2019年01月26日
ネット証券大手、3社が減益 18年4〜12月、金利収益の減少目立つ
ネット証券大手、3社が減益 18年4〜12月、金利収益の減少目立つ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40368520T20C19A1EE9000/
インターネット証券大手4社の2018年4〜12月期の純利益は、3社で減益となったようだ。10〜12月にかけて株式相場が急落。お金を借りて取引する信用取引の買い持ち高を個人投資家が減らしたため、金利収益が減ったところが目立った。4社のうち唯一増益となったSBI証券は、法人部門が好調だった。
東京証券取引所によれば、18年末時点の信用取引の買い残高(金額ベース)は2兆4780億円。17年末時点と比べて2割近く減少した。10月と12月の相場の下げが大きく、個人の投資余力が低下した。松井証券の単独税引き益は前年同期比1割減の80億円前後、カブドットコム証券は同1割減の40億円前後となったようだ。マネックスグループ(国際会計基準)の連結純利益は前年同期比3割減の30億円前後になったようだ。前年同期に計上した株式の売却益や、米国の法人減税を受けた費用減がなくなる。10月末から順次事業の再開を進めた仮想通貨交換業者のコインチェックは営業赤字を脱却できていないとみられる。
一方、SBI証券の4〜12月期の純利益は1割増の300億円弱と同期間では過去最高になったもようだ。18年12月のソフトバンクの新規株式公開(IPO)引き受けに伴う収益や、外為証拠金(FX)取引の増加が寄与した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40368520T20C19A1EE9000/
インターネット証券大手4社の2018年4〜12月期の純利益は、3社で減益となったようだ。10〜12月にかけて株式相場が急落。お金を借りて取引する信用取引の買い持ち高を個人投資家が減らしたため、金利収益が減ったところが目立った。4社のうち唯一増益となったSBI証券は、法人部門が好調だった。
東京証券取引所によれば、18年末時点の信用取引の買い残高(金額ベース)は2兆4780億円。17年末時点と比べて2割近く減少した。10月と12月の相場の下げが大きく、個人の投資余力が低下した。松井証券の単独税引き益は前年同期比1割減の80億円前後、カブドットコム証券は同1割減の40億円前後となったようだ。マネックスグループ(国際会計基準)の連結純利益は前年同期比3割減の30億円前後になったようだ。前年同期に計上した株式の売却益や、米国の法人減税を受けた費用減がなくなる。10月末から順次事業の再開を進めた仮想通貨交換業者のコインチェックは営業赤字を脱却できていないとみられる。
一方、SBI証券の4〜12月期の純利益は1割増の300億円弱と同期間では過去最高になったもようだ。18年12月のソフトバンクの新規株式公開(IPO)引き受けに伴う収益や、外為証拠金(FX)取引の増加が寄与した。
今村証券59%減益 4〜12月、株安響く
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40321240S9A120C1LB0000/
2019/1/22 18:13 日経電子版
2019/1/22 18:13 日経電子版
今村証券は2018年4〜12月期の単独決算の速報値を発表した。税引き利益は前年同期比59%減の2億1600万円だった。10月以降の株式市場が軟調に推移し、個人投資家のマインドが悪化。株売買に伴う手数料収入が減った。売上高に当たる営業収益は22%減の22億円だった。
いちよしの4〜12月期、純利益49%減 速報値、株式手数料が減少
2019/1/22 12:28 日経電子版
いちよし証券は2018年4〜12月期の連結純利益(速報値)が前年同期比49%減の18億円だったと発表した。株式相場の下落に伴い株式の手数料収入が減少した。投信の販売手数料も減った。売上高にあたる営業収益は14%減の169億円、営業利益は56%減の23億円だった。
秋以降から下げ相場になったことで個人投資家の売買がかなり鈍ってるみたいですね

年末に大型IPOがあったんでもっと取引そのものはそう減ってはいなかったけど
12月に入って一気に信用残高が減ったんであれが痛恨の一撃になった様子

松井証券やマネックスは過去にも見たことないような勢いで信用残高減ってたしね。
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図を見るかぎり、SBI証券や楽天証券は信用金利収入への依存度が年々下がっています

収益を特定の商品に依存すると経営が不安定になるから体質改善をしたってことでそ
株式事業に依存しすぎないよう、法人部門や投資信託・FXに力を入れてきたんで
今回のような証券市場の地合い悪化でも過去最高益を更新したようです
カブドットコムの決算速報値を見ると営業利益・純利益とも一気に落ち込んでますね
ただし前四半期比(2018/7〜2018/9)で比べると今四半期(2018/10〜2018/12)は
むしろ手数料収入は増えてるし、金利収入は横ばいなんで全体では増加してる感じ
信用残高があまり減ってなかったカブドットコムは年明けから回復基調かもしれないけど
信用残高が一気に減ってた松井証券とマネックスはこれから業績に影響しそうφ(.. )
信用残高って一度大きく減ると回復までに時間がかかりますからね

株式事業に依存しすぎないよう、法人部門や投資信託・FXに力を入れてきたんで
今回のような証券市場の地合い悪化でも過去最高益を更新したようです

カブドットコムの決算速報値を見ると営業利益・純利益とも一気に落ち込んでますね

ただし前四半期比(2018/7〜2018/9)で比べると今四半期(2018/10〜2018/12)は
むしろ手数料収入は増えてるし、金利収入は横ばいなんで全体では増加してる感じ

信用残高があまり減ってなかったカブドットコムは年明けから回復基調かもしれないけど
信用残高が一気に減ってた松井証券とマネックスはこれから業績に影響しそうφ(.. )
信用残高って一度大きく減ると回復までに時間がかかりますからね

カブドットコム 2019年3月期 第3四半期(2018/4〜2018/12)決算速報
https://kabu.com/company/pressrelease/20190124_1.html
営業収益 167億8,000万円(− 7.1%)
営業利益 56億3,200万円(+ 1.9%)
経常利益 57億0,000万円(+ 1.8%)
当期利益 39億8,100万円(− 13.8%)
https://kabu.com/company/pressrelease/20190124_1.html
営業収益 167億8,000万円(− 7.1%)

営業利益 56億3,200万円(+ 1.9%)

経常利益 57億0,000万円(+ 1.8%)

当期利益 39億8,100万円(− 13.8%)

こちらはそもそも証券事業にほとんど依存してないので(全体の10〜15%しかない)
株手数料や金利収益の減少があまり業績に影響してないようですφ(.. )
受入手数料という手数料収入の項目は明らかに11〜12月に大きく落ち込んでますが
FX・CFD・仮想通貨などのトレーディング収益が安定した数字だったからです

昨年の前四半期比(2017/10〜2017/12)と比べると今四半期(2018/10〜2018/12)は
売上高が78億円から85億円に+8.9%増加してるので増収増益の可能性が高そうだおね

2018年11月11日
ネット証券 2Q(2018年4月〜2018年9月) 四半期業績比較
2018年08月19日
ネット証券 1Q(2018年4月〜2018年6月) 四半期業績比較