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2018年10月20日

ネット証券 2社が減益 4〜9月、SBI証券は20%の増益 〜その2〜

ネット証券最大手SBIが数十行もの地銀と提携を進める狙い
2018.10.19 ダイヤモンドオンライン
昨年3月に発表した清水銀行を皮切りに拡大を続け、金融商品のネット販売での提携は今夏に30行を突破しました。これにとどまるつもりは全くありません。他の地銀にもアプローチを続けており、今年度中に40近い地銀と提携関係を持つ構想を描いています。ネット上のみならず、富裕層などへの対面営業の強化に向けて、昨秋から清水銀と共同店舗運営も始めました。共同店舗については、年度内に7〜8行とプロジェクトを展開することを考えています。
当社の口座数は年率10%ほどのペースで伸びています(編集部注:今年6月末時点で約436万口座)。最近では市場環境も影響してか若干、以前より増え方が鈍っているところもありますが、(業界首位の)野村證券(同532万口座)を追い抜くのは、2〜3年もあれば十分に可能だと思っています。もっと早まる可能性もあるかもしれません。

コインチェックを買収、マネックス松本社長が秘める“3つの野望”
https://diamond.jp/articles/-/166514
2018.4.9 ダイヤモンドオンライン
長期的な展望のみならず、マネックスの収益面の焦りも大きいとみられている。ネット証券大手5社の中で株式売買仲介のシェアが最も小さく、仮想通貨交換業への参入に関しては、自社で設立したクリプトバンクの登録申請の認可に時間がかかる見通しだった。コインチェックはそもそも、ヤフーや大和証券などの大手が訴訟リスクなどを読みきれず買収を断念した経緯がある。
17年末時点でマネックスは1000億円近い現金資産を持つとはいえ、今回の36億円という買収額の中には「アーンアウト条項」と称される契約によって追加の買収費用が発生する可能性が高く、これまでのコインチェックの高収益が持続できるかにも疑問符がつく。
コインチェック買収の報道や発表に対し、株式市場ではマネックス株が急騰劇を演じるなど、高い収益性に対する市場の期待は大きい。それだけ大きな要求に答えられないと、しっぺ返しを食らうのも必至だ。

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圧倒的に業績がいいのはSBI証券でほぼぶっちぎりの強さというべきですね(●´ω`●)
7〜9月は株式市場の盛り上がりがなかったので業績の伸びは昨年より落ちてますが
それでも営業利益がすでに280億円近くあるというのは驚異的でそ
やはり株だけでなく投信で安定的にしっかり稼いでるのが成功してる秘訣でそ。
地銀と提携して、地銀のお客をSBI証券に取り込んでお客を増やしているので
年間で10%口座数が増えてるってことは月間で36,000口座増えてるってことでそう。
カブコムの第2四半期の営業利益が37億円なんでSBI証券はその7.5倍です
ここまでの差がつくと大手ネット証券5社とはいえないでしょうΣ(゚д゚;)

SBI証券 2019年3月期 第2四半期(2018/4〜2018/9)決算
営業収益 603億9,400万円(+14.2%)
営業利益 279億4,200万円(+21.8%)
経常利益 278億8,500万円(+21.4%)
当期利益 192億2,300万円(+20.4%)

さらに前年同期比だけでなく前四半期の業績も比べてみますφ(.. )
SBI証券の第1四半期(4〜6月)と第2四半期(6〜9月)とを比べるとこんな感じ
カブコムほどではないけど株式市場の出来高減少の影響は受けているようだおね

SBI証券 2019年3月期 第2四半期(2018/4〜2018/6)決算
営業収益 298億5,400万円(−  3.2%)
営業利益 135億2,200万円(−  6.2%)
経常利益 134億9,700万円(−  6.1%)
当期利益   92億9,700万円(−  6.3%)

GMOフィナンシャルHD(社名が長くて面倒なので以下GMOFHDに省略)は
決算期が決算期が変わってめんどくさいけど同じ期間を比較しないと意味ないんで
2018年1月〜9月の決算から2018年1月〜3月の決算を引いて算出しましたφ(.. )
その算出した数字を2017年4月〜9月の第2四半期決算の数字と比較すると
昨年の決算がかなり悪かっただけに今期はやたら良さそうに見えますね

GMOフィナンシャルHD 2019年3月期 第2四半期(2018/4〜2018/9)決算
営業収益 178億9,000万円(+29.3%)
営業利益   66億8,600万円(+38.5%)
経常利益   68億5,400万円(+45.1%)
当期利益   44億3,500万円(+21.0%)

前年比だと本当に伸びてるのか怪しいので前四半期の業績も比べてみますφ(.. )
GMOFHDの第1四半期(4〜6月)と第2四半期(7〜9月)とを比べるとこんな感じ
カブコムもSBI証券も前四半期比では業績マイナスだったけど
GMOFHDだけはまあなんとか業績プラスの伸びになってるようだにょ(σ´∀`)σ

GMOフィナンシャルHD 2019年3月期 第2四半期(2018/7〜2018/9)決算
https://www.gmofh.com/ir/
営業収益   88億8,300万円(−  1.3%)
営業利益   34億0,700万円(+  4.0%)
経常利益   35億6,100万円(+  8.1%)
当期利益   22億8,700万円(+  6.4%)

GMOFHDはカブコムと同じで月次の業績を開示してるから7月〜9月の売上高が
ほぼ横ばいで推移してたのは知ってたけど、利益はややプラスに伸びているようです
ただしその内訳が大きく変化していてFXから仮想通貨にシフトしているおね

4月〜6月はFXが安定して稼いでたけど、7月はFXが悪化してあまり稼げず
ところが8月はトルコリラショックで大いに稼いで、9月は仮想通貨が大ブレイク
いままでは月間3〜5億円だった仮想通貨事業(子会社のGMOコイン)の売上高が
9月に7億円を超えて過去最高益を達成したのが全体を支えてるようですφ(.. )
おそらく8月に仮想通貨の板取引サービスの仮想通貨取引所を開始したので
そのおかげで一気に取引高と収益(=売上高)が伸びたってことなんでそう

現在は、Zaifはほぼ完全に営業停止状態だし新規の口座開設も完全に停止の状況。
(営業再開しようにも金融庁の検査とセキュリティー強化が完結しないとムリ)
bitFlyerも行政処分の影響で初夏ごろからずっと新規口座開設を停止してる状況
おまけにコインチェックも8月営業再開とか言ってたけど開始の目途がたたないようで
規制強化とセキュリティー強化にさらに半年以上かかる可能性すらありえるでそ
となると国内ではほんの数社しか仮想通貨の口座開設を受け付けてないってことでそ。
状況としてある意味大チャンスなんで、GMOコインにありったけ予算注ぎ込んで
数年のちにはGMOFHGは仮想通貨が本業の会社に変化してる可能性があるおね


2018年10月19日
ネット証券 2社が減益 4〜9月、SBI証券は20%の増益 〜その1〜

2018年08月19日
ネット証券 1Q(2018年4月〜2018年6月) 四半期業績比較

2018年02月11日
ネット証券 3Q(2017年4月〜2017年12月) 四半期業績比較

2018年03月29日
LINE、野村HDと「LINE証券」設立へ


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