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2014年12月14日

一日信用大戦  松井証券 VS SBI証券

株式会社SBI証券は、2015年1月中旬[予定]より、一般信用取引サービスを順次拡充し、フルラインナップでのサービス提供を行うこととなりましたのでお知らせいたします。追加されるサービスは以下のとおりとなります。
お客さまからは、かねてより「もっと幅広い銘柄で売建取引を利用したい」、「逆日歩の心配をしないで取引したい」などのご要望をいただいており、更なるサービス拡充を図るべく、一般信用取引のフルラインナップサービスを提供することといたしました。
当社のお客さまは、買建取引における「無期限/日計り(当日)」の2パターン、及び売建取引における「無期限/短期(5営業日)/日計り(当日)」の3パ ターンの一般信用取引のフルラインナップサービスを利用することで、投資戦略の幅が大きく広がることとなり、より投資目的やスタイルに合わせて取引するこ とが可能となります。特に、株券の調達が困難な売り需要の高い銘柄を対象とした「HYPER空売り」サービスを活用することで、相場状況に合わせてより機 動的に取引できるようになります。
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買建取引
(1)返済期限を「新規建日の当日(1日)」とする「日計り信用」サービス

売建取引
(2)返済期限を「無期限/短期(5営業日)/日計り(1日)」の3パターンとする「一般信用売」サービス
(3)「日計り信用」において、通常では空売りできない銘柄について取引機会を提供する「HYPER空売り」 
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サービスの名称がややこしいので細かい説明までは書きませんが
ようは松井証券がやってた一日信用をそのままぱくってSBI証券もやるということです。
ここまでなんの躊躇いもなく他社のサービスを全力でパクるのも中々すごいおねΣ(゚д゚;)

ただ少し違う点もあり、松井はデイトレ限定の取引で持ち越すと強制ロスカットですが
SBI証券の場合は「短期信用」という新サービスが用意されていて
一日ではなく5営業以内に決済すればいいコースも選択できるようですにょ(σ´∀`)σ
詳細は書いてないけど決済日が「日計り」とか「短期(5営業日)」と明示されてるので
SBI証券の新サービスにも同じように強制ロスカットがあるということでそうΣ(・ω・ノ)ノ

どうして決済期限と強制ロスカットがあるのかというと株券調達リスクがあるからでしょ
株券の調達が難しく、かつ貸株料の高い銘柄を長期間にわたって新規売りされると
証券会社側は株券の手当てができなくなって最悪の場合は決済がデフォルトします((( ;゚д゚))
これをやると東証や金融庁が出てきて即処分されます
ちょっと前に調達できもしない株を頻繁に売りまくっていた香港の事業会社かなにかが
株券調達エラーをくり返して決済を頻繁にデフォルトさせて処分されてました
証券会社は取引所と投資家をつないで株券とお金の流通をさせてる仲介者なので
仲介者が株券デフォルトなんてやってたら信用も失うし処分もされて散々な目に会います。
(すし屋に高級魚を卸してる卸業者がマグロの調達に失敗したら信用失墜するのと同じ)
調達の難しいレア新興株を一般信用で空売りできない原因はこういうところにあります
その回避策として松井証券が考えたのがロスカットが強制される一日信用ってことです。

SBI証券はお客が多くて様々なレア新興株も調達できる見通しがたったということで
短期(5営業日)に限定した少し長めの空売りサービスに踏み切ったってことでそうφ(.. )
しかし、これはこれでそれなりのリスクが伴うはずなので、
一日限定の空売り「HYPER空売り」「短期信用(5営業日)」とでは
新規売りできる銘柄はそれぞれ異なるはずだおね
調達の難しい後者の方が(SBI証券にとって)よりリスクの高い取引なので
「HYPER空売り」では空売りできるけど「短期信用(5営業日)」では空売りできない
ってことがおそらくあるはず。


ss2286234570 at 00:49│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 シェア争い | ネット証券

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