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2023年07月19日

ECB(欧州中央銀行)が利上げに消極姿勢 かつ米CPI・PPIも低下

ECBクノット氏、9月利上げの見通しに反論−確約されていない
2023年7月18日 18:03 ブルームバーグ
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は18日、来週の会合より後の引き締めは何も確約されていないと述べ、前例のないペースで進めてきた利上げを近く休止する可能性があると示唆した。
クノット氏の発言は、ECBが0.25ポイントの利上げをあと2回行い、中銀預金金利を4%にするという市場やアナリストの期待は行き過ぎである可能性を示唆する。発言を受けてトレーダーはECBの利上げ見通しを後退させ、国債は上げを拡大、ユーロはドルに対してほぼ1年半ぶりの高値から反落した。

CPI鈍化で株続伸、金利は急低下−ドル一時138円16銭
2023年7月13日 5:52 ブルームバーグ
12日の米株式相場は3営業日続伸。米消費者物価指数(CPI)が鈍化し、利上げの終了が近いとの観測が高まった。6月のCPIは前年同月比3%上昇。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前年同月比4.8%上昇と、2021年終盤以来の低い伸びとなった。ただ、米金融当局の目標はまだ大きく上回っている。
年内の追加利上げの織り込みが低下する中、短期債を中心に利回りが低下。今月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で0.25ポイントの利上げが決定される可能性はまだ非常に高いとみられているが、さらにもう1回実施されるとの見方は後退した。


7月に入ってから欧米の経済指標がどれもインフレ鈍化を示し始めました(´・ω・`)
本来ならFRBは7月と9月にそれぞれ0.25%の利上げを2回行うと予想されていましたが、ここにきてインフレ鈍化が目立ってきたので利上げ予想も下振れの様子
現在のところ市場側の予測では9月の利上げはないだろうという予測が強まってます
まああくまで市場側での予想なので実際に利上げ回数が2回から1回に減るかは不明ですが、インフレの鈍化傾向が強まってるのでもうすぐ利上げが停止だろうってわけですね

足元でFRBの利上げ回数が1回に減るんじゃないかって予測が強まってる影響で、さらに言えば利上げがもうすぐ停止されて、2024年から利下げ開始期待もあって
S&P500やNASDAQ指数が先週あたりからやたら強く上げているようですφ(.. )
いずれにせよ、年内のどこかで米国の利上げが停止され、2024年以降から利下げが始まるという流れが強くなればアメリカのグロース株がより一層上がりそうです

ちなみに、なつさんが2022年11〜12月に泣きながら買い下がって購入してたNASDAQ連動型投信はその後いい感じに上がっていて、すでに+30%以上の上昇です
ちょうどあの頃FRB議長のパウエルが毎月0.75%の利上げしてたのを徐々に縮小させるという発言してたんで、ここらで反発開始かなと予想したからです(*´∀`*)ムフー

NASDAQ
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
0808












S&P500
https://us.kabutan.jp/indexes/%5ESPX/chart

ドル円チャート
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
0707












直近では急にドルが売られて円が買われていきなり137円まで円高になりました
これは日銀が7月末にもYCC修正するんじゃないかという予測が強まったからです。
ただ実際には否定されてしまったので7月のYCC修正はなさそうだって事になりました。

直近で大きなニュースとしてはECB(欧州中央銀行)の幹部が利上げを休止する可能性があるとかなり踏み込んだ表現で地ならし発言をしたことですφ(.. )
もちろんあの発言は「勝手にしゃべった」わけではなく、ECB全体としての総論を匂わせながら地ならしのためにあえて触れてるんだろうと思われますΣ(゚д゚;)
おそらく今後よほどの大きな変化や材料がなければ、あの厳しいラガルド総裁も利上げ停止という判断する日が近づいているものと予想できます

岐阜暴威さんは現在ドル円をLポジ建ててるみたいです。直近はYCC修正騒動で急激に円高に振れて137円まで突っ込むというかなり激しい動きでしたが、
YCC修正の懸念が引っ込んだことで現在はリバウンドしながら円安に振れています

しかし、来週は7/27(木)深夜3時以降からFOMCと政策金利発表がありパウエルFRB議長の発言という非常に大きなイベントが控えていますΣ(・ω・ノ)ノ
もしここで9月の利上げ見送りを匂わすような発言や利上げ停止に触れる発言があったら、またドルが売られて円が買われる流れに一転するかもしれません
しかも7/27(木)21時半からECB(欧州中央銀行)の政策金利発表もあるので、ここで8月以降の利上げ見送りや停止について触れるような発言があったならば
ユーロとかポンドが売られて円が買われる流れが加速する可能性があるでそう(´・ω・`)

アメリカ・欧州での利上げ停止や見送りはアメリカ株の特にグロース株の上昇に直結する非常に大きなシグナルなので、日本のグロース株やハイテク株にもプラス効果です
一方で為替が円高になればそれはそれで日本株が売られるのでマイナス面もはらんでます
来週の7/27(木)以降は政策金利や発言によって大きく荒れる可能性があり要注意です。

経済指標カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/
0708








ss2286234570 at 22:10│Comments(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 株式市況 | 日本株

この記事へのコメント

1. Posted by あいうけお   2023年07月23日 07:39
長期的には日米金利差が縮まろうと、円安基調だと思ってます
国内は円を刷りすぎてるので、変動為替相場制の下、ハイパーインフレーションは起きませんが円の価値が為替で緩やかに減価してるというのが、今起きてる事象だと思ってます
まあ違ってるかもしれませんが

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