2023年01月26日
1/26為替市況 カナダ中銀 利上げ幅を0.25%に縮小
カナダ中銀、利下げ「検討していない」=総裁
2023年1月26日7:21 ロイター
カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は25日、カナダのインフレ率はなお6%を超えているとし、現時点では一段の利上げが必要かどうかに注目しており、利下げは考えていないと述べた。カナダ中銀はこの日、0.25%ポイントの利上げを決定したが、これまでの利上げの累積効果を見極めるために利上げをいったん停止する可能性を示唆した。
マックレム総裁はロイターのインタビューで「状況が正常に戻り始める中、ある時点で緩やかな利下げが検討されるだろう」と指摘。ただ「インフレ率はまだ6%を超えている。利下げについて協議していない。検討さえもしていない。十分な措置を取ったかどうか自問している。(利上げの)一時停止は、十分なことを行ったか検証するためだ」と語った。
カナダ中銀、利上げ幅0.25%に縮小 一時停止も表明
2023年1月26日 1:02 日本経済新聞
カナダ銀行(中央銀行)は25日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を0.25%引き上げて4.5%にしたと発表した。利上げは8会合連続で、引き上げ幅は前回の0.5%から縮小した。声明文では、経済・物価情勢が現在の見通しに沿って進んだ場合は「政策金利を現在の水準で維持する」方針を明記。マックレム総裁は記者会見で、これまでの利上げによる物価抑制効果を見極める考えを示した。
カナダ国債の保有を減らす量的引き締めの継続も決めた。マックレム総裁は「いまは物価上昇率を2%の目標に戻すうえで、金融政策が十分に引き締め的かを評価する時間だ」と説明。「利上げ停止は条件付きのものだ」とも繰り返し強調し、インフレが想定より根強いと判断したら「金利をさらに引き上げる用意がある」と語った。「利下げについて話をするのは早すぎる」とも述べ、市場の緩みをけん制した。
カナダ中銀は20年3月に新型コロナ対応で政策金利を0.25%まで下げ、その水準を2年間維持してきた。景気回復やインフレ加速を踏まえて22年3月に利上げを始め、同年7月には通常の引き上げ幅の4倍となる1%の利上げを実施。その後は上げ幅を徐々に縮め、9月は0.75%、10月と12月は0.5%とした。
先進国の中銀では米連邦準備理事会(FRB)も22年12月、利上げ幅をそれまでの0.75%から0.5%に縮めた。1月31日〜2月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%に縮小する公算が大きい。
国内金利上昇に備えを、金融庁が地銀トップに要請−関係者
2023年1月27日 15:30 ブルームバーグ
金融庁幹部が地方銀行のトップに対し、上昇局面にある国内金利の動向を踏まえ、ポートフォリオや信用コストなどへの影響を経営者が的確に分析・把握し、市場変動対応に優先的に取り組むよう促していることが分かった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
アメリカの金利の先行指数といわれるのがカナダ中銀とオーストライクの中銀です。
1/25ついにカナダ中銀が利上げ幅を0.25%に縮小するという発表をしましたφ(.. )
FRBのタカ派のウォーラー理事が0.25%の利上げに言及しておりおそらく0.25%でしょう。
2/1にFRBの政策金利発表とパウエル議長の会見が予定されていますφ(.. )
(正確にいうと日本時間の2/2の朝4時です)
この場でパウエル議長が何をしゃべるかに非常に注目が集まっています(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
まあ実際には2/1の政策金利発表は0.25%の利上げで終わることが強く予想されています。
おそらく利上げ幅については波乱はなく、予想通りに着地するでしょうφ(.. )
経済カレンダー
https://www.gaikaex.com/gaikaex/mark/calendar/

ちなみにパウエル議長は2022年12月末の会見では具体的な話をしませんでした

「政策金利についての動向については足元のデータを確認しながら決める」とのみ言っただけで、今後の先行きなどには何も触れずにそのまま終わりました

2/1の会見の場でパウエルがなにを話すかで決定的に大きな分岐点になるでしょう

もしカナダ中銀のマックレム総裁のように「利上げを一旦停止して、利上げ政策の効果を検証する」という利上げ停止を示唆するような発言をするようであれば
即座にドルが売られて円が買われる流れになるし、ハイテク株が急騰するでしょう

利上げの停止はそのまま利下げが近づいていることを予感させてしまうからですφ(.. )
もし利上げ停止なら6〜8月あたりまで利上げを見送って、年内の利上げはせいぜいあと1回あるかないかとなってしまうので米ドルは売られやすくなってしまいます

利下げの予想が強くなればグロース株、NASDAQ、仮想通貨が急騰する流れでそう

しかし一方で、パウエル議長がこれまでの主張を曲げずにデータを見ながら決めるとのみ発言して、今後の利上げ見通しや予定を何も話さないようであったならば
むしろ失望して短期的にドル買い&円安に動く可能性も残っていますΣ(・ω・ノ)ノ
そうなれば短期的に期待で上げてきたNASDAQや仮想通貨が売られる展開になるでそね

このあたりは予想し辛いのでどっちに転ぶこともありえると思われるので注意です

ビットコインチャート
https://cc.minkabu.jp/pair/BTC_JPY
NASDAQチャート
https://us.kabutan.jp/indexes/%5EIXIC/chart
