yogurting ヨーグルティング

2014年12月23日

原油は本当に底入れしたのか?

減産は利益にならず、価格20ドルでも=サウジ石油相
サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は、原油価格がどれだけ下落しようとも、減産は石油輸出国機構(OPEC)の利益にはならないと加盟各国を納得させたと述べた。 中東経済専門誌、ミドル・イースト・エコノミック・サーベイ(MEES)とのインタビューで同相は、「OPECの政策として、加盟国、そして今やバドリ事務局長も納得させた。価格がいくらであろうと加盟国が減産することは利益にならない。20、40、50、60ドルに下落してもだ」と述べた。 同相はまた価格がバレルあたり100ドルに戻ることは「おそらくないだろう」との見方を示した。
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サウジが仕掛ける「石油戦争」、制御不能リスクも
サウジは今日、再び石油兵器を利用している。しかし今回行っているのは価格押し上げと供給削減ではなく、その反対だ。6月以来、国際石油価格が大幅下落したのを目の当たりにしながら、サウジは減産を拒んだ。相場を反転させようとするどころか、11月27日のOPEC総会では減産見送りの音頭を取った。 この政策は無視できない結果をもたらした。過去2年間、1バレル=105─110ドル前後で安定していた北海ブレント油は、6月の112ドルから60ドル近くまで下がった。ベネズエラのマドゥロ大統領は10月、「米国とその同盟諸国が石油価格の下落を望むのはなぜだろう」と問いかけた。答えは「ロシアを痛めつけるため」だろうか。 この答えは一部正しいが、サウジの策略はもっと複雑だ。同国が仕掛けた最新の「石油戦争」には標的が2つある。従来型石油と競合するには価格の高止まりを必要とする米シェールオイル生産者を市場から締め出すのが1つ。だがより大きな狙いは、シリアの内戦においてアサド政権を支えるロシアとイランを罰することにある。内戦が勃発した2011年以来、中東諸国と世界の列強はシリアを舞台に代理戦争を繰り広げてきた。

ドル円
http://kabutan.jp/stock/chart?code=0950
個人的にはもっと時間をかけて調整すると思っていたドル円ですが、
各国通貨安の底入れ感やアメリカ株式市場の大幅反発を受けてあっさり円安に転じました。
最低でも3週間程度の調整が入ると思ってただけにすごく拍子抜けだおね
あっというまに120円まで回復しちゃってるし「なんだこれ??」というのが実感です

ただしサウジアラビアは今でも原油安競争を強く主張してるようすφ(.. )
今のところ大きな影響を与えてるっていう印象はないですが、
本気でやるというのならまだこれからも相場が荒れる要因には十分なるでそう。
そもそも今回の株価の急落が「本当に原油価格の急落」が要因だったのかも怪しい
個人的にはそう思ってるので、色んな意味でちょっと相場に手を出しにくいです。
なんていうか「どうして下げた」のか「どうして急反発した」のかしっくり来ないんだおね(´・ω・`)
目の前の株価に対する予測可能性ってやつがおそろしく低いんです。
こういう感の冴えない時は少し休んで相場を眺めてようというのが本音です
売るにしても買うにしてもなんだか予測の根拠になるものがないので予測が立てにくい。
どこで買えばいいのかどこで売ればいいのかっていうストーリが頭の中にないんです


ss2286234570 at 06:58│Comments(3)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 ニュース | 為替

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この記事へのコメント

1. Posted by 774   2014年12月24日 07:49
こんな発言するなんて
石油関連とかロシアとかを空売りしまくってたんじゃないかと思う
2. Posted by あwせdrftghjk   2014年12月24日 20:48
よく言われていることですが、為替や商品というのは、チャート(ブレイクアウト)に忠実であり、株式は、それらに比べると、というか、比べなくても非常に値動きがランダムですよね。
また、為替はマクロ経済、商品は需要と供給に、中長期的には忠実となると証明され。
ドル円がマクロ経済的に円安要因は、日本とアメリカの金利差拡大、日本の日銀による国債消化という名前の実質通貨切下、財政赤字の増長というマクロ経済にある一方、日本が円高要因は、安全通貨である円回帰という心理と、購買力平価。この円安要因と円高要因の本質的なところを比較し、テクニカル的に、重要な抵抗線の強力なブレイクアウト(過去20年チャートの抵抗線は、今年の9月の105円)は、長期的トレンドを示唆する重要なサインという原則に従えば、20年チャートで、円なんてどこまで下がってもおかしくないって―のが、個人的見解ですが、そんなこと言って、実は80円まで簡単に落ちるかもとも、同時に思っているので割合ニュートラルに近い。
要するに1ドル80円になる確率と同じくらいの確率で、1ドル160〜200円くらいを考えています。

為替にせよ株式にせよ商品にせよ、とにかく今、世界のマネーが大きく大きく信用拡大を続けていることは確かで、これは、そう簡単に崩れないと見てます。明らかに異常なことをEU、アメリカ、日本、中国の中央政府が行っていて、これが逆回転したときの危険はリーマンの比でないと見込んでますが、何をきっかけに逆回転を始めるのか、早めに逃げるなら、なっちゃんみたいに逃げてあと5年くらい逃げ続ければ、さすがにこの間には何か起こると思いますが、こういうマーケットは最後の最後がねえ。ここをちゃんと取れるようにならないといけないという決意だけで動いている、ような。みたいな。
3. Posted by ぺこぽん   2014年12月24日 21:25
アメリカはプーチンつぶし。
サウジアラビアはシェールガスつぶし。
これで意見は一致。

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