2023年12月09日
ネット証券2024年3月期2Q(2023年4月〜2023年9月) 四半期業績比較
SBIと楽天、無料化で顧客増 見送り組も「影響なし」―ネット証券
2023年11月22日07時12分 時事通信
インターネット証券大手のSBI証券と楽天証券が国内株の取引手数料を10月から無料化した。2社では無料化発表後の顧客獲得が大きく伸長。一方、見送った他のネット証券も「際立った影響は感じていない」(清明祐子マネックスグループ社長)といい、個人投資家が増えることによる市場全体の活性化を歓迎する声も上がる。SBI証券の9月の新規口座開設数は、無料化発表前の7月に比べ56.1%増。ライバルの楽天証券も1日あたりの開設数が、9月は前月比35.6%増。「これまでと全然違う伸び」(北尾吉孝SBIホールディングス会長兼社長)、「もくろみ通り順調」(三木谷浩史楽天グループ会長兼社長)と、そろって好調だ。
一方、他のネット証券の新規口座獲得も堅調で、「顧客の状況をモニタリングしているが、目立った動きはない」(二宮明雄auカブコム証券会長兼社長)という。むしろ「投資の裾野拡大につながるならば、効果はあるのではないか」(和里田聡松井証券社長)との見方も聞かれた。
楽天証券の口座数1000万超に 「NISA」拡充前に関心高まる
2023年12月5日 14時24分
優遇税制「NISA」が来年から拡充されるのを前に、投資や資産形成に対する関心が高まる中、ネット証券第2位の楽天証券の口座数が最大手のSBIホールディングスに続いて1000万を超えたことが分かりました。楽天証券の口座数はことし6月に900万を超えてからも増え続け、5日までに1000万を超えたということです。この会社では、50歳未満の顧客が全体の7割を占めているということで、NISAの拡充を前に若い世代を中心に将来の資産形成に対する関心が高まっていると見ています。
SBI証券 2024年3月期 第2四半期通期(2023/4〜2023/9)決算
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/tanshin_231110.pdfhttps://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/kessanshiryou_231110.pdf
営業収益1020億9,100万円(+26.3%)
営業収益1020億9,100万円(+26.3%)

営業利益 370億4,500万円(+40.6%)

経常利益 375億6,800万円(+48.8%)

当期利益 256億3,100万円(+48.3%)

楽天証券 2024年3月期 第2四半期通期(2023/4〜2023/9)決算
https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/disc_PDF/kessann_20231026_01.pdf
https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/disc_PDF/kessann_20231026_01.pdf
営業収益 596億9,000万円(+25.8%)

営業利益 181億4,900万円(+210.7%)

経常利益 179億4,500万円(+211.1%)

当期利益 125億1,300万円(+235.1%)

GMOフィナンシャルHD 2024年3月期 第2四半期通期(2023/4〜2023/9)決算
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS93479/b1c9a957/140120231031575953.pdf
https://www.gmofh.com/ir/news.htmlhttps://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS93479/b1c9a957/140120231031575953.pdf
営業収益 246億8,700万円(+12.8%)

営業利益 76億1,700万円(+52.7%)

経常利益 73億2,800万円(+45.6%)

当期利益 42億8,000万円(+396.2%)

松井証券 2024年3月期 第2四半期通期(2023/4〜2023/9)決算
営業収益 190億8,600万円(+27.9%)

営業利益 72億7,600万円(+28.5%)

経常利益 72億4,300万円(+29.4%)

当期利益 47億5,200万円(+23.1%)
https://kabu.com/pdf/Gykpdf/accountingline/shihanki2023_09.pdf
マネックスグループ 2024年3月期 第2四半期通期(2023/4〜2023/9)決算
https://www.monexgroup.jp/jp/news_release/irnews/auto_20231026572518/pdfFile.pdf
http://www.monexgroup.jp/jp/news_release.html
http://www.monexgroup.jp/jp/news_release.html
営業収益 448億8,600万円(+15.0%)

営業利益 不明
経常利益 55億1,000万円(+265.7%)

当期利益 42億5,700万円(+341.3%)

カブドットコム 2024年3月期 第2四半期通期(2023/4〜2023/9)決算
営業収益 113億9,400万円(+13.6%)

営業利益 20億3,600万円(+ 0.5%)

経常利益 20億3,000万円(+ 3.9%)

当期利益 10億4,000万円(−27.3%)

今回もネット証券の2024年度3月期2Qの決算をまとめて比べてみたにょ(σ´∀`)σ
マネックスはコインチェックを買収して会社の形が大きく変動したので
マネックス証券単体ではなくマネックスグループの決算で比較していますφ(.. )
同様に、クリック証券は単体決算を開示してないので
(文字数喰うし長くてめんどくさいので以下GMOFHDに省略)
さて今回もネット証券の第2四半期(2023年4月〜9月)の決算を比較してみますφ(.. )
結論からいえばいつものようにSBI証券の圧倒的な独走という結果になったようです。
営業収益(=売上高)だけでなく営業利益、経常利益でも突出してるのが分かります。
近年においてはSBIホールディングスの業績は野村證券ホールディングスや大和証券グループと遜色ないレベルまで成長してきていますφ(.. )
たった1代でというか、たった20年間でSBIグループを起こして野村證券ホールディングスや大和証券グループに追いつくというのは驚愕的ですらあります
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/kessanshiryou_231110.pdf#page=2

2023年は日経が大きく上げたので野村證券HDや大和証券Gも大きく伸びていましたが
株価があまり上がらない低調な状況が続けばあっという間に差を縮めていきそうですね。
今の感じで行けばあと2〜3年で追いつくんではないかと予想されますφ(.. )
ただし10月1日からSBI証券も楽天証券も日本株手数料を無料化に踏み切っているので
次回の第3四半期決算以降はそれなりに影響を受けてきそうです(´・ω・`)
今回の決算もどちらかといえば第一四半期(2023年4月〜6月)に株価が大きく上がった
ところで稼いでるので今期(2024年6月〜9月)はどのネット証券も落ち込んでいます
楽天証券は前回も書いた通り、投資信託の積立ポイントを引き下げたこともあってか
売上高はそう増えてないのに営業利益や経常利益がやたら増えていることがわかります。
2〜3年前から投信の手数料や運用委託報酬が大きく下がってきたので
付与ポイントを下げなければ投信部門が実質的に赤字だったのかもしれませんφ(.. )
過度に付与しすぎたポイント数を減らし、今年になってから急激に業績回復してます
GMOフィナンシャルHDは昨年GMOあおぞらネット銀行の減損とタイのネット証券子会社の特損とでダブルパンチで大きく業績を落としましたが
本業のFXやCFDは堅調だったため今年は好調な業績を維持しているようですぬφ(.. )
なおGMOフィナンシャルHDもマネックスGも仮想通貨事業は今のとこ赤字のようです。
ただ2024年以降はFRBが利下げを実施すると見込まれているので、NASDAQやグロース株や仮想通貨が大きく上げ始めると見込まれています
個人的には2023年1月から仮想通貨取引を数年ぶりに再開したのでビットコインをメインにしてかなり儲かってますが、仮想通貨自体はまだブームになっていません
おそらく2024年以降に国内でもまた仮想通貨ブームが再燃して、特に小型通貨が大きく上げるんじゃないかと予想しています(´・ω・`)
もし国内でもブームが再燃してて盛り上がってくれば仮想通貨事業も好転しそうです
(国内で仮想通貨ブームが再燃したら迷わず自分の保有分を売り払って逃げます
)
GMOフィナンシャルHDの仮想通貨事業
https://finance.logmi.jp/378669

マネックスグループの仮想通貨事業(コインチェック)
https://www.monexgroup.jp/jp/news_release/irnews/auto_20231026572518/pdfFile.pdf#page=7

来年からFRBが利下げを始めれば仮想通貨の上昇にも弾みがつくんではないかと思います。
またビットコインのETF承認が2024年以降に迫っているようなのでこれも追い風でそう
日本では2022〜2023年にかけて仮想通貨で痛手を受けた投資家が非常に多いといわれてるので、仮想通貨に手を出す流れがまだ起きていないようですが、
FRBの利下げとETF上場という大きな材料があるので資金が流れ込む可能性が高いです
子会社に仮想通貨大手を抱えてるGMOフィナンシャルHDとマネックスグループについては、2024年以降から仮想通貨事業の復活により追風効果が期待できそうですφ(.. )
あと11月頃からやたら為替が大きく動くようになったし、年明け以降も激しい円高の流れになる可能性が高いことを考えるとFX事業が収益アップに貢献してきそうです
カブドットコムはアメリカ株など各種商品サービスへの先行投資をしているらしく
その影響で業績が伸びてないみたいなことが決算資料に言い分けっぽく書いてありますた
しかし、2023年上半期はあれだけ日経が上がって株式市場が盛り上がったのにもかかわらず、証券事業に収益を依存してるカブコムがここまで業績が悪いのは予想外でした
一時はマネックスがダメすぎてカブコムが上位に立っていた時期もあったのですが(´・ω・`)
最近は手数料無料化や手数料無料化廃止とかのごたごたで客離れが進んでる気がします。
あと最近は使いやすかったスマホブラウザ画面を廃止したことで、ユーザーからやたら批判を集めてるようなので客離れが起きてるのかもしれません
松井証券(8628) 738円 −5円 (−0.67%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8628
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8628.T/chart
時価総額:1,913億円
マネックスグループ(8698) 686円 −14円 (−2.00%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8698
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8698.T/chart
時価総額:1,770億円
さて今回もネット証券の第2四半期(2023年4月〜9月)の決算を比較してみますφ(.. )
結論からいえばいつものようにSBI証券の圧倒的な独走という結果になったようです。
営業収益(=売上高)だけでなく営業利益、経常利益でも突出してるのが分かります。
近年においてはSBIホールディングスの業績は野村證券ホールディングスや大和証券グループと遜色ないレベルまで成長してきていますφ(.. )
たった1代でというか、たった20年間でSBIグループを起こして野村證券ホールディングスや大和証券グループに追いつくというのは驚愕的ですらあります

https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/kessanshiryou_231110.pdf#page=2

2023年は日経が大きく上げたので野村證券HDや大和証券Gも大きく伸びていましたが

株価があまり上がらない低調な状況が続けばあっという間に差を縮めていきそうですね。
今の感じで行けばあと2〜3年で追いつくんではないかと予想されますφ(.. )
ただし10月1日からSBI証券も楽天証券も日本株手数料を無料化に踏み切っているので
次回の第3四半期決算以降はそれなりに影響を受けてきそうです(´・ω・`)
今回の決算もどちらかといえば第一四半期(2023年4月〜6月)に株価が大きく上がった

ところで稼いでるので今期(2024年6月〜9月)はどのネット証券も落ち込んでいます

楽天証券は前回も書いた通り、投資信託の積立ポイントを引き下げたこともあってか
売上高はそう増えてないのに営業利益や経常利益がやたら増えていることがわかります。
2〜3年前から投信の手数料や運用委託報酬が大きく下がってきたので

過度に付与しすぎたポイント数を減らし、今年になってから急激に業績回復してます

GMOフィナンシャルHDは昨年GMOあおぞらネット銀行の減損とタイのネット証券子会社の特損とでダブルパンチで大きく業績を落としましたが

本業のFXやCFDは堅調だったため今年は好調な業績を維持しているようですぬφ(.. )
なおGMOフィナンシャルHDもマネックスGも仮想通貨事業は今のとこ赤字のようです。
ただ2024年以降はFRBが利下げを実施すると見込まれているので、NASDAQやグロース株や仮想通貨が大きく上げ始めると見込まれています

個人的には2023年1月から仮想通貨取引を数年ぶりに再開したのでビットコインをメインにしてかなり儲かってますが、仮想通貨自体はまだブームになっていません

おそらく2024年以降に国内でもまた仮想通貨ブームが再燃して、特に小型通貨が大きく上げるんじゃないかと予想しています(´・ω・`)
もし国内でもブームが再燃してて盛り上がってくれば仮想通貨事業も好転しそうです

(国内で仮想通貨ブームが再燃したら迷わず自分の保有分を売り払って逃げます

GMOフィナンシャルHDの仮想通貨事業
https://finance.logmi.jp/378669

マネックスグループの仮想通貨事業(コインチェック)
https://www.monexgroup.jp/jp/news_release/irnews/auto_20231026572518/pdfFile.pdf#page=7

来年からFRBが利下げを始めれば仮想通貨の上昇にも弾みがつくんではないかと思います。
またビットコインのETF承認が2024年以降に迫っているようなのでこれも追い風でそう

日本では2022〜2023年にかけて仮想通貨で痛手を受けた投資家が非常に多いといわれてるので、仮想通貨に手を出す流れがまだ起きていないようですが、
FRBの利下げとETF上場という大きな材料があるので資金が流れ込む可能性が高いです

子会社に仮想通貨大手を抱えてるGMOフィナンシャルHDとマネックスグループについては、2024年以降から仮想通貨事業の復活により追風効果が期待できそうですφ(.. )
あと11月頃からやたら為替が大きく動くようになったし、年明け以降も激しい円高の流れになる可能性が高いことを考えるとFX事業が収益アップに貢献してきそうです

カブドットコムはアメリカ株など各種商品サービスへの先行投資をしているらしく
その影響で業績が伸びてないみたいなことが決算資料に言い分けっぽく書いてありますた

しかし、2023年上半期はあれだけ日経が上がって株式市場が盛り上がったのにもかかわらず、証券事業に収益を依存してるカブコムがここまで業績が悪いのは予想外でした

一時はマネックスがダメすぎてカブコムが上位に立っていた時期もあったのですが(´・ω・`)
最近は手数料無料化や手数料無料化廃止とかのごたごたで客離れが進んでる気がします。
あと最近は使いやすかったスマホブラウザ画面を廃止したことで、ユーザーからやたら批判を集めてるようなので客離れが起きてるのかもしれません

松井証券(8628) 738円 −5円 (−0.67%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=8628
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8628.T/chart
時価総額:1,913億円
マネックスグループ(8698) 686円 −14円 (−2.00%)

https://kabutan.jp/stock/chart?code=8698
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8698.T/chart
時価総額:1,770億円
2023年11月09日
ネット証券2024年3月期1.Q(2023年4月〜2023年6月) 四半期業績比較
2023年11月04日
ネット証券4Q(2022年4月〜2023年3月) 四半期業績比較
2022年08月27日
ネット証券1Q(2022年4月〜2022年6月) 四半期業績比較
2022年05月15日
(仮)ネット証券 4Q(2021年4月〜2022年3月) 通期業績比較
この記事へのコメント
1. Posted by あらら 2023年12月13日 23:05
また北尾がやらかしてるのにスルーですかな?
あれ、絶対に許される事ではないよね。
SBIって昔からほんとこんな事ばかりしてる。
あれ、絶対に許される事ではないよね。
SBIって昔からほんとこんな事ばかりしてる。
2. Posted by (・v・`*) なつ☆ていおう 2023年12月14日 01:43
SBI証券についての記事は書くけど、他の記事を先に書いてるから順番的には後かな。
3. Posted by あらら 2023年12月28日 21:12
マネックスが、カナダのBTC、イーサリアム現物ETF運営会社を買収しちゃったね。
すると、現物ETFの売買に伴い、コインチェック経由で注文が入るという、ただ注文を取継ぐSBIや楽天とは違った循環が生まれるね。
すると、現物ETFの売買に伴い、コインチェック経由で注文が入るという、ただ注文を取継ぐSBIや楽天とは違った循環が生まれるね。