2023年05月16日
5/16株式市況 楽天グループ、最大3,000億円の増資発表
楽天G、最大3300億円の増資発表 公募・第三者割当で
2023年5月16日 15:41 日本経済新聞
楽天グループは16日、公募増資と三木谷浩史会長兼社長の資産管理会社などへの第三者割当増資で最大約3300億円を調達すると発表した。携帯電話事業の設備投資の負担が重荷となり最終赤字が続く。投資家などからも広く資金を調達し財務基盤の改善を急ぐ。公募増資は国内で普通株式を2億3405万株、海外では需要に応じた追加売り出し(オーバーアロットメント)も含め2億3405万株を新たに発行する。価格は投資家の需要を見ながら24〜29日に決める。第三者割当増資はサイバーエージェント、東急、三木谷氏が代表を務める三木谷興産(東京・港)など計4社が7879万株を引き受け、楽天は計420億円を調達。公募増資と第三者割当増資で増加する株式数は最大5億4690万株で、現在の発行済み株式総数の34%にあたる。
楽天Gの増資計画と新ローミング契約は信用力にプラス−S&P
2023年5月16日 16:10 ロイター
S&Pグローバル・レーティングは楽天グループについて、新株の発行により大規模な非負債性の資金調達を実現し、フリーオペレーティング・キャッシュフローの赤字埋め合わせに充当できれば、信用力にプラスになるとの見解を16日、明らかにした。
楽天Gが公募増資などで約3300億円調達、サイバーAが資本参加へ
2023年5月16日 13:55 ブルームバーグ
楽天グループは16日、公募増資などで3320億円規模の資金を調達すると発表した。国内外の投資家に販売する。そのうち、第三者割当増資では三木谷浩史社長の関連会社とサイバーエージェント、東急などに割り当てる。
楽天Gの開示資料によると、公募増資による調達額は約2900億円で、第三者割当では420億円。ジョイント・グローバル・コーディネーターは大和証券グループ本社、みずほフィナンシャルグループ、ゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレー。需要状況を勘案し、早ければ24日に発行価格を決定する。ディスカウント率は3ー5%。
楽天Gが先週発表した1−3月(2023年第1四半期)期の業績はモバイル事業で1027億円の損失を計上したことから、純損益は826億円の赤字となった。前年同期の918億円の赤字からは回復基調にあるものの自己資本比率は12月末の3.9%から3.5%に低下、グループにとって資金調達が大きな課題となっていた。
ブルームバーグのデータによると、楽天Gは23年から25年にかけて約8600億円相当の社債が償還期限を迎える見通し。楽天Gの株価は16日午前、一時前日比6.7%安の600円まで下落。前日に公募増資や第三者割当増資などさまざまな財務戦略の施策を検討していると発表したことから売りが先行していた。終値は前日比5.1%安の610円。
楽天[4755] PO発表
— 矢澤にこ (@nicoDisclosure) May 16, 2023
国内新株発行…2億3405万1000株
海外新株発行…2億3405万1000株
第三者割当増資…7879.9万株
割当先
・三木谷興産…2814.25万株
・スピリット…2814.25万株
・サイバーエージェント[4751]…1876.17万株
・東急[9005]…375.23万株
希薄化…34.34%
楽天グループ(4755) 620円 (+10円)大引け10分前に公募増資報道時が出た楽天の株価チャート、千賀のお化けフォークより落差がきつい pic.twitter.com/D1leZzHEvs
— ヒロユキ (@hirob0911) May 15, 2023
https://kabutan.jp/stock/chart?code=4755
https://finance.yahoo.co.jp/quote/4755.T/chart
時価総額9,873億円
大株主
https://kabutan.jp/stock/holder?code=4755
◆マイナス要因
・時価総額1兆1,000億円だったとこに最大3,300億円もの公募増資発表、希薄化34%
◆プラス材料
・ぶっちゃけ債務超過リスクあったんで質のいい増資でリスクを回避できそう
・三木谷家自身も増資に応じて責任負って自腹で増資資金を払い込む
・昔サイバーエージェント乗っ取り回避に協力してくれた盟友CAの藤田氏が増資支援
・東急というわりと筋のいい会社が増資に応じてくれた
・KDDIとのローミング契約締結でコストを圧縮できる
楽天が希薄化34%という大規模な公募増資を行うことを発表しましたΣ(・ω・ノ)ノ
かなりの希薄化なのでここからさらに下げる可能性も十分あり得るでしょうし、
今すぐに株価が反発してうんぬんといった状態になるとも思っていません
まあロイターかどこかに社内の情報をすっぱ抜かれてしまい場中に情報が流れたことで、結果的にサイダーまがいの株価急落が起きたことは確かにマイナスともいえるでしょう
しかし、増資以外にもKDDとの提携で楽天モバイルの費用コストを圧縮できそうだし
なにより増資によって債務超過になる可能性を回避できそうな点は大幅プラスポイント
増資で得た資金で社債返済の資金に充ててもいいし、資本を厚くしてもいいわけだし、
特に財務面が改善すれば信用面がプラスになるとS&Pもはっきり認めています
たしかに株価的には2〜3か月間くらいはマイナス影響を受けることは避けられないだろけど、2〜3年くらいのスパンで考えたら今回の公募増資は起きな分水嶺になるでしょう
長い目で見れば非常にプラス要素の大きい良い増資になるだろうと考えますφ(.. )
例えば、アンジェスなんかはMSCB発行しまくって株券希薄化やりまくりのくせに
経営者である森下は自腹で増資を引き受けるなんてことはまったくしないカスだおね
増資で得た資金で従業員に給料配って役員報酬ももらって豪邸建てるようですが
アンジェスは常に赤字で損失垂れ流すだけで株主には何一つ報いるものはありません
経営者で株券印刷するのに自社株はほとんどもてないまさにドカスと言えます(´・ω・`)
https://kabutan.jp/stock/holder?code=4563
現状では、経営者を首にならないよう三木谷は一定割合の株券を所有しているわけですが
持ち株比率を下げないためにも自腹で増資に応じて資金を払い込むのは評価できます
少なくとも楽天モバイルの始末に自腹で応じるというのは責任を果たしてるということ。
盟友のサイバーエージェントの藤田氏にも頼み込んで応援してもらったわけなので
ここからはいい加減なことやって、盟友の大損与えて迷惑をかけるわけにもいかないので、三木谷も不退転の決意でコスト削減と経営改善に取り組んでくでしょうφ(.. )
オーナー経営者が自らが責任を負って背水の陣で挑む決意を見せたのはプラスポイント
すぐにではなくても、2〜3年後には良い方に向かってくだろうと感じます(*´∀`*)ムフー
今回の公募増資は長い目で見れば大きなターニングポイントになる可能性が高いでそ
2年くらい持ってれば2.0〜2.5倍くらいのリターンは期待できるんじゃないでそかφ(.. )