2019年02月01日
サンバイオ4592(死後、苦痛)の被害はどこのネット証券か?
サンバイオ(4592) 5710円 −1500円 (−20.8%)
サンバイオは早くも3日連続ストップ安を決めました
最後の高値11,710円から5,700円なのですでに−51%の大暴落ですね(((( ;゚д゚)))
しかしなにが悲惨って、値下がりしたことよりもまったく出来高がないこと。
この3日間での出来高はたったの37,000株だけです。
しかし信用残高は344万株もあるので逃げきれたのはせいぜいよくても1%だけ。
信用でサンバイオを建ててた個人投資家の99%以上は今も捕まってるってことです
普通の銘柄って仮にストップ安連発しても途中で寄るから逃げれるんだけど
バイオは寄り付きせずに5日連続とか6日連続ストップ安だからヤバさが違うのよ
何回もここで書いてますけど、これだからバイオ株だけはダメなのよマジでφ(.. )
ちなみにサンバイオはSBI証券のPTSですでに3710円の値段をつけています
東証の出来高がたった10,500株だったのに夜間PTSでは24,500株も出来高があります
SBI証券の投資家もサンバイオの株をそーとーな数握ってるようですね
ただ残念なことに寄り付くような値動きではなく3710円の一本根で約定しただけ
2019/02/01 東証 制限値幅の拡大:サンバイオ
https://www.jpx.co.jp/news/1030/20190201-01.html
サンバイオ(株)株式(コード 4592)は、東証において3営業日連続して以下の(1)又は(2)に該当したため、翌営業日(4日)においては、以下のとおり、制限値幅(下限のみ)を拡大することといたしますのでご注意下さい。
--------------------------------------------------
制限値幅(下限):2,000円(上限は通常どおり1,000円)
基準値段:5,710円、ストップ高:6,710円、ストップ安:3,710円
--------------------------------------------------
来週の2/4からはサンバイオの値幅を一気に拡大するので多少は約定するでしょうけど
全株一致で寄り付く可能性はかなり低いと思います(´・ω・`)
おそらく2/5(火)に3,000円以下のどこかで寄り付く流れになるんじゃないでしょうか
その結果どうなるかというと各ネット証券で多額の不足金が発生するでそうΣ(・ω・ノ)ノ
全株一致で寄り付く可能性はかなり低いと思います(´・ω・`)
おそらく2/5(火)に3,000円以下のどこかで寄り付く流れになるんじゃないでしょうか
その結果どうなるかというと各ネット証券で多額の不足金が発生するでそうΣ(・ω・ノ)ノ
アキュセラ(4589)の時は信用残高が120万株で信用建玉の総額は30~40億円だったんで
その50%が焦げ付いて回収不能になったとしてもせいぜい15〜20億円程度。アキュセラはマザーズ外国部でこれを信用取引で来たネット証券はせいぜい4〜7社
その4〜7社のネット証券で割ると1社あたりは3〜5億円がMAXだったんだおねφ(.. )
実際に松井証券ではアキュセラで4.4億円のけっこうな額の未回収金を出しました
今回のサンバイオ(4592)は時価総額最大5800億円で信用残高は344万株とかなり大きい
平均信用建て単価を仮に7000円とすると信用建玉の総額は240億円と莫大ですね
平均建て単価を6000〜8000円と仮定すると総額は200〜275億円ってとこかな。
この50%が焦げ付いて回収不能になたったとすると100〜137億円とけっこう大きい
サンバイオを信用で買えたネット証券は中堅も含めると15社くらいはあるので、
この15社のネット証券で割ると1社あたりの焦げ付き額は6〜10億くらいですかね
まー場合によっては10〜13億円の未回収金を出すネット証券がいるかもしれません。
ちなみにこちらの数字は2018年12月末のネット証券の預かり残高と建玉残高です。
この倍率ってのは信用建玉に対してどれくらいのお客の担保(資産)があるかってこと。
この倍率が低ければ低いほど少ない担保金で多くの信用建玉を建てさせてるって意味です
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/kessanshiryou_190131.pdf
※SBI証券の決算資料を参照
預かり残高 信用残高 倍率
SBI証券 11.9兆円 7840億円 15.1倍
楽天証券 5兆円 3727億円 13.4倍
カブコム 2.1兆円 2428億円 8.64倍
松井証券 2.2兆円 2231億円 9.86倍
マネクス 3.8兆円 1578億円 24.0倍
お分かりの通り、証券事業に依存度の高い松井証券とカブドットコムは倍率が低い。
つまり証券事業への依存度が高いこの2社は過剰に信用取引をさせてるってことですΣ(゚д゚;)
株以外の部門で稼げてないんで信用取引の規制が他社より緩くて甘いし
少ない担保でより多くの信用取引をさせて稼いでるってことになりますΣ(・ω・ノ)ノ
確かに上昇相場の時には効率よく利益を稼げるので利益率が高いビジネスモデルですが
下げ相場や大きな暴落時にはより多くの特損や貸し倒れを発生させやすいって事だおね。
実際に、東日本大震災の時も松井証券とカブコムの先物での被害額は甚大でしたし
実際にはどこのネット証券がより多くサンバイオに対して融資してたかが異なるので
(顧客層や銘柄の好みなどはネット証券によって差が大きいから)
一概には言えない部分も大きいんだけど、松井とカブコムはややリスクが高めってこと
この2社は他社よりも多くの未回収金を出しやすい特損リスクがあるってことでそφ(.. )