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2019年09月25日

スマホ証券スマートプラス 廃業または撤退まで残り4年ほど?

Finatext、KDDIなどから総額60億円の第三者割当増資を実施
2018年07月31日
「金融をサービスとして再発明する」をミッションとする株式会社Finatextは30日、KDDI株式会社、株式会社ジャフコ、未来創生ファンドなどに対して総額60億円の第三者割当増資を実施したこと、およびKDDI株式会社との業務提携を締結したことを発表した。
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証券ビジネスをプラットフォーム化するFinatextがKDDIなどから60億円を調達
2018年7月30日 TechCrunch
金融サービス開発やビッグデータ解析、証券サービス提供を行うFinTechスタートアップのFinatextが7月30日、KDDIジャフコ、未来創生ファンドを引受先とした総額60億円の資金調達を実施したことが明らかになった。今回調達した資金はスマートプラスの財務基盤強化に充てられる。顧客のニーズに合わせたさまざまな証券サービスを提携パートナーと協力して提供し、5年以内に「ミレニアル世代向け証券会社No.1」となることを目指すという。Finatextは2013年12月創業。2017年5月にジャフコから14億2500万円の資金調達を実施している。




株式会社スマートプラス

業務及び財産の状況に関する説明書 【平成30年11月期】
https://smartplus-sec.com/assets/static/company/disclosure/report_3_201811.pdf
営業収益 0万円
営業利益 0万円
経常利益 −5億5800万円
当期利益 −5億6600万円

親会社のフィナテキストは年間で経常利益を2億円くらい稼げています
KDDIなどのベンチャーキャピタルから60億円の出資を受けて資金調達してますが
実質的に一番金を出してるのはKDDIなのでKDDIの子会社みたいなもの
証券事業以外だけならこのまま生き残っていけるかもしれませんが
問題は自社で負担できない程の大きな事業(証券事業)に手を出してしまったこと

一番の失敗はその60億円をそのまま証券子会社スマートプラスに出資してしまったこと
このまま証券事業が損失出して資金が焦げ付いて利益を出せないままになったら
ほかで稼いでも穴埋めできなくなるので次の出資を受けることができません。
最終的には証券事業から撤退して残りの事業に専念するハメになるでそうΣ(・ω・ノ)ノ
もっと稼げる事業から順番に参入していくべきでしたね(´・ω・`)
まずは初期投資が少なくてすむFXとか仮想通貨に参入し、そこで成功してから
資金面で十分に余裕ができてから証券事業に参入すべきだったってことです

初年度では損失額が5.6億円ほどと軽く済んでいますが
2年円からはさらに負担が増して15億〜数十億円赤字が増えていくでそう(´・ω・`)
いくら証券業以外で稼げても、証券事業で毎年15億円の損失を出してたら厳しい。
残りの余裕資金が60億円しかないってことは勝負可能なのは3年目までΣ(゚д゚;)
それまでに売上高(=営業収益)を20〜30億円くらいまで増やせるかがすべてですね
もしそれができなければ追加増資に応じてもらえなくなるのでジ・エンドでそ

スマートプラスに限らずスマホ証券の一番の失敗の理由は顧客層です
現在のネット証券のメイン顧客層は30半ば〜60代までの資産を持ってる層ですが
新しく参入してきたスマホ証券はターゲットにしている顧客層が若年層の
20才〜30代前半までの資産を持ってない年齢層なんだおねφ(.. )
いくら技術を磨いても、スマホの操作性やUI改善をしてみたところで
お金を持ってない人に株を売って儲けるというのは残念ながら不可能といえるでしょ

20代〜30代前半というのは平均貯蓄額はせいぜい20〜30万円しかありません
こんな少ない資産ではまともに株を売買することはできないのが実情です
もっと収入が多くて可処分所得があって最低でも投資可能額が200〜300万円
持ってる年齢層をターゲットにして顧客に取り込まないとまったくダメでそ

なにより投資可能額が20万しかないならわざわざスマートプラスを利用する意味もない。
岡三オンライン証券なら1日あたり約定代金20万円まで手数料が無料だし
松井証券も1日あたり約定代金10万円までは手数料が無料なんでそっちを使えばいいだけ
なんでわざわざスマホしか取り柄のないスマートプラスを使う意味があるだろうか

そもそも株取引ってスマホをポチポチ押してれば誰でも稼げる甘い世界ではありません
相当な経験や知識を持ってないとまず株式投資自体を行うことが難しいし
勝って稼ぐには財務やチャートの分析にかなりの時間を投資する必要がありますφ(.. )
仮想通貨やFXなら主要銘柄数がせいぜい2〜5くらいしか選択肢がないので
スマホさえあれば取引や分析もそれなりに足りるということはあるでしょうけど
4000銘柄以上の中から選択して分析しつつ、先物為替の値動きを常にチェックしながら
スマホだけで取引していくのは残念ながらデメリットしかありません(´・ω・`)

株で本気で稼いでいこうと思ったらどうしてもパソコンだけは不可欠でしょう。
しかし20才〜30代前半までの年齢層は可処分所得が少ないし金がないので
パソコンを維持していくことができないのでスマホしか持てない人が多い年齢です
パソコンも持てない、金も持ってない人に株を買わせるってのはその時点で無理でそ
まあ10万円でも株をやることはできても損失抱えて身動きでくなってそれでお終いです。

アメリカでもスマホ証券はあるけどあれは日本のものとは違いますφ(.. )
アメリカでは日本と違ってネット証券の手数料がものすごく高いんですよね
だからそこそこ資産を持ってる30〜60代の年齢層の投資家もスマホ証券に移りました。
しかし日本ではネット証券の手数料がアメリカと比べて圧倒的に安いんだおね
(手数料だけでなく金利も含めて取引全体のコストが安いって意味です)
これじゃ資産を持ってる30〜60代の投資家はわざわざスマホ証券に移らないでそ

残念だけどスマホ証券はビジネスモデルそのものが実質的に破綻してると思います
アメリカで流行ってるから日本でもスマホ証券作りましたみたいな甘さを感じます。
バカが出資してくれたから思いつきで登山しましたってレベルの戦略性しかない
SBI証券の決算資料やIR資料読むとかなり深い戦略性を感じるのに
スマホ証券はどれだけIR資料を読んでも戦略性を一切感じないんだわ(゚д゚)、ペッ

ぶっちゃけベンチャーキャピタルから集めた資本頼みで赤字でも営業してるだけで
追加の増資ができなくなったらあっという間に追い込まれて資金不足で退場です
追証も払えないような投資家がやっていけないのと同じように
自腹で追証も払えないスマホ証券が他人頼みでやってくなんて虫が甘すぎだおね。

※ちなみに日経新聞はフィナテキストに出資してるんで強烈にヨイショ記事を書く

2019年08月21日
情弱専用スマホ証券「LINE証券」が8/20サービス開始 → オワコンへ

2019年07月25日
ワンタップバイ(OneTapBUY)の創業者社長が首 廃業まっしぐら

2019年07月14日
【悲報】LINE証券、たった100銘柄しか売買できないクソ仕様と判明!

2018年11月29日
LINEの金融部門は戦線拡大しすぎのせいで失敗するでそ

2018年10月29日
【スマホ証券】第二次仁義なき戦い勃発 野村證券 vs SBI証券


ss2286234570 at 06:21│Comments(2) スマホ証券 | 競争激化

この記事へのコメント

1. Posted by drftgyhuijkop   2019年09月27日 21:23
日本証券業協会がせっかく毎年、こんな調査をしてくれてるんだから、少しは回答者の属性見てから判断すりゃいいのにね。
http://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/kojn_isiki.html
2. Posted by (・v・`*) なつ☆ていおう   2019年09月28日 14:09
なかなかいい資料ですね。
実際に金融資産を持ってない20〜32歳以下をターゲットに株の売買すすめる商売やっても無駄なんですよね。

既存のネット証券だって利益出てるところは
主要な年代は33才〜60才がコアの年齢層だし60歳以上も多い。
逆に現物しか投資しない30歳未満なんてまったく収益対象外ですからね。

若年層の少ない資産で成り立つビジネスは仮想通貨やFXだけだと思う。
せめて信用取引をしてくれる若年層のみをターゲットにしないと
証券ビジネスってのはまったく成り立たない。

なのにスマホ証券は信用金利高かったり、信用取引できないとこが多い。
これじゃビジネスモデルがそもそも成り立ってないんだよね。

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