yogurting ヨーグルティング

2014年10月25日

マネックスグループ(8698)、ついに赤字に転落

マネックスグループの2014年4〜9月期の連結業績(国際会計基準)は、最終損益が3億円前後の赤字になったもようだ。前年同期は67億円の黒字だった。個人投資家の株式売買が減少したことに加え、米国で外国為替証拠金(FX)取引を手掛けるグループ会社「IBFX」の一部事業を売却し、約15億円の損失を計上したとみられる。半期の最終赤字はリーマン・ショック直後の08年10月〜09年3月期以来、5年半ぶりになる。4〜9月期の国内株式市場で、個人の売買代金は前年同期に比べ35%減っており、マネックスも手数料収入や信用取引で得られる金利収入が落ち込んだようだ。
マネックスは11年に現地の証券会社を買収して米国に進出した。米国事業はこれまで四半期ベースでも最終黒字を達成していない。今回の事業売却によって米国事業の利益が年間3億円程度、改善すると見込んでいる。今後も人件費など収益の重荷となっている固定費の削減を進める方針だ。
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SBI証券 第2四半期の業績(平成26年4月1日〜平成26年9月30日)
http://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/irpress/tanshin_141023.pdf
営業収益 350億5500万円(−7.4%)
営業利益 149億9000万円(−11.3%)
経常利益 150億3400万円(−10.9%)
最終利益   87億3700万円(−4.9%)

カブドットコム 第2四半期の業績(平成26年4月1日〜平成26年9月30日)
http://kabu.com/pdf/Gykpdf/accountingline/shihanki2014_09.pdf
営業収益 106億2200万円(−14.5%)
営業利益 42億0700万円(−33.0%)
経常利益 43億2700万円(−31.7%)
最終利益   32億4600万円(−9.6%)

GMOクリックホールディングス 
第2四半期の業績(平成26年4月1日〜平成26年9月30日)
http://www.gmo-click.com/media/2014/10/cd89b064dca12759183972fe89a14b93.pdf
営業収益 104億5000万円(−3.7%)
営業利益 26億7000万円(+  0.4%)
経常利益 26億7800万円(+  2.1%)
最終利益 18億3800万円(+  3.2%)


マネックスグループ 第2四半期の業績(平成26年4月1日〜平成26年9月30日)
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120141023063361.pdf
営業収益 228億0000万円(−21.9%)
営業利益     3億0000万円(−97.2%)
経常利益     3億0000万円(−97.2%)
最終損失     3億0000万円


昨年はアベノミクスのおかげで業績絶好調だったマネックスグループですが
政治の追い風がなくなるとあっさりと赤字に転落してしまったようです
とはいえ、赤字の要因は子会社(IBFX)の売却に伴う特別損失の発生みたいなので
(いわゆる会計上の赤字というやつなので)それほど心配すべきではありませんφ(.. )

個別で見ると国内のマネックス証券自体はしっかり利益を出してるようです。
ぱっと見たところ、営業利益ベースで4〜9月の半年間で33億円ほど稼いでますね
キャッシュが流出したという訳でもなさそうなので、深刻な赤字ではありません(`・ω・´)
しかし340億円もの高値でつかんだ米国事業の惨憺たる結果は深刻というべきでそ

過去を振り返ってみてもマネックスという会社は買収がすごく下手くそな会社だおね。
米トレードステーションを340億円で買収した時も
「規模は小さいけど開発力のある高収益のすばらしい会社だ」なんて散々煽っといて
蓋を開けたら赤字垂れ流しクソ会社ただの不良債券になっています。
買収当初は通期で10億円ほどの営業利益を期待できるなんて書いてたくせに
いまでは完全に黒歴史化していて決算の場でもあまり米国事業には触れたがりません
「米国事業の黒字化」という言葉もずっと先延ばしをくり返すだけ(゚д゚)、ペッ
数年以内にグループの売上高(営業収益)が1000億円だとかバカじゃないのかと
今度から決算の場で投資家に将来のことを語る際は
小保方さんのお面をかぶって説明することをおすすめしますにょ(σ´∀`)σ

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ただしぼくちんが一番深刻視してるのは目先の業績ではありません。
マネックスの未来を左右するのはツールだと睨んでいます

マネックスは複数のトレードツールを抱えてるのでその維持コストが莫大です
(開発元に高い改修費用や維持費用をずっと払い続けているから)
コストが高くて業績のよくないマネックスはツールのリストラを考えてるようです。
複数あるトレードツールの中から「マネックストレーダー」を終了させて、
「マーケットステーション」というツールへの一本化を計画してるようですにょ(σ´∀`)σ
もちろん経営的な判断からいえばコストダウンや維持コストの削減は正しいでそう。
しかし、古くからマネックスを使っていてマネックストレーダーに慣れ親しんでる
お客からすれば、改悪以外の何ものでもないし、縁義理のきっかけになりかねません

マーケットステーション」というツールはシンプレックスが開発したツールです。
ほぼ同じ機能の似たようなツールが松井証券、クリック証券、野村ジョイン等にもあるお。
逆にいえばマネックス以外にもどこにでもある一般的なツールってことだおね
しかしマネックスの古くからいるお客が一番慣れ親しんでるのは
シンプレのツールではなく
「マネックストレーダー」という日経QUICKが開発したツール。
この日経QUICKが開発したツールは最近あちこちでコストダウンの一環で削られてて
他のネット証券ではあまり見られなくなってきた特殊なタイプのトレードツールです

マネックスは手数料や金利が高いですが、このツールに慣れ親しんでる人たちは
他に選択肢がないという理由でずっとマネックスに居残り続けてきて良顧客です
今回マネックスはコストダウンのためにこの良顧客の追い出しを計ろうとしていますΣ(゚д゚;)
よそにいくらでもある一般的なツールであるマーケットステーション」を残して
よそではほとんど見かけなくなった「マネックストレーダー」を終了させてしまうと、
お客側から見れば「もはやマネックスに残ってるメリットがない」となるでそう(´;ω;`)

コストダウンという経営的な観点から考えると正しそうに思える判断でも
ゲーム理論的な観点からいえば非常に正しくない判断だとおもいますにょ(σ´∀`)σ
会社の判断としては正当化される判断でも、お客側からの観点から考えると
「マネックスを見捨ててお客が他社に流出する」ことを容認してしまうだけだからです
慣れ親しんでるツールがなくなって、どこにでもよくある一般的なツールしかなくなって
おまけに手数料と金利は他社の10倍高いなんていわれてしまったら
一体どこのバカがマネックスに居続けようという非合理的な判断をするんでそうか
みんな手数料の安いよその会社に引っ越そうと考えるだけなんじゃないでしょうか
この流れがもし本格化してしまうとマネックスの良顧客の流出が止まらなくなって
手数料をたくさん落としてくれるお客の顧客離れが加速する可能性があります
予見しうる可能性の中でおそらくそれが最も最悪の結果でそう(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

マネックスは会社の判断を正当化するためにお客側の判断を無視しちゃってんだおねΣ(゚д゚;)
経営側から見たら正しい合理的な判断も、反対側から見れば最悪の判断だってことです。

コストや時間短縮のためにメニュー表の廃止を目論んだマクドと同じタイプの失敗でそう
(コスト削減のためにやったことが顧客離れにしかならなかったという典型例だおね)
コストダウンってのはお客側から見えないところでこっそりやるべきであって、
お客の目の前でコストダウンを堂々とやっちゃうのはけっこうマズイとおもいます。
(コストダウンによってサービスが低下したとお客側にはっきりと認識されちゃうから)
吉野家だって収益改善のために肉の質を落として汁の質を落としたのが
1回目の倒産の原因だったってはっきり認めてますよねφ(.. )
なんでこんなアホなことやってんだろなって思いますね


「ナンバーワンになれないことはやらない」 マネックス松本氏が語った、成長し続ける経営力
松本:(笑)。年までにどうこうじゃないんですけど、自分が今考えているビジネスモデルとかビジネスの領域を考えると、今トップライン、営業収益が500億なんですけれども、1000億くらいまでは大体こういうことをやればいけるだろうと。しかもまあ、数年で。
マクロ関係も随分振らされてしまうのですが、数年という単位で、トップラインで1000億まではいけるだろうと思っています。税前のOPマージン(営業利益率)が今30%くらいなのですが、それも50%くらいまであげられるんじゃないかな、と思っています。
佐々木:今アメリカの事業も4半期ベースでいうと黒字?
松 本:EBITDAで黒字化して、今期中にEBITでも黒字化してくると思います。社員が3分の2から7割がアメリカなんですよ。で、アメリカの社員の半分 くらいがディベロッパー、開発者で。グループ全体のシステム開発を。日本にもたくさんいるのですが、主にアメリカを中心に開発をしています。


2011年07月26日
340億円で糞株つかんだマネックス

2011年04月23日
マネックスが米国ネット証券を完全買収へ
http://blog.livedoor.jp/ss2286234570/archives/2011-04-23.html
 


ss2286234570 at 06:41│Comments(4) ネット証券比較 | 海外進出

この記事へのコメント

1. Posted by wせdrtgyhj   2014年10月26日 09:40
結局、財務経理側からのコストダウンってダメだよね。
ってことだよね。
コストダウンをすると製品は劣化するし、従業員はやる気失うし、そうなると良い製品やサービスがうまれなくなって、企業自体のちからが落ちる。
本当に売れる製品を作ってりゃ、企業は安泰なんだから、せいぜい営業利益の改善率が数パーセントから数十パーセント程度のコストダウンなんかする必要ないわけで。
売上高が伸び悩んできた企業はコストダウンをやりがちなんだけど、(純利益を増やすためには、売上あげるか原価下げるかしかないので当たり前なんだけどさ)、ここで、安易に原価を下げよう!としちゃう社長は、経営センスとして並だと思ってます。もちろんそれが悪いわけではないけど、一流の経営者ってーのは、やはり売上を伸ばすことを目指してるよね。藤田田しかり、孫正義、井深大しかり。サラリーマン社長ほど、原価低減をやりたがる。彼らは組織のなかで出世してきたから、組織にある無駄なコストがしっかりわかってるし、コストダウンの方が楽だから、それで一時的に簡単に利益を押し上げられることを常識として知ってるから。でも、組織における「良い意味での」無駄っていう要素は、かなり大事なことは、創業者社長ほど、理解してない。そういうことなんだと思うね。単純に生産性を下げてしまっている無駄は悪だけど、たとえば、無駄話とか、そういう社員のコミュニケーションに影響を与えることや、製造業でいうところの製品が丈夫過ぎることや、サービス業でいうところの、サービスが充実され過ぎているみたいなオーバースペックを無駄としたら組織はちょっと厳しいかもね。従業員が仕事を楽しんでること。お客さんに笑顔があること。結局、これかなって。
2. Posted by ぺこぽん   2014年10月26日 11:19
村上尚己が逃げ出した。
ここんとこ重要かも。
3. Posted by それはそうで   2014年10月30日 05:35
アメリカ景気回復宣言

トレードステーションで噴くぞ
4. Posted by おにぎり   2014年11月03日 09:54
マネックスには頑張って欲しいけど、「使いにくい・見にくい」というのが正直な感想です。

トレードステーションは、
Internet Explorerだと動かないという、お粗末なシロモノです。

Chromeを立ち上げて、何度もクリックしないと画面が開かないし、10分くらい動かさないと固まる。

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