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2019年09月05日

メルカリの「成長シナリオ」に黄信号、頼みの国内流通総額が初の減少

メルカリ、19年6月期は最終赤字137億円 今後もメルペイなどに積極投資 山田会長「この1年が勝負」
2019年08月08日 16時37分 ITmedia NEWS
メルカリが8月8日に発表した2019年6月期(18年7月〜19年6月)通期連結決算は、売上高が前期比44.5%増の516億8300万円、営業損益が121億4900万円の赤字(前期は44億2200万円の赤字)、純損益が137億6400万円の赤字(前期は70億4100万円の赤字)と増収減益だった。国内でのフリマアプリ事業は黒字だったが、AI人材の採用、米国事業、モバイル決済サービス「メルペイ」などへの投資がかさんだことが影響した。20年6月期の通期業績予想は「投資フェーズにあり、損失額が拡大する可能性がある」として非公開だが、山田会長は「これから1年間は勝負の年。グロース(成長)を優先した投資を進め、強固な基盤を構築できる1年にする」と決意を語った。


メルカリの「成長シナリオ」に黄信号、頼みの国内流通総額が初の減少
2019.8.9 5:35 ダイヤモンドオンライン
8月8日に発表された、フリーマーケットアプリ大手メルカリの19年6月期決算。売上高は前年比44.5%増の516億円。純損失は137億円で、前期の70億円から拡大した。7年連続で最終赤字を計上し、赤字幅が拡大すること自体は、7月25日に発表した下方修正で織り込み済みだ。決算発表で注目が集まったのは、その中身だった。国内メルカリ事業の売上高は前年比38%増の462億円で、営業利益は同28%増の94億円。連結の営業赤字は121億円なので、米国事業とメルペイで200億円以上の赤字を垂れ流したことになる。
メルカリの収入源は、ユーザー間の売買に伴う、10%の手数料収入だ。そして、取引が活発に行われていることの指標でもある流通総額が、成長のバロメーターである。国内メルカリ事業の流通総額は、13年7月のサービス開始以降、四半期ベースで一度も落ちることなく右肩上がりの成長を続け、19年6月期の第3四半期は1330億円まで達した。ところが、19年6月期の第4四半期は1292億円。前四半期から約3%減り、24四半期目にして初めて流通総額が減少に転じたのだ。
この理由について、長澤啓CFO(最高財務責任者)は、「季節性なもの。取引の多い衣料品は、夏場はTシャツなど単価の安いものが増え、流通総額が伸びにくい」と説明。また、今年の大型連休が通常よりも長かったことを理由に挙げた。加えて、小泉文明社長は、「月間アクティブユーザーは順調に伸びており、頭打ちではない。過去の第4四半期は積極的に広告で押し上げていた」と主張する。しかし、国内事業の第3四半期と第4四半期の広告宣伝費を比べると、18年は24億円と27億円、19年は21億円と30億円で、19年の第4四半期に最も広告宣伝費を投じている。それにもかかわらず、流通総額は減少しているのだ。
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メルカリはそれなりに本業がいいことは認めるるけどφ(.. )
メルカリにかぎらずスマホ決済に大金突っ込んでる企業がどこもかなり厳しくて
最終的にスマホ決済事業を黒字化させて成功できないんじゃないかと思うんだおね

ソフトバンクのPayPayもLINEのLINEPayもメルカリのメルペイもすべてね
多くのユーザーはほぼすべての各社のアプリを自分のスマホにインストールしてるから
どこかのアプリに限定してそのアプリだけを利用するなんてことはまずありえなくて
一番キックバックやポイントバックの金額割合が大きいとこだけ利用するだろうから
いくらスマホ決済アプリのインストール数を増やして1000〜2000万ダウンロードさせても
キャンペーンやキックバックがしょぼくなったアプリはあっという間に使われません。
逆に新規でリリースされたアプリでもキャンペーンが豪華ならすぐに利用頻度あがるし
金をばらまきさえすれば短期間でいくらでもユーザーを獲得できるんだおね

それってつまり、スマホ決済アプリの乗り換えコストがあまりにも低いから
固定客を長期的につかむことが物理的にできないって事なんじゃないだろうか(´・ω・`)
そう考えるとスマホ決済事業ってまったく儲からない事業だろうと思うんだおね

例えば、生命保険ならお客が一度契約したら20〜40年間も契約期間が続くので
その20〜40年間はずっと安定して毎月お金が振り込まれてくるので非常に儲かります
損害保険もお客が一度契約したら3〜10年間は契約期間が続くので収入が安定します。
しかもこの期間に解約するハードルは非常に高いのでお客が逃げようにも逃げれません
(ただし最近は自然災害増加のせいで損害保険は儲からないビジネスになってきてる)
NHKの契約も一度契約させてしまえば解約率なんて1%もないんで非常に儲かります
携帯電話のビジネスも同じように解約ハードルが高いので収入が安定して儲かります
証券口座だって一度開設したらどこかに資金移動させて乗り換えるのはかなり面倒です。
乗り換えコストは高めなので一度囲い込んでしまえばお客が逃げにくいってこと

時間的なコストや費用的なコストが高い、つまり乗り換えコストが高いビジネスでは
お客を一度囲い込んでしまえば毎月安定収入が入ってくるので非常に儲かります
証券会社が信用取引や投資信託の積み立てを進めるのもまさにそれが理由でそう(´・ω・`)
(一度契約させてしまえば毎日もしくは毎月安定的な収入が入ってくるから)

しかし、スマホ決済事業ではお客は指先でクリックするだけで乗り換えが可能です。
利用者側の乗り換えコストが信じられないくらいに信じられないくらい低いので
いとも簡単にユーザーが流出してしまうし、しかも全ユーザーを失う可能性すらあります。
おそらくキックバックやキャンペーンが下がったアプリなんて誰も使わないでしょう。
しかも新規参入が激しいので大手キャリアや金融機関がこれからもどんどん参入してきて
その度に派手なキャンペーンで集客するのでユーザーの流出リスクは極めて高いです
結局のところPayPayもLINEPayもメルペイもすべて失敗すると思うんだおね

ぶっちゃけ参入=敗者で、勝者は1社も生まれない悲惨なビジネスだと思います
まあかろうじてなんとかなりそうなのはLINEPayくらいかなあ

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