2020年05月02日
ネット銀行 2Q(2019年4月〜2019年9月) 四半期業績比較
住信SBI、上場を検討 ネット専業銀行で初
2020/1/29 18:00 日本経済新聞 電子版
インターネット専業の住信SBIネット銀行が株式を上場する検討に入ったことがわかった。株式を50%ずつ持つSBIホールディングスと三井住友信託銀行がすでに協議を始めており、ネット専業の銀行としては初の上場になる見通しだ。住信SBIは上場で経営の自由度や知名度を高めるとともに、フィンテック分野を強化し、住宅ローンに偏る収益構造の多角化を図る。
住信SBIは2007年に業務を始めた。ネット専業の銀行には00年以降に異業種から参入したジャパンネット銀行や楽天銀行(旧イーバンク銀行)などがあるが、住信SBIは住宅ローンに強みを持つ。19年3月期の経常利益は前の期比15%増の178億円。ネット上で手続きが完結する利便性や大手行より低い住宅ローン金利で若年層を中心に支持を集めている。
昨年9月末時点で住宅ローンの取扱額は約5兆4千億円とネット専業の銀行では最大手だ。時価総額は中央値で4千億円程度との試算がある。
上場に向けた具体的な計画は今後詰めるが、三井住友信託とSBIは一定の株式を持ち続ける意向で、企業統治の観点から風当たりが強まる親子上場問題にどう対応するかも論点となる。
かねてSBIと三井住友信託は、住信SBIの利益が一定の水準に達すれば上場を検討する意向だった。住信SBIが3期連続で増益を確保するなど業績が堅調に推移し、今後も利益成長が見込めることから協議を始めることにした。
楽天銀行 2020年3月期第2四半期決算(2019/4/1〜2019/9/30)
https://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/pdf/situation-191107-1.pdf
https://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/pdf/situation-191107-1.pdf
経常収益 467億0,700万円(+ 9.1%)
経常利益 135億0,800万円(− 0.5%)
最終利益 93億6,100万円(− 0.5%)
預かり残高 2兆9,080億円(+3.1%)
累計口座数 788万0,000口座(+3.6%)
預かり増加金額 +895億円
口座増加数 +280,000口座
一口座あたりの預かり残高 36万9,035円
従業員数 746名(+53人)
住信SBIネット銀行 2020年3月期第2四半期決算(2019/4/1〜2019/9/30)
https://www.netbk.co.jp/contents/resources/pdf/pr/20191115_fs.pdf経常収益 373億8,300万円(+14.9%)
経常利益 85億6,300万円(+ 8.4%)
最終利益 57億8,400万円(+ 7.7%)
預かり残高 5兆2,137億円(+4.0%)
累計口座数 371万3,000口座(+2.4%)
預かり増加金額 +2,013億円
口座増加数 +8万9,000口座
一口座あたりの預かり残高 140万4,174円
従業員数 522名(+26人)
ソニー銀行 2020年3月期第2四半期決算(2019/4/1〜2019/9/30)
経常収益 245億8,000万円(+11.5%)
経常利益 56億2,700万円(+20.6%)
最終利益 37億3,900万円(+20.7%)
預かり残高 2兆5,530億円(+1.0%)
累計口座数 不明
預かり増加金額 +261億円
口座増加数 不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 516名(+16人)
大和ネクスト銀行 2020年3月期第2四半期決算(2019/4/1〜2019/9/30)
経常収益 238億4,700万円(− 9.0%)
経常利益 40億1,200万円(+19.9%)
最終利益 27億6,400万円(+19.9%)
預かり残高 4兆0,459億円(+1.0%)
累計口座数 139万4,000口座(+0.8%)
預かり増加金額 +2,514億円
口座増加数 +1万2,000口座
一口座あたりの預かり残高 290万0,236円
従業員数 99名(−4人)
じぶん銀行 2020年3月期第2四半期決算(2019/4/1〜2019/9/30)
経常収益 204億9,500万円(+11.1%)
経常利益 12億9,400万円(+201.2%)
最終利益 10億4,800万円(+202.3%)
預かり残高 1兆2,290億円(+10.5%)
累計口座数 372万0,000口座(+3.0%)
預かり増加金額 +1,175億円
口座増加数 +10万9,000口座
一口座あたりの預かり残高 33万0,376円
従業員数 348名(+45人)
ジャパンネット銀行 2020年3月期第2四半期決算(2019/4/1〜2019/9/30)
経常収益 155億1,200万円(+ 7.3%)
経常利益 8億5,700万円(−41.1%)
最終利益 6億6,500万円(−34.0%)
預かり残高 8,499億円(+4.2%)
累計口座数 428万0000口座(+2.6%)
預かり増加金額 +349億円
口座増加数 +11万0,000口座
一口座あたりの預かり残高 19万8,590円
従業員数 416名(+38人)
※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2019月4末の3ヶ月前との比較です。
※従業員数の増減は前年同期との比較です。
少し遅いけどネット銀行各社の第3四半期決算が出そろったんで比較してみたにょ(σ´∀`)σ
ただし楽天銀行は業績の伸び率が一気に低下してるのでここが正念場といったところ
楽天カードとの提携という超好材料でここ数年ずっと伸びてきたわけですが
ようやくその効果が切れてきたようですねまったく伸びがなくなってる感じ。
一方でこのところ高い伸び率に回復してきてるのがソニー銀行と大和ネクスト銀行
もしこの2行がこのまま後3年間この高い伸び率を維持できるようならば
一つ上のランクの住信SBIネット銀行を追い抜く可能性もありえるでしょうφ(.. )
一方で、一番業績の伸びが悪いのがジャパンネット銀行でした
PayPayとのシステム連携強化の開発費だとかキャンペーン費用が膨らんだようです。
同じようにPayPayへのシステム連携対応やキャンペーン費用が膨らんだせいで
一時期やたら業績が落ち込んでたヤフー(Zホールディングス)とよく似てます
https://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2020half_ref.pdf
いつもデータ見て思うんですけどネット銀行って従業員多いですよねΣ(・ω・ノ)ノ
伸び盛りって感じの企業でもないのにやたら従業員数が増えてるイメージ。
同じような規模の地銀に比べたらはるかに従業員数は抑制してるんだろうけど
毎年5〜10%も総人員数が増え続けるってなかなか見かけない業界だと思います。
実はなつさんがたまたま各銀行の開示情報みてたら一つヤバいことに気がつきました
ソニー銀行のFXはお客の注文ほぼすべて丸呑みしてたという事実です
月によっては未カバー率が73〜77%とかとんでもない異常値だおね。
これ実際にはソニー銀行はGSとかドイチェ銀行とかにまともにカバー取引してなくて
客のFX注文をほぼ丸呑みしてたっていう証拠ですからね。
その未カバー率が悪質で有名なDMMFXと同じくらい高いってのは異常すぎでしょう
他のネット銀行は必ずまともに顧客のFX注文はカバーしてるのにソニー銀行だけ丸呑み
ソニー銀行 未カバー率22〜77%
https://sonybank.net/disclosure/fxkaiji.html
DMMFX 未カバー率52〜79%
https://securities.dmm.com/fx_risk_disclosure/
楽天銀行 未カバー率0%
https://www.rakuten-bank.co.jp/assets/fx/info/risk.html
※楽天証券に完全カバーしてるので当たり前といえばあたりまえですが
まあ楽天証券はきちんとカバーしてる
https://www.rakuten-sec.co.jp/smartphone/company/disclosure/fx_trading_risk.html
住信SBIネット銀行 未カバー率0%
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/fx/ohfx/risk/
じぶん銀行 未カバー率0%
https://www.jibunbank.co.jp/announcement/2020/0420_01.html
ジャパンネット銀行 未カバー率は0%
https://www.japannetbank.co.jp/fxtradingrisk/index.html
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