2018年05月30日
金融庁のFX規制、証拠金倍率10倍への引き下げ見送りへ
金融庁のFX規制、証拠金倍率10倍への引き下げ見送りへ
2018年5月29日 12:56 bloomberg
金融庁は外国為替証拠金取引(FX)規制の一環で検討していた証拠金倍率(レバレッジ)を現行の25倍に据え置く方針を固めた。まずは業者任せになっているストレステストの精緻化などで決済リスクの監視を強化することを優先する。
事情に詳しい複数の関係者が非公開情報だとして匿名を条件に明らかにした。FX規制強化について検討している金融庁の有識者会議は6月中に報告書をまとめる意向。
これらの議論を受け、金融庁は決済リスク管理についてはストレステストの精緻化と自己資本規制比率の徹底で当面対応できると判断。具体的には、これまで業界が1年に一度行ってきたストレステストの頻度を上げたり、売り買い双方の提示価格と約定価格を毎日提出させたりすることで、意図的に顧客に損失を押し付けるような取引を監視する。
現在、120%を割ると指導対象となる業者の自己資本規制比率については、現行のまま据え置く方針。その代わり、リスク試算の厳格化や中小事業者への順守徹底を求める。
ただし、こうした規制強化により、増資などに対応できない中小事業者が出てきた場合、個別に自主的な証拠金倍率の引き下げなどでリスク量とのバランスを取る余地を残すとみられる。
FX証拠金倍率、健全性低い業者の上限下げ 金融庁方針
2018/5/29 20:00 日経電子版
金融庁は外国為替証拠金(FX)取引で、25倍としている証拠金倍率(レバレッジ)の上限を事業者ごとに変える方針を固めた。相場急変に耐えられる経営体力を持っているか厳しく評価し、健全性の低い事業者には自己資本の積み増しや倍率の引き下げを求める。健全な事業者に取引が集まれば、業界の淘汰が進みそうだ。事業者による店頭FXは、取引高が年間4千兆円規模にのぼる。FX倍率のあり方は、30日の有識者会議で議論する。当初は倍率の上限を一律引き下げる案も検討されたが、健全性を高める事業者の自助努力を促す方向になった。
事業者の健全性を厳しく評価するストレステストを実施し、各社の体力に応じてレバレッジの上限を変える。テストの頻度は年1回から増やす。ストレステストの結果、過度にリスクを抱えていると判断した事業者には自己資本の積み増しやレバレッジの引き下げを求める。
株やってる人なら当然知ってる言葉ですが
株やってる人なら当然知ってる言葉ですが
「株は半年先の材料を折り込みに行く」という有名な言葉がありますφ(.. )
そして今回の諺が見事に当たっていたことを証明してしまいました
昨年末あたりから急に金融庁が店頭FX業者に限定してレバレッジ規制をやると宣言し
これまで金融先物協会や有識者会議で様々な議論が繰り広げられてきましたが、
最終的にはまさかの展開となり、レバレッジ10倍規制どころか
規制そのものがほとんど骨抜きみたいな残骸になって終わるという結末になりました
そして今回の諺が見事に当たっていたことを証明してしまいました
昨年末あたりから急に金融庁が店頭FX業者に限定してレバレッジ規制をやると宣言し
これまで金融先物協会や有識者会議で様々な議論が繰り広げられてきましたが、
最終的にはまさかの展開となり、レバレッジ10倍規制どころか
規制そのものがほとんど骨抜きみたいな残骸になって終わるという結末になりました
当初金融庁の見解では6月に有識者会議の意見をまとめて規制内容を発表して
まだ議論してるはずなのに結果だけが先に発表されるとか異常ですが
これまでのレバレッジ規制強化もほぼ同じような進め方でした(゚д゚)、ペッ
ところが今回はなんの事前情報もなく、突如として予定が繰り上げられて
5/30にレバレッジ10倍規制そのものが完全に撤廃されてしまったのですΣ(・ω・ノ)ノ
おそらく財務省が2〜4月にかけて完全に機能不全状態に陥り
幹部の退任や事務次官の辞任といった一連の事件が起きた事と無関係ではないでしょう。
ところが今回はなんの事前情報もなく、突如として予定が繰り上げられて
5/30にレバレッジ10倍規制そのものが完全に撤廃されてしまったのですΣ(・ω・ノ)ノ
おそらく財務省が2〜4月にかけて完全に機能不全状態に陥り
幹部の退任や事務次官の辞任といった一連の事件が起きた事と無関係ではないでしょう。
ただし今回のレバレッジ10倍規制回避はかなり早い段階で漏れていた気がします
なぜなら結論が発表されると当初予定されていた6月上旬のはるか前から
店頭FX会社の株価がありえないような勢いで上がりまくっていたからですφ(.. )
FXに限らず、ゲームや建設などいままでいろんな分野の規制強化を目にしましたが
規制強化が発表される1ヶ月前から株価が上りまくるなんて聞いたことがありません
特にマネパの株価は露骨すぎるといわざるを得ないでしょう(≡ω≡.)
マネパは2/27に2018年3月期の通期決算を発表しています
中身は減収減益というものでかなり悪い内容で終わりました(((( ;゚д゚)))
株価はまったく何の反応もしなかったもののなぜか突如として動き始めました
レバレッジ規制10倍が発表予定だった6月に向かって謎の上昇を始めました。
5/7に意味不明な買いが急に入ってきて、そしれレバレッジ強化見送りが決まった
5/30にまるで織り込み済みだったかのように天井をつけて下げ始めたのです
時期的に見ると4月下旬から5月下旬が怪しいでそね(´・ω・`)
発表される前から株が上がって、発表されたら株価が下げるというのは
レバレッジ10倍規制回避を完全に織り込んでいた動きだったということです
特に材料が出終わったから下げるというのはまさにそれ
どこからどう見ても炭酸の匂いしかしない疑惑の動きだおねφ(.. )
ららら〜とか歌ってる場合じゃないだろこれ
なぜなら結論が発表されると当初予定されていた6月上旬のはるか前から
店頭FX会社の株価がありえないような勢いで上がりまくっていたからですφ(.. )
FXに限らず、ゲームや建設などいままでいろんな分野の規制強化を目にしましたが
規制強化が発表される1ヶ月前から株価が上りまくるなんて聞いたことがありません
特にマネパの株価は露骨すぎるといわざるを得ないでしょう(≡ω≡.)
マネパは2/27に2018年3月期の通期決算を発表しています
中身は減収減益というものでかなり悪い内容で終わりました(((( ;゚д゚)))
株価はまったく何の反応もしなかったもののなぜか突如として動き始めました
レバレッジ規制10倍が発表予定だった6月に向かって謎の上昇を始めました。
5/7に意味不明な買いが急に入ってきて、そしれレバレッジ強化見送りが決まった
5/30にまるで織り込み済みだったかのように天井をつけて下げ始めたのです
時期的に見ると4月下旬から5月下旬が怪しいでそね(´・ω・`)
発表される前から株が上がって、発表されたら株価が下げるというのは
レバレッジ10倍規制回避を完全に織り込んでいた動きだったということです
特に材料が出終わったから下げるというのはまさにそれ
どこからどう見ても炭酸の匂いしかしない疑惑の動きだおねφ(.. )
ららら〜とか歌ってる場合じゃないだろこれ
マネーパートナーズ(8732) 490円 −7円 (−1.4%)
2018年05月18日
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2017年09月28日
FX証拠金倍率を引き下げ 10倍程度に、金融庁検討 その2
2017年09月27日
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この記事へのコメント
1. Posted by 天下り死すべし 2018年06月03日 16:22
なつさん、ご明察でした。
4月末頃に、急に金融庁の態度が軟化し、店頭FX業者へ内々に話があったそうです。
4月半ばの第4回有識者検討会は、異様な雰囲気で、
「店頭取引は原則禁止にするべき」
「くりっく365と店頭FXのレバレッジは差をつけてもいいのではないか。なぜかと言われると、私は説明できないが」
あからさまな「やらせ」討論が横行していただけに、急転直下です。
私は4月半ばの規制ありき討論が、株価に織り込まれていなかったので、株価の先見性を疑ってしまいました。
ひとまず回避されてよかったですが、金融取は、CCP導入に意欲的で、ストレステストの結果に難癖をつけて、CCP強要してくる可能性はあります。
引き続き天下り団体には、目を光らせていきたいです。
4月末頃に、急に金融庁の態度が軟化し、店頭FX業者へ内々に話があったそうです。
4月半ばの第4回有識者検討会は、異様な雰囲気で、
「店頭取引は原則禁止にするべき」
「くりっく365と店頭FXのレバレッジは差をつけてもいいのではないか。なぜかと言われると、私は説明できないが」
あからさまな「やらせ」討論が横行していただけに、急転直下です。
私は4月半ばの規制ありき討論が、株価に織り込まれていなかったので、株価の先見性を疑ってしまいました。
ひとまず回避されてよかったですが、金融取は、CCP導入に意欲的で、ストレステストの結果に難癖をつけて、CCP強要してくる可能性はあります。
引き続き天下り団体には、目を光らせていきたいです。
2. Posted by なつ☆ていおう 2018年06月09日 14:14
もし本当に6月に規制発表されるのなら
その数ヶ月前から株価が上がりまくるなんてありえないですからね。
どう考えても情報が事前に漏れまくっておいたとしか思えないような値動き。
その数ヶ月前から株価が上がりまくるなんてありえないですからね。
どう考えても情報が事前に漏れまくっておいたとしか思えないような値動き。