2015年05月24日
ネット銀行 比較 2015年3月末
大和ネクスト銀行 平成27年3月期の連結業績(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2014.pdf
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/
経常収益 631億7600万円(+ 93.3%)
経常利益 136億2500万円(+139.0%)
最終利益 102億9600万円(+189.1%)
預かり残高 3兆0,471億円(+27.0%)
累計口座数 101万8000口座(+11.9%)
預かり増加金額 6480億円
口座増加数 11万7000口座
一口座あたりの預かり残高 299万3,222円
従業員数 99名
住信SBIネット銀行 平成27年3月期の連結業績(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/pr/20150513_fs.pdf
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_gyoseki
経常収益 572億4900万円(+ 21.0%)
経常利益 152億1300万円(+ 29.6%)
最終利益 99億9800万円(+ 40.4%)
預かり残高 3兆5,759億円(+16.2%)
累計口座数 230万8,000口座(+16.9%)
預かり増加金額 4993億円
口座増加数 33万5000口座
一口座あたりの預かり残高 154万9,350円
従業員数 294名
ジャパンネット銀行 平成27年3月期の連結業績(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2015.pdf
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/financial_highlight.html
経常収益 233億2700万円(+ 3.7%)
経常利益 32億3900万円(− 30.4%)
最終利益 20億8100万円 (− 27.6%)
預かり残高 5,690億円(+4.8%)
累計口座数 285万0000口座(+8.7%)
預かり増加金額 263億円
口座増加数 23万0000口座
一口座あたりの預かり残高 19万9,649円
従業員数 287名
ソニー銀行 平成27年3月期の連結業績(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
http://sonybank.net/pdf/SB_FY2014.pdf
http://sonybank.net/disclosure/report.html
経常収益 384億2400万円(+ 5.3%)
経常利益 73億2700万円(+ 30.0%)
最終利益 45億8500万円(+ 32.9%)
預かり残高 1兆8,782億円(− 1.3%)
累計口座数 不明
預かり増加金額 −118億円
口座増加数 不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 455名
※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2014月3末の1年前との比較です。
昨年度のネット銀行の業績を比較してみましたにょ(σ´∀`)σ
前回書いたときに業績の悪かったソニー銀行ですが期末でいきなり業績が急回復してます
明確な理由は資料だけでは特定できませんが、大きく増えてたのが外国為替手数料の項目
おそらく年末から急に為替が大きく円安に動き始めたことによって
外貨預金やFXによる収入が一気に増えたのが要因じゃないかと考えてます
そして業績が改善したと思ったら情報開示ページをまじめに作ったようです。
業績が悪いときはとにかく情報開示を積極的に行わず閉鎖的なソニー銀行でしたが
業績が上向いた瞬間に手の平を返して積極的な情報公開に姿勢を変えたようですにょ(σ´∀`)σ
現金な会社だなと心底おもいました(`・ω・´)
まあそうは言っても、口座数や口座開設数は一切非開示にしてる点はそのままだおね。
しかしあくまでこれは一時要因なので、中長期的に見たらなかなか厳しいとおもいます(´・ω・`)
2015年4月あたりから為替が待ったく動かなくなってるので足元ではかなり厳しい予測
似たような例としてはネット証券のマネックスが挙げられます。
あそこも業績が悪化して、楽天証券どころかカブドットコムにすら抜かれて負けた頃から
いきなり情報開示に非積極的になって口座開設数なんかの数字をすべて隠蔽しました
ライバルに抜かれたという事実を隠したいという一身でやってるんでそう。
情報を隠すようになった会社ってのは必ず会社が傾いてる証拠だおね(´・ω・`)
こんなことやったところでなにも変わらないしむしろ不信感を生むだけじゃないでそか
ネット銀行の中では断トツに伸びてるのが大和ネクスト銀行ですにょ(σ´∀`)σ
預かり残高の増え方も、業績の伸び方も他と比較にならない勢いです
いままで国内ネット銀行No1を自認してた住信SBIネット銀行を一瞬で抜いたようですΣ(゚д゚;)
ただし、ここの銀行は極めて特殊なので比較していいのかやや迷う銀行です
大和ネクスト銀行の顧客属性を見ると
なんとお客の38%が70才以上という特殊性があります
しかも60才以上の占める割合は64%。50才以上が80%という超高齢者専用銀行だお
おそらく大和証券の営業マンが自分の顧客を勧誘して銀行口座作らせてるんでそう。
(逆にいえば、大和証券の口座残高が移動してるだけなのでそっちの業績にはマイナスかも?)
おそらく株も債券も売買せずにまったく稼動していない大和証券のお客を大和ネクスト銀行に
移動させることによって、資金運用をして儲けるという仕組みになってるんでそうφ(.. )
証券会社は勝手にお客の預かり資産を運用(国債や社債のトレーディング)できませんが
銀行は「預金」なら自分の好き勝手に運用できるのでお金が儲かるからです

たしか野村證券や大和証券にはお客からの預かり資産(株や現金)が50〜100兆円はあるはず
もし大和証券がかなり本気で「動かない資産」を大和ネクスト銀行にどんどん移動させていけば
銀行部門でものすごく儲けることができるようになるかもしれませんφ(.. )
数字を見たところ、大和ネクスト銀行の売上高と利益は住信SBIネット銀行の
3〜5倍のというすさまじいスピードで伸びているのがわかります
住信SBIネット銀行はまだ預かり残高では1位ですが、おそらくすぐに抜かれるでそ
このペースで大和ネクスト銀行が伸びればあと2年もしたら
売上高と利益では2倍くらいの差をつけられて住信SBIを大差で抜くと予想しています
そして2年もしたら、預かり残高でも住信SBIネット銀行を抜いてしまうでそう。
その他では楽天銀行の業績の伸びが非常に強いことがわかりますΣ(・ω・ノ)ノ
どうやら楽天カードの貸付残高が飛躍的に伸びてるせいで業績が大改善しています
結果的には、イーバンクは楽天グループに買収されて大正解だったってことだおね。
楽天カードはまだまだ伸びてるし、貸付残高もかなり好調に伸びてるようなので
将来的にも楽天銀行はおおきな伸びシロの余地を残してると思いますにょ(σ´∀`)σ
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/pdf/financial_statements_fy2014.pdf
http://www.bank-daiwa.co.jp/about/disclosure/financial/
経常収益 631億7600万円(+ 93.3%)

経常利益 136億2500万円(+139.0%)

最終利益 102億9600万円(+189.1%)

預かり残高 3兆0,471億円(+27.0%)

累計口座数 101万8000口座(+11.9%)

預かり増加金額 6480億円

口座増加数 11万7000口座
一口座あたりの預かり残高 299万3,222円
従業員数 99名
住信SBIネット銀行 平成27年3月期の連結業績(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
https://contents.netbk.co.jp/pc/pdf/pr/20150513_fs.pdf
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_gyoseki
経常収益 572億4900万円(+ 21.0%)

経常利益 152億1300万円(+ 29.6%)

最終利益 99億9800万円(+ 40.4%)

預かり残高 3兆5,759億円(+16.2%)

累計口座数 230万8,000口座(+16.9%)

預かり増加金額 4993億円

口座増加数 33万5000口座
一口座あたりの預かり残高 154万9,350円
従業員数 294名
楽天銀行 平成27年3月期 決算短信(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/pdf/situation-150508-1.pdf
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/situation.html
経常収益 541億6500万円(+ 19.1%)
経常利益 112億8700万円(+ 50.1%)
最終利益 85億5900万円(+ 14.9%)
預かり残高 1兆2,467億円(+22.1%)
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/pdf/situation-150508-1.pdf
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/disclosure/situation.html
経常収益 541億6500万円(+ 19.1%)

経常利益 112億8700万円(+ 50.1%)

最終利益 85億5900万円(+ 14.9%)

預かり残高 1兆2,467億円(+22.1%)

累計口座数 496万0000口座(+7.8%)
預かり増加金額 2302億円
口座増加数 360,000口座
一口座あたりの預かり残高 25万1,350円
従業員数 430名

預かり増加金額 2302億円

口座増加数 360,000口座
一口座あたりの預かり残高 25万1,350円
従業員数 430名
ジャパンネット銀行 平成27年3月期の連結業績(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/pdf/2015.pdf
http://www.japannetbank.co.jp/company/financial/financial_highlight.html
経常収益 233億2700万円(+ 3.7%)

経常利益 32億3900万円(− 30.4%)

最終利益 20億8100万円 (− 27.6%)

預かり残高 5,690億円(+4.8%)

累計口座数 285万0000口座(+8.7%)

預かり増加金額 263億円

口座増加数 23万0000口座
一口座あたりの預かり残高 19万9,649円
従業員数 287名
ソニー銀行 平成27年3月期の連結業績(平成26年4月1日〜平成27年3月31日)
http://sonybank.net/pdf/SB_FY2014.pdf
http://sonybank.net/disclosure/report.html
経常収益 384億2400万円(+ 5.3%)

経常利益 73億2700万円(+ 30.0%)

最終利益 45億8500万円(+ 32.9%)

預かり残高 1兆8,782億円(− 1.3%)

累計口座数 不明
預かり増加金額 −118億円
口座増加数 不明
一口座あたりの預かり残高 不明
従業員数 455名
※業績は前年同期比、つまり1年前との比較です。
※口座数や預かりの増減は2014月3末の1年前との比較です。
昨年度のネット銀行の業績を比較してみましたにょ(σ´∀`)σ
前回書いたときに業績の悪かったソニー銀行ですが期末でいきなり業績が急回復してます

明確な理由は資料だけでは特定できませんが、大きく増えてたのが外国為替手数料の項目

おそらく年末から急に為替が大きく円安に動き始めたことによって
外貨預金やFXによる収入が一気に増えたのが要因じゃないかと考えてます

そして業績が改善したと思ったら情報開示ページをまじめに作ったようです。
業績が悪いときはとにかく情報開示を積極的に行わず閉鎖的なソニー銀行でしたが
業績が上向いた瞬間に手の平を返して積極的な情報公開に姿勢を変えたようですにょ(σ´∀`)σ
現金な会社だなと心底おもいました(`・ω・´)
まあそうは言っても、口座数や口座開設数は一切非開示にしてる点はそのままだおね。
しかしあくまでこれは一時要因なので、中長期的に見たらなかなか厳しいとおもいます(´・ω・`)
2015年4月あたりから為替が待ったく動かなくなってるので足元ではかなり厳しい予測

似たような例としてはネット証券のマネックスが挙げられます。
あそこも業績が悪化して、楽天証券どころかカブドットコムにすら抜かれて負けた頃から
いきなり情報開示に非積極的になって口座開設数なんかの数字をすべて隠蔽しました

ライバルに抜かれたという事実を隠したいという一身でやってるんでそう。
情報を隠すようになった会社ってのは必ず会社が傾いてる証拠だおね(´・ω・`)
こんなことやったところでなにも変わらないしむしろ不信感を生むだけじゃないでそか

ネット銀行の中では断トツに伸びてるのが大和ネクスト銀行ですにょ(σ´∀`)σ
預かり残高の増え方も、業績の伸び方も他と比較にならない勢いです

いままで国内ネット銀行No1を自認してた住信SBIネット銀行を一瞬で抜いたようですΣ(゚д゚;)
ただし、ここの銀行は極めて特殊なので比較していいのかやや迷う銀行です

大和ネクスト銀行の顧客属性を見ると


しかも60才以上の占める割合は64%。50才以上が80%という超高齢者専用銀行だお

おそらく大和証券の営業マンが自分の顧客を勧誘して銀行口座作らせてるんでそう。
(逆にいえば、大和証券の口座残高が移動してるだけなのでそっちの業績にはマイナスかも?)
おそらく株も債券も売買せずにまったく稼動していない大和証券のお客を大和ネクスト銀行に
移動させることによって、資金運用をして儲けるという仕組みになってるんでそうφ(.. )
証券会社は勝手にお客の預かり資産を運用(国債や社債のトレーディング)できませんが
銀行は「預金」なら自分の好き勝手に運用できるのでお金が儲かるからです


たしか野村證券や大和証券にはお客からの預かり資産(株や現金)が50〜100兆円はあるはず

もし大和証券がかなり本気で「動かない資産」を大和ネクスト銀行にどんどん移動させていけば
銀行部門でものすごく儲けることができるようになるかもしれませんφ(.. )
数字を見たところ、大和ネクスト銀行の売上高と利益は住信SBIネット銀行の
3〜5倍のというすさまじいスピードで伸びているのがわかります

住信SBIネット銀行はまだ預かり残高では1位ですが、おそらくすぐに抜かれるでそ

このペースで大和ネクスト銀行が伸びればあと2年もしたら
売上高と利益では2倍くらいの差をつけられて住信SBIを大差で抜くと予想しています

そして2年もしたら、預かり残高でも住信SBIネット銀行を抜いてしまうでそう。
その他では楽天銀行の業績の伸びが非常に強いことがわかりますΣ(・ω・ノ)ノ
どうやら楽天カードの貸付残高が飛躍的に伸びてるせいで業績が大改善しています

結果的には、イーバンクは楽天グループに買収されて大正解だったってことだおね。
楽天カードはまだまだ伸びてるし、貸付残高もかなり好調に伸びてるようなので
将来的にも楽天銀行はおおきな伸びシロの余地を残してると思いますにょ(σ´∀`)σ