ドル円
2023年09月25日
9/20為替市況 円、一時148円台に下落 10カ月ぶり円安水準
介入警戒が強まる中でのFOMC&日銀の流れ、1年前と環境が似てきました。去年9月22日のドル円を振り返っておきます。
— 高城泰/FXコレクティブ (@takagifx) September 21, 2023
2022年は日銀きっかけで145円台にのせて17時3分から介入、40分ほど下落が続き約5円下げました。 pic.twitter.com/mc9MFwsdaN
少し前のニュースを読んでると9/20頃には神田財務官がアメリカとの意思疎通ができていて、いつでも介入の準備が整ってるといってますねφ(.. )◆ 介入から1年
— 後藤達也 (@goto_finance) September 21, 2023
24年ぶりの円買い介入があったのは2022/9/22。あすで1年ですね。FOMC 0.75%利上げの翌日、日銀が金融緩和を堅持。黒田総裁会見で円安が極まったところにサプライズの円買い介入でした。あすも介入の思惑がくすぶるなかでの日銀会合。15:30〜植田総裁の記者会見があります https://t.co/86783y5unl pic.twitter.com/VYMnsVtuKa
ただし今年はチャートの動き売を見てもわかる通り、為替の円安速度はゆっくりです

円安で過度な変動が起きてるのかと言われたら昨年に比べたら微妙なところです(´・ω・`)
去年も2022年10月17日週に一時的にドル円は151円突破して152円90銭台つけてますね。
もちろんドル円が147円超えてたら目先でちょろっと介入はあるかもしれませんが、実際に本気で介入してくるのはやっぱ152円近くになってからじゃないでしょか

去年を参考にすると、9月22日に急激な円安が起きた直後に即介入してきてるわけで

逆にいうと今みたいなダラダラした円安で介入するってのはありえるとはあまり思えません。どこかで大きく円安に動いてからではないでしょうか

https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY

神田砲の準備はすでに済んでるんで、あとはどのタイミングかって話でしょうφ(.. )
ちなみに神田暴威は普段から「過度な変動」というキーワードをずっと繰り返してます。
下に貼ってある動画を再生するとやっぱり「過度な変動」という言葉を使ってますね

これはおそらく円安だから介入するというわけではなく、短期間に急激に円安に大きく振れた場合には介入するよって言ってるわけでしょう(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
「過度な変動」がいつ起きるのか


2023年09月04日
9/3為替市況 〜逆張り!岐阜暴威〜
マジで終わったわ
— 岐阜暴威 (@gihuboy) August 29, 2023
ナスダックショート74万マイナス
スイスと合わせて280万近い…
余計なことばかりして… pic.twitter.com/P70mjmVWuD
今日の夜ポジったもので62万のマイナスだよ… pic.twitter.com/iMLCG1FgvZ
— 岐阜暴威 (@gihuboy) August 29, 2023
欧米でも利上げそのものは徐々に停止しているものの金利水準は据え置きの意向φ(.. )また含み損が260万近く…
— 岐阜暴威 (@gihuboy) September 4, 2023
雇用統計のときに逃げ場は少しだけあったのに、欲張った挙句、この様だ。
スイス円は1ヶ月捕まってるし、今考えればまずは逃げの一手だっただろうに、欲にかてなかった… pic.twitter.com/siJ4ohFfpA
FRBは当初から年内は9月あたりに1回利上げを検討するものの意向は年内据え置き、
ECBも利上げそのものは休止の意向をちょいちょい示すようになったものの、9月に利上げをしてもそれ以降は年内ずっと金利据え置きという趣旨の発言

まあ、そもそもFRBもECBも2023年内に利下げ開始するなんて過去1回も発言してないのに
市場側が勝手に妄想して2023年内利下げ開始の可能性あり

ただその期待が破れた時に市場がどのように動くかは今のところ不明ですおね(´・ω・`)
年内利下げを期待してた機関投資家が売りポジ決済して買い転換して円安になるのか

それとも、そもそもすでに年内利下げ開始なんてないの分かってたから変動なしか

9月下旬は利上げの判断の時期なのでそこに向かって為替は荒れそうな気配です。
ここから上値の円安に向かうとまた去年の夏〜秋みたいに海乳の可能性が増してきます

介入するかかどうかはさておき、レートチェックや何らかの警告の発言が出るかもですし
150円にさらに近づいていくようであれば実際に介入実施の可能性が増すでしょう

とはいえ、欧米は利上げは年末に向けて抑制するものの金利水準は守る発言をしてます。
年が明けて2024年に入れば利下げの話や期待が為替を動かし始める可能性があるものの
2023年内は利下げの可能性は「ない」とFRBもECBも念を押して強く発言してるので、よっぽどコロナ過の再来でもない限りは利上げはたぶんないんでしょう

そう考えると年末に向けてドル円やその他の欧米通貨を売るのは面白くないおね

仮に介入で円高に振り戻される可能性があるとはいえ、現状ではやや可能性低めです。
なにより日々のスワップポイントが凶悪過ぎて売りポジは丸焦げに焼かれそうです

ドル円 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
ユーロ円 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0951
必要保証金一覧
https://www.central-tanshifx.com/fxdirectplus/outline/marginlist.html
米ドル円で1万通貨建てるにはリアルタイムでいえば最低保証金が約59,000円です。
もし100万通貨建てるなら590万円で、200万通貨建てるなら1,180万円必要になります。
ちなみにドル円の売りスワップは大手FX会社なら1日あたり130〜140円くらいです

もし米ドル円を100万通貨売るなら、1日で130円✖100枚=13,000円スワップ抜かれます。
もし9月〜12月末まで100万通貨米ドル円売ってスイングで持ち続けるなんてやったら
4カ月で122日あるんで、13,000円✖122日=158万6,000円もスワップ払わされます

もし米ドル円を200万通貨売ったら、1日で130円✖200枚=26,000円スワップ抜かれます。
4カ月間では122日あるんで、26,000円✖122日=317万2,000円もスワップ抜かれます

為替差の損益はもし米ドル円売って大きなマイナスになったとしても、年末までに為替介入があってどこかのタイミングで円高に振れたらマイナス金額はチャラだけど

スワップのマイナスは確定額なんで為替が円高に動いたからといって減ったりしません

為替介入が実際起きて大きく円高に振れたらスワップのマイナス分とり戻せるかもですが
もし少し円高に動いたとか、円高に動いたけどあとはヨコヨコに動いただけでした、
とかの結果になったら、スワップ金額が重くのしかかって純粋に損失金額になるだけでそ

そもそも590万円の証拠金でドル円100万通貨での売りポジションを張って勝負して、たった4ヶ月で590万円のうち158.6万円が金利の支払いで抜かれたら超バカだおね

100万通貨売りなら13,000円✖365日=474万5,000円とキチガイみたいな金利になるおね

200万売りなら26,000円✖365日=949万円とかトチ狂ったようなマイナス金利払わされます。
短期金利が下がればスワップポイントも下がるんで絶対この値になるわけではないですが
冷静に考えて、ドル円ショートしたら資金の80%が金利の支払いで溶けちゃう計算なんで
年利80%でお金借りてきてレバレッジ掛けて取引するというキチガイ沙汰でそφ(.. )
こんなんソフト闇金ウシジマくんで金借りてFXやってるんだと気が付くべきでしょう。
為替介入の直後、短期期間限定で売りで参加するってのならショートもいいですが
逆張りしてショートポジションをズルズル持ちつづけるのはさすがに悪手でそ(´・ω・`)
2023年07月26日
2/27為替市況 〜FOMCとパウエル議長発言〜
◆ AM3:00
— 後藤達也 (@goto_finance) July 26, 2023
日本時間あすAM3:00にFOMCです。事前の市場の織り込みは下記の通り。今回は0.25%利上げが確実視されており、声明の文言やパウエル議長会見が焦点です。プレビューは下記noteで。速報対応のため、今日は早めに寝ます
👇note【7月は初月無料】https://t.co/AY6cGouY9y pic.twitter.com/JjMuOwO5Y9
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/

金利がたいして変動しない時期にはFOMCやCPIなんてまったく無視されがちですが

現在のように激しい利上げや、利上げ停止、あるいは利下げへの切り替えタイミングなどの大きな政策金利が市場に最も大きな影響を与える時期においては
FRBやECB(欧州中央銀行)の判断や発言は極めて大きな影響を与えますφ(.. )
今回は7/27(木)にFRBtoECBが同日に政策金利を発表する予定となっているため、その金利政策と今後の金利変動についての発言が非常に注目されてるわけですΣ(・ω・ノ)ノ
前回、パウエルFRB議長は2023年内に2回の利上げ(7月と9月)を予定してると発言しており、当初はその通りに利上げするものと予測されてきたわけですが(´・ω・`)
その後の米CPI(消費者物価指数)や米PPI(生産者物価指数)などの経済指標が軒並み低下してインフレの低下を示したことで2回目9月の利上げが怪しくなってます

今回の7月の利上げは0.25%でほぼ確定だろうと言われてますが、2枚目の利上げは不明。
もしパウエル議長が「9月の利上げは今後の経済指標を見てあらためて判断する」という軟化した姿勢を示すならば、「9月の利上げは無しかも

当然ながら利上げ期待が後退し、ドル売り円買いの円高になりアメ株は上げやすいでそう

FRBについては利上げそのものは0.25%で間違いなかろうと事前に予測されているので
その後のパウエル議長の発言の内容が非常に重要視されるでそうφ(.. )
7/27(木)03:30からの議長発言の内容は投資家であれば注意しておくべきとなります。
また7/27(木)21:15にECBの利上げが発表される予定になってます。
こちらも基本的には0.25%の利上げだろうと事前予測されている通りになりそうです。
ただECBタカ派メンバーがここにきて「9月の利上げは確約されていない」「9月利上げは見送りもありえる」というハト派みたいな発言をして寝返りました

もし実際にECBが9月の利上げを見送る姿勢に転じるならばユーロ売り円買いとなり、欧州の株価が上昇することとなり日本の株式市場にもプラス作用しそうです

2023年07月21日
まさかのYCC修正否決で2円近い円安 岐阜暴威さんイキリまくる!

くやしいんか?
— 岐阜暴威 (@gihuboy) July 21, 2023
そうかそうかくやしいんか…
もっとよくみろ pic.twitter.com/IIpq0vMw7G
この2〜3週間ほどドル円の動きが大荒れの様相を見せています(((( ;゚д゚)))日銀の政策決定会合は来週28日(金)だけど、ドル円相場、ヘッドラインに反応してご覧の上昇⤴️
— 大橋ひろこ (@hirokoFR) July 21, 2023
✴️日銀は現時点でYCC副作用に対応の緊急性乏しいと認識−関係者 https://t.co/uEpBEkkmUn pic.twitter.com/pvfPXhUWe7
当初は米ドル円145円ふきんで揉み合ってたのが、いきなり7月下旬の、つまり7/28(金)に日銀がYCC修正を図るとかいう情報をブルームバーグあたりがやたら流しのがきっかけ。
いきなり6営業日で137円まで8円もの激しい円高を引き起こしたからですΣ(゚д゚;)
そもそも7月に日銀がYCC緩和するというネタ自体、何を根拠に書かれた記事が不明で
なぜ根拠があいまいな情報に合わせて突如大きく為替が動いたのかも極めて不明でした

どこかの外資が仕掛け売りにあわせてブルームバーグを利用して噂を流しただとか
まるで為替操作の片棒担ぎにブルームバーグが利用されたなんて事まで指摘されました

そしてそれからたった2週間後にブルームバーグは真反対の記事を書きましたφ(.. )
日銀の当局者はいますぐにYCC修正を行う緊急性も喫緊性もないという内容で
ブルームバーグはたった2週間で180度真反対の記事を発表する事態になりました

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-21/RY49W3DWX2PS01
この記事が流れたのが7/21(金)の夕方で、その直後から突如として激しいドル買いが始まり、わずか数時間で2円近く円安に動くというちょっと異常な動きになりました。
それと同時に、ブルームバーグにこの記事を日銀の関係者が意図的に書かせたんじゃないかという噂がやたら流れて、実際に日銀の意図するような動きになりました。
7/21(金)夕方に書かれたこの記事は極めて異例で、おかしな内容に終始しています。
なぜならブルームバーグがその以前に書いてた内容と180度真反対の内容であるとともに、極めて日銀の現在の姿勢や考えをそのまま反映した内容だったからです

断言はできませんが、あまりに日銀の現在の姿勢とかけ離れた記事を書いて為替の変動を引き起こしたブルームバーグに対して、それこそ日銀関係者が呼び出しをかけて
わざわざ過去の記事を訂正するような記事を書かせたって噂も本当かもしれません(´・ω・`)
まずそもそも、なぜこのタイミングでブルームバーグが日銀忖度記事を書いたのが謎です。
「事情にくわしい複数の関係者」=日銀関係者が呼びつけて書かせたんじゃないのかなと

今回の円安のおかげで岐阜暴威さんも大いに助けられて含み益に転じたようですね

一時は200万円近い含み損抱えてたはずなのにいきなり含み益に大転換です。
ブルームバーグの記事を信じてドル円ショートしてた投資家は痛い一撃となりました

まるで一連の為替操作に嵌めこまれたかのようなおかしな2週間でした(´・ω・`)
さすがに帰ってくるよね?!😭 pic.twitter.com/tEqRIKoINX
— アーリス機長✈︎ (@ARLISS_FX) July 22, 2023
2023年06月22日
6/23為替市況 〜英中央銀行が0.50%の利上げ〜

【経済指標速報】
— みんなのFX|トレイダーズ証券【公式】 (@Min_FX) June 22, 2023
🇬🇧BOE政策金利の結果です✍️
結果は5.00%で、サプライズの0.50%利上げ⤴️
20:00発表📣
🇬🇧BOE政策金利
結果:5.00% (+0.50%)
予想:4.75% (+0.25%)
前回:4.50% (+0.25%)
🇬🇧🇯🇵ポンド円は181.55円から182.43円付近まで急騰📈
Twitterにもあるけど、FXの個人投資家はユーロ円やポンド円を売りまくりだそうですFX「個人 売りの方が多いんです!」あかん😱
— にこそく (@nicosokufx) June 17, 2023
くりっく365FX(6/15時点)
売り比率
・ドル円 72%🔥
・ユーロ円 68%🔥
・ポンド円 73%🔥
さらに売り方の痛手は『スワップ』
利上げでドル円、ポンド円は1日で約200円
10日2000円
30日6000円
買いだと受け取れますが売りは支払う側
枚数抱えた人は大変😱 pic.twitter.com/jjGusi4djt

岐阜暴威もよく負けるけど、同じように毎回ユーロ円やポンド円売って負けてますよね。
恐らくこれらの投資家は「為替と金利の関係」をあまり理解してないんだと思います。
金利とか利上げとかファンダメンタルを完全に無視して、テクニカルだけで判断するから
「なんだこれ高い、せや売ったろ

前も書きましたら欧州ではラガルドECB総裁がまだ非常に強気で利上げをしそうです。
アメリカでは徐々に利上げ回数を減らしたり、利上げを休止したりとゆっくりペースですが
欧州や英国では今でもなお利上げをしばらく継続すると強気発言を繰り返してますし
実際に7月以降もさらに利上げを複数回以上行う可能性が高いでしょうΣ(・ω・ノ)ノ
よほどインフレ低下を示す強い材料が出てこない限り利上げは止まりそうにありません

それはつまり、ユーロもポンドもこれからさらに買われやすいという意味です

ただでさえ利上げで売り方のマイナススワップがどんどん増えているという状況で、
さらに欧州と英国が利上げを続けるなら対円ではもっと買われる可能性が高いでしょう。
ユーロ円やポンド円は金利というファンダメンタルで80%動いてる状況なので
残りの20%のテクニカルにかけてショートなんてやっても勝率は低く勝ちにくいです👹
地獄の炎で焼かれるように為替損失とスワップ損失のダブル攻めで苦しむだけ。
正直いって仮に為替がヨコヨコになってもこれほどスワップが高いと売り方は厳しい。
ユーロ円は売りのマイナススワップが少し前まで140円だったのがすでに150円台です

ポンド円なんて売りのマイナススワップが220円だったのが240〜250円台突入です。
仮に為替レートが動かなかったとしてもスワップだけで丸焦げにされて死ぬでしょう🔥
ポンド円 チャート
https://fx.minkabu.jp/pair/GBPJPY

ポンド円って年内に195〜200円あるんじゃないかとも予想出てるの見かけたし
ユーロ円も165〜170円もあるんじゃないかって予想まで出てきてますからねΣ(・ω・ノ)ノ
ECB(欧州中央銀行)やBOE(英国中央銀行)が利下げ始めてからショートするならわかりますが、まだまだ積極的に利上げしてるときにショートするのはただの自殺です

為替はレバレッジが効いてるんで方向待ちあげてポジるのは非常に危険がアブナイでそ

特にポンド円は殺人通貨って言われてるんであれ売るのだけは止めた方がいいにょ(σ´∀`)σ
2023年06月13日
2023年06月13日
6/13為替市況 〜5月の米CPIは、前年比+4.0%に鈍化〜

正直なところ今回の米CPIの鈍化はけっこう予想外の結果で驚きましたΣ(゚д゚;)
前回ブログでも書いた通り、事前のCPIの予測値が低いのは当然してたんですが
でもオーストライクもカナダも欧州もイギリスもつい最近になって、インフレ懸念で利上げしたばかりだったのでどうせアメリカも7月利上げでしょ

と7月は高確率で利上げになるとばかり考えてたので、大きく反対に動きそうな気配です。
想像以上にCPIの値が落ち着いてきたので7月利上げの予測が遠のいてきましたφ(.. )
そもそも6月は一旦利上げの実施を見送るみたいなコメントをパウエルFRB議長が前からずっと言ってたので、6月利上げはないと強く考えていましたが

今回の5月のCPIの値の落ち着きを見ると、7月以降の利上げもかなり怪しいですよね

パウエル議長は半年前から「利下げ開始は2024年以降からだ

おそらく今夏にもどこかのタイミングで利下げについて会見で語るはずです(´・ω・`)
だからこそ2023年内の最後の利上げチャンスは7月だろうとずっと考えてきたのですが、
もし7月の利上げが見送りになったらもう年内に次の利上げのタイミングは失われます

もしそうなれば、2023年内の利上げはもう1回も行われないまま利上げ停止に突入して
2024年1月以降から速やかに利下げ開始という流れになってもおかしくないでそ。
もし本当に6〜7月の利上げの実施が見送られるようならば、より利下げが近づくので
2023年後半〜2024年初旬にかけてけっこうな円高が発生しやすくなるおね

現在すでにかなりの円安で、この円安が国内の物価高につながている状態なので
円安傾向が円高に振れるのはそんな悪いことでないし歓迎できる部分もあります

ただし、円高が過度にすすむと今度はドル建ての日経平均が急激に上がっていきます

そうなると現在日本株を買い進んでる海外機関投資家や海外ファンドなどは
円高でドル建て日経平均が上がったタイミングで利益確定を行う可能性が高いでそ

仮にそうなれば、日本株の買い主体が売りに回るので日経平均も売られやすくなります

2024年1月以降、アメリカが利下げをすればグロース株が加速度的に上がるでしょうが

一方で、ドル売り円買いが起こるので日本株は下げる局面が出てきそうです(´・ω・`)
まあ下げというよりも2023年後半や2024年前半に日経がランコルゲしそうですよね・・・。
もし為替が円高に動くようなことがあれば日経平均も大荒れもようが予想されます。
もしかしたら日経平均が2,000〜3,000円急落


欧州やイギリスはまだしばらく利上げをしそうなんでまだユーロ高、ポンド高がしばらく続くかもしれませんが、米ドルはドル売り円高がすすみやすいので
2023年の後半以降は125円〜130円あたりまで為替が走って急激に動くかもしれません

ドル円チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950

ユーロ円
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0951
2023年05月20日
為替市況5/19 FRBパウエル議長あらためて利上げ停止を示唆

5月のGW前あたりからじわじわとまた米ドル円が円安に振れていたのはご存じの通りΣ(゚д゚;)
FRBのタカ派の高官がやたら「利上げ実行


しかし蓋を開けてみると、パウエル議長は6月位以降の利上げには否定的な姿勢でした。
もちろん米CPIなどの経済指標が大きく変動してインフレの加速を示すようであれば
再度の利上げに踏み切るかの可能性は否定しなかったし、可能性は残したままですが、
2022年以降の過度の利上げが地銀を大きく揺らして銀行破綻まで引き起こしたせいもあり
米地銀の混乱を鎮める意味でも6〜7月の利上げ可能性はかなり低い


というかよほどの材料が出ない限り利上げの可能性なんてもうない、って意味ですけど。
米ドル円 チャート
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY

下記の動画などではFRB高官がやたらと6月利上げを支持する発言を繰り返しましたが
米銀などの影響や、そもそもCPIなどのい値も少しずつ落ち着いてきてることから

6月にFRBが利上げに踏み切る可能性は非常に低下してるとはっきりしてきました

利上げ可能性が消えて、利下げの始まる時期が期待されるようになるわけですから
NASDAQ指数なんかは夏〜年末にかけてより買われやすくなると予想します(´∀`*)
NASDAQ 12,657$ −30.95 (−0.24%)
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
昨年2022年11月から年末にかけて購入したNASDAQ連動型投信は引き続き順調です

まあ円安効果で利益が乗りやすかっただけじゃないかという面もありますφ(.. )
5月が最後の利上げ、6月からは利上げ停止、年末〜2024年年初から利上げ開始となればこれからより一層NASDAQ銘柄や指数が買われやすくなるでしょう

マイクロソフトのAIリリースで一時期売られていたAlphabet(Googleの持ち株会社)の株価も、あまり騒がれていませんが、結局は爆上げしています

おそらく利下げが開始される2024年に向けてはNASDAQが大きく上昇し、過去の高値も抜いて史上最高値を2024〜2025年に更新するのではないかと考えてます

まあそうは言っても2年くらいで利下げ終了しそうなんで2025年夏には売り時でそうけど

Amazon
https://finance.yahoo.co.jp/quote/AMZN/chart
Alphabet
https://finance.yahoo.co.jp/quote/GOOG/chart
Microsoft
https://finance.yahoo.co.jp/quote/MSFT/chart
5/19(金)については、正確にいうとすでにい5/20に入ってからの時間帯ですがφ(.. )
スコーンとドルが売られて円高ドル安に振れたところで為替が終わりました。
基本的に日経平均は円高に振れると売られる傾向が強く、また金曜の夜については
いつものように海外からの先物買いが入ってこず軟調な値動きでした(´・ω・`)
海外の機関投資家が日本株を買い始めてからすでに1カ月弱程度たっているし
なにより金曜日夜の先物買いの弱さを考えると、一旦は買いトレンド終了かもですね。
そもそも買われてもない銘柄が売られるかは不明ですが、日経225先物やハイテク・半導体系の値嵩株については、来週以降から目先天井で調整かもしれません(´・ω・`)
2023年02月13日
2/14為替市況 〜1月米消費者物価指数(CPI)発表!〜
さて明日2/14は
FRBは足元のインフレのデータを見ながら利上げを検討すると宣言してるので
雇用統計なんかよりはるかに重要経済指標といわれてるのがこのCPIです

まだはっきりとは言えませんが北米で12月末から1月にかけて大寒波がきました⛄
そのせいで鉄道や高速の物流がぶつ切りされたり停滞したりとかなりの騒ぎに

北米ではトラックによる輸送が大寒波で滞れば物資が運ばれないので物不足になります。
何年前かはあまり覚えてないですが、日本でも同じようなことがありましたBIG-TIME SEICHE storm surge flooding at Buffalo Naval Park with winds over 60 mph. Dangerous #blizzard conditions pic.twitter.com/SnZZDQrRHI
— Reed Timmer, PhD (@ReedTimmerAccu) December 23, 2022

関東でも2週間くらいずっと連続で冷え込んで雪が降り続いていた1〜2月において
物流が滞って物資の輸送が遅れれて生鮮食料品がいっ気に跳ね上がってました

今のようなインフレの値上がりではないですが一時的な物価の急騰ですね。
最近はずっとアメリカのCPIはインフレが徐々に落ち着いたという結果ばかりですが

今回のCPIはもしかしたら大寒波の影響をけて少しインフレに振れるかもしれません。
万が一そういう結果が出た場合、FRBがさらに利上げを続けるのでないかと憶測され、利上げが遠のくかもという予測が強まり円安ドル高に振れる可能性が考えられます。
まだ何とも言えませんが、今期は円高ではなく円安に動くかもって話です

今のとこ円安に向かう可能は60%くらいかなと個人的には予測していますがφ(.. )
正直いって今回は気象の影響もあるかもしれないので不透明感が強いです

「どうせインフレ低下で円高でしょ

今回のCPIは外部要因が働いて予想を裏切ることにも十分に警戒しておくべきでしょう。
何もなければインフレ鎮静化に着地でしょうけど、今回のCPIだけはやや注意かなあ

まあ2-3月になれば寒さも収まって物価の上昇が抑えられると思いますけどね

米ドル円 チャート 132円43銭
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY
2023年01月26日
1/26為替市況 カナダ中銀 利上げ幅を0.25%に縮小
アメリカの金利の先行指数といわれるのがカナダ中銀とオーストライクの中銀です。
1/25ついにカナダ中銀が利上げ幅を0.25%に縮小するという発表をしましたφ(.. )
FRBのタカ派のウォーラー理事が0.25%の利上げに言及しておりおそらく0.25%でしょう。
2/1にFRBの政策金利発表とパウエル議長の会見が予定されていますφ(.. )
(正確にいうと日本時間の2/2の朝4時です)
この場でパウエル議長が何をしゃべるかに非常に注目が集まっています(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
まあ実際には2/1の政策金利発表は0.25%の利上げで終わることが強く予想されています。
おそらく利上げ幅については波乱はなく、予想通りに着地するでしょうφ(.. )
経済カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/

ちなみにパウエル議長は2022年12月末の会見では具体的な話をしませんでした

「政策金利についての動向については足元のデータを確認しながら決める」とのみ言っただけで、今後の先行きなどには何も触れずにそのまま終わりました

2/1の会見の場でパウエルがなにを話すかで決定的に大きな分岐点になるでしょう

もしカナダ中銀のマックレム総裁のように「利上げを一旦停止して、利上げ政策の効果を検証する」という利上げ停止を示唆するような発言をするようであれば
即座にドルが売られて円が買われる流れになるし、ハイテク株が急騰するでしょう

利上げの停止はそのまま利下げが近づいていることを予感させてしまうからですφ(.. )
もし利上げ停止なら6〜8月あたりまで利上げを見送って、年内の利上げはせいぜいあと1回あるかないかとなってしまうので米ドルは売られやすくなってしまいます

利下げの予想が強くなればグロース株、NASDAQ、仮想通貨が急騰する流れでそう

しかし一方で、パウエル議長がこれまでの主張を曲げずにデータを見ながら決めるとのみ発言して、今後の利上げ見通しや予定を何も話さないようであったならば
むしろ失望して短期的にドル買い&円安に動く可能性も残っていますΣ(・ω・ノ)ノ
そうなれば短期的に期待で上げてきたNASDAQや仮想通貨が売られる展開になるでそね

このあたりは予想し辛いのでどっちに転ぶこともありえると思われるので注意です

ビットコインチャート
https://cc.minkabu.jp/pair/BTC_JPY
NASDAQチャート
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart

2023年01月12日
1/12為替市況 米消費者物価、12月6.5%上昇 6カ月連続で鈍化

【速報】🇺🇸CPI
— 後藤達也 (@goto_finance) January 12, 2023
市場予想なみでした。発表直後、株価は一進一退です。いつものように下記noteを何度も上書きして、速報・解説します
👇note【上書き解説中】https://t.co/9uWmX0rhEt pic.twitter.com/UxxTzMPMbd
さて注目されていた米消費者物価指数(CPI)は予想通りの結果で終わりました◆ 0.25%利上げか
— 後藤達也 (@goto_finance) January 12, 2023
次回2/1のFOMCは0.25%利上げの織り込みが進みました(確率96%)。12月CPIでインフレ鈍化が確認され、WSJが「0.25%利上げか」と報道。年前半の利上げ打ち止め、年後半の利下げ転換が見込まれています。
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「当然アメリカの消費者物価指数も下げてるだろう」という予測通りの内容でした。
もし本日1/12(木)夕方のドル円が133円だったらCPIで3円円高になってたでしょうけど
米ドル円は1月1週目に134円77銭つけて以降は米CPIがさらに低下すると予想されて
今日までずっとズルズルと米ドルが売られて

しかも米消費者物価指数が予想通りに着地したのもいまいちでしたね(´・ω・`)
もし予想値よりさらに大きくマイナスだったら127〜128円もありえましたが
予想通りそのままだったらなんのインパクトもないので「ふーん」でお終いです。
もし米消費者物価指数の結果が予想よりも少し高めに出ていたならば
売られすぎいた米ドルが買い戻されて130円台から133〜134円まで反騰したでしょう。
結果的にすべてが予想内の範疇だったので大人しい値動きになってしまいました

ただ、長い目で見れば今回のCPIの結果は大きな変化の第一歩でしょうφ(.. )
かなり明確にインフレが落ち着いてきているのでFRBは利上げに慎重になります。
昨年12月にパウエル議長は「2023年はインフレに関わる直近の指数を確認しながら利上げを決める」と発言してるので、金利政策に変更があるかもしれません。
もしこのままインフレ指数が落ち着いてきたら利上げの根拠は薄くなるからです。
ちなみに自分もFRBの利上げ幅は0.25%に縮小されてその回数も減ると考えてます

2023年の6〜8月あたりに来年を見据えて大きな変化が起きる気がします

米ドル円の為替そのものは長期的にさらに円高121〜125円へと向かっていくでしょう。
ハイテク、グロース株が買われていく地合いが徐々に形成されてきてますね(´∀`*)
経済指標カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/20230117

2023年1月の後半はそれほど大きな経済指標発表は多くないようですが
次回の為替が動きそうな経済指標はおそらく日銀関連でしょうφ(.. )
もちろん2022年12月ほど大きく派手に動いてくるとは今のところ思ってません

ヒロセ通商(7185) 2,483円 −5円 (−0.20%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=7185
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7185.T/chart
GMOフィナンシャルホールディングス(7177) 527円 +2円 (+0.38%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=7177
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7177.T/chart