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2023年09月22日

100%超インフレで集団略奪が横行するアルゼンチン…救世主は極右の自由至上主義者

アルゼンチンのインフレ率、8月は124% 通貨安で加速
2023年9月14日 5:37 日本経済新聞
アルゼンチン国家統計局(INDEC)が13日発表した2023年8月の消費者物価指数は、前年同月比124.4%上昇となった。1991年8月(144.4%)以来、32年ぶりの大きな上昇率だった。中央銀行が8月に通貨を切り下げたため、輸入物価の上昇でインフレが加速している。
100%を上回るのは7カ月連続。8月1カ月間の上昇率は12.4%と、前月(6.3%)を大幅に上回った。1991年2月(27%)以来の大きい上昇率だった。食料品やサービスなど、価格は軒並み上がっている。
アルゼンチンでは10月22日に大統領選挙が予定されている。8月の予備選挙では、中銀廃止など過激な主張の右派ハビエル・ミレイ下院議員が得票率で首位となった。中道右派の主要野党連合、反米左派の与党との三つどもえで11月の決選投票にもつれ込むとの見方が多い。

アルゼンチン大統領予備選、極右ミレイ氏が首位
2023年8月14日 14:58 日本経済新聞
南米アルゼンチンで13日、大統領選の予備選挙が実施され、極右と呼ばれる第三極のハビエル・ミレイ下院議員が首位となった。年率100%超というインフレに直面するなか、同氏の過激な主張に国民の支持が集まった。右派の経済学者であるミレイ氏はテレビ番組での過激な言動が人気となり、21年に下院議員に就任した。公共支出の大幅削減や中央銀行の廃止といったリバタリアン(自由至上主義)の主張が目立っている。人工妊娠中絶にも反対する。

100%超インフレで集団略奪が横行するアルゼンチン…救世主は極右の自由至上主義者
2023/09/15 YouTube
アルゼンチン全土で今、スーパーマーケットなどを襲う集団略奪行為が多発している。その背景にあるのは7カ月連続で100%超上昇しているインフレだ。こうした厳しい経済状況が10月の大統領選にも影響している。8月13日の予備選挙では事前予想を覆し、第三極の野党候補で極右のリバタリアン=自由至上主義者のミレイ下院議員が首位となったのだ。若者などを中心に急激に支持を伸ばしている「アルゼンチンのトランプ」とも呼ばれているミレイ氏とはいったいどのような人物なのか…。



アルゼンチンはこないだサッカーW杯で優勝し、最近ではラグビーでも話題になってる国。
ラグビーでもアルゼンチンの応援で観客が多かったんで、てっきりもっとまともな状態なのかと思ってたら予想した以上に地獄のような様相ですね👹

超インフレで国や経済が混乱してるのは以前と同じなのでそのへんは大差ないんですが
数十人〜数百人単位で強盗が衣料品やスーパーを襲ってるとかなかなかの光景でした。
しかも反撃のために、スーパー側は重い鉄の扉を付けたり、銃で武装して強盗と戦うとかまるで映画かなにかのようなショッキングな動画でした

しかも次の選挙では野党の極右の自由市場主義者ミレイ下院議員は「中央銀行を廃止しろと主張してるようで、本当に当選したらさらに混乱が広がりそうです。
もともと不正や脱税や賄賂が横行してるんで国民が既存の政党や政治家に失望してるのは当然なんですが、より過激な政治家をリーダーにするのはさらに危険でそ

一方で日本の中央銀行もインフレなのに金融緩和とマイナス金利継続というかなりちぐはぐな政策を続けてるので弊害がこのところ目立ってきてるのも事実です
これまではずっと物価が上がらずにデフレが続いてたので、日銀自身もインフレによるダメージを少し甘く見ていた面もあっただろうと思われます(´・ω・`)
まあそうは言っても利上げすればいいってもんでもないし、経済的マイナス面も事実です

今のところは2024年以降からマイナス金利が廃止されるのではないかと予測されてます。
足元の数値や現日銀総裁のこれまでの動きや判断を見ている限りでは、マイナス金利廃止は前倒しして2023年12月あたりにも実施するんじゃないでしょうか
あまりマイナス金利を放置してると他国との金利差の影響で円安に歯止めが効かないので




ss2286234570 at 06:57│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 為替 | 政治

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