σ´∀`)σ



ss2286234570 at 02:38|PermalinkComments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月10日

トヨタの敗因  =その二=

http://jp.reuters.com/article/resultsNews/idJPnTK027687220090508
固定費を減らす手段の1つが、工場を統廃合するなどして損益分岐点を下げる生産体制の効率化。しかしトヨタの渡辺社長は、生産設備に手をつけることには否定的で、過剰な生産能力に対してはラインの速度を落としたり、休業日を設けるなどして対応していくという。渡辺社長は「過剰能力が重荷になっていることは事実だが、もっと良い車を作ることにコストをかけるなど変動費も効率化できる。このまま市場が縮小し続けることはないだろう。今すぐに工場を閉鎖するよりも、もう少し時間を見ながら考えていきたい」と語る。

 

トヨタの経営者はじっと耐えて北米経済が回復すれば業績が回復すると信じているようです
地価が回復すれば不良債権が消滅すると考えていた90年代のメガバンクと同じですにょ(σ´∀`)σ
いまだに経済の地殻変動をただの景気後退と勘違いしているようです(´・ω・`)ショボーン
これからクライスラーやGMが破綻すれば北米の個人消費とと失業率はさらに悪化するでそ
失業率が上がれば大手自動車が抱えている自動車ローン債権1兆円の貸倒れも増えるでそ。

トヨタは北米に進出してジャパンバッシングにあった頃にいくつかの対抗策を実行してます。
・国内からの輸出を抑えて北米工場にどんどん工場を建てて人員を雇った
・地元の北米での部品調達率を引き上げて現地の部品工場への依存度を高めた
・利益率の高いピックアップトラックなどの大型車への生産依存度を高めた

 

過去において正しい判断だったのかもしれませんが現在では非常に大きな負担になってます
地元の景気動向や北米経済の凋落リスクをトヨタ自身が最大限被ってしまうということです
アメリカでよく売れていた大型ピックアップトラックはアメリカ以外では人気がありません。
世界的にはどちらかというと小型車やエコカーが主流になりつつあるからです。
小型車を生産できない北米工場を残しても海外への輸出ができないので利益を生まないのです
しかたがないので北米の生産設備は閉鎖して新興国に生産設備を移すしかありません。
しかし、トヨタが北米で大きなリストラや工場閉鎖を行おうとすると失業者がさらに増えます。
失業者の増加を懸念してアメリカ大統領や地元の自治体もトヨタの北米撤退に不賛成意見を述べるでしょう。
トヨタは工場進出の際に地元自治体の多額の補助金の支援も受けているのでこれもネックです
地元経済の悪化と失業者の増加を懸念する米上院/下院議員はトヨタを独善的だと批判するでそ
北米の生産設備を放棄して人員削減することは高度な政治問題になってしまうのです
政治問題に巻きこまれれば議論は長引きトヨタ経営者自身の判断では身動きできなくなります。
現地の経済との結びつきを強めすぎた結果、もはや簡単に撤退すらできなくなっているのです


『アメリカが超大国の座から降りる』と超長期でいえばドルは売られます。
5〜10年のスパンで考えればドル円は50〜60円台になると思いますにょ(σ´∀`)σ
これはアメリカの有名な経済学者や超有名資本家も認めるところです
ドル換算で北米に持ってる資産や生産設備はとんでもなく暴落するということです。
北米で巨額の生産設備と資産(工場や不動産)をもってる企業は長期的に没落するということでそ
もしトヨタの判断が遅くなれば致命的な事態になる可能性があるということです(`・ω・´) シャキーン

・トヨタの収益回復には最短でも3〜4年はかかる
・GMが破綻して北米の部品工場が連鎖破綻すればトヨタの収益はさらに悪化する
・部品関連企業の支援と工場閉鎖やリストラでこれからさらに経費が増大する
・GMが破綻して北米景気のが落ち込めば自動車ローンの貸倒れ率が急騰して損失がさらに膨らむ
・資金調達のために超大型のファイナンスを行う可能性が高い(一株価値の希薄化)

トヨタの赤字は単純にリーマンショックや景気後退が原因ではありません。
どちらかというとただの戦略ミスです。
つまり景気回復だけでは簡単に立ち直れないほどの痛手を負っているということです。
北米経済への依存度の高い企業はこれから先もかなり痛めつけられると予想しています
それがたまたまトヨタだったということでそ

 

北米経済の衰退と消費消滅については何度も書いてるのでこのあたりを参考に
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2009-03.html?p=2#20090315
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2008-11.html#20081109
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2008-10.html?p=2#20081019
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2008-10.html?p=2#20081016



ss2286234570 at 06:46|PermalinkComments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

トヨタの敗因  =その一=

トヨタ、拡大路線のツケ重く 2期連続の赤字予想
http://www.asahi.com/business/topics/economy/NGY200905080013.html
トヨタ自動車が2期連続の赤字予想に追い込まれたのは、拡大路線の中で急増した設備投資負担の重荷を減らせないからだ。自動車販売市場は回復の兆しが見えず、大幅な円安も見込めない見通し。6月に社長に就任する豊田章男副社長は、重い課題を背負ってのスタートとなる。
海外市場は、依然として好材料が見つからない。米国の4月の新車販売は前年比34%減と歴史的な低水準。しかも、トヨタの落ち込み幅はゼネラル・モーターズ(GM)やフォードモーターより大きかった。
渡辺社長は会見で、今後は経済成長が続く新興国や資源国に注力する考えを示したが、米国を抜き最大の自動車市場となった中国市場でトヨタは、独フォルクスワーゲンやGMに大きな差をつけられている。アナリストは「トヨタは中国では勢いが感じられない。これでは業績の急回復は難しい」と指摘する。


明暗分かれるトヨタ<7203.T>とホンダ<7267.T>の10年3月期、過剰生産能力が重荷に
http://jp.reuters.com/article/resultsNews/idJPnTK027687220090508
トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)の2010年3月期は営業赤字幅がさらに拡大する見込みで、大幅減益ながら100億円の黒字確保を計画するライバルのホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート) と対照的な内容になった。トヨタはホンダに比べて過剰な生産能力を抱えており、需要の回復が見込めない中で重荷になっている。固定費負担を減らすため、いずれ生産設備の統廃合に踏み切らざるをえなくなる可能性もあるが、トヨタは将来的な需要の拡大に備え、生産能力の削減には否定的だ。
象徴的なのが、トヨタが建設した米国の大型車工場とロシア工場。いずれの市場も急激に拡大していたために建設を決断し、とりわけ米国の大型車工場はトヨタの成長に大きく貢献した。一方のホンダは、大型車の車台がなかったことから同市場には参入せず、ロシア工場も「いろいろとリスクがある」(ホンダ首脳)として建設に踏み切らなかった。しかし昨年秋からの世界同時不況で両市場が落ち込むと、結果的にホンダに吉と出た。


歴史的な赤字決算 並大抵ではない巨艦再建
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=photo02mainichiF20090509k0000m020105000c
トヨタにとって北米市場は、前期に世界販売の3分の1をたたき出した最大のドル箱。しかし「9割がローン販売」(自動車アナリスト)で、金融危機で新規融資停止や貸し倒れが相次ぐと、販売は冷え込み、損失拡大の温床にさえなった。
さらにロシア、中東なども資源価格急落などで失速。09年3月期の連結販売台数は前期比134万台減の756万台に激減。過去5年で海外生産工場を五つ新設するなど拡大主義が裏目に出て、営業利益は約1兆4800億円も吹き飛んだ。

 

トヨタが2期連続の赤字予測を出しましたにょ(σ´∀`)σ
これはぼくちんが前々からずっといってる予想通りでした。
残念ながら今のトヨタの経営者の判断は非常に甘く将来に対してあまりにも楽天的です
ロシアへの工場進出が非常にリスキーだっていう予想も北米市場の凋落もすべて予想通りでした。
ぼくちんのトヨタへの予想は将来のアメリカの予想に従った予想です。
単純にトヨタの収益の話をしているわけではありませんにょ(σ´∀`)σ

今の北米で起きているのは景気の減速や消費の減退ではなく『消費の消滅』です。

オバマ大統領のいうとおりすでにアメリカが世界1の超大国の時代は終わりました
これからのアメリカは『大国の中の一つ』になってゆくことでしょう。
アメリカが超大国の地位から降りるというのは世間で思われている以上に大きな意味があります。
超消費大国であるアメリカは世界中から莫大な資本投資と企業進出の恩恵を受けました
アメリカ人が働かなくても世界中の大企業がヒト・モノ・金を勝手に持ち込んできてくれたからです。
世界を代表する大手企業が進出すれば多くの税収を落とし雇用の場をアメリカに提供します
金の回りはよくなり非常に長期的な消費ブームが続きました。

しかし、今回その経済バブルがすべてはじけ飛んだのです
アメリカが超大国の座から降りることによりそれらはすべて過去の話しになりました。
北米経済が過去の最盛期の状態まで回復する可能性は1%もないでしょう。
アメリカが超大国の座から降りればヒト・モノ・金は北米から流出します
インド、中国、ブラジルのような人口の増えている新興国へのシフトチェンジが起きます。
ヒト・モノ・金は北米からどんどんと新興国に流れてゆき、その流れは止まらないでしょう。

単純な経済バブルの崩壊なら復帰も可能でしょうけど今回はまったく別の話です
アメリカへの一極集中が終焉し、経済資源が多極的なシフト分散を起こすということです。
結果的にアメリカ経済は長期的にわたって下降曲線を描くでしょう
北米に経済資源と過大な生産設備を保有しておくことほど危険なことはありません。
収益を生まない資産設備を北米に放置しておけば赤字の垂れ流しはいつまでも止まりません

今の多国籍企業にとって大切なのは『過去のアメリカへの幻想を捨てて損切りする勇気』です。
北米経済の一極集中が終焉を迎えたことを理解し現実を直視することです
北米にある生産設備を閉鎖あるいは放棄して徹底的なリストラと規模縮小をすることです。
そして新興国への資本投下を本格化させ生産設備の移転を行うことです。
それは非常に厳しく過酷な判断で莫大な時間と資金を必要とします。

これを徹底的にやってないのが今のトヨタということです
トヨタは北米だけで収益の70%を上げるまでに北米で極端な設備投資をやっていました。
つまり、他の企業よりもはるかに多くの余剰生産設備と人員を北米に抱えているということです
未だに過去の繁栄にすがって生産設備の放棄・統廃合とリストラを本気でやっていません。
今のトヨタは90年代前半に多額の不良債権を抱えて苦しんでいた銀行とまったく同じです。
判断が遅れているので今のままならいつまで立っても回復はできないでしょう。
トヨタの赤字は一過的なものではありませんしと特別損失の計上ではありません。
恒常的に収益を出せる仕組みが崩壊してしまっているのですにょ(σ´∀`)σ



ss2286234570 at 06:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年05月09日

GM

GM、売上高が半減…破産法申請の観測強まる
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090507-OYT1T01105.htm?from=navr
売上高は前年同期比47%減の224億3100万ドル(約2兆2200億円)に半減、純損失は同1・82倍の59億7500万ドル(約5900億円)と7四半期連続の赤字となり、米連邦破産法11章(日本の民事再生法に相当)の適用申請に追い込まれるとの観測がますます強まっている。
北米市場の急速な冷え込みで、1〜3月期に工場稼働を長期休止したことが大幅な売上高の落ち込みにつながった。3月末時点の債務超過額は905億2000万ドルに達し、昨年12月末から約50億ドル増えた。


少し前までは復活も可能みたいな姿勢の報道が大半でしたが
クライスラーの破綻前後からGMも破綻して当然という報道の流れに変わってきています
アメリカでもすでに支援し続けることがほぼ不可能だと認識され始めたので
もはや時間の問題ということなのでしょう。
クライスラーの破綻懸念前後に米ドルが一時急落しましたが破綻後はすぐに円安に動きました。
為替市場は破綻報道が出るまで「懸念」で売られ「実現」を織り込んでいたということです。
これから先の為替市況はよくも悪くもGMの破綻に振り回されそうです。
破綻の可能性を告げる報道やニュースが増えてくると米ドル売りの流れが強くなりのでしょう



ss2286234570 at 19:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年04月13日

トヨタ、2期連続営業赤字の公算

トヨタ、2期連続営業赤字の公算 販売700万台割れへ
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090412AT2D1100611042009.html
トヨタ自動車の2010年3月期(米国会計基準)は、本業のもうけを示す連結営業損益が2期連続で赤字になる見通しだ。世界的な景気悪化で自動車販売が低迷するうえ、円高で輸出採算も厳しく、赤字幅は5000億円超となる可能性もある。連結販売台数(日野自動車、ダイハツ工業を含む)は650万台前後と、 6年ぶりに700万台を下回りそうだ。

最近株価が好調でやたら上昇してるトヨタに悪材料が出ました(´・ω・`)ショボーン
たかが一年で景気が回復して収益が立ち直るわけがないのに
ちょっと株価が楽観しすぎではないかとおもっていただけに「やっぱりな」でした

前にも書いたと思いますが
トヨタは北米アメリカに足を突っ込みすぎて撤退すらままならない苦しい状態です
北米の工場をほぼ全面的に閉鎖して人員整理を終えなければなりません。
と同時に、中国やインドなどの新興国での工場立ち上げを追加でスムーズに行って
収益を稼げるようにまで育てあげなければなりません。
これはとっても非常に難しいことで1年やそこらで達成できるわけがありません
北米の景気がさらに悪化すれば売掛金の貸倒れが増加して損失も膨らむでしょう
減配や配当ゼロの可能性はけっこう高いのではないかと思いますにょ(σ´∀`)σ

ぼくちんの個人的な予想として
・トヨタの収益回復には最短でも3〜4年はかかる
・GMが破綻して北米の部品工場が連鎖破綻すればトヨタの収益はさらに悪化する
・部品関連企業の支援と工場閉鎖やリストラでこれからさらに経費が増大する
・GMが破綻して北米景気のが落ち込めば貸倒れ率が急騰して損失が雪だるま式に膨らむ
・資金調達のために超大型のファイナンスを行う可能性が高い(一株価値の希薄化)
・悪化最悪の場合、手元資金が枯渇して政府の支援を仰ぐ必要がある

トヨタの株を買うのはGMの破綻処理が終わって景気がさらに冷え込んで
損失という膿を出し切ってからではないだろうかとおもいます(`・ω・´) シャキーン
たぶんそれは1〜2年後ではないでしょうか。
減配とかファイナンスの可能性が高い気がするのでちょっと手が出ません



ss2286234570 at 04:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2009年03月15日

その時、時代が動いた 〜トヨタ版〜

= その時歴史が動いた =
http://www.nhk.or.jp/sonotoki/

今から3〜5年くらい前でしょうか
すでに経営の厳しくなっていたGMは自動車購入時の頭金を少なくおさえこんで
最初の数年間は低い金利で融資するというスタイルの歪な自動車ローンを組成しました。
返済期限をさらに長期化したり複雑な変動金利を盛り込んだローン商品です。
この自動車ローンは低所得者層に高く評価されGMの販売が一時的に回復しました
販売が増えたといってもようは「高金利でリスクの高い売掛金が膨らんだ」という意味でした。
潰れかけたGMがさらに高いハイレバレッジのローン商品に足を突っ込んだ瞬間です
この歪なローンを「自動車版サブプライム・ローン」とぼくちんは呼びます。
GMに対抗すべく国内自動車企業もにたような自動車ローン商品に手を染めました
トヨタが「サブプライム・自動車ローン」に足を突っ込んだ瞬間です。
これが北米トヨタを死の淵に追い込んでいる一因だと考えますにょ(σ´∀`)σ


自動車部品、500社破綻も トヨタ、GM、クライスラーに影響
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200903140084a.nwc
コンサルティング会社の米グラント・ソントンは、乗用車・トラック販売の急減に伴い、最悪の場合は、米自動車部品メーカー大手500社が経営破綻(はたん)するリスクがあるとの見方を示した。
マルセロ氏は「企業はわずか1週間前の事前通知で事業閉鎖している」とした上で、こうした閉鎖が急増すれば「すべての自動車メーカーが影響を受けるだろう」と指摘。トヨタ自動車や米自動車最大手GM(ゼネラル・モーターズ)、同3位クライスラーの生産中止を招きかねないと語った。

国内自動車メーカー各社、米国で貸し倒れ増に直面
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-36948820090312
国内自動車メーカーが米国でローンの貸し倒れ増加に直面している。トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)とホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)、日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)の大手3社は貸し倒れ損と引当金を合わせ、2008年4─12月期に1000億円以上の関連費用を計上した。
3社の金融債権は約16兆円にのぼり、その多くが米国向け。同国の失業率は悪化の一途をたどっており、引当金のさらなる積み増しを迫られる可能性がある。
トヨタは米国の自動車ローン貸倒率が08年末に1%台半ばを超えた。07年4月時点では0.6%だったが、サブプライムローン(信用力の低い借り手向け住宅融資)問題の影響が顕在化しはじめた同年秋ごろからじわりと上昇。昨年4月には1%台に乗り、その後も悪化し続けている。

 

今回の北米発のサブプライム・ローン・バブルの崩壊は住宅ローンが発端でした。
それが今ではカード・ローンや自動車ローンにまで広く波及して拡大を続けています
最盛期のトヨタは全営業利益の7割近くを北米で稼いでいました
たしかに収益は伸びていましたがトヨタの負うリスクも北米に片寄っていました。
そして、そのトヨタのリスクの塊であり収益倉であった北米で大火事が起きました。
「自動車版サブプライム・ローン」がついに延焼しはじめたのです。


よくGMが破綻すれば市場シェアをトヨタが奪ってさらに利益を増やすんじゃないか
とか、安易に考えて主張してる人がいます。これはかなりむちゃくちゃな理論です
北米の現実をまったく理解できてない空論です(`・ω・´) シャキーン
隣の家が火災で燃えたら自分の所有地が増えるといっているようなものです。
隣接する隣家で大火災が起きれば自宅も燃えるというリスクを考慮していません
トヨタは北米場への莫大な設備投資を行い自動車ローン債権をたくさん抱えています。
これがまさにトヨタの自宅です。
GMが大炎上すればトヨタの収益倉も延焼するリスクが高くなるのは必然ですにょ(σ´∀`)σ

もしトヨタが北米で工場と自動車ローン債権をまったく持っていないという前提でなら
GMの破綻でトヨタがシェアを奪って利益を伸ばすことは可能かもしれません。
しかし、現実には北米に多くの売掛金を持ち、部品工場に製造を依存してます
もしGMが破産して部品工場も連鎖倒産すれば北米はさらに悲惨な状態に陥ります。
部品工場への緊急融資もしなければなりませんし、融資の貸倒れも増えるでしょう。
多くの労働者を抱えるGMや関連部品工場での失業者が一気に増えることでしょう
そしたら北米の景気はさらに悪化してトヨタの自動車ローン債権が燃えさかります。
もしGMが破綻すればトヨタが北米に持つ資産も大炎上する可能性が高まるのです

 

日本国内に例えて考えればよくわかります。
今、国内の新興不動産企業がものすごい速さでバタバタと潰れています
では同業のライバル会社は潰れた会社のシェアを奪い取って利益を伸ばしたでしょうか?
実際には利益を増やすどころか地価がさらに下がって含み損を増やしただけでした
不動産や建設といった同じようなセクターの企業が危険視されて融資を止められただけでした。
破綻企業が増えれば増えるほど残された企業も追い詰められています。
地価も下がり、融資も止められ、景気は悪化し、委託先の建設会社まで潰れました
新興不動産はシェアを伸ばして利益を稼ぐどころか死亡率が高まっただけでした(´;ω;`)

もしGMが破綻したらトヨタのシェアが増加して利益が倍増するなんてありえんでそ
GMと同じような北米の部品工場に部品を発注して製造しているんです。
万が一、GMの破綻で部品工場まで破綻して部品の納入業者が連鎖破綻するような事態になれば
トヨタは自動車の販売を伸ばすどころか、最悪の場合、製造すらできなくなります


オバマ大統領が認めているとおり北米の景気が短期で回復する見込みはほぼありません
景気の悪化止まらずGMが破綻すれば不景気はさらに長引いて悪化の一途をたどります
カード・不動産・自動車ローン債権の貸倒れ率も跳ね上がるということです
貸倒れ率が上がればトヨタの自動車ローン債権からさらに追加損失が出ます。
最終的には、さらに3000〜6000億円ていどの貸倒れ損失が追加で出ると読んでます。
トヨタの業績は今後の数年間は非常に厳しいものとなるでしょう。
今のところ、ぼくちんはトヨタの株を買うのはまったく考えていません。
ー動車ローン債権の残高が他社よりもはるかに巨額である
∨綿瞳从僂領ち直りの見込みは低く今後の見通しも厳しい
GMの破綻処理に至れば北米の景気も雇用状態もさらに悪化する
ぢ濺櫃賣┐さらに悪化していること

この4つを考えたときにトヨタは買いに向いてるとはあまり思えませんにょ(σ´∀`)σ
もっとほかにいい銘柄があるならそちらを優先すべきでそ


好景気のときにトヨタは非常に偏った北米への集中投資を押しすすめました
北米が好景気で自動車が売れまくった時には高く評価されアナリストが絶賛しました
しかし、企業の永続性の観点から考えると収益と売上げの分散をしてないという欠点があります。
北米への集中投資は莫大な富をもたらしましたが、同時にリスクも北米に偏在しているという事です。
もし北米市場に「大きなトラブル」が起きた時にトヨタの受ける損失は最大限まで膨らみます

もう一度よく考えてみてください
1.国内メーカーの中ではトヨタはGMと最も業務提携を進めています
2.GMが発注してるような部品工場にトヨタも発注して利用しています
3.トヨタは未だに北米で莫大なローン売掛債権を抱えています
4.もしGMが破綻すれば北米の景気はさらに冷え込み不景気は長期化するでしょう


燃えさかるGMの自宅の一番近所に住んでいるのがトヨタです
GMに隣接する敷地に工場と収益倉を建てているのもトヨタです。
GMの延焼の被害が一番大きくなるのももちろんトヨタです。
GMが破綻すればトヨタのシェアと収益が伸びるなんて画餅もいいところです。
GMが破綻すれば一番影響を被るのはトヨタなんです



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