2023年03月04日
米国株、ダウ続伸し387ドル高 長期金利低下で ナスダック続伸
米国株、ダウ続伸し387ドル高 長期金利低下で ナスダック続伸
2023年3月4日 6:22 日本経済新聞
3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、前日比387ドル40セント(1.2%)高の3万3390ドル97セントで終えた。前日に一時4.09%と昨年11月以来の高水準を付けた長期金利が3.9%台後半に低下。相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが広がった。
前日にアトランタ連銀のボスティック総裁が21〜22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「0.25%の利上げに断固賛成する」と述べた。0.5%の大幅利上げへの警戒感が後退し、前日に続いて株買いを促した。ダウ平均は2日間で729ドル上昇した。
3日発表の2月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が55.1と市場予想(54.3)を上回った。米景気堅調が確認された一方で「米連邦準備理事会(FRB)の利上げ長期化観測を強めるほどの内容ではなく、株式投資家にとって良いあんばいだった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。前日比226.024ポイント(2.0%)高の1万1689.006で終えた。検索サイトのアルファベットや半導体のエヌビディアが上昇した。仮想現実(VR)ゴーグルの値下げを発表した交流サイトのメタプラットフォームズは6%高で終えた。

ドル買い後退、金利上昇一服、アトランタ連銀総裁が夏の利上げ停止の可能性示唆
2023/3/3 4:32 FISCO
NY外為市場でドル買いが一段落した。ボスティック米アトランタ連銀総裁がデータ次第としながらも3月連邦公開市場委員会(FOMC)で25BPが好ましいと段階的な利上げを支持する姿勢を示したほか、夏の利上げ停止の可能性に言及したため金利の上昇が一段落した。短期金融市場では50BPの利上げの可能性も織り込み始めた。
カナダ中銀、年内は金利維持 来年初に利下げへ=議会予算担当官
2023年3月3日3:55 ロイター
カナダのイブ・ジルー議会予算担当官は2日、カナダ銀行(中央銀行)は年末まで主要政策金利を現行の4.5%で維持し、2024年1月に利下げに着手するとの見通しを示した。
報告書で「カナダ中銀は年末まで『一時停止』を維持すると予想している」と指摘。インフレ率が2%目標に回帰しつつあることから「カナダ中銀は来年初めに政策金利の引き下げを開始するだろう」とし、24年12月までに政策金利が2.5%に低下すると見込んだ。

NYダウ 33,390 +387.40 (+1.17%)
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EDJI/chart
NASDAQ指数 11,689 +226.02 (+1.97%)
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart

2日連続でダウとNASDAQが上げてますが目先の値動き自体は気にしてないですφ(.. )
これからも上げたり、下げたりの繰り返しなので短期の動きは予想できないので。
チャートで注目すべきなのはNASDAQの月足チャートが上値抵抗線を突き抜けてること

FRBの金利政策によほど大きな変更がない限りはNASDAQは上げていくでそ(*´∀`*)ムフー
今回着目すべきなのは2点。カナダ中銀の金利政策予測とFRBの年内の金利政策です

特に重要なのはカナダの中央銀行の将来的な金利政策ですね(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
なぜならカナダの中銀はFRBの金利政策の先行指数になることが非常に多いからです。
カナダの中銀も実はこれまでも利下げについて踏み込んだ発言はなかったのですが
カナダ中銀は2024年1月から利下げに着手するとの見通しを出してます。
これは非常に大きな判断であり、多くな材料であると感じています(`・ω・´)
先行指数であるカナダ中銀が2024年1月にも利下げ予定であると認めてるってことは
おそらく3〜5月中にもパウエル議長もこれに習う発言をする可能性が高いでしょう。
(まあ3〜5月なのかはあくまで推測ですけど方向性は同じ基調でしょう)
FRB高官もパウエル議長も今のところ夏までは利上げをすると明言しています。
市場ではFRBが0.5%の利上げに踏み切るのではないかと疑念がまいていましたが
タカ派FRB高官が「0.5%ではなく0.25%の利上げがふさわしい」と発言してることで
今週はアメリカ株は回復傾向ですが、ハト派ではなくタカ派FRB高官の発言なので
おそらく3月以降のFRBの利上げについてもパウエルは0.25%を選択しそうな流れです

もし2023年3〜5月にパウエル議長が2024年1月以降の利下げに触れる発言をするなら
NASDAQはテクニカルだけでなく、ファンダメンタルでも上昇基調に乗るでしょう

利下げ発言がいつになるのかは不明ですし、波乱の可能性ももちろんあるんですが
口の堅いパウエル議長が利下げのスケジュールを今後口にすれようであれば
NASDAQ上昇の号砲が鳴り、1.5〜2年間ほどNASDAQが上がると予想してます

ちなみにNASDAQ投信は2022年11月〜2023年1月までずっと買い増してきたので
前にも書いた通り、2025年初夏頃に保有して全部売る予定ですにょ(σ´∀`)σ
メインの上昇期間はおそらく2023年6月〜2025年6月頃になるんじゃないでしょうか

(当初より2024年1月から2年かけて利下げを実施すると予想しているので)