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2017年04月28日

ネット証券 4Q(2016年4月〜2017年3月) 通期業績比較

ネット証券大手4社減益 17年3月期最終、個人売買4年ぶり低水準
2017/4/18 0:34 日本経済新聞 電子版 
松井証券などインターネット専業証券大手4社の2017年3月期はそろって最終減益となったもようだ。英国の欧州連合(EU)離脱決定など想定外の政治イベントが多発したほか、「アベノミクス」への期待感の低下なども響き、個人投資家による16年度の株式売買代金は4年ぶりの低い水準に落ち込んだ。
松井証券の単独税引き利益は前の期比25%減の110億円程度、カブドットコム証券は同19%減の65億円前後だったもよう。個人の売買によって得られる株式の委託手数料の減少が響いた。マネックスグループの連結純利益(国際会計基準)は86%減の5億円前後に落ち込んだとみられる。基幹システムの刷新に伴うコスト増も負担になった。
ネット証券は手数料の安さを武器にシェアを高め、個人による株式売買の約9割を取り扱っている。業績は個人の売買意欲の影響を大きく受ける。個人の売買代金を東証の投資部門別売買動向のデータから算出したところ、16年度は116兆円と前年度から16%減少したことが分かった。大規模な金融緩和などを軸とする「アベノミクス」への期待が盛り上がった13年度をピークに減少が続いている。
一方、SBI証券の業績は底堅く、17年3月期の連結純利益は微減の280億円弱を確保したもよう。金融収益を除いた純営業収益ベースでは、過去最高となったとみられる。外国為替証拠金(FX)取引の手数料収入が伸びたほか、新規株式公開(IPO)の引き受けなど法人営業部門も堅調だった。収益源を多様化し、個人の株式売買への依存度を引き下げる戦略が奏功した。
新年度に入っても個人は株式取引を抑えている。17日の東京株式市場で東証1部の売買代金は1兆6337億円と今年最低となった。地政学リスクの解消には時間がかかるとみられ、ネット証券の業績への逆風はまだ続く可能性がある。

SBI証券 2017年3月期 第4四半期(2016/4〜2017/3)決算
営業収益 904億6,400万円(+   0.8%)
営業利益 379億7,200万円(−   4.8%)
経常利益 379億7,300万円(−   4.8%)
当期利益 277億9,800万円(−   1.0%)

楽天証券 2017年3月期 第4四半期(2016/4〜2017/3)決算
https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/disc_PDF/kessann_20170426.pdf
営業収益 466億8,700万円(− 15.2%)
営業利益 167億4,500万円(− 31.9%)
経常利益 163億6,800万円(− 33.4%)
当期利益 120億1,000万円(− 21.4%)

松井証券 2017年3月期 第4四半期(2016/4〜2017/3)決算
営業収益 277億2,700万円(− 19.5%)
営業利益 149億3,900万円(− 31.3%)
経常利益 150億4,400万円(− 31.1%)
当期利益 106億9,700万円(− 27.5%)

GMOクリックホールディングス 2017年3月期 第4四半期(2016/4〜2017/3)決算
営業収益 261億9,600万円(−  9.7%)
営業利益   90億1,400万円(−15.0%)
経常利益   89億2,800万円(−15.5%)
当期利益   61億5,900万円(−  4.6%)

カブドットコム 2017年3月期 第4四半期(2016/4〜2017/3)決算
http://kabu.com/company/disclosure/accounting_line.html
営業収益 238億0,000万円
(−   4.4%)
営業利益   75億0,500万円(− 29.3%)
経常利益   73億1,700万円(− 31.9%)
当期利益   60億0,600万円(− 25.1%)

マネックス証券 2017年3月期 第4四半期(2016/4〜2017/3)決算
http://file.swcms.net/file/monexgroup/jp/news_release/auto_20170420446252/pdfFile.pdf
営業収益 296億3,000万円−15.5%)
営業利益     7億9,400万円−89.4%)
経常利益     8億0,900万円−89.2%)
当期利益   10億6,400万円(−66.8%)

ネット証券の4Qつまり通期決算がすべて出そろってたんで比べてみたにょ(σ´∀`)σ
マネックスグループ全体だと営業利益や経常利益が非開示で比較できないので
またいつものようにマネックス証券単体だけで他社と比較しています
また同様に、クリック証券は単体決算を開示してないので
金融部門だけのGMOクリックホールディングスの連結決算で比べています。

単体とか連結とか決算にそれなりに際はあるんだけど
実際にはSBI証券も単体ではなく連結決算なんであんまり大差はないでそう

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単純に比較するとSBI証券がぶっちぎりに業績がよかったという結果だけど
SBI証券は過去2年間に2015年はFX事業やってるSBIリクイディティマーケット
2016年には同じくFX専業子会社のSBIFXトレードを傘下に移動させていますφ(.. )
グラフで見ると明らかにSBI証券のグラフだけおかしいことが明白だおね

簡単にいうと、2年間でSBI証券の営業利益が50〜70億円ほど嵩上げされてるってこと
決算上では親会社から子会社SBI証券に利益を付け替えてるだけなので
他社と比較して業績が伸びたとか落ちたとか比較してもあまり意味はなさそう
利益の付け替えがなかったらSBI証券も他社と同じく減収減益でそφ(.. )

ぶっちぎりで業績が悪かったのはいつも通りのマネックスですお(´;ω;`)ブワッ
システム開発費が嵩むタイミングだったといえそーとーに悪い決算
来期から年間固定費が24億円削減できてキャッシュフローが89億円改善するとか
決算資料の27ページ目に書いてあるけどほんとかよとしか思えません
これまで常に投資家の期待を裏切り続けてきたのでまったく信用できないんだおね

マネックスは2011年4月21日、つまり今から6年前に米オンライン証券の
米トレードステーション社を買収したことで迷走・没落がはじまりましたΣ(゚д゚;)
今回ようやく出てきたマネックスの資料を細かく見ていくと
北米において2013年度は57億円の営業赤字、2014年度は23億円の営業赤字
2015年はこれまた43億円という途方もない営業赤字をだしてるんだおね
(2016年度は少し改善して営業赤字5.2億、2017年度は4.5億の営業赤字)
2012年度も同じくらいの営業赤字を垂れ流してたって考えてみると
マネックスは米トレードステーション社を339億円で買収したあげく
その買収した会社が合計170〜230億円の純粋な累積損失も出してるってこと
買収した費用と合算するとマネックスは500〜570億円損失出してるってことだお
実際には買収時に払ったフィー(手数料)なんかも上乗せされるんでさらに大きい。
他にも北米のFX会社も買収して損切りしてるんで累計600〜700億円の損失でそ

累計200億円近い損失出す会社を39%のプレミアム載せて買うとかキチガイでそww
しかもアメリカでは手数料無料のスマホ証券が席巻しはじめて
ネット証券の手数料値下げ競争が再加熱してるようなのでさらにダメージ負いそう
北米事業の累積損失が1000億円を超えるのも時間の問題ですにょ(σ´∀`)σ

マネックスグループ(8698) 279円 −8円 (−2.79%)
時価総額782億円

米オンライン証券を339億円で買収、財務へ影響ない=マネックス
2011/04/21
マネックスグループ(8698.T)は21日、米オンライン証券のトレードステーションTRAD.Oを339億円で買収することで合意したと発表した。TOB価格はトレードステーションの過去3カ月の終値平均値に39%のプレミアムを乗せた水準。
都内で記者会見した同社の松本大社長CEOは、今回の買収が同社の財務に与える影響について、「手元資金に余裕があり、現状でレバレッジはかかっていない。財務への影響はまったくない」と述べた。買収に要する339億円のうち、3分の1を手元資金でまかない、3分の2を長期借入金で調達する。買収完了後も手元資金は300億円程度残るとしている。


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ss2286234570 at 04:36│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 ネット証券 | ネット証券比較

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