2015年04月09日
東証の社長が交代、次期社長は夜間取引に興味なし
日本取引所グループは7日、斉藤惇グループ最高経営責任者(CEO、75)が退任し、東京証券取引所の清田瞭社長(69)が次期CEOに昇格する人事を同日開いた指名委員会で内定したと発表した。清田氏は出遅れたデリバティブ(金融派生商品)分野の強化を急ぐなど、世界の投資マネーが集まるアジアの中核的な市場の構築を進める。取引所にとって、デリバティブは現物株に比べ利益率が格段に高い。世界の大手取引所はここで稼いだ利益を使って処理速度の高速化などシステムを拡充し、世界のマネーを引き寄せようとしている。日本取引所は現在は扱っていない金や原油関連などの商品分野へ参入し、株式関連に偏ったデリバティブの品ぞろえを広げることが不可欠になっている。
東証の社長がこの度交代したようです。
(日本取引所と書くと文字数を食ってかなりめんどくさいので今後も東証と書きます。)
その中で非常に興味深い内容があったようですにょ(σ´∀`)σ
どうも次期CEOはデリバティブ取引の強化に興味はあるものの
例の「夜間取引」にはまったく興味がない人のようです。そりゃまあ、そうでそう
夜間取引なんてやったところで実際に東証が儲かるかはかなり怪しい話でそ。
まだ上場してないころなら「社会の公器」として夜間取引をやるべしなんていう
理論がまかり通ったかもしれませんが、上場した今となってはまったく関係ない話だおね
東証は株主のためにも利益を稼がなきゃいけない責任がはるかに増してきたわけで、
儲からない話より、儲かる話を優先的に行う責任があります
当然ながら夜間取引の話はお蔵入りってことになるでそう(´・ω・`)
前任者の東証CEOは夜間取引に非常に熱心な経営者でした。
別にそれがいいとか悪いとかいうつもりはありませんが、実現はなしえませんでした
熱心な人間があれだけ努力しても夜間取引を実現できなかったということは、
熱心でない次期CEOがやってみても実現性はほぼ0%ってことでそφ(.. )
よっぽどの何か具体的な事態が起きない限りは夜間取引はしばらくないでそう。
もしあるとしたら、また次のCEOに後退した以降の話じゃないかなと思うわけです
東証の社長はあまりお短気で交代しません。
最近でもだいたい5〜6年間くらいはずっと同じ経営者がつづけてる気がします。
逆にいえばこれから5〜6年間は夜間取引の進捗は非常に困難ってことだおね
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この記事へのコメント
1. Posted by ぺこぽん 2015年04月11日 14:39
新社長は夜間取引推進の旗振りをやっていた人物でしょ。
単に前社長から命令されただけなのかもしれないですが?
単に前社長から命令されただけなのかもしれないですが?
2. Posted by あ 2015年04月11日 16:44
この人結構妄想で記事書くからね。