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2023年12月15日

FRB、3会合連続利上げ見送り 来年は利下げ3回分を予想

米FRB、3会合連続据え置き 来年の利下げ開始を示唆
2023年12月14日午前 10:07 ロイター
米連邦準備理事会(FRB)は12月12日─13に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%で据え置いた。据え置きは3会合連続。同時に発表した最新の金利・経済見通しで、過去約2年にわたって実施した歴史的な金融引き締めは終わりを告げ、来年には金利が低下し始める可能性が示された。パウエル議長は、利下げの時期が次の問題だと述べた。
FRBはFOMC声明で、インフレ率は依然として高止まりしているとしながらも「この1年で緩和した」と指摘。インフレ率を目標の2%に戻すために適切な「いかなる追加的な金融政策の引き締めの程度(the extent of any additional policy firming)」を決めるに当たっても、経済と金融の動向を考慮すると表明した。金利・経済見通しでは、19人の政策担当者のうち17人が2024年末には政策金利が現在よりも低下するとの予想を示した。

インフレとの戦い転機、米利上げ終結へ 利下げ時期議論
2023年12月14日 11:30 日本経済新聞
米欧のインフレとの戦いは転換点を迎えた。米連邦準備理事会(FRB)が2022年3月に始めた利上げは事実上終結し、最大の焦点は24年の利下げ時期に変わった。世界経済のリスクは新型コロナウイルス禍を契機とした高インフレから、これまでの利上げに伴う景気減速の度合いに重心を移しつつある。13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に記者会見したパウエル議長は追加利上げではなく、利下げの時期を議論したと明言した。利上げは23年7月の会合が最後だったとみる市場の確信を裏付けた。
1年4カ月の利上げ期間は01年以降で最短で、計5.25%の利上げ幅は1980年代以降で最大となる。物価を熱しも冷やしもしない金利水準は2%程度に下がっており、今回はその倍を超える水準まで金融引き締めを実行したことになる。
FOMC参加者は同日の経済見通しで24年に3回分の利下げを予想し、9月の前回見通しの2回から下げ幅を大きくした。消費者物価の前年同月比上昇率は40年半ぶりの記録を更新した22年6月の9.1%から23年11月は3.1%まで鈍化。インフレ抑制に自信を深めているためだ。
ただし米国の政策金利は22年ぶりの高さで強い引き締め水準にある。政策金利の誘導目標であるフェデラルファンド(FF)金利の上限は物価上昇率を11月時点で2.36ポイント上回っており、その差は2007年8月以来の大きさだ。利下げに転じてもすぐに金融緩和に移るわけではなく、引き締めの度合いが弱まる程度だ。
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FRBの利下げ容認の記事を何個も書くと読み辛くなってしまうので1個にまとめました。
結論としては、これまで一貫して「FRBでは利下げの議論など1度もしていない
と強く否定していたパウエルFRB議長がハト派に寝返って利下げの検討開始を認めました。

これまでパウエル議長は利下げを一切容認しないと100%否定してきた人です(´・ω・`)
だからこそ年末〜年始にかけて、もしパウエル議長が利下げを容認するような姿勢を見せたり、利下げの検討を開始したと発言するようなことがあれば
激しいドル売りと円買いが起きるとこれまでブログで何回も何回も書いてきました

予想は見事に的中
あれほど烈火のごとく利上げを叫び、利下げ検討すら一切容認してこなかったパウエルが
いきなりハト派に寝返ってFRB内で利下げ検討をしてると認めてしまいましたΣ(・ω・ノ)ノ
しかも2024年内に利下げ3回というスケジュールの検討案まで出てることを認めました

ドル円チャート
https://fx.minkabu.jp/pair/USDJPY
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12/8のブログでドル円は足元で145〜146円まで一旦回復しそうだが天井はそのあたりで
もしパウエル議長が利下げを容認する発言をすれば激しい円高が起きると書きましたが、
このあたりの流れもすべて当たって、一時は140円割れ手前まで円高が進みました

一方、一旦は売り圧が減ったので来週12/18以降はしばらく円安に戻しそうです
うまく行けば142〜143円台まで円安に一度反発すると予測していますぬ(´・ω・`)
(144円台を回復する可能性はなくもないけど、もしあっても瞬間程度ってとこか)
もしこのまま140円台割れになるなら今週とっくに割ってると思うんですよね
今週まだ140円台割ってないってことはまだもう少し材料不足ってことじゃないでしょか

とはいえ年末のラストに日銀が何らかのコメントをして大晦日を迎える可能性はあります。
通常であれば年末12月下旬なんて為替はまったく動かなくなるのですが、
今回はFRBの理事やパウエル議長が追加的ななんらかの発言をする可能性が高いですし、
日銀植田総裁がいきなり利上げ発言をぶっこんでくる可能性が高い状況です
年末最終週の押し込みゴールがあるかもしれないので警戒は解くべきではないおね

年末〜年始だからと決して油断せず今回はに為替相場が大荒れしやすいと覚悟すべき。
年が明けてすぐにもまた誰かの発言で一波乱ありそうな気配が濃厚ですφ(.. )
(日米の中央銀行当局にて金融政策変更を控えてるので当然のことなんですが)

FRBが利下げを容認して間もない2024年の年明けは上旬から荒れそうな気配です。
まず為替市場が開いたばかりで流動性が低い時期にあたる1/4(木)深夜4時に
いきなり大きいのがあるんでまずこのあたりがすでに荒れそう(´・ω・`)
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/20231230
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日本がようやく正月連休が終わった直後にも大きな経済指標が待ち構えています。
特に1月上旬は2024年以降の金融政策について、あらためて日米中央銀行の当局者が本年の政策について発言をすることが多いのでここもミソです
金融政策に変更がないならそもそもあらためて談話を発表する必要すらないのですが、
今回は金融政策の変更があるのんでコメントや発言が出てきやすいからです(´・ω・`)
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/20231230
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ss2286234570 at 07:38│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 ドル円 | 為替

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