2022年02月04日
松井証券、米国株サービス詳細を公表
松井証券、米国株サービス詳細を公表 リアルタイム株価情報を無料提供
2022年01月27日 15時41分 ITmedia
松井証券は、2月下旬に開始する米国株サービスの詳細を明らかにした。当初、GAFAMやテスラをはじめ、指数連動のETFなど米国上場の400銘柄を取り扱う。1月29日から、口座開設を受け付ける。
手数料体系は約定代金の0.495%と、ネット証券大手5社と同等。売買の都度、ドルを売買する円貨決済を採用しており、為替手数料は1ドルあたり25銭とする。また、配当金受け取り時の為替手数料はかからない。
PC版Webサイトのほか、3月下旬にはスマートフォンアプリも提供する予定。リアルタイム株価情報を、口座開設者に無料で提供する。また、深夜0時まで電話で利用できる無料の米国株専用サポート窓口を用意する。
松井証券は2月下旬に米国株サービス開始予定とかなりまだまだ後だし
米国株のサービスすら開始してないのに必死になってプレスリリース頑張ってますね

それもそのはず、大手ネット証券の中では米国株の取り扱いを開始するのは
一番最後で他社に比べて圧倒的に遅れてしまって差をつけられてるからです(´・ω・`)
しかも、SBI証券は半年後くらいには日本株手数料の無料化に踏みきるでしょう

松井証券が予定通りに2月下旬に米国株サービスを開始できたとしても
米国株の口座が増えて収益として貢献できるようになるのはずっと先の話でそ

その間に、SBI証券が手数料無料化をはじめて攻勢かけてきたら痛手ですおね

そもそも松井は日本株手数料と先物手数料あたりだけで収益の54%を依存しています
さらに言えば、それに信用金利収入を加えると収益の約95%を依存しています

日本株手数料に極めて片寄った収益構造なので株が上がれば一気に利益が増えるけど
SBI証券が手数料無料化して値下げ攻勢をかけられると痛恨の一撃を喰らいます

なつさんがかなり前(アベノミクスの最盛期ころ)に松井証券はカブドットコムは
他のネット証券よりビジネスモデルの転換が遅いから将来性ないとはっきり書いたけど
まさにその時がそろそろやってくるということでしょうφ(.. )
2015年とは言わないけど、せめてこの2社が2017年か2018年になんとか挽回しとけばなんとかなる可能性残ってたけど、まあ残念ながら2022年じゃもはや手遅れですよね


上の図は必ずしも正しくないのでそのまま信用は出来ません。
なぜなら楽天証券の場合は手数料の中に日本株と米国株の手数料も混じってるから

おそらく楽天証券は米国株の手数料や為替手数料でかなり稼いでいるので
実際にはもうそれほど日本株手数料収入には依存してないんじゃないかと予測してます。
マネックスの場合はマネックス証券単体の話なのでほとんど意味がないです。
マネックスグループ全体ではマネックス証券の収益はせいぜい30〜40%くらい。
実際にはアメリカのネット証券子会社やコインチェックが残り60〜70%を稼いでます。
マネックス証券単体の手数料依存度が高いかなんてほとんど意味ないでしょ・・・。
実際には手数料収入の中に米国株の手数料も含まれていますしねφ(.. )
一方、カブコムと松井証券は単体でしかも米国株の手数料が発生してないので
この図の手数料収入はまさに日本株の手数料収入が占める割合です

SBI証券が手数料を無料化するとお客がそちらに流れて流出していきます

手数料を下げずにいれば永久にお客が流出し続けるので収益を失いますΣ(゚д゚;)
かといって手数料を無料化すると少し前のカブコムのように収益が一気に悪化します

(あまりに収益が悪化したのでカブコムは苦し紛れに手数料を上げました)
SBI証券や楽天証券あたりは準備が整っていますがカブコムと松井は出来ていません。
例えるなら、半袖と短パンで冬の八甲田山で雪中行軍に挑むようなものです

どちらの道を選んでも地獄絵図しか残ってないのは言うまでもありません(´・ω・`)
松井証券(8628) 807円 +3円 (+0.37%)
https://kabutan.jp/stock/chart?code=8628
https://finance.yahoo.co.jp/quote/8628.T/chart
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https://ss2286234570.livedoor.blog/archives/2021-11-15.html