2024年09月19日
米FRB 0.5％の利下げ決定 利下げは4年半ぶり
米FRB 0.5％の利下げ決定 利下げは4年半ぶり
2024年9月19日 18時49分
アメリカのFRB＝連邦準備制度理事会は金融政策を決める会合を開き、18日、0.5％の利下げを決定したと発表しました。利下げ幅は通常の2倍で労働市場が一段と減速するリスクを踏まえ、大幅な利下げに踏み切りました。利下げは4年半ぶりで、FRBの金融政策は大きな転換点を迎えました。FRBは18日までの2日間、金融政策を決める会合を開き政策金利を0.5％引き下げることを決めました。これによって、政策金利は、4.75％から5％の幅になります。
利下げは2020年3月、新型コロナの感染拡大で株価の急落などに対応するため臨時の会合で利下げを決めたとき以来、4年半ぶりです。記録的なインフレを抑えこむため異例の利上げを続け、その後も高金利を維持してきたFRBの金融政策は大きな転換点を迎えました。
円相場 一時2円以上値下がり 円安ドル高進む
2024年9月19日 18時18分
19日の東京外国為替市場は、アメリカのFRB・連邦準備制度理事会の今後の利下げのペースが想定よりも緩やかになるという見方から、円相場は18日と比べて一時2円以上値下がりするなど円安ドル高が進みました。
午後5時時点の円相場は、18日と比べて63銭円安ドル高の1ドル＝142円50〜52銭でした。
市場関係者は「アメリカの利下げペースが想定よりも緩やかになるという見方もあって、午前中は一時1ドル＝144円近くまで円安ドル高が進む局面があったものの、午後はアメリカの長期金利が午前よりも低下し、ドルが売られて円高方向になった。あす20日の相場は日銀の金融政策決定会合を経て午後の会見で植田総裁がどのような発言をするかが最大の注目点だ」と話しています。
ＦＲＢ0.5％利下げ、議長「後手に回らず」 年内さらに同幅下げ想定
2024年9月19日午前 10:42
米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は１７─１８日に開催した連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で、フェデラルファンド（ＦＦ）金利の誘導目標を０．５０％ポイント引き下げた。利下げは４年半ぶり。年内にさらに０．５０％ポイントの追加利下げを実施する見通しも示した。
声明は「インフレ率が持続的に２％に向かっているとの確信を強めており、雇用とインフレ率の目標達成に対するリスクがほぼ均衡していると判断する」とした。
ＦＦ金利の誘導目標は今回の決定で４．７５─５．０％となった。全会一致ではなく、１１対１で決定された。ボウマン理事が０．２５％ポイント利下げを主張し、反対票を投じた。
同時に公表したＦＲＢ当局者による金利・経済見通しでは、年内にさらに０．５０％ポイント、２０２５年に計１％ポイント、２６年には計０．５％ポイントの追加利下げを見込んだ。２６年末時点の政策金利は２．９％で中立金利に達すると予想され、前回見通しの２．８％から上昇した。
※動画あり
さてFRBは当初予想されていた0.25％ではなく思い切って0.5％の利下げを決定しました。
しかもFRB当局者による金利見通しでは年内にさらに0.5％の追加利下げをすること
2025年には1%の利下げと2026年には0.5％の利下げを見込むとありますφ(．． )
ところがパウエル議長は利下げ速度は想定よりもっと緩やかになるかもしれないといった
説明を付け加えたらしく「年内の追加利下げはないんじゃないのか
」という憶測が強まって結果的には揺り戻しでドル円は141円台から144円台まで急激に戻す展開でした
FRBの金利見通しをパウエル議長が訂正するような発言をしたという点も謎ですが、
年内の追加利下げを見送るかもしれないというニュアンスがどこまであったのかも謎です
FRB文学は難解で正しく理解するのが難しいとよく言われていますが(´･ω･｀)
今回のFOMC結果の発表内容もかなり難解で理解がむつかしい内容だったようです
（時間の経過とともにニュースの内容が微妙に異なっていて何が正しいのかわからない）
おそらくパウエル議長は事前に明確ではっきりした内容をしゃべってしまい
言質を取られて結果的に利上げ方針の修正ができなくなるのを嫌ったのかもしれません
それにしても今回のパウエル議長の発言内容はよくわからんなという印象でした(´･ω･｀)
結果的に起きたこととしては下記の三つ
�〕�下げ速度が緩やかになるとの憶測が強まってドル円は円安にすすむ。
�⇒�下げを好感してNASDAQなどのアメリカの株価指数は上昇
��ついでに円安効果で日経平均も短期間で爆上げ。
NASDAQ指数
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
日経平均は上げましたが手持ちのネット銀行の株はちょっと上げただけの結果でした。
円高銘柄で持っていたニトリも円安になった割には意外に検討して横ばいしただけ。
一番大きく変動したのは、NASDAQが上げで手持ちのNASDAQ連動型投信が急騰
さらに円安効果もあってNASDAQ連動型投信だけが一番良い成績でしたφ(．． )
当初は0.25％の利上げと追加利上げ予測予測で円高になると予想していたので(´･ω･｀)
予測も外れたし、その結果についてもなんだかよくわからない結果で終わりました
