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2016年06月09日

楽天(4755) 英語公用語化がまったく無意味だったことが判明!

楽天が欧州事業再編 英でリストラ、仏独は事業強化
2016/6/8 10:53 日経電子版
楽天は8日、欧州事業を再編すると発表した。8月末までに英国やスペインなどでインターネット通販のサイトを閉鎖する。人員も削減する予定。残るフランスとドイツに経営資源を集中する。楽天は2月に東南アジアのネット通販事業からの撤退を発表している。今後の成長のカギを握る海外事業でさらなる見直しを迫られた。
英国ではモール型のインターネット通販サイト、ケンブリッジにある事業拠点、スペインでも通販サイトとバルセロナの事業拠点を閉鎖する。オーストリアも、通販サイトとウィーンの拠点を閉めるが、サービス自体はドイツで継続する計画。一方、残るフランスやドイツでは、事業強化策を相次いで打ち出している。フランスでは、新たな会員制プログラム「プライス・クラブ」を開始。ドイツでは、ネット通販サイトの出店企業向けにシステム利用料を引き下げたプラン「楽天プロ」の提供を始めた。

楽天、海外5割目標遠く 英・スペインのネット通販閉鎖
2016/6/8 22:35 日経電子版
楽天は海外の電子商取引(EC)事業を地域別に見直す。8日、欧州3カ国でインターネット通販サイトを閉鎖すると発表した。東南アジアでも通販サイトを閉鎖し、個人がネット上で中古品を売買するフリーマーケット事業に切り替える。楽天は電子書籍などの大型買収をテコに売上高の海外比率を5割に引き上げる計画を持つ。しかし、2020年とする目標達成のハードルは高い。
英国とスペイン、オーストリアの通販サイトと事業拠点を8月末までに閉鎖し、欧州全体で従業員を100人程度削減する計画だ。英国の調査会社ユーロモニターによると、欧州のネット通販市場における楽天の売上高シェアは各国で1%以下にとどまる。ネット通販の市場規模が大きいドイツとフランスに経営資源を集中するものの、各国で2割前後のシェアを握る米アマゾン・ドット・コムの背中は遠い。
ネット通販の「楽天市場」で創業した楽天は旅行や金融、プロ野球球団など国内での事業領域を拡大。10年以降は電子書籍販売のカナダのコボ、ネット通販大手の米イーベイツなど海外で大型買収を繰り返してきた。
200億〜1000億円規模の買収を続けるなか、三木谷社長は14年に6%程度だった売上高の海外比率を「2020年には50%を目指す」と宣言。現行の中期経営計画でも20年に売上高を1兆7000億円営業利益を3000億円といずれも現在の2倍に引き上げる目標を掲げている。15年12月期の連結決算(国際会計基準)は過去に買収した企業ののれんの減損損失が発生し、営業利益は946億円と11%の減少に転じている。海外事業の業績への貢献度合いを公開しない楽天に対し、「海外の収益は相当厳しい」(国内証券アナリスト)との見方が多い。海外戦略を描き直し、早期に結果を出すことが求められている。

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楽天の決算が発表されました(´・ω・`)
一言でいってしまうと期待ハズレもいいとこのクソ決算ということです
ここ2年間ほどで1700〜1800億円くらいの巨額投資していて、しかもその買収資金の
借り入れを返済するために公募で株主から2000億円カツアゲしておきながら
こんなゴミみたいな決算出されたら株主ぶち切れもいいとこでそ(゚д゚)、ペッ

たしかに国内の楽天市場や楽天トラベルはそれなりに伸びています
楽天カード、楽天証券、楽天銀行はそれぞれ過去最高益を更新しています。
国内はほぼほぼ堅調で、金融事業は絶好調で儲けまくってるのは事実
ただし買収した先や海外の事業はほとんどこけてるか、のきなみ大失敗
ここまで惨憺たる海外進出の失敗ってのも珍しい。もはや全員討ち死にレベル。
海外事業がうまくいってないってレベルじゃなくて、成功例が1例もないってレベルでそ
どうみてもこれ失敗っていうより焼け野原にぺんぺん草も生えてないってレベル。
海外事業の縮小っていうより、いつ全面撤退するのかってレベルだお

四半期決算を過去にさかのぼって見ていくと、頂上がちょうど2014/7〜2015/3あたりで
むしろそれ以降はどんどん業績が悪化して、すでに衰退してるって言うべきでそ
少なくとも累計で何千億円も投資した海外事業が80%近い失敗率なので
もういい訳のしようがないくらいの悲惨な状態
「2020年に海外売上げ比率を50%」っていう目標はすでに下ろすべきだおね(゚д゚)、ペッ

すでに四半期の売上高も営業利益も右肩下がりに下がりはじめてる状況なので
「2020年に売上高1兆7000億円、営業利益3000億円」という目標を
達成しようとおもったら後4年で奇跡的に成長できなきゃ100%達成むりでそ(´;ω;`)
いまの数字を見るかぎり、せいぜい伸びても売上高1兆円、営業利益1500億円ってとこ。
足元の数字を見る限り、2020年の目標を達成できる確率はすでに10%もないおね
なんせすでに会社は成長するどころか衰退期にさしかかってるんだもん

国内でも金融事業は好調だけど楽天市場自体はかなり厳しくなってきてます
足元ではYahoo!やアマゾンの方が圧倒的にネット物販の伸び率が高いし
楽天市場はすでに頭打ちに近い状況の超低成長期にさしかかって敗北寸前だお。
今の楽天には海外なんて手を回してるような余裕は一切なくて
国内の市場をアマゾンとYahoo!からなんとか守るのが精一杯の防戦状況
人手も金も時間も国内にとられて身動きできないから海外がどうのこうのって余裕もない
部分的な事業はよくても、事業全体で評価するってのはかなり難しい。
とりあえず今のこの状況から脱せるような要素が出てこないと株を買うのは厳しそう。

 
2016年02月26日
楽天CEO三木谷氏 「ワイ、英会話やめるわ。海外からも全部撤退や」

2014年02月20日
楽天がバイバーを買収して株価暴落↓


ss2286234570 at 01:28│Comments(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 海外進出 | 痛いニュース

この記事へのコメント

1. Posted by 名無し   2016年06月11日 16:30
なんだかメシが美味いです。
出店側手数料クソ高の楽天はとっとと沈んでほしいです。

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