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2020年04月09日

3月は株式1.5倍、先物1.5倍、FXは2.5倍に増加

松井証券、システム障害
2020/3/6 19:00 日本経済新聞
松井証券は6日、システム障害が発生したと発表した。株式の現物取引と信用取引について、顧客が出した注文の一部で取引所への発注が遅れた。顧客ごとの取引状況を精査し、顧客の不利益になったケースは過誤訂正で対応する方針だ。システム障害は6日正午頃に発生。すでにシステム障害は解消済みとしている。早急に原因を究明し、正常稼働を目指す。

楽天証券でログインできない障害発生 復旧済み、原因は調査中
2020年03月09日13時50分 ITmedia NEWS
障害は午前10時50分ごろに発生。11時には復旧しはじめ、11時18分までに通常通りサービスを再開した。楽天証券はサービスダウンが原因で発生したユーザーの不利益について、補填(ほてん)の予定はないとしている。楽天証券で3月9日午前11時ごろ、サービスにログインできないなどの障害が発生した。サービスは11時20分ごろまでに復旧。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う急激な円高や日経平均株価の下落と重なり、Twitter上では不満の声が上がっている。

楽天証券
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/company/disclosure/business/fy2020.html
月間株式売買代金(2月)5兆5,477億円 ➡ (3月)9兆0,034億円 1.62倍
1日株式売買代金(2月)3,032億円 ➡ (3月)4,287億円 1.41倍

松井証券
https://www.matsui.co.jp/parts//company/ir/press/pdf/pr200401.pdf

月間株式売買代金(2月)2兆2,043億円 ➡ (3月)3兆3,173億円 1.50倍
1日株式売買代金(2月)1,224億円 ➡ (3月)1,579億円 1.29倍
月間先物売買代金(2月)6兆8,773億円 ➡ (3月)10兆6,031億円 1.39倍
月間FX売買代金(2月)5,406億円 ➡ (3月)1兆6,386億円 3.03倍

カブドットコム証券
https://kabu.com/company/pressrelease/20200402_2.html
月間株式売買代金(2月)2兆0,581億円 ➡ (3月)3兆2,366億円 1.57倍
1日株式売買代金(2月)1,143億円 ➡ (3月)1,541億円 1.34倍
月間先物売買代金(2月)4兆6,483億円 ➡ (3月)6兆4,855億円 1.39倍
月間FX売買代金(2月)3兆2,871億円 ➡ (3月)5兆1,040億円 1.55倍

マネックス
https://mst.monex.co.jp/mst/servlet/ITS/ucu/CompanyDisclosureMsGST
月間株式売買代金(2月)1兆2,383億円 ➡ (3月)2兆0,245億円 1.63倍
1日株式売買代金(2月)687億円 ➡ (3月)964億円 1.40倍
月間先物売買代金(2月)4兆6,483億円 ➡ (3月)6兆4,855億円 1.39倍
月間FX売買代金(2月)7兆8,490億円 ➡ (3月)17兆0,942億円 2.17倍

GMOクリック証券
https://contents.xj-storage.jp/xcontents//140120200403489751.pdf
月間株式売買代金(2月)1兆0,522億円 ➡ (3月)1兆5,618億円 1.48倍
1日株式売買代金(2月)584億円 ➡ (3月)743億円 1.27倍
月間先物売買代金(2月)1兆6,425億円 ➡ (3月)2兆4,469億円 1.48倍
月間FX売買代金(2月)71兆4,832億円 ➡ (3月)184兆0,456億円 2.57倍

岡三オンライン証券
https://www.okasan-online.co.jp/company/disclosure/trading_value.html
月間株式売買代金(2月)2,300億円 ➡ (3月)3,195億円 1.38倍
1日株式売買代金(2月)127億円 ➡ (3月)152億円 1.19倍

※「1日」というのは1ヶ月の営業日で割った「1日あたり」のこと

さて激動の3月がたってしばらくたちましたφ(.. )
一時はほぼ毎晩のようにアメリカでサーキットブレイカーが発動するという
今まで見たこともないような世紀末的な株価と先物の激しい値動きでした。
ほぼ毎晩22時前後に先物と為替が乱高下してたので寝不足の人も多かったでしょう
かくいう自分も22時から深夜まで先物を売買してることが多かったです

一部では松井証券・楽天証券・SBI証券でもシステム障害が起きていましたが
あれほど大荒れの相場にしては比較的システムは安定していた気がします
昔に比べたらネット証券各社もシステムに投資してきたってことなんでしょうか。
(松井証券は3/6のほぼ前場ずっと落ちてたようだけど)

さて3月はネット証券各社とも株や先物の売買代金が飛躍的に伸びていたようです
3月は2月に比べて東証の営業日が18日から➡21日に3日分増えてるので
月間の株式売買代金は最低でも1.16倍に増える計算ではあるわけですが、
それでも株の売買代金は1.5倍程度に、先物は1.4〜1.5倍程度に急増しています

その中でも特筆すべきなのはFXの売買代金でしょうΣ(・ω・ノ)ノ
3月は2月に比べてFXの営業日が20日から➡22日に2日分増えてるので
月間のFX売買代金は最低でも1.1倍に増える計算ではあるわけですが、
株や先物をはるかに上回る2.5倍というとんでもない増加率を記録したようです
(松井証券は3倍に増えてますがそもそもの値が小さいのであくまで参考値)

一方で各ネット証券の信用残高が20〜30%近く落ち込んでるのが目立ちました
信用残高というのは一度減ってしまうと回復するのに時間がかかるので
信用の金利収益に依存してる松井証券あたり中長期的に大きなダメージになりそう
あとやっぱり為替は円高に行った後で結局戻してるんでダメージが少ないけど
株は24,000円から➡16,400円まで−30%近く真下に落ちてしまったんで
かなり投資家の資産も傷んでるし、大量の退場者がいると思うんだおね(((( ;゚д゚)))

FXで収益をかなり稼いでるGMOクリック証券、SBI証券、楽天証券はいいけど
証券事業への依存度が高い松井証券、カブドットコムあたりは被害が大きそう
投資家の資産が痛んでしまうと回復に時間もかかりますからね。
特に松井証券は70代以上の高齢者がコアな顧客層でそこに依存してきたので
そのコアな高齢者層が高齢や相場を理由に引退していってしまうとダメージが大でそ

松井証券って老舗として2000年頃に良いお客を先行して囲い込むことに成功して
その当時囲い込んだ顧客が手数料いっぱい落としてくれるから高収益なんだおね
でもその顧客層がかつては50代だったのが20年経って70代になってんですよね
つまり現状のままだと年々コアな顧客が退場引退していくだけだから
それを上回る収益源になる顧客層を掴めなかったら減収減益しかないんだおね
証券会社は80才すぎたら信用取引もしちゃいけないか制限しなくちゃいけないから
このままだと後数年もしたら強烈な減収減益さらされ続けるんだおね

ネット証券の雄、「カジノ化」への反省 手数料ゼロの奔流
2020/3/3 0:00 日本経済新聞
社長の松井道夫が「この業界は自分が作った」と自負する松井証券。20年の間に対面型証券から顧客を奪ってきたが、結果として売買代金の約4割を70代が占めるようになった。19年12月には投資信託の販売手数料を無料にし、20〜50代の資産形成層の取り込みを急ぐ。値下げ競争がゼロの領域に迫る中、生き残り競争は始まっている。


ss2286234570 at 06:15│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 ネット証券 | ネット証券比較

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