2024年08月09日
日銀・内田副総裁｢金融市場が不安定な状況で利上げせず｣と明言
市場不安定な状況で利上げしない､当面現行緩和を継続-内田日銀副総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-07/SHS25ST1UM0W00
2024年8月7日 10:41 ブルームバーグ
日本銀行の内田真一副総裁は７日、株価や為替相場が不安定な状況で利上げは行わず、当面は現行の金融緩和を維持するとの考えを示した。先週末からの市場の急変動を受けてハト派的な姿勢を明確にした。北海道・函館市で講演した。内田氏は最近の内外市場の動きは急激だとし、その動向や経済・物価に与える影響を「極めて高い緊張感を持って注視し、政策運営において適切に対応していく」と語った。「金融資本市場が不安定な状況で、利上げをすることはない」とした上で、「当面、 現在の水準で金融緩和をしっかりと続ける必要がある」と述べた。
急激な円安修正の背景には、植田和男総裁が追加利上げに積極的なタカ派姿勢を示したことも要因とみられていた。市場変動と内田副総裁の発言を受け、早期の追加利上げ観測と政策金利のパス（経路）に対する市場の見方は再考を余儀なくされそうだ。
日銀・内田副総裁｢金融市場が不安定な状況で利上げせず｣
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB071TF0X00C24A8000000/
2024年8月7日 11:14 日本経済新聞
日銀の内田真一副総裁は7日、北海道函館市で開いた金融経済懇談会で講演し「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べた。「当面、現在の水準で金融緩和をしっかりと続けていく必要がある」とも語った。
日銀は7月の金融政策決定会合で、利上げを決めた。政策金利とする無担保コール翌日物レートの誘導水準を0〜0.1%から0.25%に引き上げた。内田氏は「円安を受けて輸入物価が再び上昇に転じていることを踏まえた。消費者物価を上振れさせるリスク要因で、よりリスクに中立的だ」と説明した。株価の下落について「米国経済はソフトランディングする可能性が高いと考えているし、日本の株価上昇の背景には企業の収益力の強化がある。両国の経済のファンダメンタルズが大きく変わったとは思えない。米国の単月の指標に対する反応としては大きすぎる」と意見した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-07/SHS25ST1UM0W00
2024年8月7日 10:41 ブルームバーグ
日本銀行の内田真一副総裁は７日、株価や為替相場が不安定な状況で利上げは行わず、当面は現行の金融緩和を維持するとの考えを示した。先週末からの市場の急変動を受けてハト派的な姿勢を明確にした。北海道・函館市で講演した。内田氏は最近の内外市場の動きは急激だとし、その動向や経済・物価に与える影響を「極めて高い緊張感を持って注視し、政策運営において適切に対応していく」と語った。「金融資本市場が不安定な状況で、利上げをすることはない」とした上で、「当面、 現在の水準で金融緩和をしっかりと続ける必要がある」と述べた。
急激な円安修正の背景には、植田和男総裁が追加利上げに積極的なタカ派姿勢を示したことも要因とみられていた。市場変動と内田副総裁の発言を受け、早期の追加利上げ観測と政策金利のパス（経路）に対する市場の見方は再考を余儀なくされそうだ。
日銀・内田副総裁｢金融市場が不安定な状況で利上げせず｣
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB071TF0X00C24A8000000/
2024年8月7日 11:14 日本経済新聞
日銀の内田真一副総裁は7日、北海道函館市で開いた金融経済懇談会で講演し「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べた。「当面、現在の水準で金融緩和をしっかりと続けていく必要がある」とも語った。
日銀は7月の金融政策決定会合で、利上げを決めた。政策金利とする無担保コール翌日物レートの誘導水準を0〜0.1%から0.25%に引き上げた。内田氏は「円安を受けて輸入物価が再び上昇に転じていることを踏まえた。消費者物価を上振れさせるリスク要因で、よりリスクに中立的だ」と説明した。株価の下落について「米国経済はソフトランディングする可能性が高いと考えているし、日本の株価上昇の背景には企業の収益力の強化がある。両国の経済のファンダメンタルズが大きく変わったとは思えない。米国の単月の指標に対する反応としては大きすぎる」と意見した。
そのうえで「最近の内外の金融資本市場の動きは極めて急激で、その動向や経済・物価に与える影響について高い緊張感をもって注視する」と指摘した。
今回はなぜこれほどの市場崩壊的な株価下げが起きたのかしばらく様子を見てましたが
結論としては「植田日銀総裁の前のめりすぎた利上げの失言」であることが判明しました。
もちろんこれは植田日銀総裁個人だけでなく、政府関係者がやたらと「インフレ抑制のために早く利上げしろ！」としつこく繰り返し圧力をかけた背景もあるので
岸田、河野らの政府関係者と日銀自体のある意味大失政とも言えるでしょう(ﾟдﾟ)､ﾍﾟｯ
当初は「アメリカの景気市況に悪化が見られたから」という理由で日経が暴落したとか
マスコミとかがおそろしくバカなことをニュースでながしてましたけどあれ全部嘘でした。
ただテレ東の経済ニュースと日経だけは、その点において「タカ派的な利上げ発言がきっかけで日経が暴落した」と当初からはっきりと説明していましたφ(．． )
少なくともテレ東や日経は正確な情報を発信していたことがあらためて確認できました
そもそもアメリカの経済指標に悪化が見られた」から下げたのならアメリカの株価はもっと下げるのが正しいし、日本だけ下げたのは完全に異常でしょう
日本市場だけは異常に下げたのに「アメリカの経済指標が悪かったから」なんて説明してたやつらは脳みそに異常があるんじゃないかって話でしかありません(ﾟдﾟ)､ﾍﾟｯ＜失敗の原因＞
�―�にも総裁選を控えた自民党政府関係者がインフレ抑制を急ぐ発言を繰り返した。
��日銀が必要以上に政府の利上げ圧力を真に受けて忖度した発言をしてしまった。
�Ｍ�上げに関する過剰な情報が出ていたにもかかわらず日銀が訂正をしなかった。
実は今回の日銀の最大のミスは��で間違いないと確信しています。
そもそも「2024年内に日銀は追加でさらに2回の利上げを予定している」「来年以降も四半期に1回のペースで利上げして政策金利を1％まで引き上げる予定」だとか
それまでまったく市場側で織り込まれてないニュースが氾濫して円高が進んでいる最中、
なぜか日銀はそれをただ眺めているだけで情報の訂正発言をしませんでした(ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ!!
もしかしたら「しめしめ、利上げ発言で円高に行けばインフレを抑制できる」と安心しきってニュースを否定しなくても問題ないと高をくくっていたのかもしれません。
日銀の行動を見てる限り、これはおそらくというかほぼ間違いなくそうだろうと思います
市場が破綻してもパニックになっても円高でインフレが収まればよいと思って、ほっとけばいずれおさまるだろうと極めて楽観的な観方をしてたのでしょう。
しかし市場がまったく織り込んでもいなかった利上げ予測情報を垂れ流した結果、
キャリートレードを行っていた投資家は「急激な利上げが来る前に円を買い戻してポジションを手仕舞おう」と出口に向かって一斉に走り始めたことで
市場が円高一方方向に走りすぎる結果を招いて1ヶ月で20円の円高を引き起こしました
アメリカが徐々に利下げして徐々に円高に振れるくらいならそれほど問題はないのですが、
今回は結果的に1ヶ月で20円の円高という為替市場ショックを招いてしまったことで
株式市場もパニックに陥って破滅的な暴落を引き起こしてしまったって事でしょう
はっきりいって、植田日銀総裁と利上げ圧力かけまくってた政府関係者は今回の責任とって、さっさと切腹して腹斬って〇ねよと正直思ってますけどね(ﾟдﾟ)､ﾍﾟｯ
今後の為替と株式市場についての予測ですが、
今回については利上げについてあらためて見直して「早急な利上げはしない」と
日銀副総裁が発言したことで市場はすぐに落ち着きを取り戻しつつありますφ(．． )
「日銀副総裁の発言だけでいきなり市場が回復した」ってことはつまり逆にいえば
安易な「植田日銀副総裁の発言が暴落のすべての原因だった」ことを証明しています
（発言だけでなくその後の利上げペースのニュースを否定しなかったことも問題ですが）いってしまえば日銀の失言発の株価暴落とはっきり断言して言えるでしょう
少なくとも現在においては利上げを一旦停止すると日銀副総裁が発言したことで、
問題がすべて解決してしまったのでしばらくは株式市場は回復していくでしょう
（むしろすべての問題が解決したのに株価が戻さない方が異常な状況なので）
直近の足元では一旦は日経は下げた分だけを取り戻す上昇をしていくでしょうが、
今後は2024年9月もしくはそれより少し早い2024年8月下旬あたりから
アメリカでFRBが利下げを開始することで徐々に円高がすすんで行くでしょうφ(．． )
円高がすすめば9月以降はまた日経も徐々に下げていくだろうと予測してますFRBが利下げを開始すればNASDAQやハイテクグロース株は上がっていくと思いますが
一方で利上げで円高がすすむのでアメリカ株を買っても円高分の利益が削られます･･･。
もしアメリカの株式市場化活性化してNASDAQ指数が年末以降上げまくっても
日本円で考えたらそれほど株高の恩恵は受けにくいって話になりますね(´･ω･｀)
足元では日経平均は直近で下げた分くらいは取り戻してリバウンド上げしそうですが
2024年9月以降にFRB利上げで円高がすすめば日経は35,000円あたりまでに下げるんではFRBはおそらく2024年9月頃から2年くらいは利上げを少しずつ行う可能性が高いので
これから1年半〜2年くらいは円高はすすんで日経は上げにくくなるでそう
もちろんダウやNASDAQが上がればその恩恵で日本株が上がる底上げはあると思いますが、円安効果がないので向かい風であることは変わらないからです(´･ω･｀)
日銀もこれから少しずつゆっくり利上げをするなら銀行株はまた上がて行きそうですが
円高で外国人観光客が減ればインバウンド銘柄や輸出関連銘柄は超向かい風になるので⛄
特に輸出関連銘柄の自動車や機械セクターは思いっきり超向かい風でそう(´；ω；`)
（まあその場合は買わずに空売りしとけばいいじゃないかって話ですけど）
＜今後の保有予定＞
・ネット銀行株全力アホールド
・ニトリは円高でおもいっきらげそうなので全部アホールド
・円高に弱そうな自動車株がリバウンドしたとこで新規売り
・米株のARMは買い増しありで長期アホールド
・NASDAQ投信もすべてFRBが利下げ止めるまではアホールド
米ドル円
NASDAQ
この記事へのコメント
1. Posted by ご連絡 2024年08月12日 17:50
> 安易な「植田日銀副総裁の発言が暴落のすべての原因だった」ことを証明しています
副は不要ですね。たぶん、コピペして削除し忘れてるだけだと思います
副は不要ですね。たぶん、コピペして削除し忘れてるだけだと思います
