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ドル円

2023年09月25日

9/20為替市況 円、一時148円台に下落 10カ月ぶり円安水準

外為12時 円、下落 148円台前半 日米金融政策の方向性の違いで
2023年9月25日 12:20 日本経済新聞
25日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は1ドル=148円34〜35銭と前週末17時時点に比べ8銭の円安・ドル高だった。9時すぎには一時148円49銭近辺と、2022年11月はじめ以来の円安・ドル高水準をつけた。日米の金融政策の方向性の違いを意識した円売り・ドル買いが出た。
前週末22日に日銀は現状の金融緩和政策を維持すると決めた。一方、22日に複数の米連邦準備理事会(FRB)高官が講演で、追加利上げや金融引き締めの必要性を示唆。日銀による早期の政策修正観測が後退するなか、FRBが高い政策金利を長い期間にわたって続けるとの見方が改めて意識され、円を売ってドルを買う動きが続いた。

円、一時148円台に下落 10カ月ぶり円安水準
2023年9月20日 16:04 日本経済新聞
20日の外国為替市場で円が下落し、一時1ドル=148円台と2022年11月以来およそ10カ月ぶりの安値をつけた。19〜20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測が根強く、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが進んでいる。

行き過ぎた為替変動に適切対応、あらゆる手段排除せず-神田財務官
2023年9月20日 8:15 ブルームバーグ
神田真人財務官は20日、イエレン米財務長官の為替介入を巡る発言を受け、米国をはじめ海外当局とは「過度な変動は望ましくないとの認識を共有している」とした上で、「行き過ぎた変動に対しては適切な対応をあらゆる手段を排除せずに取っていきたい」との考えを示した。財務省内で記者団に語った。
神田財務官は、「海外当局、とりわけ米国とは日ごろから極めて緊密に意思疎通を図っている」と説明。「引き続き高い緊張感を持って市場を監視、注視する」とも述べた。
少し前のニュースを読んでると9/20頃には神田財務官がアメリカとの意思疎通ができていて、いつでも介入の準備が整ってるといってますねφ(.. )
ただし今年はチャートの動き売を見てもわかる通り、為替の円安速度はゆっくりです
円安で過度な変動が起きてるのかと言われたら昨年に比べたら微妙なところです(´・ω・`)

去年も2022年10月17日週に一時的にドル円は151円突破して152円90銭台つけてますね。
もちろんドル円が147円超えてたら目先でちょろっと介入はあるかもしれませんが、実際に本気で介入してくるのはやっぱ152円近くになってからじゃないでしょか

去年を参考にすると、9月22日に急激な円安が起きた直後に即介入してきてるわけで
逆にいうと今みたいなダラダラした円安で介入するってのはありえるとはあまり思えません。どこかで大きく円安に動いてからではないでしょうか(´・ω・`)

ドル円 チャート
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY
キャプチャ












神田砲の準備はすでに済んでるんで、あとはどのタイミングかって話でしょうφ(.. )
ちなみに神田暴威は普段から「過度な変動」というキーワードをずっと繰り返してます。
下に貼ってある動画を再生するとやっぱり「過度な変動」という言葉を使ってますね

これはおそらく円安だから介入するというわけではなく、短期間に急激に円安に大きく振れた場合には介入するよって言ってるわけでしょう(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
「過度な変動」がいつ起きるのかそれは何らかの材料や金利の発表、もしくは誰かの発言などによって引き起こされやすいだろうと予想しています




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2023年09月04日

9/3為替市況 〜逆張り!岐阜暴威〜

為替見通し、「円安進行」へ修正相次ぐ 半年後155円も
2023年9月4日 17:11 日本経済新聞
国内外の金融機関による為替相場の見通しが、一段と円安方向に傾いてきた。米ゴールドマン・サックスが半年後に1ドル=155円まで円安が進むとするなど、予想の修正が相次ぐ。物価上昇を考慮した金利(実質金利)で米欧との差が縮まらず、通貨としての投資妙味が薄らいでいるためだ。政府による円買い介入で、円高方向に反転するリスクはなおくすぶる。
円相場は4日、1日の米雇用統計(8月分)の発表を受けた下落の流れを引き継ぎ、1ドル=146円台での推移が続く。
通貨の総合的な実力を示す「日経通貨インデックス」で円の騰落率は8月が2.1%の下落と、ユーロを含む主要7カ国(G7)の通貨で最大の落ち込みとなった。
ゴールドマン・サックスは8月25日付のリポートで、円の対ドル相場の予想を円安・ドル高方向に見直した。3カ月後を150円(従来は140円)、6カ月後を155円(同135円)とした。米バンク・オブ・アメリカも23日付のリポートで、23年末に150円と従来想定から5円、円安に振れると修正した。
背景には、実質金利(10年物)が2%前後と14年ぶりの高水準にある米国に比べ、日本は低いままの状態が続くとの観測が強まったことがある。

ラガルド総裁、インフレ抑制へ金利を必要な限り高水準に維持
2023年8月26日 4:58 ブルームバーグ
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は25日、インフレ率を目標値へ引き下げるため必要に応じて金利を高水準に設定し、必要な限りその水準に維持すると述べた。
ラガルド氏はジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)で講演し、「不確実な時代」において中央銀行が経済の頼みの綱として、それぞれの責務に従い確実に物価を安定させることが重要だと述べた。
同氏は「現在の環境に照らし合わせれば、これは、インフレ率を中期目標の2%へと適時に戻すため、ECBが必要な限り金利を十分景気抑制的な水準に設定することを意味する」と述べた。
データからは、これまで辛うじて免れてきたリセッション(景気後退)に陥りかねないことが示唆され、当局者は最後の利上げを実施すべきかどうかを検討している。

欧米でも利上げそのものは徐々に停止しているものの金利水準は据え置きの意向φ(.. )
FRBは当初から年内は9月あたりに1回利上げを検討するものの意向は年内据え置き、
ECBも利上げそのものは休止の意向をちょいちょい示すようになったものの、9月に利上げをしてもそれ以降は年内ずっと金利据え置きという趣旨の発言

まあ、そもそもFRBもECBも2023年内に利下げ開始するなんて過去1回も発言してないのに
市場側が勝手に妄想して2023年内利下げ開始の可能性ありと騒いでただけですが・・・。

ただその期待が破れた時に市場がどのように動くかは今のところ不明ですおね(´・ω・`)
年内利下げを期待してた機関投資家が売りポジ決済して買い転換して円安になるのか
それとも、そもそもすでに年内利下げ開始なんてないの分かってたから変動なしか
9月下旬は利上げの判断の時期なのでそこに向かって為替は荒れそうな気配です。

ここから上値の円安に向かうとまた去年の夏〜秋みたいに海乳の可能性が増してきます
介入するかかどうかはさておき、レートチェックや何らかの警告の発言が出るかもですし
150円にさらに近づいていくようであれば実際に介入実施の可能性が増すでしょう

とはいえ、欧米は利上げは年末に向けて抑制するものの金利水準は守る発言をしてます。
年が明けて2024年に入れば利下げの話や期待が為替を動かし始める可能性があるものの
2023年内は利下げの可能性は「ない」とFRBもECBも念を押して強く発言してるので、よっぽどコロナ過の再来でもない限りは利上げはたぶんないんでしょう

そう考えると年末に向けてドル円やその他の欧米通貨を売るのは面白くないおね
仮に介入で円高に振り戻される可能性があるとはいえ、現状ではやや可能性低めです。
なにより日々のスワップポイントが凶悪過ぎて売りポジは丸焦げに焼かれそうです

ドル円 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950

ユーロ円 チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0951

必要保証金一覧
https://www.central-tanshifx.com/fxdirectplus/outline/marginlist.html


米ドル円で1万通貨建てるにはリアルタイムでいえば最低保証金が約59,000円です。
もし100万通貨建てるなら590万円で、200万通貨建てるなら1,180万円必要になります。
ちなみにドル円の売りスワップは大手FX会社なら1日あたり130〜140円くらいです

もし米ドル円を100万通貨売るなら、1日で130円✖100枚=13,000円スワップ抜かれます。
もし9月〜12月末まで100万通貨米ドル円売ってスイングで持ち続けるなんてやったら
4カ月で122日あるんで、13,000円✖122日=158万6,000円もスワップ払わされます

もし米ドル円を200万通貨売ったら、1日で130円✖200枚=26,000円スワップ抜かれます。
4カ月間では122日あるんで、26,000円✖122日=317万2,000円もスワップ抜かれます

為替差の損益はもし米ドル円売って大きなマイナスになったとしても、年末までに為替介入があってどこかのタイミングで円高に振れたらマイナス金額はチャラだけど
スワップのマイナスは確定額なんで為替が円高に動いたからといって減ったりしません

為替介入が実際起きて大きく円高に振れたらスワップのマイナス分とり戻せるかもですが
もし少し円高に動いたとか、円高に動いたけどあとはヨコヨコに動いただけでした、
とかの結果になったら、スワップ金額が重くのしかかって純粋に損失金額になるだけでそ

そもそも590万円の証拠金でドル円100万通貨での売りポジションを張って勝負して、たった4ヶ月で590万円のうち158.6万円が金利の支払いで抜かれたら超バカだおね
これって冷静に考えたら、4カ月で158.6万円なら1年でスワップ金利計算したら、
100万通貨売りなら13,000円✖365日=474万5,000円とキチガイみたいな金利になるおね
200万売りなら26,000円✖365日=949万円とかトチ狂ったようなマイナス金利払わされます。

短期金利が下がればスワップポイントも下がるんで絶対この値になるわけではないですが
冷静に考えて、ドル円ショートしたら資金の80%が金利の支払いで溶けちゃう計算なんで
年利80%でお金借りてきてレバレッジ掛けて取引するというキチガイ沙汰でそφ(.. )
こんなんソフト闇金ウシジマくんで金借りてFXやってるんだと気が付くべきでしょう。

為替介入の直後、短期期間限定で売りで参加するってのならショートもいいですが
逆張りしてショートポジションをズルズル持ちつづけるのはさすがに悪手でそ(´・ω・`)




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2023年07月26日

2/27為替市況 〜FOMCとパウエル議長発言〜

日経平均、FOMCの結果控え様子見か
2023年7月26日 8:06 日本経済新聞
26日の東京株式市場で日経平均株価は一進一退か。日本時間27日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見の展開となりそうだ。前日の終値(3万2682円)を挟んで、25日移動平均(3万2810円)と節目の3万2500円の範囲での値動きが見込まれる。
25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比26ドル(0.1%)高の3万5438ドルで終えた。小幅ながら12日続伸し、昨年2月以来およそ1年5カ月ぶりの高値を更新した。決算を発表した工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や化学のダウが買われた。

FOMCメンバー、タカ派とハト派の衝突深まる−金利見通し不透明に
2023年7月26日 5:45 ロイター
米連邦準備制度はインフレとの闘いにおいて極めて重要な局面を迎えた。当局者らは1年余りの間、利上げが必要であるとの認識で一致団結していたが、利上げをいつ止めるか、ピーク金利をいつまで維持するかについて、意見の相違が深まり始めている。
連邦公開市場委員会(FOMC)の参加者は大きく3つのグループに分かれている。タカ派は政策を引き締める用意があり、インフレを強く警戒している。ハト派は雇用創出を優先する緩和政策を志向する。中道派はその中間の立場だ。
経済カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/
0708





金利がたいして変動しない時期にはFOMCやCPIなんてまったく無視されがちですが
現在のように激しい利上げや、利上げ停止、あるいは利下げへの切り替えタイミングなどの大きな政策金利が市場に最も大きな影響を与える時期においては
FRBやECB(欧州中央銀行)の判断や発言は極めて大きな影響を与えますφ(.. )
今回は7/27(木)にFRBtoECBが同日に政策金利を発表する予定となっているため、その金利政策と今後の金利変動についての発言が非常に注目されてるわけですΣ(・ω・ノ)ノ

前回、パウエルFRB議長は2023年内に2回の利上げ(7月と9月)を予定してると発言しており、当初はその通りに利上げするものと予測されてきたわけですが(´・ω・`)
その後の米CPI(消費者物価指数)や米PPI(生産者物価指数)などの経済指標が軒並み低下してインフレの低下を示したことで2回目9月の利上げが怪しくなってます

今回の7月の利上げは0.25%でほぼ確定だろうと言われてますが、2枚目の利上げは不明
もしパウエル議長が「9月の利上げは今後の経済指標を見てあらためて判断する」という軟化した姿勢を示すならば、「9月の利上げは無しかもと期待されやすくなります。
当然ながら利上げ期待が後退し、ドル売り円買いの円高になりアメ株は上げやすいでそう

FRBについては利上げそのものは0.25%で間違いなかろうと事前に予測されているので
その後のパウエル議長の発言の内容が非常に重要視されるでそうφ(.. )
7/27(木)03:30からの議長発言の内容は投資家であれば注意しておくべきとなります。

また7/27(木)21:15にECBの利上げが発表される予定になってます。
こちらも基本的には0.25%の利上げだろうと事前予測されている通りになりそうです。
ただECBタカ派メンバーがここにきて「9月の利上げは確約されていない」「9月利上げは見送りもありえる」というハト派みたいな発言をして寝返りました
もし実際にECBが9月の利上げを見送る姿勢に転じるならばユーロ売り円買いとなり、欧州の株価が上昇することとなり日本の株式市場にもプラス作用しそうです




2023年07月21日
まさかのYCC修正否決で2円近い円安 岐阜暴威さんイキリまくる!

2023年07月19日
ECB(欧州中央銀行)が利上げに消極姿勢 かつ米CPI・PPIも低下


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2023年07月21日

まさかのYCC修正否決で2円近い円安 岐阜暴威さんイキリまくる!

日銀は現時点でYCC副作用に対応の緊急性乏しいと認識−関係者
2023年7月21日 16:35 ブルームバーグ
日本銀行は現時点でイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の副作用に緊急に対応する必要性は乏しいとみている。今月に開く金融政決定会合では見直しの是非が議論の対象になるとみられるという。事情に詳しい複数の関係者への取材で分かった。
関係者によると、イールドカーブ(利回り曲線)の形状に目立ったゆがみは見られず、債券市場の機能に大きな問題は生じていないとの見方は変わっていない。高水準の賃上げ実現など日本経済に前向きな動きが見られる中、YCC修正で金融緩和の持続性を一段と高める必要性も薄く、政策正常化の第一歩と誤解されるリスクを懸念する声もある。
27、28の両日に開く金融政策決定会合に向けて、経済・物価・金融情勢や市場動向を直前まで点検した上で最終判断を下す。YCCの早期修正・撤廃を求める政策委員もいる中で、見直しは議論の対象になるとの見方が出ている。
0707


この2〜3週間ほどドル円の動きが大荒れの様相を見せています(((( ;゚д゚)))
当初は米ドル円145円ふきんで揉み合ってたのが、いきなり7月下旬の、つまり7/28(金)に日銀がYCC修正を図るとかいう情報をブルームバーグあたりがやたら流しのがきっかけ。
いきなり6営業日で137円まで8円もの激しい円高を引き起こしたからですΣ(゚д゚;)

そもそも7月に日銀がYCC緩和するというネタ自体、何を根拠に書かれた記事が不明で
なぜ根拠があいまいな情報に合わせて突如大きく為替が動いたのかも極めて不明でした
どこかの外資が仕掛け売りにあわせてブルームバーグを利用して噂を流しただとか
まるで為替操作の片棒担ぎにブルームバーグが利用されたなんて事まで指摘されました

そしてそれからたった2週間後にブルームバーグは真反対の記事を書きましたφ(.. )
日銀の当局者はいますぐにYCC修正を行う緊急性も喫緊性もないという内容で
ブルームバーグはたった2週間で180度真反対の記事を発表する事態になりました
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-21/RY49W3DWX2PS01

この記事が流れたのが7/21(金)の夕方で、その直後から突如として激しいドル買いが始まり、わずか数時間で2円近く円安に動くというちょっと異常な動きになりました。
それと同時に、ブルームバーグにこの記事を日銀の関係者が意図的に書かせたんじゃないかという噂がやたら流れて、実際に日銀の意図するような動きになりました。

7/21(金)夕方に書かれたこの記事は極めて異例で、おかしな内容に終始しています。
なぜならブルームバーグがその以前に書いてた内容と180度真反対の内容であるとともに、極めて日銀の現在の姿勢や考えをそのまま反映した内容だったからです
断言はできませんが、あまりに日銀の現在の姿勢とかけ離れた記事を書いて為替の変動を引き起こしたブルームバーグに対して、それこそ日銀関係者が呼び出しをかけて
わざわざ過去の記事を訂正するような記事を書かせたって噂も本当かもしれません(´・ω・`)

まずそもそも、なぜこのタイミングでブルームバーグが日銀忖度記事を書いたのが謎です。
「事情にくわしい複数の関係者」=日銀関係者が呼びつけて書かせたんじゃないのかなと

今回の円安のおかげで岐阜暴威さんも大いに助けられて含み益に転じたようですね
一時は200万円近い含み損抱えてたはずなのにいきなり含み益に大転換です。
ブルームバーグの記事を信じてドル円ショートしてた投資家は痛い一撃となりました
まるで一連の為替操作に嵌めこまれたかのようなおかしな2週間でした(´・ω・`)



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2023年06月22日

6/23為替市況 〜英中央銀行が0.50%の利上げ〜

欧州外為市場=ドル上昇、英中銀会合控えポンド14カ月ぶり高値
2023年6月20日1:08 午前 ロイター
欧州外為市場では、一連の主要中央銀行の政策決定会合が消化される中、ドルが上昇した。英ポンドはイングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会を22日に控え、一時約14カ月ぶり高値を付けた。
主要6通貨に対するドル指数は0.2%高の102.480。上昇したものの、先週16日に付けた1カ月ぶり安値(102.00)に近い水準にとどまっている。
英中銀が22日に開く金融政策委員会について、市場では少なくとも0.25%ポイントの利上げを決定すると予想されている。英中銀の利上げペースは他の主要中銀を上回るとの観測を背景に、英ポンドは一時約14カ月ぶり高値を付けた。
先週は欧州中央銀行(ECB)が15日の理事会で0.25%ポイントの利上げを決定。ECBの政策についてこの日、シュナーベル専務理事が、ユーロ圏のインフレ率はこのほど上方修正された予測も上回るリスクがあるとし、ECBは利上げを控えすぎるよりは、過度な利上げを実施する方向に政策を誤る方が望ましいとの考えを表明。

ポンド激しく上下動、英中銀の利上げ幅は50bp=ロンドン為替
2023/06/22(木) 20:24 みんかぶ
英中銀は政策金利を50bp引き上げて5.00%とした。市場では25bp利上げ観測が優勢だったことで、ポンド買いの初動反応が強まった。ポンドドルは一時1.2837レベル、ポンド円は182.45レベルまで急伸した。しかし、足元では急速に反落しており、先日の英CPI発表時に似た値動きとなっている。足元でポンドドルは1.2750付近、ポンド円は181円台割れ水準まで反落している。
0623
Twitterにもあるけど、FXの個人投資家はユーロ円やポンド円を売りまくりだそうです
岐阜暴威もよく負けるけど、同じように毎回ユーロ円やポンド円売って負けてますよね。

恐らくこれらの投資家は「為替と金利の関係」をあまり理解してないんだと思います。
金利とか利上げとかファンダメンタルを完全に無視して、テクニカルだけで判断するから
「なんだこれ高い、せや売ったろ精神でショートして爆死してるんでそう(´・ω・`)

前も書きましたら欧州ではラガルドECB総裁がまだ非常に強気で利上げをしそうです。
アメリカでは徐々に利上げ回数を減らしたり、利上げを休止したりとゆっくりペースですが
欧州や英国では今でもなお利上げをしばらく継続すると強気発言を繰り返してますし
実際に7月以降もさらに利上げを複数回以上行う可能性が高いでしょうΣ(・ω・ノ)ノ
よほどインフレ低下を示す強い材料が出てこない限り利上げは止まりそうにありません

それはつまり、ユーロもポンドもこれからさらに買われやすいという意味です
ただでさえ利上げで売り方のマイナススワップがどんどん増えているという状況で、
さらに欧州と英国が利上げを続けるなら対円ではもっと買われる可能性が高いでしょう。

ユーロ円やポンド円は金利というファンダメンタルで80%動いてる状況なので
残りの20%のテクニカルにかけてショートなんてやっても勝率は低く勝ちにくいです👹
地獄の炎で焼かれるように為替損失とスワップ損失のダブル攻めで苦しむだけ。

正直いって仮に為替がヨコヨコになってもこれほどスワップが高いと売り方は厳しい。
ユーロ円は売りのマイナススワップが少し前まで140円だったのがすでに150円台です
ポンド円なんて売りのマイナススワップが220円だったのが240〜250円台突入です。
仮に為替レートが動かなかったとしてもスワップだけで丸焦げにされて死ぬでしょう🔥

ポンド円 チャート
https://fx.minkabu.jp/pair/GBPJPY
0620











ポンド円って年内に195〜200円あるんじゃないかとも予想出てるの見かけたし
ユーロ円も165〜170円もあるんじゃないかって予想まで出てきてますからねΣ(・ω・ノ)ノ
ECB(欧州中央銀行)やBOE(英国中央銀行)が利下げ始めてからショートするならわかりますが、まだまだ積極的に利上げしてるときにショートするのはただの自殺です
為替はレバレッジが効いてるんで方向待ちあげてポジるのは非常に危険がアブナイでそ
特にポンド円は殺人通貨って言われてるんであれ売るのだけは止めた方がいいにょ(σ´∀`)σ

ECB、8会合連続で利上げ決定 物価安定へ「7月も継続」
2023年6月15日 21:17 日本経済新聞
欧州中央銀行(ECB)は15日の理事会で、前回5月と同じく0.25%の利上げを決めた。8会合連続の利上げは初となる。欧州経済は景気後退に転落しても、インフレ基調の高止まりが続く。物価の安定を優先し、次回7月の会合でも利上げを続ける姿勢を示した。
ECBは主要政策金利を4.00%、銀行が中央銀行に預ける際の金利(中銀預金金利)を3.50%に引き上げる。中銀預金金利は2001年5〜8月以来とおよそ22年ぶりの高水準になる。量的緩和策(APP)で膨らんだ保有資産の圧縮に向け、7月に再投資を終える方針を確認した。
8会合で計4%分を引き上げるのは過去最速となる。2000年代半ばといった過去の利上げ局面では政策金利を一時据え置くなど断続的な引き締めに動いた。
米連邦準備理事会(FRB)が14日に利上げを見送ったのに対し、ECBは当面、連続利上げを検討する。ラガルド総裁は記者会見で「まだやるべきことがある」と指摘。利上げ停止は「考えていない」と述べ、次回7月会合も「利上げを続ける可能性が高い」と強調した。

2023年06月16日
【悲報】岐阜暴威さん、金利と為替の関係性まったく理解できてない!

2023年06月13日
6/13為替市況 〜5月の米CPIは、前年比+4.0%に鈍化〜


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2023年06月13日

6/13為替市況 〜5月の米CPIは、前年比+4.0%に鈍化〜

米CPI、5月前年比+4.0%に鈍化 21年3月以来の穏やかな伸び
2023年6月13日10:10 午後 ロイター
米労働省が13日発表した5月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比の伸び率が4.0%で、4月の4.9%から大きく鈍化し2021年3月以来、2年余りぶりの穏やかな伸びとなった。エネルギーや食品からの圧力緩和が寄与した。ただそれら変動の大きい項目を除外した基調インフレ圧力は根強く、米連邦準備理事会(FRB)はあす14日に政策金利は据え置くもののタカ派スタンスを維持するとみられる。

米国株、ダウ続伸で始まる CPI減速で利上げ見送り観測強まる
2023年6月13日 22:53 日本経済新聞
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸して始まり、午前9時35分現在は前日比104ドル74セント高の3万4171ドル07セントで推移している。13日朝発表の5月の米消費者物価指数(CPI)は市場の予想通り物価上昇圧力の緩和を示す内容だった。米連邦準備理事会(FRB)が13〜14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの見方が改めて意識され、買いが入っている。上げ幅は200ドルを超える場面がある。
CPIの上昇率は前年同月比4.0%と4月(4.9%)から鈍化し、市場予想と一致した。食品とエネルギーを除くコア指数も市場予想並みの5.3%上昇となり、前月の5.5%から伸びが鈍った。インフレ圧力が和らぐ方向にあることが確認され、14日に結果が発表されるFOMCで政策金利を据え置くとの見方を補強すると受け止められた。
米景気の先行きへの不安が後退し、景気敏感株に買いが入っている。ダウ平均の構成銘柄では化学のダウや建機のキャタピラーなど景気敏感株が上昇している。映画・娯楽のウォルト・ディズニーやホームセンターのホーム・デポといった消費関連株の一角も高い。
0614














正直なところ今回の米CPIの鈍化はけっこう予想外の結果で驚きましたΣ(゚д゚;)
前回ブログでも書いた通り、事前のCPIの予測値が低いのは当然してたんですが
でもオーストライクもカナダも欧州もイギリスもつい最近になって、インフレ懸念で利上げしたばかりだったのでどうせアメリカも7月利上げでしょ
と7月は高確率で利上げになるとばかり考えてたので、大きく反対に動きそうな気配です。

想像以上にCPIの値が落ち着いてきたので7月利上げの予測が遠のいてきましたφ(.. )
そもそも6月は一旦利上げの実施を見送るみたいなコメントをパウエルFRB議長が前からずっと言ってたので、6月利上げはないと強く考えていましたが
今回の5月のCPIの値の落ち着きを見ると、7月以降の利上げもかなり怪しいですよね

パウエル議長は半年前から「利下げ開始は2024年以降からだとずって言ってきたので
おそらく今夏にもどこかのタイミングで利下げについて会見で語るはずです(´・ω・`)
だからこそ2023年内の最後の利上げチャンスは7月だろうとずっと考えてきたのですが、
もし7月の利上げが見送りになったらもう年内に次の利上げのタイミングは失われます

もしそうなれば、2023年内の利上げはもう1回も行われないまま利上げ停止に突入して
2024年1月以降から速やかに利下げ開始という流れになってもおかしくないでそ。
もし本当に6〜7月の利上げの実施が見送られるようならば、より利下げが近づくので
2023年後半〜2024年初旬にかけてけっこうな円高が発生しやすくなるおね

現在すでにかなりの円安で、この円安が国内の物価高につながている状態なので
円安傾向が円高に振れるのはそんな悪いことでないし歓迎できる部分もあります
ただし、円高が過度にすすむと今度はドル建ての日経平均が急激に上がっていきます

そうなると現在日本株を買い進んでる海外機関投資家や海外ファンドなどは
円高でドル建て日経平均が上がったタイミングで利益確定を行う可能性が高いでそ
仮にそうなれば、日本株の買い主体が売りに回るので日経平均も売られやすくなります

2024年1月以降、アメリカが利下げをすればグロース株が加速度的に上がるでしょうが
一方で、ドル売り円買いが起こるので日本株は下げる局面が出てきそうです(´・ω・`)
まあ下げというよりも2023年後半や2024年前半に日経がランコルゲしそうですよね・・・。
もし為替が円高に動くようなことがあれば日経平均も大荒れもようが予想されます。
もしかしたら日経平均が2,000〜3,000円急落という事態もあるやもしれません

欧州やイギリスはまだしばらく利上げをしそうなんでまだユーロ高、ポンド高がしばらく続くかもしれませんが、米ドルはドル売り円高がすすみやすいので
2023年の後半以降は125円〜130円あたりまで為替が走って急激に動くかもしれません

ドル円チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
0615












ユーロ円
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0951


2023年06月09日
【悲報】岐阜暴威さん、ついに退場へ・・・


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2023年05月20日

為替市況5/19 FRBパウエル議長あらためて利上げ停止を示唆

FRB議長が6月利上げ休止の明確なシグナル−「分析する余裕」
2023年5月20日 0:48 ブルームバーグ
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は19日、6月の利上げ休止に傾いているとの明確なシグナルを送った。米金融当局者の一部は利上げ継続が望ましいとの考えを示唆しているが、パウエル氏は政策議論を自ら主導する姿勢を示した。
パウエル氏は「政策引き締めを長く続けてきた。いまや政策姿勢は景気抑制的で、これまでの引き締めによる遅延効果や、最近の銀行業界のストレスによる信用引き締まりの度合いを巡る不透明性に直面している」と指摘。「ここまで政策を進めてきたので、データや変わりつつある見通しを注視して慎重に分析する余裕がわれわれにはある」と述べた。
同議長の発言後、金融市場が織り込む6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は13%前後に低下した。発言前は33%だった。
ただ、次回会合前に消費者物価指数(CPI)などの米経済指標が予想を上回った場合、議長が利上げを主導する可能性もあるとも分析した。

FRB議長、利上げ有無「決めてない」 市場との対話苦心
2023年5月20日 5:11 日本経済新聞
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は19日、10会合連続で引き上げた政策金利を巡って「追加の引き締めが適切か何の決定も下していない」と語った。過去1年ほどで計5%の利上げを進めたことを踏まえ「(経済)データや見通しの進展を慎重に評価する余裕がある」とも述べた
米利上げ路線の行方は世界経済を左右するだけに注目度は高い。FRBは金融不安がくすぶることを踏まえ、6月の利上げ停止を視野に入れる。一方、インフレ圧力が強ければ追加利上げに動ける余地も残す。パウエル氏の発言からは物価抑制と金融安定の両立に向けて、市場との対話に苦心する様子がうかがえる。
キャプチャ

5月のGW前あたりからじわじわとまた米ドル円が円安に振れていたのはご存じの通りΣ(゚д゚;)
FRBのタカ派の高官がやたら「利上げ実行を叫んでいたのが印象的ですね
しかし蓋を開けてみると、パウエル議長は6月位以降の利上げには否定的な姿勢でした。

もちろん米CPIなどの経済指標が大きく変動してインフレの加速を示すようであれば
再度の利上げに踏み切るかの可能性は否定しなかったし、可能性は残したままですが、
2022年以降の過度の利上げが地銀を大きく揺らして銀行破綻まで引き起こしたせいもあり
米地銀の混乱を鎮める意味でも6〜7月の利上げ可能性はかなり低いといえるでしょう
というかよほどの材料が出ない限り利上げの可能性なんてもうない、って意味ですけど。

米ドル円 チャート
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY
0520












下記の動画などではFRB高官がやたらと6月利上げを支持する発言を繰り返しましたが
米銀などの影響や、そもそもCPIなどのい値も少しずつ落ち着いてきてることから
6月にFRBが利上げに踏み切る可能性は非常に低下してるとはっきりしてきました
利上げ可能性が消えて、利下げの始まる時期が期待されるようになるわけですから
NASDAQ指数なんかは夏〜年末にかけてより買われやすくなると予想します(´∀`*)

NASDAQ 12,657$ −30.95 (−0.24%)
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
昨年2022年11月から年末にかけて購入したNASDAQ連動型投信は引き続き順調です
まあ円安効果で利益が乗りやすかっただけじゃないかという面もありますφ(.. )
5月が最後の利上げ、6月からは利上げ停止、年末〜2024年年初から利上げ開始となればこれからより一層NASDAQ銘柄や指数が買われやすくなるでしょう
マイクロソフトのAIリリースで一時期売られていたAlphabet(Googleの持ち株会社)の株価も、あまり騒がれていませんが、結局は爆上げしています
おそらく利下げが開始される2024年に向けてはNASDAQが大きく上昇し、過去の高値も抜いて史上最高値を2024〜2025年に更新するのではないかと考えてます
まあそうは言っても2年くらいで利下げ終了しそうなんで2025年夏には売り時でそうけど

Amazon
https://finance.yahoo.co.jp/quote/AMZN/chart

Alphabet
https://finance.yahoo.co.jp/quote/GOOG/chart

Microsoft
https://finance.yahoo.co.jp/quote/MSFT/chart

5/19(金)については、正確にいうとすでにい5/20に入ってからの時間帯ですがφ(.. )
スコーンとドルが売られて円高ドル安に振れたところで為替が終わりました。

基本的に日経平均は円高に振れると売られる傾向が強く、また金曜の夜については
いつものように海外からの先物買いが入ってこず軟調な値動きでした(´・ω・`)
海外の機関投資家が日本株を買い始めてからすでに1カ月弱程度たっているし
なにより金曜日夜の先物買いの弱さを考えると、一旦は買いトレンド終了かもですね。
そもそも買われてもない銘柄が売られるかは不明ですが、日経225先物ハイテク・半導体系の値嵩株については、来週以降から目先天井で調整かもしれません(´・ω・`)

FRB、0.25%利上げ決定 打ち止めの可能性示唆
2023年5月4日 3:02 日本経済新聞
米連邦準備理事会(FRB)は3日開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決めた。相次ぐ米銀破綻で金融システム不安が高まっているが、インフレ抑制を優先する姿勢を改めて明確にした。会見では政策金利が「十分に引き締め的な水準」に達したのか質問が飛んだが、パウエル氏は「見極めているところだ」と明言を避けた。次回の6月会合での追加利上げも選択肢として残しておきたい心理をのぞかせた。
パウエル氏は会見でFRBは利上げを打ち止めにした後も早期の利下げ転換を避けて金融引き締めの状態を長く保つ考えを改めて強調した。23年後半の利下げを織り込む金融先物市場をけん制した。



ss2286234570 at 07:47|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年02月13日

2/14為替市況 〜1月米消費者物価指数(CPI)発表!〜

米国株、ダウ続伸で始まる CPIの発表控え上値は重い
2023年2月13日 23:52 日本経済新聞
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸して始まり、午前9時35分現在は前週末比70ドル38セント高の3万3939ドル65セントで推移している。14日に1月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるのを控え、様子見の雰囲気が強い。その中で、景気に業績が左右されにくいディフェンシブ株には買いが先行し、相場を支えている。
ただ、ダウ平均の上値は重い。1月のCPIは前月比0.4%の上昇が市場で予想されている。伸び率が市場予想を上回れば米連邦準備理事会(FRB)による利上げ停止や年内利下げ転換の観測が一段と後退しかねず、発表を前に積極的な買いは手控えられている。



さて明日2/14はバレンタインデーではなく待ちに待ったCPIの発表日です(´∀`*)
FRBは足元のインフレのデータを見ながら利上げを検討すると宣言してるので
雇用統計なんかよりはるかに重要経済指標といわれてるのがこのCPIです

まだはっきりとは言えませんが北米で12月末から1月にかけて大寒波がきました⛄
そのせいで鉄道や高速の物流がぶつ切りされたり停滞したりとかなりの騒ぎに
北米ではトラックによる輸送が大寒波で滞れば物資が運ばれないので物不足になります。

何年前かはあまり覚えてないですが、日本でも同じようなことがありました
関東でも2週間くらいずっと連続で冷え込んで雪が降り続いていた1〜2月において
物流が滞って物資の輸送が遅れれて生鮮食料品がいっ気に跳ね上がってました
今のようなインフレの値上がりではないですが一時的な物価の急騰ですね。

最近はずっとアメリカのCPIはインフレが徐々に落ち着いたという結果ばかりですが
今回のCPIはもしかしたら大寒波の影響をけて少しインフレに振れるかもしれません。
万が一そういう結果が出た場合、FRBがさらに利上げを続けるのでないかと憶測され、利上げが遠のくかもという予測が強まり円安ドル高に振れる可能性が考えられます。
まだ何とも言えませんが、今期は円高ではなく円安に動くかもって話です

今のとこ円安に向かう可能は60%くらいかなと個人的には予測していますがφ(.. )
正直いって今回は気象の影響もあるかもしれないので不透明感が強いです
「どうせインフレ低下で円高でしょあまり安易な予想はせずに
今回のCPIは外部要因が働いて予想を裏切ることにも十分に警戒しておくべきでしょう。

何もなければインフレ鎮静化に着地でしょうけど、今回のCPIだけはやや注意かなあ
まあ2-3月になれば寒さも収まって物価の上昇が抑えられると思いますけどね

米ドル円 チャート 132円43銭
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY




ss2286234570 at 23:57|PermalinkComments(1)このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年01月26日

1/26為替市況 カナダ中銀 利上げ幅を0.25%に縮小

カナダ中銀、利下げ「検討していない」=総裁
2023年1月26日7:21 ロイター
カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は25日、カナダのインフレ率はなお6%を超えているとし、現時点では一段の利上げが必要かどうかに注目しており、利下げは考えていないと述べた。カナダ中銀はこの日、0.25%ポイントの利上げを決定したが、これまでの利上げの累積効果を見極めるために利上げをいったん停止する可能性を示唆した。
マックレム総裁はロイターのインタビューで「状況が正常に戻り始める中、ある時点で緩やかな利下げが検討されるだろう」と指摘。ただ「インフレ率はまだ6%を超えている。利下げについて協議していない。検討さえもしていない。十分な措置を取ったかどうか自問している。(利上げの)一時停止は、十分なことを行ったか検証するためだ」と語った。

カナダ中銀、利上げ幅0.25%に縮小 一時停止も表明
2023年1月26日 1:02 日本経済新聞
カナダ銀行(中央銀行)は25日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を0.25%引き上げて4.5%にしたと発表した。利上げは8会合連続で、引き上げ幅は前回の0.5%から縮小した。声明文では、経済・物価情勢が現在の見通しに沿って進んだ場合は「政策金利を現在の水準で維持する」方針を明記。マックレム総裁は記者会見で、これまでの利上げによる物価抑制効果を見極める考えを示した。
カナダ国債の保有を減らす量的引き締めの継続も決めた。マックレム総裁は「いまは物価上昇率を2%の目標に戻すうえで、金融政策が十分に引き締め的かを評価する時間だ」と説明。「利上げ停止は条件付きのものだ」とも繰り返し強調し、インフレが想定より根強いと判断したら「金利をさらに引き上げる用意がある」と語った。「利下げについて話をするのは早すぎる」とも述べ、市場の緩みをけん制した。
カナダ中銀は20年3月に新型コロナ対応で政策金利を0.25%まで下げ、その水準を2年間維持してきた。景気回復やインフレ加速を踏まえて22年3月に利上げを始め、同年7月には通常の引き上げ幅の4倍となる1%の利上げを実施。その後は上げ幅を徐々に縮め、9月は0.75%、10月と12月は0.5%とした。
先進国の中銀では米連邦準備理事会(FRB)も22年12月、利上げ幅をそれまでの0.75%から0.5%に縮めた。1月31日〜2月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%に縮小する公算が大きい。

国内金利上昇に備えを、金融庁が地銀トップに要請−関係者
2023年1月27日 15:30  ブルームバーグ
金融庁幹部が地方銀行のトップに対し、上昇局面にある国内金利の動向を踏まえ、ポートフォリオや信用コストなどへの影響を経営者が的確に分析・把握し、市場変動対応に優先的に取り組むよう促していることが分かった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。


アメリカの金利の先行指数といわれるのがカナダ中銀とオーストライクの中銀です。
1/25ついにカナダ中銀が利上げ幅を0.25%に縮小するという発表をしましたφ(.. )

FRBのタカ派のウォーラー理事が0.25%の利上げに言及しておりおそらく0.25%でしょう。
2/1にFRBの政策金利発表とパウエル議長の会見が予定されていますφ(.. )
(正確にいうと日本時間の2/2の朝4時です)
この場でパウエル議長が何をしゃべるかに非常に注目が集まっています(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
まあ実際には2/1の政策金利発表は0.25%の利上げで終わることが強く予想されています。
おそらく利上げ幅については波乱はなく、予想通りに着地するでしょうφ(.. )

経済カレンダー
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キャプチャ







ちなみにパウエル議長は2022年12月末の会見では具体的な話をしませんでした
「政策金利についての動向については足元のデータを確認しながら決める」とのみ言っただけで、今後の先行きなどには何も触れずにそのまま終わりました

2/1の会見の場でパウエルがなにを話すかで決定的に大きな分岐点になるでしょう
もしカナダ中銀のマックレム総裁のように「利上げを一旦停止して、利上げ政策の効果を検証する」という利上げ停止を示唆するような発言をするようであれば
即座にドルが売られて円が買われる流れになるし、ハイテク株が急騰するでしょう

利上げの停止はそのまま利下げが近づいていることを予感させてしまうからですφ(.. )
もし利上げ停止なら6〜8月あたりまで利上げを見送って、年内の利上げはせいぜいあと1回あるかないかとなってしまうので米ドルは売られやすくなってしまいます
利下げの予想が強くなればグロース株NASDAQ仮想通貨が急騰する流れでそう

しかし一方で、パウエル議長がこれまでの主張を曲げずにデータを見ながら決めるとのみ発言して、今後の利上げ見通しや予定を何も話さないようであったならば
むしろ失望して短期的にドル買い&円安に動く可能性も残っていますΣ(・ω・ノ)ノ
そうなれば短期的に期待で上げてきたNASDAQや仮想通貨が売られる展開になるでそね
このあたりは予想し辛いのでどっちに転ぶこともありえると思われるので注意です

ビットコインチャート
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NASDAQチャート
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ss2286234570 at 16:12|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年01月12日

1/12為替市況 米消費者物価、12月6.5%上昇 6カ月連続で鈍化

米消費者物価、12月6.5%上昇 6カ月連続で鈍化
2023年1月12日 22:34 日本経済新聞
米労働省が12日発表した2022年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が6.5%となり、6カ月連続で鈍化した。7%を割り込むのは1年1カ月ぶり。将来の景気の減速懸念が強まり、物価高が徐々に和らぎつつある。
上昇率は市場予想通りだった。「瞬間風速」を示す前月比も市場予想通り、0.1%低下した。エネルギーと食品を除いた基調を示す指数は前年同月比で5.7%上昇し、伸びは3カ月連続で縮んだ。前月比では0.3%上昇。11月の0.2%から拡大したが、0.7%だった6月からは落ち着きつつある。
ロシアのウクライナ侵攻で急騰した原油価格が大幅に下落したことも、航空運賃など幅広いサービスのインフレを抑える圧力となる。22年3月に1バレル130ドル台をつけた米原油先物は景気の悪化懸念もあって22年末までに約4割下落した。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した12月のサービス業景況感指数は2年7カ月ぶりに好不況の節目となる50を割り込んだ。
今後の焦点はサービス価格に影響を及ぼす賃金の動向だ。12月の雇用統計では平均時給が前月比0.3%上昇と、市場予想(0.4%上昇)を下回ったことに市場が反応した。

NYダウ反落で始まる 予想通りのCPI受け利益確定売り
2023年1月13日 0:08 日本経済新聞
12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落して始まり、午前9時50分現在は前日比171ドル04セント安の3万3801ドル97セントで推移している。朝方発表の2022年12月の米消費者物価指数(CPI)は市場の予想通り、前年同月比で伸び率が低下した。インフレ鈍化を織り込んで株式相場は前日にかけて上昇していたため、利益確定売りが優勢になっている。
CPIは前年同月比6.5%上昇と伸び率は11月(7.1%)から縮小し、市場予想と一致した。インフレ基調を測る上で重視される前月比は0.1%低下し、これも市場予想と同じだった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが鈍化するとの市場の見立てに沿った内容だった。
0113


さて注目されていた米消費者物価指数(CPI)は予想通りの結果で終わりました
今回は1月1週目にドイツとかフランスの消費者物価指数が低下を指示していたため
「当然アメリカの消費者物価指数も下げてるだろう」という予測通りの内容でした。

もし本日1/12(木)夕方のドル円が133円だったらCPIで3円円高になってたでしょうけど
米ドル円は1月1週目に134円77銭つけて以降は米CPIがさらに低下すると予想されて
今日までずっとズルズルと米ドルが売られてたんですでに折り込み済みでしたφ(.. )

しかも米消費者物価指数が予想通りに着地したのもいまいちでしたね(´・ω・`)
もし予想値よりさらに大きくマイナスだったら127〜128円もありえましたが
予想通りそのままだったらなんのインパクトもないので「ふーん」でお終いです。

もし米消費者物価指数の結果が予想よりも少し高めに出ていたならば
売られすぎいた米ドルが買い戻されて130円台から133〜134円まで反騰したでしょう。
結果的にすべてが予想内の範疇だったので大人しい値動きになってしまいました

ただ、長い目で見れば今回のCPIの結果は大きな変化の第一歩でしょうφ(.. )
かなり明確にインフレが落ち着いてきているのでFRBは利上げに慎重になります。
昨年12月にパウエル議長は「2023年はインフレに関わる直近の指数を確認しながら利上げを決める」と発言してるので、金利政策に変更があるかもしれません。
もしこのままインフレ指数が落ち着いてきたら利上げの根拠は薄くなるからです。

ちなみに自分もFRBの利上げ幅は0.25%に縮小されてその回数も減ると考えてます
2023年の6〜8月あたりに来年を見据えて大きな変化が起きる気がします
米ドル円の為替そのものは長期的にさらに円高121〜125円へと向かっていくでしょう。
ハイテク、グロース株が買われていく地合いが徐々に形成されてきてますね(´∀`*)

経済指標カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/20230117
0112





2023年1月の後半はそれほど大きな経済指標発表は多くないようですが
次回の為替が動きそうな経済指標はおそらく日銀関連でしょうφ(.. )
もちろん2022年12月ほど大きく派手に動いてくるとは今のところ思ってません

ヒロセ通商(7185) 2,483円 −5円 (−0.20%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7185
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7185.T/chart

GMOフィナンシャルホールディングス(7177) 527円 +2円 (+0.38%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=7177
https://finance.yahoo.co.jp/quote/7177.T/chart


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