yogurting ヨーグルティング

2015年07月04日

中華バブルがウォーズマン理論すぎると話題に(((( ;゚д゚)))

チャン・ミンミンさんは中国株式市場で高リスクの取引をしている何万人もの投資家の1人だ。値上がりを見込む銘柄への投資にレバレッジをかけるため、規制の網がかかっていないオンライン融資業者から高金利で資金を借りている。 
楽に一稼ぎしようと株式投資を始める中国国民が増える中で、投資資金を貸し出すピアツーピア(P2P)のウェブサイトが急速に広がっている。従来型の信用取引 向け融資の外側でレバレッジのための資金を提供するこうした多数の業者の存在は、急上昇した中国株の無秩序な反落を防ごうという取り組みを複雑化させる恐れがある。
中国では信用取引を行う投資家に対し、証券会社が2兆1000億元(約42兆円)を融資している。これは年初の2倍だ。だが、しばしば取り上げられるこの数字は、信用取引向け融資全体の一部にすぎない。ブルームバーグが実施したアナリスト調査によると、資産を運用する「理財商品」やオンライン融資サイトなどから、このほかに1兆7000億元(34兆円)ほどの資金が株式に流れ込んでいる。 
チャンさんは証券会社から信用取引向け融資を受ける場合は、自己資金の3倍が上限だが、P2Pサイトでは5倍まで借りられると語る。P2P融資が抱えるリスクの一つは利息だ。P2Pサイト融資の利息は通常、1カ月当たり最高1.7%、年率では22%余りと、証券会社が一般的に要求する利息の約3倍となっている。 

中国では持ち家を担保に入れて、相場変動の激しい株式市場に投資することができるようになった。中国証券監督管理委員会(証監会)が1日発表した新たな規定によれば、不動産が信用取引の担保として認められた。株価が大きく下げた場合、持ち家を担保に差し出した個人投資家は証券会社により自宅を差し押さえられる可能性もある。 証監会の新規定ではこのほか、非上場株や「その他の資産」も信用取引の担保とすることを認めた。



中国株のバブル崩壊で一番怖いところは政府がまったくコントロールできてなさそうな所
どうやら中国の証券会社が個人投資家に融資してる信用残高が42兆円あって
それ以外に、P2Pの融資サイトからの貸付が34兆円ほどあるようです(((( ;゚д゚)))
この二つを足すと。なんと76兆円というとんでもない額の貸付残高が生まれるわけです

中国政府はあまりのやばさに気がついたのか慌てて様々な対応策を立ててるようですφ(.. )
まず最初に緊急利下げをやりましたがこれはわずか1日しか効果がありませんでした。
その次に実行したのが、証券取引所による株式手数料の値下げです。
そして次には年金基金による株式運用の突如の解禁ですにょ(σ´∀`)σ
中国では機関投資家(生保、損保など)やファンドや銀行がほとんど株式運用をしていません。
なので個人投資家ばかりで上がるのも下がるのもすべて一方方向に片寄りがちです
そこで機関投資家としていきなり年金基金に株式運用を許可したってことなんでそう。
しかし、これはこれでもしこのまま株価の下落が止まらなければもっと危険だおね(´・ω・`)
それでも現在のところ株価の下落は止まってないようです

どうやら中国でも信用取引は上限3倍程度のレバレッジしか利用できないみたいです
ただし、政府の管理外のP2P取引で個人投資家は資金調達できる抜け穴があります。
結果的に中国の投資家は、P2Pで上限5倍までお金を借りてこれるみたいですにょ(σ´∀`)σ

例えているなら、手元資金100万円しかもってない投資家Aさんでも
P2Pで500万円のお金を借りてきて、そのお金をSBI証券の口座に入金しておけば
さらに信用取引で3.3倍に脹らまして1650万円まで新規買いができるってことだおね(*´∀`*)ムフー
ここまでリスキーすぎるとちょっとドン引きしちゃうレベルです
完全に中華版ウォーズマン理論を実践してるってことですにょ(σ´∀`)σ

0601











7/1(水)、中国株の下落がさらに激しくなってきたことから
中国の証券管理委員会は信用取引の担保に不動産を差し入れることが可能にしたようです
これで自分の所有しているビルや自宅を担保に入れて安心して信用取引ができますにょ(σ´∀`)σ
などというそうとう頭の逝ってる新制度を導入したようです
この制度は、不動産だけでなく非上場株や骨董品や宝石や貴金属みたいな資産まで
信用取引の担保に差し入れることができるという素晴らしい制度になってるようです(*´∀`*)ムフー

そして今週末に入ってようやくまともな制度が発表されました
中国証券業協会が、国内21社の証券会社が1200億元(約2.4兆円)を基金に出資して
この資金でETFを買い支えて中国株の下落を止めようという趣旨の制度のようです
この制度には、中国人民銀行(中央銀行)も出資して買い支える意向のようなので
少なくとも7/6(月)の朝は上海株式市場もそれなりに反発するんじゃないでそうか


ss2286234570 at 06:48│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 中国株 | 株価下落

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