yogurting ヨーグルティング

2014年04月21日

東証の夜間取引、意見対立が激しく調整は難航のようす

東京株式市場の取引時間拡大に向けた議論で、これまで軸になっていた夜間取引導入と並ぶ有力案として、夕方取引導入が浮上してきた。取引時間が重なるアジアからの注文が期待できることに加え、夜間取引に比べ運用が容易だとして対面型証券会社の関心が高まっているためだ。ただ、両案には一長一短がある。関係者による研究会は今夏に報告書をまとめるが、東京証券取引所は難しい判断を迫られそうだ。
東証が夜間取引を軸に取引時間拡大を議論するために設置した研究会。2月に開かれた初会合で、委員を務める証券会社首脳が、こう意見を述べた。これを受け、3月に開かれた第2回会合で川村雄介座長(大和総研副理事長)が「次回以降、夕方の時間帯についても議論を行う」と説明。「夜間」と「夕方」の2案を柱に議論していく流れができた。
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対面証券が中心となって「夜間取引」にかなり強硬に反対をしているようですにょ(σ´∀`)σ
ここまで強く反対してるようじゃ、足並みを揃えて夜間取引に参加はまずなさそうだおね
議論がずっと対立してるので妥協案もちょっと難しそうなういんき。
結局はどこかで東証が主導的に自分の案を出して強硬に進めるしかなさそうですφ(.. )

1.夜間取引
ネット証券は運用コストが安いので取引時間がかなり延びても弊害が少ない。
一方、対面証券は大手だと何千人もの営業員を抱えているので人件費が高くつく。
夜間取引をやれば夜勤手当もついてさらにコストが跳ね上がる。
昼間の営業員とは別に人手を手当てせざるをえないので収益的なメリットは皆無。
また、(現在のところ)機関投資家もあまり参加には前向きでないのも難点。

2.夕方取引
ネット証券としては運用コストが安いので夕方取引のみやってもお客の利便性は低い。
できれば16:00〜24:00くらいまでの長時間の取引を希望。
一方、対面証券は15:00〜19:00くらいまでの夕方取引にはある程度の容認姿勢。
ただし、正式な取引所時間として夕方取引を行えば人手の薄い中小証券はデメリットが大。
また終値が「15:00」から正式に「17:30」などになるとシステム的な影響度も大きくなる。
特に投資信託を運用してる会社にとっては終値の算出変更は対応コストが高い。
機関投資家は夕方取引という単純な取引時間の延長なら難色は示してないようす。

両意見を並べてみるとこんなところでそか
参加者をより多く取り込んで確実性を優先するなら「夕方取引」しかなさそうだおね。
ま、夕方取引というよりも単純に取引時間を2〜3時間を延ばすという意味ですねφ(.. )
営業人員の少ない中小証券はデメリットを被りますが、その他はあまりデメリットがありません。
ネット証券も妥協案として飲むというくらいなら可能でそう
機関投資家もすんなり参加してくれそうなので流動性はそこそこ担保できます。

ネット証券だけが先行して夜間取引を強引に開始してしまうという案もあるでしょうけど
現実的には機関投資家が難色を示してるので失敗して廃止になってしまう可能性が高いです。
流動性がないのでスカスカの板が並んで材料の出た銘柄以外は値がつかなくなるでそう
それなら妥協ラインとして夕方取引に落ち着かせるってのもありかもしれないにょ(σ´∀`)σ


ss2286234570 at 01:48│Comments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 夜間取引 | ニュース

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この記事へのコメント

1. Posted by ぺこぽん   2014年04月22日 18:12
東証の社長の斉藤は野村證券OB。
野村證券が反対したら、我を通すことはない。

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