スイングトレード ★ 日記.（Blog）

2023年06月27日13時08分　Kabutan

アンジェス[4563] 行使価額修正条項付新株予約権

発行数…44万6393個(1個=100株)
発行価格…19円
当初行使価額…122円
下限行使価額…74円
修正条項…前日終値94％
割当先…BofA証券
希薄化…24.99％
調達資金使途(約54.18億円)
・研究開発費用
・製造販売費用

— 矢澤にこ (@nicoDisclosure) June 26, 2023

ガチでこんなかでアンジェス代が一番クソやわ https://t.co/GwiiSi0LRm

— ばっくれ十郎行家(荒木道糞 (@hannsinnmozyao) September 26, 2022

森下教授の自宅は要塞のようです。
社長の家〜日本の豪邸写真集
上場企業の歴代社長の自宅や学歴、政治家、芸能人などの豪邸紹介。7000軒超の家を公開中。
【アンジェス】森下竜一https://t.co/XnflOxnuFG

— クソ株 探偵団 (@PlPFke9fS9c2r2N) November 5, 2021

https://kabutan.jp/stock/finance?code=4563











恒例行事のようにアンジェスがまたMSワラントを発行して54億円調達するようです
しかし具体的に決算を見ていくと、昨年147億円の最終損失で今年度は100億円の最終損失を計上する予定となってるんで「全然足りねえじゃん！」という結果になります。

アンジェスみたいな大赤字で信用力のない会社には銀行はまったく金を貸しません
しょうもない研究開発施設を担保に入れて金借りるというのもまず無理ですね(´･ω･｀)
ということで創薬系赤字ベンチャーはMSCBかMSワラントを発行するしかありません
なぜなら銀行から金借りるなんてまず無理なんで株券刷るしかないからです。
むろん赤字バイオに黒字化する可能性ほぼないんで、一生株券刷るしかありません

アンジェスはMSワラントで手にした資金を毎回、「研究開発費」や「製造販売費」に充てると説明してますが正直いって資金の使い道が怪しいですよね
・高給取りの従業員への給与やボーナス
・経営陣への高額な役員報酬
・不動産費用、研究所の維持費

アンジェスに限らず創薬系赤字バイオは本当に研究開発してるのかがまず謎でそ(´･ω･｀)
印刷で手に入れた資金はほぼ賃金や飲み食い、不動産費用で消えているかもしれません
赤字バイオは上場して以降もほぼなんの実績も残してないし、結果も出てません。
実際にどれほどの割合の資金を研究費に充ててるのかまず説明すべきですおね(ﾟдﾟ)､ﾍﾟｯ

MSワラントなどによる株券印刷は非難されがちですが、一方では不可欠な経済行為です。
なぜならこの手のスキームで資金を調達できなかったらすぐ倒産してしまうから
赤字バイオは今後何十年も、おそらく永久に株券印刷だけやって延命するだけですが
そうは言っても資金調達できなかったら株主が持ってる株券は紙くずですからね

「どんなに恐ろしい株券希薄化をやっても、たくさんの可哀そうな株主をあやつっても
　MSワラントから離れては、株主は生きられないのよ！」














アンジェス（4564） 111円　−9円 （−7.5%）
https://kabutan.jp/stock/chart?code=4563
https://finance.yahoo.co.jp/quote/4563.T/chart
アンジェスの株券印刷はたしかに株式価値の希薄化を永久に引き起こし続けますが
さりとて、株券印刷を中止すれば希薄化どころか株券は紙くずになるだけ
当面の生活費が入ってきてもうしばらく延命できることが決まったわけですから
のど元過ぎればまたしょうもないネタで株価が上がることもあるんじゃないでしょうか