2016年01月30日
ネット銀行 比較 2015年第3Q(4月〜12月)
ジャパンネット銀行はこのたび、2016年1月より、取引システムの定期メンテナンスを年1回30分のみとし、実質的な連続稼働を開始すると発表した。
ショッピングやオークションでのネット決済の利用、コンビニエンスストアでのVisaデビット決済やATMの利用など、深夜や早朝に顧客が口座を利用することが当たり前となりつつあり、銀行口座も昼夜を問わず24時間365日、常時使える必要性がますます高まってきているという。
ジャパンネット銀行は、「インターネット専業銀行としてお客さまに『いつでもどこでも』ご利用いただけることが義務であると考え、このたび定期メンテナンス時間を現時点で最短の年間30分のみとする取引システム連続稼働体制を導入した」としている。

住信SBIネット銀行 第3四半期の連結業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/pr/20160129_fs.pdf
経常収益 423億9900万円(+ 4.2%)

経常利益 107億5200万円(+ 2.2%)

最終利益 77億6500万円(+ 10.4%)

預かり残高 3兆6,121億円(+4.1%)

累計口座数 252万1,000口座(+2.7%)

預かり増加金額 +1,448億円

口座増加数 +6万3000口座

一口座あたりの預かり残高 143万2,810円
大和ネクスト銀行 第3四半期の業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2015_q3.pdf
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2015_q3.pdf
経常収益 503億4800万円(+ 7.7%)

経常利益 83億0600万円(− 24.0%)

最終利益 53億9700万円(− 25.1%)

預かり残高 3兆3,091億円(+4.4%)

累計口座数 107万4000口座(+2.6%)

預かり増加金額 +1,423億円

口座増加数 +3万8000口座

一口座あたりの預かり残高 297万5,885円
従業員数 100名
ジャパンネット銀行 第3四半期の業績(平成27年4月1日〜平成27年12月31日)
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2016_quarter3.pdf
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/financial_highlight.html
経常収益 191億1900万円(+ 3.7%)

経常利益 30億2700万円(+ 22.5%)

最終利益 20億5300万円(+ 26.7%)

預かり残高 6,161億円(± 0.0%)
累計口座数 311万0000口座(+2.6%)

預かり増加金額 +364億円

口座増加数 +8万0000口座
一口座あたりの預かり残高 19万8,102円
従業員数 289名
http://www.jibunbank.co.jp/corporate/financial_information/pdf/statement_20160129.pdf
経常収益 178億9200万円(+ 11.4%)
経常利益 10億7800万円(+ 2.4%)
最終利益 8億4600万円(− 88.8%)
預かり残高7,511億円(+22.8%) 不明

経常利益 10億7800万円(+ 2.4%)

最終利益 8億4600万円(− 88.8%)

預かり残高
累計口座数 206万1000口座(+2.6%)
預かり増加金額897億円 不明
口座増加数 53,000口座
一口座あたりの預かり残高37万4,099円 不明
従業員数 195名

預かり増加金額
口座増加数 53,000口座
一口座あたりの預かり残高
従業員数 195名
※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2015月9末の3ヶ月前との比較です。
※今回の従業員数は更新されている会社だけ更新しました。
楽天銀行とソニー銀行を除いたネット銀行が業績を開示したので比較してみましたφ(.. )
楽天銀行がないため住信SBIネット銀行との比較差を図れないので
詳細なコメントを書くのは次回にまわします

注目すべき点は大和ネクスト銀行の決算だおねΣ(・ω・ノ)ノ
ここの銀行は大和証券から資産家(ほとんどは50歳以上の高齢者)を紹介してもらって
株で運用してない資金を大和ネクスト銀行に入れてもらうってことをしてます

決算資料などを見ると口座開設者にやたら50〜70代の高齢者が目立つのが特徴的

今回の大和ネクスト銀行の決算を見るとおもいっきり減収減益になってるようす

ここの銀行は基本的に資金運用でお金を稼いでる銀行です

決算資料を見てると資金運用の利ざやが低下したり、何かの取引で差損を発生させてます。
今年度は、スイスショック、チャイナショック、原油先物の暴落など
世界的にみても金融や商品市場が大きく荒れました(((( ;゚д゚)))
どうも大和ネクスト銀行は資金運用に失敗してなにかの損失を出したようだおね

ネット銀行といっても各社によって収益モデルはかなり異なっています。
住信SBIネット銀行は資金運用と個人への貸し付けをメインにしています

預かってる資産を社債や国債で運用したり、あるいはカードローンや住宅ローンで
個人に融資するという方法でお金を稼いでる銀行ですにょ(σ´∀`)σ
ソニー銀行もだいたいこれと同じタイプのようです

楽天銀行も資金運用や個人への貸し付けもやってるけど
(社債・国債の運用、住宅ローンによる融資業務など)
最近やたら稼いでるのは楽天カードへの貸し付けとか決済処理の業務委託など。
(より細かいことは書いてないので不明ですが、楽天カード関係で稼いでる)
楽天銀行が直接個人に融資してるのではなく、楽天カードが個人に融資をしていて
その収益の一部が楽天銀行にキックバックされてるようなイメージっぽい

住信SBIネット銀行もグループ内のSBIカードを買い取ってカード事業を
拡大しようとしてるみたいだけど、今のところあまりうまくいってない様子(´・ω・`)
一方、楽天カードは楽天市場や楽天トラベルがそれなりに上手くいっていて
そこの決済で楽天カードが利用されることでものすごい勢いで事業拡大しています

当然その決済業務などを請け負ってる楽天銀行も潤ってるという図式だおね(●´ω`●)
楽天カード部門が拡大してる限りこれからも楽天銀行は利益が伸びそうなので
最終的には住信SBIネット銀行の利益を抜く可能性が高いと予想してるおφ(.. )
2015年11月12日
ネット銀行 比較 2015年第2Q(4月〜9月)
2015年08月13日
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